世界遺産登録3周年記念事業「橋野鉄鉱山って?!」

世界遺産登録3周年記念事業「橋野鉄鉱山って?!」

世界遺産登録3周年記念事業「橋野鉄鉱山って?!」

 

「明治日本の産業革命遺産」世界遺産登録3周年記念事業
特別企画展 橋野鉄鉱山って?!―登録関連資料・発掘資料展示会―

 

今年は、国内では19番目、県内では「平泉の文化遺産」に続いて2番目の世界遺産である橋野鉄鉱山を含む「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」が世界遺産に登録されて3年になります。

 

橋野鉄鉱山インフォメーションセンターでは、8月31日(金)まで世界遺産登録3周年を記念して、特別企画展を開催します。(入場無料)

 

展示内容

橋野鉄鉱山の世界遺産登録までの経緯や発掘調査資料などを展示します。

開催期間

8月8日(水)~31日(金)

場所

橋野鉄鉱山インフォメーションセンター 展示室(釜石市橋野町2-6)

開館時間

9時30分~16時30分

問い合わせ

釜石市世界遺産課 ☎ 0193-22-8846

この記事に関するお問い合わせ
釜石市 産業振興部 世界遺産課
〒026-8686 岩手県釜石市只越町3丁目9番13号
電話:0193-22-8846 / Fax 0193-22-2762 / メール
元記事:http://www.city.kamaishi.iwate.jp/tanoshimu/kanko/detail/1221043_2430.html
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高度な職人技で刃物研ぎの支援を行う堺市の味岡さん(中)と高校生(右後列)

包丁研ぎで被災地支援、堺工科高(大阪)定時制生徒〜今回は鵜住居で活動、職人技で刃を再生

 高度な職人技で刃物研ぎの支援を行う堺市の味岡さん(中)と高校生(右後列)

高度な職人技で刃物研ぎの支援を行う堺市の味岡さん(中)と高校生(右後列)

 

 東日本大震災被災地を持ち前の技術で支援する大阪府立堺工科高校(堺市)定時制の生徒らが25日、釜石市の鵜住居生活応援センターで「包丁の研ぎ直し」ボランティア活動に取り組んだ。周辺の住民が包丁や草刈り鎌など50丁を持ち込み、職人の技でよみがえった切れ味に感謝した。

 

 同校は地元で育まれたものづくりを学ぶ「堺学」を2005年から継続する。定時制の生徒が発案した支援のうち刃物は2012年から、生徒らも製作したステンレス包丁を宮城県名取市や釜石などの被災者に届け、昨年は東松島市や遠野市にも学校教材として贈った。

 

 今回のボランティア活動には、生徒2人と指導者ら9人が参加。このうち堺学で14年間、生徒らを教える味岡知行さん(74)は刃付け(研ぎ)の伝統工芸士で、堺市ものづくりマイスターの称号を持つ。若手の弟子4人を伴い、電動研磨機と共に車で参加。定時制は保田光徳進路指導部長(58)ら2人、総合学科3年の松下伊織君(17)と2年の竹内裕也君(19)が訪れた。16年に「アフターケア」の研ぎ直しで釜石市など6市を訪問しており、今回で2回目。

 

 愛用の刃物を持った住民が相次いで訪れ、予定外の鎌の研ぎも快く引き受けた。味岡さんらは回転研磨機を操ってさびを落とし、ぼろぼろになった刃も丁寧に再生させた。授業で特訓した生徒は砥石(といし)で仕上げ、親指の爪で切れ味を確認した。「ものづくりはハート。学校は人づくり」と語る味岡さんは、弟子や生徒の仕事ぶりを優しく見守った。

 

 去年も被災地を訪れた松下君は「空き地などの様子に、想像できない被害の大きさを実感した。少しでも力添えしたい。飲食店でアルバイトしており、家でも包丁を研ぐ。将来は料理を出す店を持ちたい」、竹内君は「溶接技術を生かし、車づくりにかかわりたい」と将来を見据える。

 

 近くの復興公営住宅で暮らす板澤龍太郎さん(73)は包丁2本を依頼。「きれいに輝きが戻った。料理もおいしくなるだろう。遠い所から来てくれてありがたい」と感謝した。

 

(復興釜石新聞 2018年7月28日発行 第710号より)

 

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雨を吹き飛ばす元気なダンスを見せた「いがったんたら」

夏祭り 釜石駅前に活気〜ラグビーW杯・三陸鉄道リアス線開通見据え、業者結束

雨を吹き飛ばす元気なダンスを見せた「いがったんたら」

雨を吹き飛ばす元気なダンスを見せた「いがったんたら」

 

 震災で被災したJR山田線の復旧と三陸鉄道への移管による三鉄全線開通、ラグビーワールドカップ(W杯)開催を来年に控え、釜石市鈴子町の釜石駅周辺事業者らが、駅前のにぎわい創出へ乗り出した。イベント会場として親しまれた駅前大型テント「シープラザ遊」が解体され、集客に危機感を覚える事業者らは7月28日、初の試みとなる「釜石駅前夏祭り」を開催。出店やステージイベントなど多彩な企画で、市内外の来訪客を迎えた。

 

 釜石駅前祭り実行委(宮川徹委員長=和の膳みや川)が主催。市内外の企業や団体、個人が多数協賛した。駅前広場、サン・フィッシュ釜石前に20業者がブースを連ね、飲食メニューや農水産物、自社商品などを販売。流しそうめん、餅つき、サクランボ種飛ばし選手権も行われた。同広場の特設ステージでは、釜石、大槌、盛岡からの出演者が各種ダンスや音楽ライブなどを繰り広げた。

 

 定内町の佐藤壯多君(小佐野小3年)は双子の孝多君(同)と初めて流しそうめんを体験し、「たくさん取れて楽しかった。お腹いっぱい」と満足げな表情。母幸子さん(46)は解体が進むシープラザ遊の姿に寂しさも感じながら、「テントのイベントにも足を運んでいたので(解体は)少し残念。こうして子どもたちが喜ぶ催しをやってもらえるのはうれしい。来年はW杯もある。これを機に釜石が発展してくれれば」と期待を込めた。

 

流れてくるそうめんを上手にキャッチ!夏休みの思い出に

流れてくるそうめんを上手にキャッチ!夏休みの思い出に

 

 夕方からはサン・フィッシュ2階のテラスに一夜限りのビアガーデンをオープン。朝から降り続いた雨も上がり、蒸し暑さが増す中、職場や友人のグループ、家族連れなどが続々と訪れ、酒や軽食で交流を深めた。連絡通路でつながれたシープラザ釜石も会場とし、バンド演奏、虎舞、吹奏楽、ベリーダンスなどのパフォーマンスで楽しいひとときを提供した。

 

 震災以降、釜石・大槌地区で復興支援のボランティア活動を続ける東京建設従業員組合の有志ら8人は、大槌で子どもたち対象の木工教室を開いた後、ビアガーデンに立ち寄った。木賀聖司執行委員長(60)は「大槌の人口流出が心配。若い世代が戻ってくれれば」と願い、震災から7年が経過した被災地に思いを寄せた。

 

 同祭りに合わせ、マイヤ釜石店、シープラザ釜石でも関連企画を実施。駅周辺の関係者一丸となって、地区の盛り上げへ新たな一歩を踏み出した。

 

 宮川徹委員長(46)は「駅前という立地は他にはない強み。民間の力を結集して、来てくれたお客さまをもてなすことができたら。今後も機会を捉え、さまざまな駅前祭りを開催していきたい」と継続へ意欲を見せた。

 

(復興釜石新聞 2018年8月1日発行 第711号より)

 

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イオンタウン釜石に隣接してオープンしたサンデー釜石港町店

イオンタウン釜石に隣接の相乗効果、沿岸広域から集客狙う〜サンデー釜石港町店オープン、サービス充実 利便性アップ

イオンタウン釜石に隣接してオープンしたサンデー釜石港町店

イオンタウン釜石に隣接してオープンしたサンデー釜石港町店

 

 東北地方でホームセンターを展開するサンデー(本社・青森県八戸市、川村暢朗社長)は26日、釜石市港町のイオンタウン釜石の専門店の一つとして隣接地に「サンデー釜石港町店」をオープンした。震災後の2014年に出店し業績も順調に推移するイオン釜石との相乗効果で、市内だけではなく沿岸広域からの集客を促すのが狙い。市内には上中島町にサンデー釜石店もあるが、品ぞろえやサービス提供でそれぞれ特色を出し合い、両立を図る。

 

 同社は今年4月、釜石市と災害時における支援協力協定を締結しており、市と連携し、地域インフラの役割を担う体制を整える。釜石港町店は同社の103店目で、県内26店目、本県沿岸部では6店目。売り場面積は5万6065平方メートルで、県内では盛岡市の前潟、本宮店に次いで3番目に大きな店舗となる。

 

記念のテープカットをするサンデーの川村社長(右)ら関係者

記念のテープカットをするサンデーの川村社長(右)ら関係者

 

 地域の要望を受け、犬や猫、熱帯魚などを扱うペットショップやカー用品専門店のほか、サイクル(自転車)や住宅のリフォームなども導入。本格的なフラワーショップや休憩コーナーも。商品の配達や取り付けは資格を持つ従業員が「SUN急(サンキュー)便」で対応する。営業時間は午前7時から午後9時まで。

 

 26日のオープン記念イベントでは、川村社長や野田武則市長らがテープカット。川村社長は「要望に応え、ペットショップにはシャワールームやホテルも用意した。住まいのリフォームやカー用品のコーナーではプロの従業員が対応する」などと同店のセールスポイントをアピールした上で、「節約で暮らしを豊かに。地域密着の店づくりを目指す」と宣言。

 

 野田市長は「イオンタウンを釜石に誘致する際、最初に相談に乗ってくれたのが川村社長だった」と裏話を紹介した上で、「サンデーの新たな出店で市民の買い物利便はさらに向上する」と期待を述べた。

 

お目当ての特売品を早速手にした買い物客ら

お目当ての特売品を早速手にした買い物客ら

 

 開店時間前には100人ほどの列ができた。1時間も前から一番乗りで並んだ平田(佐須)の漁業、前川原繁さん(74)は特売品の扇風機を手に「これまでは上中島町の店まで行っていた。佐須からはかなり近くなる」と大喜び。ペットショップを熱心にのぞく小川町の山崎政男さん(83)、久仁子さん(76)は「15年ほど飼い続けた犬が亡くなり、今は知人からプードルを借りている。こうしたペットショップは本当に便利」と歓迎した。

 

(復興釜石新聞 2018年7月28日発行 第710号より)

 

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広報かまいし2018年8月1日号(No.1693)

広報かまいし2018年8月1日号(No.1693)

広報かまいし2018年8月1日号(No.1693)

 

広報かまいし2018年8月1日号(No.1693)

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【表紙】 釜石納涼花火2018/市長のつぶやき
【P2~3】 戦没者追悼式/乳がん・子宮頸がん/児童扶養手当の現況届など
【P4~5】 鵜住居駅前公共施設の愛称決定/今月のインフォメーション
【P6~7】 今月のインフォメーション/釜石よいさ交通規制
【P8】 やっぺし!RWC2019TMミニ通信(8月19日の交通規制)

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