世界遺産 橋野鉄鉱山 登録1周年記念フォーラム

世界遺産 橋野鉄鉱山 登録1周年記念フォーラム

世界遺産 橋野鉄鉱山 登録1周年記念フォーラム

 

橋野鉄鉱山を構成資産のひとつとする「明治日本の産業革命遺産」の世界遺産登録一周年を記念してフォーラムを開催します。皆様のご参加をお待ちしております。

 

日時

平成28年7月16日(土) 13:00~16:00

 

基調講演
京都府立大学副学長 兼 和食文化研究センター所長 宗田好史 氏

 

パネルディスカッション
コーディネーター
内閣官房参与 加藤 康子 氏
パネリスト
大田市石見銀山課 課長 遠藤浩巳 氏
富岡市富岡製糸場戦略課 課長補佐 結城勝則 氏
萩市福栄文化遺産活用保存会 会長 小野興太郎 氏

会場

陸中海岸グランドホテル

申込について

入場無料、事前申し込み不要

 

この記事に関するお問い合わせ
釜石市 総務企画部 世界遺産室
〒026-0031 岩手県釜石市鈴子町15番2号
電話:0193-22-8846 / 0193-22-3633 / メール
元記事:https://www.city.kamaishi.iwate.jp/tanoshimu/spot/hashino_tekkouzan/detail/1202540_3028.html
釜石市

釜石市

釜石市公式サイトと連携し、縁とらんすがピックアップした記事を掲載しています。記事の内容に関するお問い合わせは、各記事の担当窓口までお問い合わせください。
チームスマイル・釜石PIT 健康体操教室

チームスマイル・釜石PIT 健康体操教室

第3回 チームスマイル・釜石PIT 健康体操教室

 

運動指導のプロフェッショナルと一緒に身体を動かしましょう。腰痛予防や肩こり解消体操など、毎月テーマをきめて開催しています。

 

開催日

2016年7月13日(水) 10時〜(開場 9:30)

会場

チームスマイル・釜石PIT
釜石市大町1-1-10 釜石情報交流センター内
※会場に駐車場はありません

概要

・対象 どなたでも参加できます
・人数 30人程度
・講師 健康運動実践指導者 佐久間定樹さん

主催

釜石まちづくり株式会社
問い合わせ 電話 0193-22-3607

 

●前回の様子

チームスマイル・釜石PIT 健康体操教室

6月のチームスマイル・釜石PIT「健康体操教室」を開催しました

先月に引き続き、6/15(水)に第3回の「健康体操教室」を開催しました!今回は特別企画として健康体操教室終了後に参加型民謡ショーも合わせて企画されました。
リンク


 

《今後の開催日について》
毎月第3水曜日(基本) 10〜11時
8月24日、9月21日、10月19日、11月16日、12月21日
[2017年]1月18日、2月15日、3月15日

 

フェリアス釜石

釜石まちづくり株式会社

釜石まちづくり株式会社(愛称 フェリアス釜石)による投稿記事です。

問い合わせ:0193-22-3607
〒026-0024 岩手県釜石市大町1-1-10 釜石情報交流センター内 公式サイト

「恋人の聖地」の銘板を掲げる野田市長、釜石応援ふるさと大使の藤原さん、石応禅寺の都築住職

釜石大観音「恋人の聖地」銘板授与〜若者集う魅力のスポットへ、運営の石応禅寺「にぎわい創出に一役」

「恋人の聖地」の銘板を掲げる野田市長、釜石応援ふるさと大使の藤原さん、石応禅寺の都築住職

「恋人の聖地」の銘板を掲げる野田市長、釜石応援ふるさと大使の藤原さん、石応禅寺の都築住職(左から)

 

 釜石市大平町の釜石大観音は、NPO法人地域活性化支援センター(静岡市)がプロポーズにふさわしいロマンチックな場所として認定する「恋人の聖地」に選ばれた。聖地の証しとなる銘板の授与式が6月29日、釜石市役所で行われ、野田武則市長から釜石大観音を運営する石応禅寺の都築利昭住職に手渡された。

 

 野田市長は「市内外の若者が集うようなロマンチックな場所として魅力を発信してほしい」と期待。都築住職は「選定いただいた縁を基に、若者の集いの場、縁を結ぶきっかけの場として地域のにぎわい創出の一役を担っていきたい」と話した。

 

 「恋人の聖地」は少子化対策と地域活性化を狙いに2006年から行われている。これまで全国137カ所、聖地に準じる「恋人の聖地サテライト」として91カ所が選定。県内では岩手町の石神の丘美術館、遠野市の宮守川橋梁(きょうりょう)・めがね橋、岩泉町の龍泉洞と初恋水(はっこいみず)・百恋水(ひゃっこいみず)の3カ所がこれまでに選ばれており、釜石大観音は4カ所目になる。

 

 今年3月にファッションデザイナーの桂由美さんらによる選定委員会を開き、4月に認定した。5月に東京都内で行われた銘板授与式に市の代表が出席。受け取っていたものを今回、釜石大観音側に渡した。銘板は当面、釜石大観音の1階ロビー付近に展示される予定だ。

 

 釜石大観音は平和と慈愛の象徴として、1970年に建立。魚を手にした高さ48.5メートルの観音像は胸元が展望台になっており、海を一望できる。観音像の足元には慈愛の「愛」の文字が刻まれた石板や、津波から船を守ったもやい綱のレプリカ「絆・伝説のロープ」もあり、記念撮影場所として人気。震災後の2012年には、被災したカップルら6組の市民結婚式場として利用された。多くの恋人や夫婦が訪れ、絆を確かめ合うスポットとして長く親しまれてきたことが認定につながった。

 

 この日は、釜石支援の有志団体を立ち上げて市民結婚式も手がけた、釜石応援ふるさと大使の藤原綾子さん(ユミカツラインターナショナルクリエイティブディビジョン・アクセサリーデザイナー)も同席した。銘板を設置するため、ハートをモチーフにしたモニュメントの製作を予定しており、デザイン案を提案。「古里のために必要なことはお手伝いしたい」と力を込めた。

 

 市と釜石大観音では今後、「恋人の聖地」ブランドによる情報発信や関連グッズの制作による観光地としての魅力向上、関係団体と連携したイベントの開催などの事業を展開し、若者の婚活支援、市内のにぎわい創出に取り組みたい考え。釜石大観音の照井良知総務部長は「愛とおもてなしにあふれるまちになるよう、釜石地域全体を盛り上げるきっかけにしたい」と話していた。

 

(復興釜石新聞 2016年7月2日発行 第500号より)

関連情報 by 縁とらんす
釜石大観音公式サイト
復興釜石新聞

復興釜石新聞(合同会社 釜石新聞社)

復興釜石新聞と連携し、各号紙面より数日の期間を設け記者のピックアップ記事を2〜3点掲載しています。

問い合わせ:0193-55-4713 〒026-0044 岩手県釜石市住吉町3-3

艦砲射撃を生き延びて

艦砲射撃を生き延びて 講演会参加者募集

昭和20年7月14日。釜石市は、1回目の艦砲射撃で被災しました。浜町で被災した講師が「その時」のことをお話しします。

 

釜石中学校の生徒と一緒に、郷土釜石の歴史を学び、語り継ぐことの大切さを感じましょう。

 

艦砲射撃を生き延びて

 

日時

平成28年7月14日(木) 午後1時30分~午後2時30分

場所

釜石中学校体育館

講師

一般社団法人 三陸アーカイブ減災センター
代表理事 岩切 潤氏

対象

市民の皆さま

定員

40名

申し込み・問い合わせ

7月12日(火)までに小佐野公民館にお申込みください。
電話 23-5037
 
○この事業は、釜石中学校とのコラボ事業です。

この記事に関するお問い合わせ
釜石市 市民生活部 地域づくり推進課 小佐野地区生活応援センター
〒026-0052 岩手県釜石市小佐野町3丁目4番25号
電話:0193-23-5544,0193-23-5037 / Fax:0193-23-1529 / メール
元記事:https://www.city.kamaishi.iwate.jp/kurasu/seikatsu_oen/kosano_center/detail/1202493_2309.html
釜石市

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改修された館内を見学する人たち

旧釜石鉱山事務所リニューアル、近代製鉄発祥の聖地「橋野」と併せ広く発信〜一般公開再開 7月中は無料

テープカットで旧釜石鉱山事務所のリニューアルオープンを祝う関係者

テープカットで旧釜石鉱山事務所のリニューアルオープンを祝う関係者

 

 東日本大震災の地震で建物の一部が壊れ、改修工事のため休館していた釜石市甲子町大橋の旧釜石鉱山事務所が6月30日、一般公開を再開した。耐震補強工事に合わせてレイアウトや展示内容を大幅に見直し、釜石の製鉄の歴史を物語る貴重な資料を公開。昨年、世界遺産に登録された橋野鉄鉱山と併せ、「鉄のまち釜石」を広く発信する。

 

 現地で行われた記念式典には、釜石鉱山株式会社の関係者や地元住民の代表など約60人が出席。野田武則市長は「大橋は橋野よりも先に洋式高炉が稼働した場所で、近代製鉄の聖地と言える。ここで血と汗を流した先人の労苦に思いをはせ、まだ眠っている宝を掘り起こし、国内外に発信していきたい」とあいさつした。

 

 同事務所は鉄筋コンクリート造り2階建てで、延べ床面積1408平方メートル。2008年まで釜石鉱山株式会社の総合事務所として使用されていたが、事務所移転に伴い市が建物の譲渡を受け、釜石鉱山に関する資料も寄託された。09年から一般開放していたが、震災で壁が崩れるなど一部が壊れ、約1億3900万円をかけて改修工事が進められた。13年には国の登録有形文化財(建造物)に指定されている。

 

改修された館内を見学する人たち

改修された館内を見学する人たち

 

 リニューアルオープンした同事務所は、1階にレトロな「昭和の事務所」を再現し、2階には鉱山で採掘に使った道具や採取された鉱物などを展示。ギャラリーでは同鉱山をモチーフにした絵画なども公開する。所蔵する約2800点の資料のうち710点を展示。新たに地図コーナーなども加えた。周辺には、さまざまな史跡や鉄鉱石の選鉱場跡などを散策する見学路も設けた。

 

 95年から99年まで釜石鉱山の社長を務め、同事務所の譲渡を発案した小野崎敏さん(82)=日鉄鉱業名誉顧問、東京都武蔵野市=は「建物を壊す話もあったが、釜石の宝をどうしても残したかった。震災で一部が壊れ心配したが、こういう形で再開され非常にうれしい」と感慨深げ。

 

建設当初のレトロな雰囲気が再現された「昭和の事務所」

建設当初のレトロな雰囲気が再現された「昭和の事務所」

 

 市内浜町から見学に訪れた金沢清美さん(50)は早速、事務所の椅子に腰かけ、「このレトロさがたまらない。周辺の環境もすばらしい。大勢の人に見てもらえるようPRしたい」と話した。

 

 開館は午前9時半から午後4時半まで。火、水曜日と12月9日から3月末までは休館とするが、10人以上の団体で申し込めば休館日の見学も受け入れる。入館料は大人300円、小中学生100円で、7月中は無料とする。

 

(復興釜石新聞 2016年7月2日発行 第500号より)

復興釜石新聞

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後半、45歳のロック伊藤剛臣がゴールに迫るがトライならず=26日、北上市総合運動公園

釜石SW、東芝に完敗 TLの壁なお厚く〜WTB小野 終盤に一矢 後半の反攻に光

後半、45歳のロック伊藤剛臣がゴールに迫るがトライならず

後半、45歳のロック伊藤剛臣がゴールに迫るがトライならず=26日、北上市総合運動公園

 

 釜石シーウェイブス(SW)RFCは26日、北上市総合運動公園で行われた第18回北上ラグビーフェスティバルで、昨季トップリーグ(TL)2位の東芝と対戦し、5-64(前半0-38)で大敗した。「今季こそ」と昇格を目指す釜石だが、TLチームのパワーとスピードに圧倒され、完敗に終わった。

 

 【釜石SW出場メンバー】①高橋拓也②中村彰③許雄④伊藤剛臣⑤北川勇次⑥ダラス・タタナ⑦木村優太⑧中野裕太⑨南篤志⑩ジェームス・カマナ⑪小野航大⑫マイケル・バートロケ⑬森山裕樹⑭関東申峻⑮沼田邦光▽交代松原裕司(中村)菅原貴広(北川)井上益基也(沼田)菅野朋幸(関東)佐々木裕次郎(森山)佐伯悠(木村)マヘ・トゥビ(高橋)畠山元気(許)

 

 釜石は序盤から東芝の展開ラグビーに翻弄(ほんろう)された。防御網を次々と破られ、なすすべなく10トライを献上。ようやく後半も半ば過ぎから立て直したが、WTB小野航大が終盤に1トライを返すにとどまった。

 

後半36分、WTB小野航大が左隅にトライ

後半36分、WTB小野航大が左隅にトライ

 

 「東芝は日本で1,2番のチーム。ディフェンス、コンタクトプレーでがんばろう、と送り出したが」と三浦健博ヘッドコーチ(HC)。タックルは基本通り低く、粘り強く当たりに行ったものの、スピードに乗ったランは止めきれず、次々と守備ラインを割られた。警戒していたオフロードパスにも対応できず、失点を重ねた。

 

 わずかながら光が見えたのは、後半も半ば過ぎからの反撃。SOをカマナから井上へとチェンジすると攻撃のリズムが格段にテンポアップ。速く細かくパスをつなぎ、相手にボールを渡さない。36分、ここまでほとんどボールに触ることができないでいた小野にパスがつながり、左隅にようやく一矢を報いた。

 

 「劣勢のスクラムも後半は修正できた」と三浦HCは数少ない収穫を挙げた。須田康夫主将に代わりゲームキャプテンを務めた小野は「後半はボールをキープできた。ブレークダウン(タックル後のボール争奪)では勝負にならなかったが、通用する面もあった」と前を向く。

 

 1週間後の7月2日には、盛岡市で行われる復興支援マッチで同じTLのトヨタと対戦する。

 

SH南、先発デビュー 慶大から新規加入

 

 慶応大から新規加入した南篤志(22)がSHで先発デビュー。防戦一方の中、あわやトライと思わせる巧みな突進も見せ、釜石ファンを喜ばせた。

 

 茨城県鹿島市出身で、清真学園高から慶大に進んだ。新日鉄住金本社での新入社員研修を経て今月からチームに合流したばかり。

 

巧みな突進を見せるSH南篤志

巧みな突進を見せるSH南篤志

 

 ストロングポイントは速い球さばき。昨季は関東大学ラグビー対抗戦グループ公式戦のほとんどに出場した。三浦HCは「今のところSHは彼に任せるしかない。きょうは慶応らしいクイックプレーも見せてくれた」と賢いゲームメークを期待する。

 

 昨年5月のIBC杯ラグビーで釜石SWと対戦し、声を掛けられたのが入団のきっかけ。「結果が残せるよう、持てる力を発揮したい」と意気込む。

 

(復興釜石新聞 2016年6月29日発行 第499号より)

 

復興釜石新聞

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大島高任の顔出し看板

「橋野」に大島高任の顔出し看板、インフォメーションセンターに設置〜世界遺産来場者増に期待

大島高任の顔出し看板

橋野インフォメーションセンターの玄関脇に設置された大島高任の顔出し看板

 

 昨年7月にユネスコ世界遺産に登録された釜石市橋野町青ノ木の橋野鉄鉱山インフォメーションセンターに27日、近代製鉄の父と言われる大島高任(1826-1901)の顔出し看板がお目見えした。「世界遺産を観光資源に」と期待する釜石観光物産協会(澤田政男会長)が1年がかりで計画を進め設置した。関係者は「来場者の増加につながれば」と期待を膨らませる。

 

 顔出し看板は観光地などで記念写真を撮るために設けられ、その土地にゆかりの人物などを表現する。橋野にお目見えした看板は縦横2メートルで、表裏はアルミ製。顔の部分をくりぬいた高任像のバックに橋野高炉跡を配したデザインで、市のシンボルキャラクターかまリンが「ようこそ、釜石へ」と来場者を歓迎する。

 

 釜石観光物産協会が昨年6月の総会で看板の設置を計画。本年度事業に製作費約15万円を計上し、世界遺産登録1周年に合わせて設置にこぎ着けた。看板の設置作業に立ち会った地元橋野町振興協議会の菊池成夫会長は「非常に良いアイデア。わざわざ橋野まで足を運んでくれた人の記念になる」と設置を歓迎。釜石観光物産協会所属のガイド、三浦勉さんは「もっと人を呼ぶためには大事なツール」と期待する。

 

 設置後初めて看板に顔をはめてみたのは、盛岡市から笛吹峠を経由し夫婦と友人の4人で訪れた佐藤一夫さん(66)。「(看板使用)第1号と聞いてびっくり。光栄です。これから市内に回り、鉄の歴史館も見学したい」と喜んでいた。

 

 橋野鉄鉱山を含む明治日本の産業革命遺産が世界遺産に登録されて間もなく1年。26日の日曜日には、本年度に入って2番目に多い357人が史跡に足を運んだ。このうちバスで訪れたのは6団体(7台)で187人に上る。

 

(復興釜石新聞 2016年6月29日発行 第499号より)

 

復興釜石新聞

復興釜石新聞(合同会社 釜石新聞社)

復興釜石新聞と連携し、各号紙面より数日の期間を設け記者のピックアップ記事を2〜3点掲載しています。

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第500号発行の復興釜石新聞へ、全国からのメッセージ

【復興釜石新聞 500号発行記念】第500号発行の復興釜石新聞へ、全国からのメッセージ

第500号発行の復興釜石新聞へ、全国からのメッセージ

 

2011年6月11日の創刊から5周年、2016年7月2日には第500号を発行する「復興釜石新聞」。この節目を記念して、かまいし情報ポータルサイト〜縁とらんすでは、復興釜石新聞へのメッセージをインターネットを通して広く募集しておりました。
復興釜石新聞500号発行記念企画〜「復興釜石新聞へメッセージを届けよう」 | 縁とらんす

 

ご応募頂いたメッセージは、復興釜石新聞 第500号表面の広告枠にて掲載させて頂きました。この度は、ご協力を頂きまして誠に有難うございました。

 
 


 

復興釜石新聞の役割の大きさ、時が経てば経つほどそれを感じます。日々の暮らし、変化、積み重なれば歴史となる…震災から様々な困難も乗り越えながら、ふるさと釜石の歴史を担い綴り届ける『復興釜石新聞500号』大きな拍手を届けたくメッセージをお送りします。

(東京都 がんばろう釜石!)

 


 

釜石のいいね!
たくさん 語り合おうっ!

(千葉県 磯崎)

 


 

いつもありがとうございます!これからも復興途上の釜石を見つめ続けていただき、釜石の皆さんや応援してくださる皆さんに釜石のことを届けていってください!

(釜石市 むらっきー)

 


 

地元メディアとして非常に頼もしい存在です。運営も大変かと思いますが、これからも釜石の”今”を伝えていって欲しいです。応援しています!

(釜石市 金野)

 


 

あの日から故郷である釜石のことをいつも想って生活しています。釜石新聞のおかげで釜石のことがよく分かり助かっています。これからもよろしくお願いします。

(東京都 浜っこ)

 


 

釜石新聞のおかげで震災後の多様なニュースや情報がスムーズに把握できました。5周年と500号の発行をお祝い致します。

(東京都 チップ)

 


 

記念すべき第500号の発行おめでとうございます。釜石の様々な情報が集約された釜石新聞は、もうかかすことができません。

(釜石市 ヒデキ)

 


 

記者さんが市内を駆け回っている姿をよく拝見しています。これからもこのまちのことをよろしくお願いします。

(釜石市 佐藤)

 


 

祝!500号!今は釜石を離れていますが、釜石の様々な情報を伝えてくれて感謝しています。

(宮城県 Yamazaki)

 


 

水曜日と土曜日がいつも楽しみです。

(釜石市 ささき)

 


 

子どもたちの明るく元気なニュースにいつも元気をもらっています。

(釜石市 shiho)

 


 

震災後に釜石に嫁いできましたが、釜石新聞のおかげでこの地域のことがよく分かります。いつもありがとう。

(釜石市 匿名)

 


 

釜石新聞、5周年おめでとうございます。震災直後のごたごたしている中でも、きちんと市内の出来事を伝えて、週二回の楽しみでありました。ここまでの刊行を続けることに努力しているスタッフの皆様に深く敬意を表します。これからも応援しています!

(釜石市 S.S)

 


 

釜石には最近行けておりませんが… 訪れた際は必ずまとめ読みしています。これまでご苦労も多々あったかと思いますが、まずは500号、おめでとうございます!

(兵庫県 遠藤)

 


 

500号おめでとうございます。これからも釜石を応援します。

(埼玉県 釜石大好き)

 


 

初めて復興釜石新聞を手にした時のことを今でも覚えています。「復興」という言葉が取れるその日まで、読者としてファンとして応援しております。500号おめでとうございます。

(愛知県 高橋)

 


 

祝・釜石新聞 これからも釜石のことを伝えてください!

(岩手県 鵜住居魂)

 

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【復興釜石新聞 500号発行記念インタビュー】釜石の日常と復興を伝えて5年〜これからも地域のつなぎ役として役立ちたい

縁とらんすからのお知らせ
復興釜石新聞では、釜石市内はもちろん市外県外からも、新聞の定期購読を受け付けています。配送や支払方法などご不明な点は、釜石新聞社までお気軽にお問い合わせください。
復興釜石新聞 定期購読、広告掲載のご案内 | 縁とらんす
合同会社 釜石新聞社
電話 0193-55-4713 / メール kamaishi-shinbun[at]kmail.plala.or.jp([at]→@に置換)

縁とらんす

かまいし情報ポータルサイト〜縁とらんす

縁とらんす編集部による記事です。

問い合わせ:0193-22-3607 〒026-0024 岩手県釜石市大町1-1-10 釜石情報交流センター内

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【復興釜石新聞 500号発行記念】釜石の日常と復興を伝えて5年〜これからも地域のつなぎ役として役立ちたい

復興釜石新聞 500号発行記念インタビュー

 

2011年6月11日の創刊から5周年、2016年7月2日には第500号を発行する「復興釜石新聞」。この節目を記念して、かまいし情報ポータルサイト〜縁とらんすでは、釜石新聞社 川向編集長にインタビューを行い、復興釜石新聞のこれまでとこれからについてお話しを伺いました。

 

インタビュアー:平松 伸一郎(釜石スイミンシャ事務所)

 

震災直後の情報不足の中、市の要請で市民待望の創刊

 

——『復興 釜石新聞』(以下、釜石新聞)は、震災からちょうど3カ月後の2011年6月11日、まだまだ混乱が続く中での創刊から5年が経ち、7月2日には第500号が発行されます。この一つの大きな区切りを迎えていかがですか。

 

 創刊5年、あるいは通算500号という区切りを迎えること自体、知りませんでした。他紙の記者さんに言われて気づいたほどです。それだけ1号1号を出すのに精一杯でした。それはマンパワーも時間もお金もギリギリの状態で次号のことを考えるのが精一杯で、それを積み重ねてきたらあっという間に500号に達したということです。

 

——創刊までの経緯を伺いたいと思います。発災直後、われわれ市民は情報に飢えていました。

 

 あの頃は、市でも広報誌を出せない状態で、市から2週間に1回程度発行される「災害対策本部情報」が唯一の紙媒体による情報源でした。ラジオなどは情報をどんどん流せますが、情報を手元に残すことができません。特に行政からの情報は紙媒体で確認しないと被災者の方々も行動できない状況もあり、4月半ばに市から協力要請がありました。そして6月に新聞の形態を採って創刊したというわけです。そのとき野田武則市長は「行政情報もイベントなどのお知らせも、新聞のような日常の記事の中にあると読まれる」とおっしゃいました。実際にやってみると市長の慧眼でした。特に無料で全戸配布だった頃は、お知らせ記事で紹介したイベントにたくさんの人が来ている光景を見ると、実際に『釜石新聞』が読まれているのを実感したものです。この春も、ある文化サークルを紹介したら、震災後は募集活動をしていなかったのだけど、記事になって5人が入会したそうです。それを聞いてびっくりしました。

 

——今やネット社会とはいえ、釜石の場合はまだまだ紙媒体への需要がありますよね。

 

 そうですね。2014年11月に有料化して以来、今もこうして続いていることの裏には、釜石の特殊な事情があると思います。一つめは、いわゆる高齢化が他市町村より進んでいるわけですから、「情報は紙で確認したい」というニーズが根強かったこと。二つめは、三陸沿岸の地理的に隔絶された社会であることから、地域紙文化が育っていたこと。隣の大船渡市には『東海新報』さんという地域紙がありますが、震災前の釜石にも『岩手東海新聞』という地域紙があり、半世紀近く読まれてきたという歴史的習慣がありました。地域紙では、ある程度エリアを限定することが重要です。今回われわれは、大槌は含めず釜石だけを対象エリアとしてくくりましたが、平地続きの盛岡などではどこでくくったらよいか分からないわけです。

 

 ちなみに、有料化する際のいちばんの判断基準になったのが、お金を払ってどれだけの人が読んでくれるかということでした。購読数が3,000部では有料化は無理でした。月極900円で4,000部を超えればいけるかなと読んでいましたが、5,000部を超えたので有料化に踏み切ったのです。これは大きな決断でした。もちろん講読料だけでは継続できませんので、あとは広告主さまのおかげです。

 

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地域紙にしかできない紙面づくり。10年後、20年後に、さらなる価値が生まれる

 

——紙面づくりのコンセプト(基本となる考え方)のようなものはあったのですか。

 

 週2回の発行ですから、3日間の日々の出来事や情報をコンパクトにまとめ、そこに行政の情報をプラスして紙面を構成すること。実際のところは、それしか出来ないのが現状でもあります。深く掘り下げた記事を書くには、人も時間も必要です。コンセプトというより、実態に合わせた結果です。

 

——しかしながら、それこそ市民が求めているものではないでしょうか。

 

 確かに、うちに求められているのは、釜石という地域の日々の空気、あるいは日々の動きを、日記を読むように知りたいということではないかと感じています。例えば、あるテーマに対して論陣を張るような難しいことを書いても、これだけの部数は出ないだろうし、読まれないでしょう。

 

——そうは言いながらも、週2回の発行は実際には大変だと思いますが、どのような体制で臨んでいるのですか。

 

 週2回の発行を続けるのは、それは大変です。現在の社員数は10名。仕事内容は、記事制作、パソコンを使っての紙面制作、校正、さらに経理もあります。そして一部地域の配達、集金もやらねばならず、一人二役、三役をこなしながら何とか成り立っているわけです。

 

 取材体制は、創刊時には未経験者だった者を含む記者が4名。もちろん私も記事を書きますが、レイアウト(割り付け)も担当しています。分担すればいいじゃないと言われますが、私が頭に入れて管理しないと間に合わないんですよ。それで、このあいだの釜石高校の甲子園取材のときは大変でした。レイアウトなどもネットを活用すればできるのでしょうが、編集部でないとできない作業があるので、他紙の記者さんに笑われながら釜石と甲子園を3回往復しました。

 

 新聞と名付けた以上は、紙面にはスポーツあり文化あり、ある特定のテーマに限らず、いろいろな分野の記事を入れなければなりません。やはり地元の子供たちの活躍を伝えるこういう記事があるから『釜石新聞』は読まれているんですよ。

 

——中総体など学校関連のスポーツ記事はとても読まれると聞きます。スポーツに限らず、自分の知っている人が載っている、顔の見える記事が求められているのでしょうか。

 

 そうした記事の役割は大きいです。また、それこそ地域紙じゃないとできないことですよね。学校の読書感想文コンクールなどの受賞生徒の名前を見る楽しみもあると思います。さっき日記のつもりでやっていると言ったのは、こういう小さな情報はうちの新聞がなかったら絶対に残らないからです。われわれが現場に行って、取材して、写真を撮ってくるから新聞記事というかたちとして残るし、地域紙でなければ、ここまで細かく紹介されることはないわけです。そこでお役に立っているという実感はあります。

 

 逆に言えば、今は日々の事象だけど、10年、20年が経って『釜石新聞』の価値が出てくるものだと思います。

 

——まさに、10年後、20年後に自分の日記を読み返すように、釜石の日記を読み返すわけですね

 

 時が経って読み返す価値はありますよね。この新聞からいろいろなことが広がる可能性はあります。今は分析できていないけど、その人なりの時代の捉え方がありますので、過去の記事を見て、そこから何かを読み解くきっかけにはなりますよね。

 

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地道な新聞づくりを通して、釜石の復興の後押しになればうれしい

 

——この5年間は、現場取材を含めた新聞制作を通じて、まさに釜石の復興の様子を見つめてきたわけですが、いわゆる「復興」に対してはどのように感じていますか。

 

 こうした「復興」に関する質問をよくされるのですが、正直に言えば、過去を振り返る余裕もないし、先を見通す余裕もない状況なので、お答えできせん。それでいいのかと自問自答もしますが、前述のとおり、とにかく次号を出すことで常に頭がいっぱいなのです。「印象に残っている記事や取材は何か」とも聞かれますが、それもないです。もちろん、ラグビーワールドカップ2019の開催地決定や橋野鉄鉱山の世界遺産登録、釜石高校の甲子園出場などは大きな出来事でしたが、既に過去の1号の記事の一つです。

 

 ただ、釜石は、他の地域に比べて相対的に復興が進んでいると言われていますが、『釜石新聞』がその雰囲気づくりの一助になっているのではないかとは思います。この新聞がなかったら、市民のみなさんが釜石の復興の度合や現状を今ほどに感じることはできないのではないでしょうか。確かにわれわれは深い掘り下げはできないけれど、日々の空気を伝えることはできます。その空気を感じることで、被災者だけでなく、被災者以外の日常の生活を感じながら、復興の状況を地域全体で共有できるのは大きいのではないでしょうか。復興のために頑張っている方がたくさんいらっしゃいますが、その活動をコンパクトにまとめてお知らせするのがうちの役割です。みなさんの実際の活動とそれを伝える『釜石新聞』の存在が相まって、釜石が比較的に復興が進んでいると言われる理由の一つになっているのではないかとも思います。

 

——『釜石新聞』のこれからについてはいかがですか。

 

これも、1号1号を地道に重ねていくしかない。それだけです。1年後に釜石がどうなっているか考える余力もないので、これまでやってきたことをコツコツと、地域の動きをコンパクトにまとめて共有する。それが結果的に釜石の復興の後押し、雰囲気づくりに役立てばうれしいです。また、県外を含む市外にも約150部が購読されており、釜石に思いを寄せる他地域の人と釜石とをつなぐ役割もあると思います。さらに、釜石市内には一般紙が届かない地域があるのですが、そうした地域にも無料時代は全戸配布し、約80部の購読数がある今では発行日には届くよう郵送で購読者に送っています。要するに、われわれ『釜石新聞』がなすべきことは、“つなぐ”ということ。国からの補助金で新聞制作を3年間やらせていただいたことに対して、われわれは地域のために応えないといけないという思いがあるのです。

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広報かまいし2016年7月1日号(No.1643)

広報かまいし2016年7月1日号(No.1643)

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広報かまいし2016年7月1日号(No.1643)

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【目次】
表紙:橋野鉄鉱山 世界遺産登録1周年 記念フォーラム開催・記念特別企画、夏休み特別企画
P02:津波避難訓練
P03:人材育成道場「第4期未来創造塾」塾生を募集します、個人番号(マイナンバー)カード休日交付・平日の受付時間延長を行います、福祉タクシー助成券対象事業者追加のお知らせ
P04:健康診査を受けましょう
P05:釜石市産直スタンプラリー、釜石鉱山坑道見学会参加者募集、第28回釜石よいさ参加団体募集
P06:今月のインフォメーション、おもいをつむぐはなみずき
P08:ダン・カーター チャリティ フォー オール 釜石鵜住居復興スタジアム(仮称)建設現場見学タウンミーティング、釜石地区被災者相談支援センターをご利用ください、市長のつぶや記

この記事に関するお問い合わせ
釜石市 総務企画部 広聴広報課 広報係
〒026-8686 岩手県釜石市只越町3丁目9番13号
電話:0193-22-2111 / 0193-22-2686 / メール
元記事:https://www.city.kamaishi.iwate.jp/shisei_joho/koho/backnumber/detail/1202403_2596.html
釜石市

釜石市

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平成28年度 釜石鉱山坑道見学会

平成28年度 釜石鉱山坑道見学会を開催します

トロッコに乗って釜石鉱山の坑道を見学したり、旧釜石鉱山事務所の展示室や鉄に関する史跡の見学会を開催します。釜石の鉄の歴史に触れてみませんか?

 

平成28年度 釜石鉱山坑道見学会

 

開催日

第1回 7月25日(月)
第2回 7月27日(水)
第3回 8月2日(火)
第4回 8月6日(土)
第5回 8月8日(月)
※釜石市公式サイトでは、各回の申し込み状況を確認できます。
https://www.city.kamaishi.iwate.jp/tanoshimu/bunka/detail/1193895_2462.html

開催時間

・開催時間:12:30~15:10
・受付時間・場所:大橋地区さわやかトイレ駐車場 12:30まで
 
タイムスケジュール
12:30 さわやかトイレに集合・受付
12:45~ マイクロバスで坑道前へ移動
13:00~ 坑道見学
15:00~ マイクロバスでさわやかトイレへ移動
15:10 解散

対象

小学生以上 ※小学生は保護者同伴で参加ください。

参加料

大学生以上・社会人 1,000円
高校生以下 無料

定員

各回26名
※応募多数の場合、先着順とします。
※参加の可否については、決定後に通知します。

お申し込み方法

①参加を希望する日(第2希望まで)
②参加者全員の氏名(ふりがな)、年齢、住所、電話番号、職業
を記載して、市役所商工労政課までつのいずれかによりお申し込みください。
・はがき……〒026-8686 釜石市只越町3-9-13
・FAX……0193-22-2762
・メール……fujimaru8232★city.kamaishi.iwate.jp(★を@に変えてお送りください。)

お申し込み期限

7月15日(金)必着

この記事に関するお問い合わせ
釜石市 産業振興部 商工労政課 工業振興係
〒026-8686 岩手県釜石市只越町3丁目9番13号
電話:0193-22-2111(321・322) / 0193-22-2762 / メール
元記事:https://www.city.kamaishi.iwate.jp/tanoshimu/bunka/detail/1193895_2462.html
釜石市

釜石市

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県から届いた花苗を運び入れるスタッフら

国体歓迎 花苗届く、1万株 26日から植栽

県から届いた花苗を運び入れるスタッフら

県から届いた花苗を運び入れるスタッフら

 

 希望郷いわて国体で釜石市を訪れる人たちを花で歓迎する市実行委の「花いっぱい運動」が始まるのを前に、23日、県から配布される花苗5040株が管理場所となる甲子町の創作農家こすもす(藤井了代表)に届いた。実行委は他に、同町のミッキーファーム(柏木幹彦代表)に花苗約5千株の栽培を委託しており、合わせて約1万株を用意。26日から、運動に協力する町内会や学校などで花植え作業が始まる。

 

 県から届いた苗は、県内の農業高校や花き施設などで種から育てられたもので、サルビア、ベゴニア、マリーゴールド各1680株。こすもす公園内でトラックから降ろす作業が行われ、公園スタッフと市国体推進課職員9人が手渡しで、花のケースを管理スペースに運び入れた。

 

 藤井代表は「花で彩られたきれいなまちを見れば、来る人も気持ちがいいだろうし、花に心のある市民なんだなと思ってもらえるのでは」と運動に共感。市民が植えるまでの間、シカ対策もしながら管理に努める。

 

 同運動は、全国から訪れる選手や役員、一般観戦者を美しい花で迎えようという”おもてなし”の一環。市民がプランターに花を植えて育て、大会前から大会期間中にかけて、競技会場や国道沿いなどに配置する。プランターには、市民が応援や歓迎のメッセージを書いたシールが貼られる。

 

 花苗は協力団体の作業日に合わせて、こすもすとミッキーファームから輸送業者によって順次、配送される。花植え作業は7月中旬までに完了し、花を植えた後は、9月上旬に予定するプランター設置まで各学校や施設、家庭で水やりなどの管理を行う。

 

 市国体推進課の坂本琢磨係長は「市民が直接手をかけることで、一人一人の思いも届けることができる。夏を越す(管理の)手間もかけるが、大事に育てていただき、おもてなしの気持ちを表してほしい」と国体成功への協力を願った。

 

(復興釜石新聞 2016年6月25日発行 第498号より)

 

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復興釜石新聞(合同会社 釜石新聞社)

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