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釜石商工ホームイン

釜石勢 3回戦は明暗、夏の高校野球 岩手大会

 第97回全国高校野球選手権岩手大会第6日の15日は3回戦が行われ、釜石勢の2校は明暗を分けた。釜石商工は金ケ崎町の森山総合運動公園球場で福岡工と対戦。14―4(六回コールド)で圧勝し、2戦連続のコールド勝ちで4回戦に進んだ。一方、花巻市の花巻球場で久慈工と対戦した釜石は4―5と競り負け、昨夏に続き3回戦で涙をのんだ。ベスト16に駒を進めた釜石商工の4回戦は18日、花巻球場で一関工と対戦する。

 

釜石商工 2戦連続コールド勝ち 福岡工を圧倒

 

釜石商工ホームイン

二回2死から5番大丸広希が右翼へ2点本塁打を放ち、菅原昌也⑧に迎えられてホームイン。9─0とし、ほぼ勝負を決める

 

▽3回戦(森山球場)
福岡工
002020 4
18100 4x 14
釜石商工
(六回コールド)

 

(福)土屋―五日市
(釡)中村、菅原―菊池健
▽本塁打 大丸(釡)
▽三塁打 三浦2、菊池健(釡)
▽二塁打 小笠原、菅原(福)鈴木、川向、菅原(釡)

 

 釜石商工は福岡工の主戦に17安打を浴びせ大勝。2年前の夏以来のベスト8を目指す。
 初回、主将三浦潤太(3年)の右前適時打で先制。二回は打線がつながり、打者一巡の猛攻で圧倒。長短の連打にバントを絡めて6点を加えた後、2死から5番大丸広希(3年)の2点本塁打で9─0とし、ほぼ勝負を決めた。

 

 三回、五回と福岡工に2点ずつを返されたものの、六回は5長短打で4点を加えゲームセット。最後は1死満塁の場面で、菊池健太郎(2年)が〝サヨナラ打〟を中前に弾き返した。

 

 二回の攻撃は圧巻だった。先頭の大丸が左前打で口火を切り、2安打に2つのバントを絡め2点を追加。さらに4連打で4点を加えた後、大丸の豪快な一発が飛び出した。

 

 「ともかく、つなごうと打席に入った」と大丸。カウントを取りにきたインコース低めの直球を振り抜くと、打球はライナーで右翼スタンドへ。練習試合を含め高校通算5本目、公式戦では3本目の本塁打となった。

 

 初戦で本塁打を放った三浦主将は、この試合も2本の三塁打を含め3安打3打点の大活躍。しかし、派手なバッティングより、「守備からリズムをつくれた」と喜ぶ。初回の守りで、先頭打者を四球で出したあと、強烈な内野ゴロを二塁手の鈴木孝輔(2年)が好捕し併殺に。このファインプレーが釜石商工に流れを引き寄せた。五回の守りでは、4点目を奪われた後、なおも満塁のピンチをけん制死でしのぐ場面もあった。

 

 サヨナラ打を放った9番の菊池は、小学校(双葉)で捕手、中学(釜石)では三塁手、高校で捕手に戻った。「自分の役目は1番につなぐこと。バッティングで投手を助けたい」という気持ちが殊勲打となった。

 

2戦連続のコールド勝ちに沸く釜石商工の応援スタンド

2戦連続のコールド勝ちに沸く釜石商工の応援スタンド

 

 これで2試合連続のコールド勝ち。しかし久保田達也監督は「決めるところで決められないのがウチの弱さ。さらに勝ち上がるには修正が必要」と手を緩めない。「ともかく勝てたことが一番の収穫。また挑戦できることがありがたい。厳しい相手となる今後は、失点は覚悟。打ち勝たなくては」と次戦をにらむ。

 

釜石高校 久慈工に逆転負け 終盤の好機行かせず、無念

 

スタンドの応援団にあいさつする釜石高ナイン

接戦を落とした悔しさを胸に、試合終了後、スタンドの応援団にあいさつする釜石高ナイン

 

▽3回戦(花巻球場)
久慈工
000002300 5
002020000 4
釜 石
(久)中村彪―種綿
(釡)前川、佐々木瑞―西沢

 

▽三塁打 奥村(釡)
▽二塁打 西沢2(釡)

 

 釜石は五回まで4―0と優勢に試合を進めながら、先発投手のアクシデントもあり、その後5点を奪われ逆転負けを喫した。

 

 三回、1死二塁から2番奥村颯吾(2年)の右中間三塁打で先制。3番西沢和哉(3年)の右前打で2点目を挙げた。

 

 五回には1死満塁から5番佐々木紘也(3年)が中前に弾き返して3点目。なお満塁の場面で6番菊池勇貴(2年)の内野ゴロの間に佐々木瑞貴(3年)がホームを陥れ4点目を挙げた。

 

 しかし、六回から久慈工の反撃に遭い、2点を返される。七回には先発前川柊哉(3年)が右ひざ付近に打球を受けて負傷するアクシデントも重なった。1死二、三塁とされた後、初戦で完投勝利したエース佐々木瑞が継投したが勢いを止められず、4―5と逆転された。

 

 粘る釜石は八回に2死満塁、九回も1死二、三塁と久慈工に詰め寄ったが、併殺で万事休した。

 

 3安打1打点と活躍した捕手の西沢和哉主将は「もっと(投手の)良さを引き出したかった。後輩にはこの悔しさを晴らしてほしい」と無念をにじませた。

 

 佐々木偉彦監督は「決勝で最高のパフォーマンスを発揮できるよう、練習も試合と同じ集中力で取り組むよう指導してきた。まだ、徹底できる」と”次”を見据えた。

 

 野球部父母会は50人が応援。残念な結果に終わったものの、前川紀崇会長(46)は「元々粘り強いチーム。集中力が高まり、きょうも力を出し切った」と選手をたたえた。

 

 スタンドには野球部OBらも応援に駆け付けた。初戦に続き声をからした岩切大河さん(22)=仙台大4年=は「高校の体育教師になり、野球を指導したい。つい最近、母校で教育実習した。(勝利への)思い入れは強い」と後輩ナインの健闘を祈った。

 

 釜石市出身の柏舘信夫さん(86)は妻京子さん(81)と、2002年に花巻市に移り住んだ。バックネット裏の最前列に陣取り、胸には高校野球のシニアフリーパス。「花巻で戦う釜石の試合だけ見に来る。もう少し、釜石の子どもたちを見ていたい」と、3回戦も突破した釜石商工の快進撃に期待する。

 

(復興釜石新聞 2015年7月18日発行 第403号より)

 

復興釜石新聞

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問い合わせ:0193-55-4713 〒026-0044 岩手県釜石市住吉町3-3

強敵の宮古商に競り勝ち、喜びを爆発させる釜石ナイン

夏の高校野球岩手大会、釜石勢 初戦突破

 第97回全国高校野球選手権岩手大会第2日の11日は釜石勢の2校が2回戦から登場し、いずれも花巻市の花巻球場で初戦を突破した。釜石は、昨秋3位の宮古商と接戦を演じ、2―1で競り勝った。一方、伊保内と対戦した釜石商工は序盤から打線が爆発。五回、三浦潤太主将(3年)の3点本塁打で10―0とし、劇的なコールド勝ちを決めた。両校の3回戦はいずれも15日。釜石は花巻球場で久慈工と、釜石商工は金ケ崎町の森山総合公園球場で福岡工と対戦する。

 

釜石 宮古商に競り勝つ、主戦完投 春の悔しさ晴らす

 

強敵の宮古商に競り勝ち、喜びを爆発させる釜石ナイン

強敵の宮古商に競り勝ち、喜びを爆発させる釜石ナイン

 

▽2回戦(花巻球場)
宮古商
0000100001
00011000×2
釜 石

 

(宮)熊谷、森谷―柳沢
(釡)佐々木瑞―西沢
▽三塁打 佐々木瑞(釡)
▽二塁打 熊谷(宮)奥村、石崎(釡)

 

 釜石は昨年秋、県大会でベスト8まで進んだものの、今春は地区予選で敗退。その悔しさを強敵宮古商との初戦にぶつけた。

 

 四回、1死一塁から4番佐々木瑞貴(3年)の右中間三塁打で先制。同点とされた五回には、バント安打の岡道雄斗(2年)を犠打で進め、岩間大(2年)の中前打で勝ち越し。主戦の佐々木瑞は要所を締め、大振りが目立つ宮商打線を4安打1点に抑え、完投勝利で初戦突破を決めた。

 

 「競ったら、勝つ。その通りになった」。この4月に就任したばかりの佐々木偉彦監督(31)は、思い描いた通りの試合展開に満足顔。監督として夏の大会初勝利の喜びをかみしめた。

 

 佐々木監督は釜石高OBで、震災前の3年間は野球部の副部長としてチームを支えた。この春、母校に戻り理科の教壇に立つ。選手には常に「練習は試合だ」と言い続けてきた。どんな場面でも試合を想定し、集中力を途切れさせない。その意識が浸透し、接戦で生かされた。

 

 勝ち越しの殊勲打を放った岩間大は「接戦になっても負ける気がしなかった」。インコース低めのカーブを冷静に中前に運んだ。昨季の主将を務めた兄、岩間仁さんの「思い切っていけ」というアドバイスも背中を押した。

 

 先制点をもたらした佐々木瑞は直球に狙いを絞り、思い切り強振した。昨夏もマウンドを踏み、昨秋は県大会でベスト8まで勝ち進んだ。だが今春は県大会に進めず、「慢心があったかもしれない」と反省。気持ちを切り替え、二枚看板として切磋琢磨(せっさたくま)してきた前川柊哉(3年)と共にひたすら走り込み、足腰を鍛えた。

 

初戦突破に沸く釜石高応援スタンド

初戦突破に沸く釜石高応援スタンド

 

 初戦の投球内容は「80点ぐらい」と自己採点。得意のチェンジアップがいま一つ決まらなかったところに不満が残る。球数が増えた中盤には連打を浴び失点する場面もあったが、マスクをかぶった西沢和哉主将は「調子は悪くなかったし、いいピッチングをしてくれた。完投するスタミナもある。次の試合はもっとやってくれるはず」とエースの肩に期待する。

 

釜石商工 伊保内にコールド勝ち、三浦主将 攻守で盛り上げる

 

会心の勝利。応援スタンドに駆け寄る釜石商工ナイン

会心の勝利。応援スタンドに駆け寄る釜石商工ナイン

 

▽2回戦(花巻球場)
伊保内
00000 0
30403x 10
釜石商工
 (五回コールド)

 

(伊)目黒―古舘
(釡)中村、松下―菊池健
▽本塁打 三浦(釡)
▽三塁打 菅原(釡)

 

 釜石商工の猛打爆発。五回2死一、二塁から三浦潤太主将(3年)が右翼スタンドへ3点本塁打を放ち、あっけなく試合を決めた。「あわや場外」と思わせる、目の覚めるようなホームラン。三浦主将は「打って当たり前」とでも言うかのように、涼しい顔で “サヨナラ” のベースを駆け抜けた。

 

 内角高めの直球を思い切り振り抜いた。練習試合を含め高校通算22本目の本塁打。公式戦では3本目となる一発が初戦突破を決めた。遊撃手としても、難しい打球を難なく処理する華麗な守備を披露。「攻守でチームを盛り上げよう」と臨んだ言葉通りの活躍を見せた。

 

 2年前の夏に、奮起の原点がある。現在は大学で活躍する兄、三浦雄馬さんが立役者となってベスト8まで進んだ一関学院戦。遊ゴロをトンネルしたエラーが悔しい敗戦につながった。

 

 昨夏も初戦で先制2点本塁打を放ったものの、3回戦で敗退。「大振りが負けにつながった」と反省し、「チームのために」とコンパクトな打撃を心掛けてきた。「今日は、つなぐ意識で打席に入った」と力を込める。「下手くそだった」という守備も、「二遊間コンビでナンバーワン」を目指して磨きをかけた。

 

 三浦主将の攻守にわたる奮闘に引っ張られるように打線が爆発。初回に菅原昌也(3年)の2点右中間三塁打などで3点を先制。三回には敵失に四球などを絡め4点を追加した。投げては、中村竜斗(2年)、松下奏斗(3年)の継投で五回ながら完封した。

 

圧勝の初戦突破を喜ぶ釜石商工応援スタンド

圧勝の初戦突破を喜ぶ釜石商工応援スタンド

 

 しかし、この春から指揮を執る久保田達也監督(36)は「まだまだ、全然。意味のないバッティングが多かった」と、勝って兜(かぶと)の緒を締める。試合終了後、すぐに選手を集めてミーティング。「修正しなくてはだめ。大会に入ってからも成長を続けるぞ」と呼びかけた。「投手もバッターも、もっと成長する可能性がある」と手応えを感じているからだ。

 

 「目標は甲子園。優勝して釜石を元気にしたい」。三浦主将はきっぱりと、そう言い切る。久保田監督も「登る山は、はっきりしている。選手と一緒に頂点を目指したい」と思いを膨らませる。

 

(復興釜石新聞 2015年7月15日発行 第402号より)

復興釜石新聞

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ラグビーこども未来基金

釜石市ラグビーこども未来基金

釜石市ラグビーこども未来基金について

 

基金の使途

【開催前】ラグビーワールドカップ2019への活用
◆フィールド造成、スタジアム建設等の施設整備
◆開催に係る国内外へのPR ・周知活動
◆気運、おもてなしの醸成、ボランティア等要請

 

【開催後】ラグビーを活用したまちづくり
◆競技場施設の改修 ・維持管理
◆ラグビー関連事業、若年層の国際交流、人材育成
◆(仮称)鵜住居復興広場を活用した事業等

 

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釜石市ラグビーこども未来基金

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申し込み

「釜石市ラグビーこども未来基金」寄付金申込書を郵送、FAX、メール等でお送りください。
FAX:0193-22-3606 E-mail: rwc2019@city.kamaishi.iwate.jp

 

釜石市ラグビーこども未来基金 申込書

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「釜石市ラグビーこども未来基金」寄付金申込書

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「釜石市ラグビーこども未来基金」寄付金申込書

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受付方法

1. 口座振込 ※手数料はご負担ください。振込前に申込書をFAX送信してください。
 → FAX 0193-22-3606
2. 現金書留 ※郵送料はご負担ください。寄付金と申込書を同封してお送りください。
3. 現金持参 申込書と現金を持参の上、釜石市ラグビーワールドカップ推進室にお越しください。(第4庁舎3階)

 

受入口座

岩手銀行釜石支店 (普)2081809
釜石市会計管理者

 

受領書の送付

入金を確認後、「受領書」を郵送いたします。
現金書留、現金持参の場合も後日「受領書」を郵送いたします。
受領書は、確定申告で控除を受ける際に必要となりますので、大切に保管してください。
○税制度の優遇措置については こちら をご覧ください。

 

返礼品について

個人で3千円以上の寄付者に対し、釜石市内で製造・加工等される商品を返礼品として進呈します。
返礼品の送付まで1ヶ月くらいかかりますので、ご了承くださいますようお願いいたします。)
返礼品例(左から缶バッチ、チャーム(大)、チャーム(小)、コースター2枚セット)

 

特 典
○個人の先着2,000人(50,000円以上の寄付の方)については、スタジアム常設席の個席に銘板を設置します。
○企業・団体等については、芳名の銘板を競技場用地内に設置します。(団体500,000円以上 ・法人1,000,000円以上)

 

返礼品

 

この記事に関するお問い合わせ
釜石市 総務企画部 ラグビーワールドカップ推進室
〒026-8686 岩手県釜石市只越町3丁目9番13号
電話 0193-22-2111(内線 105) / FAX 0193-22-0922 / メールでの問い合わせ
元記事:
https://www.city.kamaishi.iwate.jp/hagukumu/rugby-no-machi/detail/1194691_3188.html
釜石市

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ラグビーW杯へ 釜石の思い胸に 高校日本代表候補生、プレーで元気を届けたい

ラグビー高校日本代表候補生
宝来館の女将岩崎昭子さんの体験談に耳を傾け、被災地の現状に理解を深めるラグビー高校日本代表候補生

 

 2019ラグビーワールドカップ(W杯)の開催地に決まった釜石市の力になろうと、ラグビー高校日本代表候補生45人が6月27日に訪れ、鵜住居町など被災地の現状に理解を深めた。あいにくの雨模様の中、W杯が行われるスタジアム建設予定地などを見学し、「必ず日本代表に」との思いを膨らませた。

 

 選手らは高校日本代表選考に向け、25日から28日まで北上市を拠点に合宿。この日は社会貢献活動として、釜石市箱崎地区で草刈りのボランティア活動をすることになっていた。

 

 しかし、激しい雨模様となったことから、予定を変更。スタジアム建設予定地に近い鵜住居町根浜の宝来館を訪れ、女将(おかみ)の岩崎昭子さんから震災体験や復興状況などについて話を聞いた。

 

 津波で九死に一生を得た岩崎さんは「いろいろな人の助けがあって今日を迎えている」と感謝。津波の模様などを映像で紹介し、「この地に住み、生き続けることが古里の復興につながる。世界で一番小さいラグビーW杯になるかもしれないが、世界一あったかい大会にしたい。みなさんの力を貸してほしい」と呼びかけた。

 

 市ラグビーワールドカップ推進室の増田久士室長補佐は「普通の人たちがラグビーで釜石に光をともそうとしている。そんな思いを忘れず、日本代表としてがんばってほしい」と激励した。

 

 奈良県・天理高3年の山川力優(りきゅう)さん=プロップ=は「必ず日本代表になり、プレーで被災地に元気を届けたい」と思いを新たに。京都府・京都成章高3年の本郷泰司さん=スタンドオフ=は「復興はまだまだと感じた。当たり前のことのようにラグビーができることが、どれだけ幸せなことか痛感もさせられた」と釜石の印象を話した。

 

 高校日本代表候補生が釜石を訪れるのは3年連続。野田武則市長は「ラグビーW杯開催地でスタジアムがまだないのは釜石だけ。みなさんの後押しが大きな力になる」と感謝した。

 

復興釜石新聞

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健康体操自主グループほっぷすてっぷの会

生涯現役!健康体操自主グループ「ほっぷすてっぷの会」

健康体操自主グループほっぷすてっぷの会

 

みなさん、こんにちわ!タウンレポーターを担当するサクビッシュです。私は、主に中高齢者の健康づくり教室や自主グループの活動を紹介していきます!

 

記念すべき第1回目に御紹介するのは、健康体操自主グループ「ほっぷすてっぷの会」。

 

毎週月、金曜日の午前中、保健センター9階のスペースを利用して活動中!会員数は なんと約40名!市内全域から参加してくれています。ちなみに最高齢者は、91歳!そして90歳、89歳と続きます。

 

いや~、みなさん元気元気!

 

サクビッシュが、このグループを担当するようになった約1年前は会員数が20名でした。その20名が、友達を誘ってきたり近所の方を誘ったり… あっという間に会員数が増えました!

 

もちろん運動も大事ですが、お友達に会いに来ることを目的としている方もいます。健康って体だけじゃなく、心も大事ですからね!

 

さてさて!写真は、筋力トレーニングをしているところです。高齢者の寝たきりになる原因の第2位は、転倒・骨折。絶対に寝たきりにならない為に、毎回頑張ってます!

 

ほっぷすてっぷの会では、参加者募集中です!一度参加してみては いかがでしょうか?

サクビッシュ

タウンレポーター サクビッシュ

所属:総合型地域スポーツクラブ 唐丹すぽこんクラブ / 資格:健康運動実践指導者 / 特技:高齢者の健康づくりのサポート

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