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広報かまいし2019年6月15日号(No.1714)

広報かまいし2019年6月15日号(No.1714)

広報かまいし2019年6月15日号(No.1714)

 

広報かまいし2019年6月15日号(No.1714)

広報かまいし2019年6月15日号(No.1714)

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【表紙】ラグビー界のレジェンドが釜石に!
【P2〜3】6月は「いわて男女共同参画推進月間」です
【P4〜5】防災行政無線について/プレミアム付商品券事業実施/後期高齢者医療保険料/放送大学入学生募集
【P6〜7】ジャパンラグビートップリーグカップ2019開催/日本代表対フィジー代表戦での来場方法/やっぺし!ラグビーワルドカップ推進本部通信
【P8〜11】市民のひろば/まちのお知らせ
【P12〜13】5月のまちの話題
【P14〜15】保健案内板
【P16〜19】復興情報/道路開通/入居者募集/鉄の歴史館夏季特別企画展
【P20】東日本大震災 復旧・復興支援活動フォーラムの開催/前期地域会議の開催

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釜石シーウェイブスRFC選手紹介2019 第2弾『田嶋 グン選手』

釜石シーウェイブスRFC選手紹介2019 第2弾『田嶋 グン選手』

釜石シーウェイブスRFC選手紹介2019 第2弾『田嶋 グン選手』

田嶋 グン(たじま ぐん)選手(所属先:日本製鐵(株)釜石製鐵所 社員)プロフィール
2018年加入/1999.8.19生(19歳)/178㎝/101㎏/青森県七戸町出身/三本木農業高校卒
 
●ラグビーを始めたきっかけ:格闘技系のスポーツをしたかったから。
●ポジションの遍歴:No8、PR
●ニックネーム:グン
●趣味:食べること
●好きな食べ物:そば、うどん
●釜石のオススメ:海
●出身地のオススメ:自然が近いところ
●試合前のルーティン:なし
●ストロングポイント:ボールキャリー
●サポーター、ファンへメッセージ:いつも応援ありがとうございます。これからも成長し続けたいと思いますので、応援よろしくお願いします

 

インタビュー:2019年5月11日(釜石シーウェイブスクラブハウス)
企画・編集:釜石まちづくり株式会社
取材・文:市川香織(釜石まちづくり株式会社)
写真:西条佳泰(Grafica/LiFESTYLE Lab.)

 

仕事をしながらラグビーが出来る環境が良いと思います

 

釜石シーウィブス 田嶋グン選手

 

ーーSWへ加入する事になった経緯を教えてください。

 

田嶋選手:

高校からラグビーを始めたんですけど、卒業後も続けたいと考えていました。そして、続けるなら、仕事をしながらラグビーが出来る環境が良いと考えていて、それが出来るチームがSWでした。
SWと繋がりのある高校のOBの方から桜庭さんに話して頂いて、入団する事になりました。

 

ーー昨シーズン加入、実際入ってどうでしたか?

 

田嶋選手:

良い先輩が多くて、最初から歓迎してくれて、いつも温かい目で見ていただいていました。なので、チームにも溶け込みやすかったですし、どんどんコミュニケーションを取って行くと更に良い人たちばかりだなぁって思いました。すごくラグビーがしやすい環境です。

 

ーー特に面倒を見てくれる先輩は?

 

田嶋選手:

大輝(伊藤選手)さんは、年が近いですし、ポジションも同じFW1列なので、チームでいる時は大輝さんと話をする機会が多いです。

 

釜石シーウィブス 田嶋グン選手

 

ーー先ほど、高校からラグビーを始めたというお話がありましたが、それまでは?

 

田嶋選手:

小学校4年生くらいから中3までサッカーをしていました。ポジションはディフェンスでした。
アンケートに“格闘技系のスポーツがやりたかった”と書いたんですが、サッカーよりももっと体がぶつかる、コンタクトのあるスポーツをやりたかったんです。入学した高校のラグビー部が強くて、見学にいったら楽しそうだったので入部しました。

 

ーー実際にやってみてどうでしたか?

 

田嶋選手:

身体が当たる強さとかがサッカーとは全然違ったので、さらに頑張ろうって思いました。
勇気というか、そういう気持ちも必要なので、そうした部分も成長出来るので良いと感じました。

 

チームでやりたい事が出来た時、そういう時が一番楽しいです

 

釜石シーウィブス 田嶋グン選手

(写真:釜石シーウェイブスRFC)

 

ーー昨シーズンを振り返って。まず、練習やトレーニングの面はどうですか?

 

田嶋選手:

高校の時から比べると強度が全然違うので、それに追いつくためにウェイトトレーニングをしたり、練習の内容をしっかりと頭に入れて、身体にもしっかり覚えさせて・・・。それが試合の時に活かされる大事なことになるから、これからもチャレンジしていきたいです。

 

ーー身体のサイズは大きくなりましたか?

 

田嶋選手:

サイズはあまり大きくなってはいないんですけど、筋力のデータを見ると数値は上がっているので、トレーニングの成果が出ているんだと思います。

 

ーー地道なトレーニングは得意な方ですか?

 

田嶋選手:

はい、ウェイトトレーニングとかをするのは好きです。

 

ーー田嶋選手は、ポジションは1番ですか?3番ですか?

 

田嶋選手:

両方です!

 

ーーそうなんですか!3番って、すごくハードなポジションですよね。

 

田嶋選手:

はい。でも、どっちが良いとかはないです。どっちでも良いですね。

 

釜石シーウィブス 田嶋グン選手

 

ーーラグビーをしていて、どういう瞬間が一番楽しいですか?

 

田嶋選手:

やっぱり、トライを取った時とか、チームでやりたい事が出来た時、プレーが成功した時ですね。
メンバーの協力があってこそのプレーなので、そういう時が一番楽しいです。

 

ーーそして、昨シーズンは、トップチャレンジリーグ入替戦(中部電力戦 2019年1月5日 鵜住居復興スタジアム)に73分から途中出場しましたね。どんな気持ちでしたか?

 

田嶋選手:

緊張していました。でも、そこまで準備をして臨んだので、自分の強みを出そうと思って出ました。
少しの時間だったんですけど、とてもいい経験になりました。

 

ーー私も会場にいたんですが、田嶋選手が出る時に応援席がとても盛り上がって、「グンちゃ~ん!がんばれー!」とたくさん声援が飛んでいました。聞こえていましたか?

 

田嶋選手:

あ、そうだったんですか・・・。チームへの声援は聞こえていたんですけど、自分に対しての声援は聞こえなかったです(照笑)。

 

釜石シーウィブス 田嶋グン選手

(写真:釜石シーウェイブスRFC)

 

ーーお仕事について。日本製鐵(株)釜石製鉄所に勤務。担当は?

 

田嶋選手:

線材工場で、『粗中間』という線材を作る途中の工程の部署にいます。線材が流れてくるすごく熱い所で、結構汚れる部署です。部材を運ぶ時とか力仕事もあります。
先輩たちが本当に優しく教えてくださるので、とても仕事がしやすいです。

 

ーー釜石で暮らしてみてどうですか?

 

田嶋選手:

入社してしばらくは別の場所で研修があって、その研修が終わった昨年の7月に釜石に来たので、もう少しで1年です。
出身地の七戸は内陸で海がないので、釜石に来て海が近いのが良いなぁって思って、海を眺めに行ったりもしています。
自分は、都会よりも、自然が近くて豊かな所が合っていると思うし、そういう場所が好きなので、釜石は暮らしやすいです。

 

“日の丸”を背負う責任と覚悟を持って挑む

 

釜石シーウィブス 田嶋グン選手

 

ーーそして、今年、U20日本代表(28名)に選出。4月下旬から5月上旬まで『オセアニアラグビーU20チャンピオンシップ』に遠征されていましたね。選出までの流れはどうなっているんでしょうか?(U20日本代表詳細はこちら→https://www.rugby-japan.jp/u20/

 

田嶋選手:

代表候補の合宿があるので、まずはそこに参加する事が必要です。なので、桜庭さんに「合宿に参加したい、チャレンジしてみたいです」と相談したところ、「じゃぁ頑張ってこい!」と合宿に参加させてもらいました。
そこから何回か合宿に呼ばれるようになって、先日U20代表の海外遠征メンバーに選出して頂きました。

 

ーー自分から立候補したんですね、素晴らしいですね!初めての日本代表で海外遠征はどうでしたか?

 

田嶋選手:

社会人になって、SW以外の所でラグビーをするという環境と、海外遠征試合も初めてだったので、すごく新鮮でした。
やっぱり“日の丸を背負う責任”があると思うので、しっかりと準備し、覚悟を持って挑むという心構えがありました。

 

釜石シーウィブス 田嶋グン選手

 

ーー高校日本代表候補にもなられていたので、知った顔も多かったですか?

 

田嶋選手:

そうですね。高3の時に代表候補に呼ばれていたので、その時に一緒だったメンバーも多かったです。
同世代のメンバーが今どういう感じなのか?とか、お互いにそういう部分も確認しあえる機会でもありました。

 

ーー今回の代表遠征で得た、収穫、課題、学んだ事は?

 

田嶋選手:

(ニュージランド、オーストラリア、フィジーとの対戦で) 身体の大きさだけではなくて、ラグビーのスキルで圧倒されたというのが一番感じた事です。
“そこをどう止めるか”という事が一番の課題で、これから身に付けていかなくてはならない、必要な部分だと思いました。

 

ーーやっぱり、他の3か国は強かったですか?

 

田嶋選手:

コンタクトの部分はそうでもなかったんですけど、スピードが違うなと思いましたし、個人個人のスキルレベルがやっぱり高いなと感じました。

 

ーー代表は短期間でチームの一体感を作らなければいけないと思うのですが、代表チームのチームビルドの取り組みの中で“これが重要”という事はありましたか?

 

田嶋選手:

食事などの普段の生活でのコミュニケーションからメンバー同士の仲を深めて行くとか、グラウンドの外の部分からチームビルドは始まっていて、そういう所から生まれた一体感が試合でも活きて来ると思うので、そこが重要だと思います。

 

ーー今後も代表にはチャレンジしていきますか?

 

田嶋選手:

はい。どんどんチャレンジしていきたいです。

 

セットプレーだけではなくフィールドプレーも強みに

 

釜石シーウィブス 田嶋グン選手

(写真:釜石シーウェイブスRFC)

 

ーー今シーズンここまでについて。

 

田嶋選手:

自分は代表の方に行っていたので、新しいメンバーになってからは全然一緒に練習出来ていないんですけど、これからコミュニケーションをどんどんとって、良いチームを作れるように、自分自身もチャレンジしながら練習に励んで行きたいです。

 

ーー間もなく始まる、ジャパンラグビートップリーグカップ2019:カップ戦について。

 

田嶋選手:

相手はすべて強いチームだと分かっているので、それにどうチャレンジしていけるのかが重要だと思いますし、必ず良い経験になると思いますので、そこから学んで成長して行きたいと思います。

 

ーー今シーズンの個人目標は?

 

田嶋選手:

やっぱりPRの仕事はセットプレーだと思うので、まずはそこを強化して行きたいです。そして、セットプレーだけではなくて、フィールドプレーも強みにして行きたいです。
 
試合に出してもらっているので、その為の準備をまずはしっかりしたいです。そして、良いゲーム運びをする為に自分が何をするべきなのかをちゃんと理解し、応援して下さる方たちへの感謝の気持ちを持ってプレーし、勝ちに貢献できるように得点を取って行きたいです。

 
 
 

最後に、現在発表されている春シーズンの試合日程は以下の通りです。

 

7月07日(日) 練習試合 調整中 対 岩手ブレイズラガー 釜石市球技場

 

また、ジャパンラグビートップリーグカップ2019は6月に開幕します。釜石SWの初戦のお相手は、トップリーグチームのキャノンイーグルス。6月23日(日)、いわぎんスタジアムで14時キックオフです!

 

第1節 6月23日(日) 14:00 対 キャノンイーグルス:いわぎんスタジアム
第2節 6月29日(土) 11:30 対 クボタスピアーズ:秩父宮ラグビー場
第3節 7月06日(土) 14:00 対 トヨタ自動車ヴェルブリッツ:釜石鵜住居復興スタジアム
第4節 7月13日(土) 16:30 対 三菱重工相模原ダイナボアーズ:秩父宮ラグビー場
第5節 7月20日(土) 18:30 対 コカ・コーラレッドスパークス:えがお健康スタジアム(熊本県)

 

最新情報、詳細は釜石シーウィブスの公式サイトでご確認ください。
http://www.kamaishi-seawaves.com/

復旧・復興の歩みパンフレット

復旧・復興の歩みパンフレット(平成31年4月版)

復旧・復興の歩みパンフレット

 

このパンフレットは、東日本大震災からの復興に向けての取り組みをまとめたものです。
ご覧頂きまして、釜石市の取り組みにご声援賜れば幸いに存じます。

 

復旧・復興の歩み(平成31年4月版)

復旧・復興の歩み(平成31年4月版)

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釜石シーウェイブスRFC選手紹介2019 第1弾『中野 裕太選手』

釜石シーウェイブスRFC選手紹介2019 第1弾『中野 裕太選手』

釜石シーウェイブスRFC選手紹介2019 第1弾『中野 裕太選手』

中野 裕太(なかの ゆうた)選手(所属先:日鉄テックスエンジ株式会社)プロフィール
2016年加入/1989.11.16生(29歳)/180㎝/100㎏/福岡県北九州市出身/早稲田大学卒
 
●ラグビーを始めたきっかけ:親のすすめ(8歳から) 
●ポジションの遍歴:CTB→No8、FL
●ニックネーム:キャノン
●趣味:車、おいしいおつまみ作り
●好きな食べ物:肉、魚
●釜石のオススメ:BBQ(がしやすい環境)
●出身地のオススメ:うどん等
●試合前のルーティン:前日の晩ご飯はパスタ
●ストロングポイント:アタック
●サポーター、ファンへメッセージ:いつもご声援ありがとうございます。皆様に喜んでもらえるよう、勝ちにこだわっていきます。これからもよろしくお願いします。

 

インタビュー:2019年5月11日(釜石シーウェイブスクラブハウス)
企画・編集:釜石まちづくり株式会社
取材・文:市川香織(釜石まちづくり株式会社)
写真:西条佳泰(Grafica/LiFESTYLE Lab.)

 

辛い状態の釜石を見ているという事が、今の自分にとっては良かったと思います。

 

釜石シーウェイブスRFC 中野裕太選手

 

ーー2016年に加入。SWとはどのようなご縁が繋がって?

 

中野選手:

昨年まで在籍していた松原(裕司)さんが、神戸製鋼でも先輩でお世話になっていたんですけど、僕が加入する1年前に松原さんがSWに入っていて、僕が神戸製鋼を終わるってなった時に、報告のため連絡をさせてもらったんです。その時に、「お前これからどうすんの?」っていう話になって、「今チームを探しているんですけど・・・」って答えたら、「桜庭さんに話してあげるよ」って言ってくれたのがきっかけでした。松原さんご自身は剛臣(伊藤)さんがいたからでしたし、そこから繋がってますね。

 

ーー神戸製鋼ラグビー部の皆さんにも、東日本大震災後はたくさん支援を頂きましたしね、やっぱりご縁がありますね。加入する前に釜石に来た事はありましたか?

 

中野選手:

僕が釜石に初めて来たのは、早稲田の4年生の時ですね。早稲田と明治とSWの三つ巴試合を北上でやったんですけど(2012年9月)、その前日に釜石に来て、確か新日鐵構内にあるグラウンドで練習しました。 
 
あと、バスで鵜住居地区などにも行きました。(被災地への支援活動も兼ねた遠征でした)
鵜住居は、まだ瓦礫が色々な場所に高く積み上げられている状態で、鵜住居小学校、東中学校もほぼまだ被災当時のままの姿で・・・。校舎の窓に車が突き刺さっていましたよね。釜石の街の中もまだ何も無かったですね。

 

ーーその当時、チームや釜石についてはどういう印象をお持ちでしたか?

 

中野選手:

来る前は、チームについては正直あんまり分かっていなくて。釜石については、やっぱり震災の映像をみるじゃないですか、東京にいて。その時に「すごい状況だな・・・」とは思っていたんですけど、こっちに来て実際に見ると、テレビの映像とは全然違って、ショッキングというか・・・本当に衝撃を受けました。その時には、まさか自分が釜石に来てラグビーをする事になるとは全然思っていなかったですけど。
 
だから何て言うんですか、辛い状態の釜石を見ているという事が、こういう言い方は変かもしれないですけど、今の自分に繋がったかなと思います。

 

釜石シーウェイブスRFC 中野裕太選手

 

ーーじゃぁ、その頃からみたら、2016年にいらした時には、だいぶ変わったなぁという感じでしたか?

 

中野選手:

そうですね、街の中もだいぶ明るくなって、建物も増えていましたし。
2012年の時は、サンルート釜石だけは営業していてそこに泊まったんですよ。夜、チームメイト達で「何処か行こう」って外に出たんですけど、向かいのローソンが開いているだけで、営業している店は無くて。
残っている建物も、1階部分は歪んでいたりグシャグシャな状態でしたし・・・。今はもうそういう建物は無くなりましたよね。

 

ーー実際に釜石に来て、「ラグビーのまち釜石」でラグビー選手として暮らしてみて、市民の皆さんから受ける印象とか、その部分についてはいかがですか?

 

中野選手:

市民の皆さんは、やっぱり多くの方々が釜石SWの事を知っていてくれますし、応援して頂いてすごく暖かくてありがたいですし、そこが釜石の良い所だと思います。
 
僕は昔の釜石の事を知らないですけど、おそらく新日鐵釜石ラグビー部V7時代の方が、今のSWよりチームを誇りに思ってくれていたんじゃないかなって、何となくですけどそう思っていて。だから、皆さんがまた誇りをもってくれるようなチームになれたら、もっといいんじゃないかなと思います。

 

お前がチームを引っ張って行かないと

 

釜石シーウェイブスRFC 中野裕太選手

 

ーーそして、今シーズン、小野選手と共同キャプテンに。経緯は?

 

中野選手:

チームが始動する前に、オファーというか、佐伯さんとスコッティ(ピアースヘッドコーチ)から「リーダーをやって欲しい」という話があって。最初は「いやー、それは・・・」って言ってたんですけど(笑)。

 

いろんな人と話をしたら、「いや、お前がチームを引っ張って行かないとダメだぞ!」って言われたんで、それだけ必要としてもらえるんだったらやってみようと思い、引き受けました。

 

ーー2人体制になったのは、FW(中野選手)とBK(小野選手)にそれぞれという意味合いですか?

 

中野選手:

それもあると思います。小野はポジション的に、試合中にFWに何かあった時にレフリーから遠いという事がありますし。実際、FWのメンバーの方が分かる部分もあるので。
 
あと、キャプテン1人というのはけっこう負担が大きい・・・という事もあると思います。去年も、だいぶ小野が大変だった部分もあったようなんで。まぁ、小野はそういう面を見せなかったですけど。

 

ーーまだ5月なんですが、ここまでご自分で“キャプテン業”についてはどうですか?

 

中野選手:

(笑) いや、まだ全然わかんないですけど(笑)。そうですね、ここまでは、個人的にはコーチ陣とのミーティングが増えたなぁくらいの感じですね。チームをどうして行くかとか、スケジュールとかですね。そこで話して決まった事を、僕らが皆に伝えて行く感じです。
 
あとは、別にキャプテンになったから何かを変えるつもりもないですし。今までの僕を見て、今回リーダーに選んで頂いたと思うので、特別変えるような事はなく、思った事は言うようにしているくらいですね。
 
ただ、キャプテンになったからには一つ変えないといけないなと思ったのは、チームでやろうとしている事を若手選手とかにしっかり浸透させないと、というのはあります。

 

ーー本当に若い選手が増えましたね。

 

中野選手:

そうですね。平均年齢が25歳くらいなんで。普通の社会人チームだったら有り得ない年齢層ですよね。
僕、今年で30歳なんですけど、上から数えた方が早いですからね。

 

ーーそういった部分も踏まえて、ここを変えて行きたい、こんなチームにして行きたいという所はありますか?

 

中野選手:

ラグビーもそうですし、ラグビー以外の所でもそうなんですけど、チームとしての一体感が薄いというか・・・。
 
神戸製鋼にいてすごく良かったと思う所が、現キャプテンのアンドリュー・エリス(SH、元ニュージランド代表)が神戸に来た時に、色々なカルチャーを持って来てくれたんですね。オールブラックスでW杯優勝も経験している選手なんですが、彼が持ち込んでくれたカルチャーによって、チームに一体感が生まれました。
 
だけど、うちのチームはそういう所がまだちょっと。チームが若いというのもあるんですけど、一体感がもう少し欲しいと思いますね。

 

釜石シーウェイブスRFC 中野裕太選手

 

ーーそのカルチャーというのは、例えばどういうものですか?

 

中野選手:

言葉でいうのは難しいんですけど・・・。例えば、この間チームでバーベキューをしたんですけど、“乾杯する時に全員揃っていない”とか、“人の話を聞けていない選手が多い”とか、あと“チームの決まり事を守り切れない”とか・・・。
グラウンドの上でも、「ラインは絶対に踏まないでまたぎましょう」とか、そういうのも守れない選手がいたりして・・・。
 
そういう所っていうのは、グラウンドの中もそうですけど、結局はグラウンドの外から来ている所が多いと思うんで、そこをしっかり言っていかないといけないと思いますね。

 

ーーそういう部分を守るというのは、お互いやチームに対してのリスペクトに繋がりますよね。

 

中野選手:

そうですね。お互いの事と、チームの為、そして勝つ為にどうしたら良いのか?という事を常に考えていたら、人に関心を持つとか、もっと当事者意識を持つと思うんです。それが全員にあれば、さっき言ったような事も自然に出来るようになり、そこから一体感が生まれていくと思います。
 
これだけ色々な環境に身を置いて、そして色々な経歴を持った選手が居るチームなので、普通のチームよりもそういう所を大事にしないといけないはずなんですよ。クラブハウスでしか顔を合わせない事も多いので、そういう意識が乏しいと絶対チームは良くならない。一つにならないですよね。それは、若い、ベテラン、選手、スタッフとか関係なく、チームの全員です。
 
よくラグビーで、「みんなで一緒の方向を見る」って言うじゃないですか、「ワンチームになっていきましょう」とか。でも、グラウンドの外から出来ていないと、グラウンドの上だけ都合良く出来るわけがないと思うので。
そういう所をちゃんとして行かないと、強くはならないと思います。

 
バーベキューの件については、その後のミーティングで皆には言ったんですけど、そういう所を全員が気が付いてくれれば良いかなと思うんです。そこを変えたいですね。

 

ーー他にはどんな事が?

 

中野選手:

それ以外では、もちろんグラウンド上でどう結果を出すかという部分に繋がって行く所で、シーズンに入って行きながら、徐々にコーチ陣と自分達の考えを融合させていく事ですね。
今はどんどん新しい事をやっているので、選手からも疑問の声が上がる事も多く、そこら辺は僕と小野で上手く両方のバランスを取りながらやっていければいいなと思います。

 

“釜石のカルチャー”を作って一体感のあるチームに

 

釜石シーウェイブスRFC 中野裕太選手

 

ーー今年のFWについて。先日のピアースHCのインタビューで、「ケガ人が多かった」というお話もお聞きしていたんですが・・・。

 

中野選手:

ケガ人が多いのは確かで、スクラムが組めなかった時期もありました。4/27の秋田の試合で初めて組んだ感じだったんですよね、実は。
だから秋田戦は不安も多かったんですけど、そのチームの状態で臨んだ試合にしては良い内容だったと思います。
あとは、これから試合を重ねて行く中で競争する為にも、今ケガをしているメンバーが復帰して皆で切磋琢磨出来たらいいと思います。

 

ーー今シーズンはラグビーW杯もあって、イレギュラーなシーズン。まずは、トップリーグ(TL)、トップチャレンジリーグ(TCL)入り乱れてのジャパンラグビートップリーグ2019(仮称):カップ戦が6月からスタート。楽しみな部分が多いのか・・・どうでしょう?

 

中野選手:

楽しみですね!やっぱり、僕はTLでやりたいと思っているんで、TLレベルの試合が多いというのは素直に楽しみです。
ラグビーW杯にしても、釜石でW杯があるなんて本当に一生に一度だと思うので、その時にここ釜石でプレー出来ているという事も合わせて、すごく楽しみが多いです!

 

ーーそして、そこを越えて、ようやくTCLリーグの公式戦です。

 

中野選手:

そこはやっぱり、一つ一つの試合でしっかり結果を出して行きたいですね。

 

ーー今シーズンの目標。どんな一年にしたいですか?

 

中野選手:

個人としては、しっかり試合に出続けて、良いパフォーマンスを続けること。それをしっかりやっていけばチームを引っ張れると思いますし、チームの目標達成にも繋がると思います。
 
チームとしては、まずどんな相手でもしっかりと自分達のプレーをして勝つ事。しっかり勝って良い成績を残し、次のシーズンに繋げて行きたいですし、さっき言った“カルチャー”の部分、“釜石のカルチャー”を大事に積み上げていきながら、一体感のあるチームを作って行きたいです。

 
 
 

最後に今現在、発表されている春シーズンの試合日程は以下の通りです。

 

6月8日(土) 北上招待 14:00 対 神戸製鋼コベルコスティーラーズ 北上総合運動公園
6月9日(日) 練習試合 調整中 対 香港ユニバーシティクラブ&北海道バーバリアンズ 釜石市球技場
7月7日(日) 練習試合 調整中 対 岩手ブレイズラガー 釜石市球技場

 

また、ジャパンラグビートップリーグカップ2019(仮称)は6月に開幕します。
 
第1節 6月23日(日) 14:00 対 キャノンイーグルス:いわぎんスタジアム
第2節 6月29日(土) 11:30 対 クボタスピアーズ:秩父宮ラグビー場
第3節 7月06日(土) 14:00 対 トヨタ自動車ヴェルブリッツ:釜石鵜住居復興スタジアム
第4節 7月13日(土) 16:30 対 三菱重工相模原ダイナボアーズ:秩父宮ラグビー場
第5節 7月20日(土) 18:30 対 コカ・コーラレッドスパークス:えがお健康スタジアム(熊本県)

 

最新情報、詳細は釜石シーウィブスの公式サイトでご確認ください。
http://www.kamaishi-seawaves.com/

三陸防災復興プロジェクト2019

三陸防災復興プロジェクト2019

三陸防災復興プロジェクト2019

 

三陸防災復興プロジェクト2019実行委員会では、復興に取り組む地域の姿を発信し、三陸の魅力を国内外へ発信することを目的とした「三陸防災復興プロジェクト2019」を開催いたします。

 

開催期間

2019年6月1日(土)から8月7日(水)まで

場所

岩手県沿岸13市町村全体を会場としたオープンエリア型

釜石市で行うイベント

三陸防災復興展示会
期間: 6月1日(土)~2日(日)
場所: 釜石市民ホールTETTO、釜石港公共埠頭
内容: 地震体験室を備えた県の防災指導車を活用した防災訓練や避難所運営、擬似体験の実施、関係機関の災害支援車両の展示、民間企業の防災グッズ(非常食など)の展示を行います。
三陸防災復興展示会(6,232 KB pdfファイル)

 

三陸ジオパークワクワクフェスタ 岩手の海とジオの魅力展
期間: 6月1日(土)~8月7日(水)
場所: 釡石市郷土資料館、もぐらんぴあ(久慈市)、崎山貝塚縄文の森ミュージアム(宮古市)、大船渡市立博物館など
内容: 三陸ジオパークに点在する博物館施設が、三陸のひとつの大きな博物館として三陸ジオパークの地質、歴史、生物などに関する展示を行い、三陸ジオパークの魅力に触れます。 釡石市郷土資料館では、漁火の会による地域に語り継がれる民話を披露します。※6月8日㈯、22日㈯、7月6日㈯、20日㈯、8月3日㈯の14時~15時
ワクワクフェスタチラシ(24,304 KB pdfファイル)

 

さんりく文化芸術祭2019 復興支援活動を行う芸術団体との連携企画
日時: 7月13日(土)16時30分開演(開場16時)
場所: 釡石市民ホールTETTO
内容: 復興支援活動を行うReborn-Art Festivalとの協働で、宮沢賢治をモチーフにしたオペラを上演します。post rock opera「四次元の賢治 ―完結編―」(3,000円:市民ホール窓口でチケット販売中)

 

さんりく絆スポーツフェスタ
日程: 7月27日(土)
場所: 釜石鵜住居復興スタジアム
内容: 「スポーツの力による復興」をテーマとしたトップアスリートなどによる応援メッセージのパネル展などを実施します。

 

さんりく音楽祭
日時: 8月1日(木)18時30分開演(開場18時)
場所: 釜石市民ホールTETTO
内容: 東日本大震災後、継続して復興支援に取り組んできた佐渡裕さんとスーパーキッズ・オーケストラによるコンサートと音楽クリニックを実施します。

公式ホームページ

こちらからご覧ください
三陸防災復興プロジェクト2019公式ホームページ

本件に関するお問い合わせ先

三陸防災復興プロジェクト2019実行委員会事務局
岩手県政策地域部 三陸防災復興プロジェクト2019推進室
電話番号:019-629-6222 ファクス:019-629-6229

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【7/27開催】リポビタンDチャレンジカップ パシフィックネーションズ2019日本ラウンド「日本代表対フィジー代表」の開催について

【7/27開催】リポビタンDチャレンジカップ パシフィックネーションズ2019日本ラウンド「日本代表対フィジー代表」の開催について

【7/27開催】リポビタンDチャレンジカップ パシフィックネーションズ2019日本ラウンド「日本代表対フィジー代表」の開催について

 

チケット料金について

〇カテゴリー1 12,000円
〇カテゴリー1 11,000円(視野制限あり)
〇カテゴリー2 8,000円
〇カテゴリー2 7,000円(視野制限あり)
〇カテゴリー3  大人5,000円
〇カテゴリー3 4,000円(視野制限あり)
〇カテゴリー3 小中2,000円
〇カテゴリー4 大人3,000円
〇カテゴリー4 2,000円(視野制限あり)
〇カテゴリー4 小中1,000円

 

スタンド表

チケット購入方法について

5月25日(土)~ 市民・県民向け特別優先販売について
6月1日(土)~ コンビニ、インターネットでの販売について
 
6/1(土) 午前10時から、チケットの一般販売を開始。販売先として、チケットラグビー、チケットぴあのインターネット販売の他、全国のコンビニエンスストアなどでも購入できます。
なお、リポビタンDチャレンジカップ パシフィックネーションズ2019日本ラウンドの概要については、日本ラグビーフットボール協会HP(https://www.rugby-japan.jp/)を参照願います。

アクセス(交通輸送)について

大変ご不便をお掛けしますが、スタジアム周辺に駐車場はございませんので、次の交通輸送内容によりご来場願います。
 
釜石開催概要及びアクセス方法
また、観客の方々のスタジアムまでのライナーバスやシャトルバス等の交通手段については、6/1(土)から特設HP「いわて・かまいしラグビー情報」で予約受付を開始する予定です。

この記事に関するお問い合わせ
釜石市 ラグビーワールドカップ2019推進本部
〒026-0031 岩手県釜石市鈴子町22-1(シープラザ釜石内)
電話 0193-27-8420 / FAX 0193-31-1170 / メール
元記事:http://www.city.kamaishi.iwate.jp/shisei_joho/shokai/rugby_city/detail/1228347_3208.html
釜石市

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台湾代表 中華台北、被災地視察に釜石へ〜釜石シーウェイブスと合同練習、「今度はSWが台湾へ」と要請

台湾代表 中華台北、被災地視察に釜石へ〜釜石シーウェイブスと合同練習、「今度はSWが台湾へ」と要請

釜石市球技場で合同練習を行った中華台北と釜石SWのメンバー

釜石市球技場で合同練習を行った中華台北と釜石SWのメンバー

 

 12日に盛岡市で行われたIBC杯ラグビー招待試合で対戦した台湾代表の中華台北と釜石シーウェイブス(SW)RFCは14日、釜石市甲子町松倉の市球技場で合同練習を行った。台湾は東日本大震災の際、被災地に多額の支援金を贈るなど国ぐるみで後押ししている。花巻空港と定期便で結ばれるなど、岩手とのつながりも強まっている。今回は被災地の復興した姿を確かめたいと、釜石まで足を延ばした。

 

 釜石を訪れた中華台北のメンバーは選手やコーチ、スタッフ合わせて34人。チームの主力は大学生で、25人の選手のうち16人を占める。

 

 合同練習にはSWからほぼ全員のメンバーが参加。20分2本の練習試合をした後、FWとバックスに分かれてチームプレーの確認に取り組んだ。中華台北が課題とするスクラムやラインアウトの練習にはSWのキース・デイビスコーチが付き、丁寧に指導した。

 

 中華台北の黄鴻龍監督(49)は12日のSWとの対戦について「選手はとてもいい勉強になった。会場のたくさんのみなさんに応援していただき感謝している」と振り返る。合同練習については「スピード感あふれる攻撃、速い球出しなどが学べた」と収穫を挙げた。

 

 今回の遠征に同行した台湾ラグビー協会の黄漢滄理事長(69)は「被災地がここまで復興したことを、この目で確認できてうれしい。ラグビーだけではなく、文化的な面でも大いに交流できた」と喜んだ。その上で、「今度は釜石SWが台湾に来てほしい」と岩手県ラグビー協会の白根敬介会長を通して要請した。

 

 釜石SWの桜庭吉彦ゼネラルマネジャー(52)は「台湾と岩手の交流が深まる中で、こうした取り組みは意義がある。台湾遠征についてはこれから検討したい」と応えた。

 

チームマネージャー周さん、洞口さんを懐かしむ

 

「釜石は懐かしい」と周さん(左)

「釜石は懐かしい」と周さん(左)

 

 「懐かしいね」と、中華台北のチームマネジャー周天星さん(53)は市球技場を見回した。同球技場が「松倉グラウンド」だった時代に練習で何度か訪れたことがあるという。

 

 1998年に廃部となったトーヨコ建設ラグビー部で、新日鉄釜石日本一7連覇の主力だった洞口孝治さん(99年に他界)の指揮で10年近く戦った。

 

 現役時代はWTB、ナンバー8と幅広いポジションをこなした。2000年から5年間、中華台北の監督を務め、現在は日本国内の企業に勤めながら台湾ラグビーを支援する。

 

 「怒らない人。怒りは胸の内に押さえ、耐える人だった。すごい、いい人でしたね」。遠い目で、在りし日の洞口さんをしのんだ。

 

(復興釜石新聞 2019年5月18日発行 第791号より)

復興釜石新聞

復興釜石新聞(合同会社 釜石新聞社)

復興釜石新聞と連携し、各号紙面より数日の期間を設け記者のピックアップ記事を2〜3点掲載しています。

問い合わせ:0193-55-4713 〒026-0044 岩手県釜石市住吉町3-3

日本代表VSフィジー代表

リポビタンDチャレンジカップ パシフィックネーションズ2019日本ラウンド「日本代表対フィジー代表」チケットの市民・県民向け優先販売の実施について

日本代表VSフィジー代表

 

ラグビーワールドカップ2019釜石開催実行委員会では、令和元年7月27日(土)14時50分キックオフのパシフィックネーションズ2019日本ラウンド「日本代表対フィジー代表」戦の入場チケットについて、チケットぴあ及び釜石まちづくり株式会社と連携し、釜石市民・県民向けの優先販売受付を下記のとおり実施しますので、お知らせします。

 

試合開催及びチケット販売につきましては、当サイトよりお問合せ等を頂きましても原則的に質問にはお応え出来ません。あらかじめご了承願います。
<問合せ先>
[開催概要]釜石市RWC2019推進本部事務局 電話:0193-27-8420
[チケット販売]釜石情報交流センター 電話:0193-27-8751

 

1. 販売取扱店舗

釜石情報交流センター(岩手県釜石市大町1-1-10 電話 0193-27-8751)

2. チケット関連業務対応時間

午前10時から午後7時まで
(センター開館中でもチケット業務はこの時間のみの対応。休館日:毎月第3木曜日)

3. 販売方法・スケジュール等

(1)【申込み(予約)】 5/25(土)~6/19(水) まで
所定の用紙(下記リンクからダウンロードのほか、釜石情報交流センターで配布)に必要事項を記入し、窓口に直接提出のうえ購入予約申込み。電話、FAXでの受付は不可。上記の時間のみ受付可能。
◆カテゴリー(1~4、車椅子エリア)ごとに、準備枚数に達し次第、順次受付を終了。
◆原則として受付した方は全員ご購入頂けますが、カテゴリーが振替となる場合があります。
 

リポビタンDチャレンジカップ パシフィックネーションズ2019日本ラウンド 市民・県民向けチケットお申し込み書

リポビタンDチャレンジカップ パシフィックネーションズ2019日本ラウンド 市民・県民向けチケットお申し込み書

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データ容量: 208 KB
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(2)【チケット発券】 6/1(土)~6/30(日) まで
窓口に申込用紙の控えを持参し、チケットを発券。現金引換え(支払は現金のみ)にて
チケットをお渡し。上記の時間のみ発券可能。
 
(3)6/21(木)以降は、チケットに余りがある場合に限り、その場で発券(現金引換え)も可

その他

6/1(土) 午前10時から、チケットの一般販売開始。チケットラグビー、チケットぴあのインターネット販売の他、全国のコンビニエンスストアなどでも購入できます。
なお、リポビタンDチャレンジカップ パシフィックネーションズ2019日本ラウンドの概要については、日本ラグビーフットボール協会HP(https://www.rugby-japan.jp/)を参照願います。

Q&A

◆市民・県民でないと購入出来ないの?
今回の販売は、市民・県民向けの優先販売です。
 
◆必ず買えるの?
予定枚数がなくならない限り、チケットは確保できます。総枚数はかなり多めに用意していますが、希望のカテゴリのチケットが売切れとなった場合、下のカテゴリに振替となる場合があります。
 
◆何枚購入できる?職場でのまとめ買いなども可能?
枚数の制限はありません。職場などでのまとめ買いもOK。ただし、空席を生むような購入(とりあえずたくさん買っておく等)はお控え下さい。また、営利目的での転売行為は法により禁じられています。特別販売の趣旨と目的をご理解頂き、確実に必要な枚数でのご購入をお願いします。
 
◆どうやって申し込む(購入する)の?
専用の申込用紙に記入し、釜石情報交流センターの受付カウンターにてお申込み下さい。それ以外の形(FAX・電話・メール等)では受付できません。「申込み受付」「発券(代金支払)」と、少なくとも2回お越し頂く必要があります。
①申込みを受付 → 窓口にて受付番号を発行
②(6月1日以降に)チケット受取り&代金支払いに来館 → チケットを発券し販売
 
◆申込用紙はどこで手に入れられる?
当ページ(上記リンク)からダウンロード可能なほか、釜石情報交流センターにて配布しています。その他公共施設等でも配布頂けるよう調整中。なお、こちらからの郵送やFAX送信などはいたしません。
 
◆チケット代金の支払いは?カード支払いや請求書払いも可能?
お支払いは現金引換えのみ。大口のまとめ買いの場合も同様の予定。
 
◆なるべく良い席が欲しい。まとまって見たい。
カテゴリは選べますが、座席は選べません。早ければ良い席という確約はなく、チケットぴあにて全てランダムに割り当てられます。同一申込みであれば、基本的に座席はなるべく固まって確保されます。
 
◆申込後に枚数やカテゴリを変更したい場合は?
先の申込みをキャンセルのうえ、再度お申込みを頂く形になります。
 
◆スタジアムへの交通について
当日は公共交通機関をご利用ください。
シャトルバス等の運行については、6/1(土)から特設HP「いわて・かまいしラグビー情報」に掲載される予定です。
https://www.rugby-iwate.kamaishi.pref.iwate.jp/

 

フェリアス釜石

釜石まちづくり株式会社

釜石まちづくり株式会社(愛称 フェリアス釜石)による投稿記事です。

問い合わせ:0193-22-3607
〒026-0024 岩手県釜石市大町1-1-10 釜石情報交流センター内 公式サイト

春を運ぶSL銀河〜一番列車釜石に、6年目の運行スタート

春を運ぶSL銀河〜一番列車釜石に、6年目の運行スタート

SL銀河

 

 JR釜石線(花巻―釜石間、90・2キロ)を走る蒸気機関車「SL銀河」の今年の運行が4月29日、始まった。初日の下り列車(釜石行き)は、定員176人の客車4両が満席。乗客は各駅や線路沿いで地元住民らの熱い歓迎を受けた=写真。6年目の今年は9月29日まで、土日・祝日を中心に上下計48本の運行を予定。SLシーズンと連動した観光振興に期待をかける。

 

 29日、午前10時37分花巻発のSL銀河は4時間半をかけ釜石に到着。線路をはさんだシープラザ釜石のデッキには市民や鉄道ファンらが陣取り、黒光りする雄姿を眺めつつ盛んにカメラを向けた。

 

 駅のホームでは、釜石市のキャラクター「かまリン」、JR、観光関係者らが降り立った乗客を歓迎した。対面するホームでは尾崎青友会が威勢のいい虎舞を披露し、到着を盛り上げ。駅舎前では釜石観光物産協会によるホタテ稚貝汁の振る舞いもあり、釜石ならではのおもてなしが光った。

 

SL銀河の出発式でくす玉を割る関係者ら

SL銀河の出発式でくす玉を割る関係者ら

 

 盛岡市の菅野航生君(北松園小1年)は、車体に描かれた星座がお気に入り。「楽しい」と4回目の乗車も満喫した。母多紀子さん(40)は2回目で、「車の旅と違った景色が楽しめた」とにっこり。この後は三陸鉄道に乗り継ぎ、大船渡市の親戚を訪ねる予定だという。

 

 カラオケを楽しむ仲間4人で乗車した仙台市の守谷巌さん(78)は“乗り鉄、撮り鉄、呑(の)み鉄”という3つの鉄道旅を堪能。沿線の歓迎、主要駅で披露される郷土芸能など一番列車ならではのもてなしにも感激していた。ほろ酔い気分でホームに降り立った弟律さん(70)は初めての乗車。「レトロな雰囲気の車内がいい。桜が見頃で景色もよし。兄貴のおかげで友達、いろんな楽しみが増えている。仲のいい者同士の旅は最高」と喜んだ。

 

 今年は運行5周年を記念し、季節ごとにヘッドマークのデザインを変更する。現在、サクラをモチーフにしたものを掲示中。さらに、車体に白いライン、車軸には赤い塗料が加えられた。

 

 景品が当たるスタンプラリーも実施。釜石の洋菓子店「アンジェリック」が製造する、石炭のような見た目が特徴のオリジナル菓子や、駅名キーホルダーなどの記念グッズも販売する。

 

 SL銀河は東日本大震災からの復興支援、地域活性化を目的に2014年4月に運行を開始。昨年は上下59本運行し、延べ約8200人が利用した。平均乗車率は前年同様の8割を維持。JR東日本盛岡支社の広報担当者は「多くのお客さま、地元の支援により6年目の運行を迎えることができた。一人でも多くのお客さまに沿岸への旅を楽しんでいただきたい」と期待を寄せる。

 

花巻へ 雨模様の中を折り返し

 

 SL銀河運行2日目の30日は、釜石から花巻への上り運行。あいにくの雨模様となったが、午前10時58分の発車を前に、乗客や見物客が機関車の車体や出発準備の様子を見学。唐丹町の桜舞太鼓、釜石高吹奏楽部は雨にも負けない力強い演奏を披露し、旅立ち気分を高めた。

 

 親子2人旅を楽しんでいる東京都江戸川区の増渕仁君(小松川二中1年)は大の鉄道好き。前日に三陸鉄道リアス線で釜石入りし、SL銀河に初乗車。「車内がどうなっているか楽しみ」と目を輝かせた。父元さん(51)は写真が趣味。「(2人旅は)いろんなことを話すいい機会になった。非日常を楽しみたい」と笑った。

 

 発車時刻には、釜石駅の工藤冨士雄駅長と園児2人が右手を上げて出発合図。高らかに汽笛を鳴らし、黒煙を上げながら走り出す車両を地域住民らが手を振って見送った。

 

 工藤駅長は「三鉄と合わせて岩手、沿岸を周遊する旅をたくさんの方に楽しんでほしい」と期待した。

 

(復興釜石新聞 2019年5月1日発行 第787号より)

 

復興釜石新聞

復興釜石新聞(合同会社 釜石新聞社)

復興釜石新聞と連携し、各号紙面より数日の期間を設け記者のピックアップ記事を2〜3点掲載しています。

問い合わせ:0193-55-4713 〒026-0044 岩手県釜石市住吉町3-3

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釜石シーウェイブスRFC選手紹介 特別編 第3弾『2019年シーズン~新コーチングスタッフ インタビュー』

釜石シーウェイブスRFC選手紹介 特別編 第3弾『2019年シーズン~新コーチングスタッフ インタビュー』

 

インタビュー:2019年4月10日 / 釜石情報交流センター ラウンジ
企画・編集:釜石まちづくり株式会社
取材・文:市川香織(釜石まちづくり株式会社)
写真:西条佳泰(Grafica/LiFESTYLE Lab.)

 

釜石シーウェイブスRFCは今シーズン、コーチ陣を一新してスタートを切りました。3月下旬に行われた新体制発表では、「単年計画のチーム作りはしない。長期展望で」「毎年変わるスローガンは必要ない」という内容のコメントがありました。果たして、どんなチームを目指し動き出しているのか、ピアースヘッドコーチ(HC)、デイビスコーチ(C)、佐伯コーチ(C)の3名にお聞きしました。

 

スコット・ピアース(Scott Pierce)ヘッドコーチ プロフィール
2018年加入 1965.2.13生(54歳)
<主なコーチング歴(近年)>
2003~2008年 三菱重工相模原ダイナボアーズ ヘッドコーチ
2015~2017年 栗田工業ウォーターガッシュ ヘッドコーチ
●出身地:ニュージランド
●日本で住んだことがある場所:山口、静岡、神奈川、釜石
●ニックネーム:BASIL
●趣味:ゴルフ
●好きな食べ物:鍋
●釜石の好きなところ:いなかっぺ(居酒屋):毎週行く
●出身地のオススメ:オークランド:ビーチスポーツ(セーリングなど)
●サポーター、ファンへメッセージ:災害にあっても釜石の人たちは力強い。サポーター、ファンの皆さんは、チームの“16人目”のメンバーです。皆さんのサポートが私達の力になります。

 

キース・デイビス(Keith Davies)コーチ プロフィール
2019年加入 1960.2.11生(59歳)
<主なコーチング歴(近年)>
2006~2008年 三菱重工相模原ダイナボアーズ FWコーチ
2011年 クイーンズランドレッズ テクニカルコーチ兼アナリスト
2011~2012年 京都産業大学ラグビー部 ヘッドコーチ
2013~2015年 関西大学ラグビー部 ヘッドコーチ
2016年 栗田工業ウォーターガッシュ FWコーチ
●出身地:オーストラリア
●日本で住んだことがある場所:熊本、大阪、香川、京都、東京、茨城、神奈川
●ニックネーム:ハンサム ガイ
●趣味:サーフィン+ビキニガール(ワイフには内緒!)
●好きな食べ物:つぼ八の“ホッケ”と“マグロ納豆”
●釜石の好きなところ:つぼ八、波板、イオン
●出身地のオススメ:サーフィン+ビーチ&ビキニガール
●サポーター、ファンへメッセージ:いつもサポートいただきありがとうございます。私たちは釜石の為に勝利します。

 

佐伯悠(さえき ゆう)コーチ (所属先:(株)エヌエスオカムラ 社員)プロフィール 
2007年加入 1985.3.30生(34歳) 183㎝ 93㎏
●神奈川県横浜市出身
●東京農業大学第一高校→関東学院大学卒 
2018年シーズンを持って現役引退し、今シーズンよりコーチに就任。
現役時のインタビュー記事(2018年11月取材)

 

一番必要なことは“信頼”

 

スコット・ピアース ヘッドコーチ

スコット・ピアース ヘッドコーチ

 

ーーまずは、ピアースHCにお聞きします。昨シーズンは、アナリスト(分析)としてチームを支えていらっしゃった。どんな1年でしたか?

 

Scott Pierce

ピアースHC:昨年は選手が20数人と大幅に入れ替わり、新しいシステムを作っていく必要がありました。
チームのバランスなど難しい面があり、(昨年のコーチ陣の)松原さんと池田さんには、新しい選手とシステムをフィットさせていくという大きな課題があったと思います。
 
私自身が釜石で生活する事へのチャレンジが、選手のパフォーマンスに直接影響したかどうかは分からないけど、釜石で暮らしていると、イベントが他の地域より少ないかなと思う。チームイベントも少なかったしね。
今年はもうちょっとそういう事を増やして行き、チームに一体感をつくっていきたい。

 

ーーそして、今シーズンヘッドコーチ(HC)に就任されました。

 

Scott Pierce
ピアースHC:私がHCをするにあたり、キース(デイビスC)の力が必要だと桜庭GMに言いました。
というのも、チームの特徴として、高卒からベテランまで幅広い世代の選手がいるという事が挙げられるからです。今の社会人チーム、特にトップリーグやトップチャレンジリーグの他チームには、こういうチームは無いです。単純に考えると、チームバランスを取る事が難しい。考え方、生活など全てにおいて、幅広い選手が居るわけですからね。
その特徴をきちんとリンク&フォロー出来るコーチはそうそう居ないですが、キースなら任せられます。彼の今までの経験を見れば明らかですね。
 
釜石に来る前は、すごくファイティングスピリッツに溢れたチームとのイメージがあったけど、昨年は少し違うと感じました。なので、今年はこの3人はもちろんの事、スタッフ全員でもうちょっとタイトになりたい、昔のようなファイティングスピリッツに溢れたチームになりたいと思っています。

 

ーー新体制発表の時に、「選手の良さを引き出し、成長させ、常にベストパフォーマンスを出させる事が、自分の役目」とコメントされました。常にベストパフォーマンスを出す為に、何が一番必要とお考えですか?

 

Scott Pierce
ピアースHC:「信頼」・・・ですね。ラグビーはチームスポーツだから、チームに1人でもシステムを信頼していない選手が居ると、それが残りの選手全員に影響を与えます。だから、キーポイントは、どうやって選手全員が同じ考え方をし、同じ方向を見るかという事。個人のスキルを上げて行く事はもちろんだけど、そこを大事に取り組んでいけば結果もついてくるし、メンタル的にも良い。自分達に自信がつくから。
 
今はまだ、“出来る”と言葉で口にしているだけで、心の底から信じて言っているわけではないと思う。一昨年、昨年のシーズンを引きずって、ネガティブなイメージがまだあると思う。

 

目指すのは“ポジティブラグビー”

 

キース・デイビス コーチ

キース・デイビス コーチ

 

ーー今年は春シーズンから、いつもとは違うシーズンですね。6月下旬からは、トップリーグ(TL)とトップチャレンジリーグ(TCL)のチームが対戦する『ジャパントップリーグカップ2019(仮称)』(カップ戦)も入って来ます。

 

Scott Pierce
ピアースHC:昨シーズン、TL16チーム中15位の豊田自動織機に、SWは昨年の夏に対戦して大敗しています。これを1つの基準として考えると、SWにとってこのカップ戦はとても大きなチャレンジです。
そして、カップ戦で対戦するトヨタ自動車は昨年TL4位のチームで、本当にビックチャレンジです。でも、そのゲームで負けても、そこから学んで行けばいいと思う。
皆、試合の結果、点数だけ見るでしょ?でも、負けた試合の中にも良いプレーはある。大切なのは“内容”で、これもチームを作っていく上でのキーポイントです。
良いプレーは伸ばして行って、マイナスポイントは変えて行けばいい。そこは集中してやりたい。
 
それから、昨年のトップチャレンジリーグ(TCL)の時は、ケガ人が多く、同じポジションの選手を十分に揃える事が出来なかった。出来れば、同ポジションに3人いれば、毎試合スターティングメンバーを組むのに苦労しないし、メンバー同士の競争による選手のレベルアップも望めると思う。

 

Keith Davies
デイビスC:ラグビーにケガは付きものですけど、できるだけケガをさせないようにするのもコーチングの一つ、マネジメントの部分ですね。公式戦が始まるまでの春シーズン、それから日々の練習でも、正しい練習の仕方をすればケガのリスクを下げる事は出来ます。
練習時の選手のメンタリティーにも、自信を持って臨む事が必要です。メディカル面に対してもそうですね。ケガしてもいつまでには戻るとか、ラグビーというスポーツは全体的に選手を色々とマネジメントしないと良い結果にはつながらないから。

 

Scott Pierce
ピアースHC:マネジメントという事で言うと、仕事についてもそうですね。現在プロ契約選手は14人だけで、他の選手はそれぞれ仕事をしています。クラブチームですから当然の事なんですが。

 

ーー佐伯コーチも、SWに入団されてからずっと仕事との両立をされて来ました。

 

佐伯コーチ

佐伯コーチ

 

佐伯コーチ
佐伯C:選手には、それを言い訳にはしないで欲しいというのがまずあります。やっぱり、釜石にラグビーをプレーする為に来た、という事が一番になってくれればいいって思いますね。
 
メンタルの部分では、まだプロフェッショナルではない選手が多い。特に社員選手に多いかなと感じます。
やっぱり、そもそもアスリートなので、結果を出す為にはどうしたら良いのか、ケガをしない為、身体を作る為にどういう取り組みが必要なのかを考えなければなりませんが、まだ理解が低い面があります。

 

Keith Davies
デイビスC:普通の仕事と両立している選手の場合、それぞれが所属している会社の理解も頂かなければいけません。時々、練習の為に早く仕事を終えるとか、合宿の為に休みをもらうとかが必要ですから。そこは、私達がもっともっとサポートをしていかなければならないと思っています。

 

ーー佐伯C、こういうコーチの発言は、社員選手には心強いのでは?

 

佐伯コーチ
佐伯C:もちろんです!やっぱり理解が大事なので。そこを大切にしてもらえていないと、スケジュールもすごくタイトに組まれてしまったりしますし、チームの理解が無いと、逃げ場がなくなったりしてメンタル的にも良くなくて、それがパフォーマンス低下に繋がってしまうんですよね。そういう面でもすごく助かっています。

 

Scott Pierce
ピアースHC:特に、今シーズンはハイレベルの公式戦が続くカップ戦があるから、SWにとって経験を積む為には良い事だけど、すごく大きなチャレンジなので、このカップ戦の後は休息も必要です。

 

Keith Davies
デイビスC:一つの試合が終わったら、まず次の試合に向けたリカバリーが必要です。毎週試合が続く時もあるから、しっかりリカバリーして、そして練習という流れですね。
しっかりとした休息は、プレーヤーのモチベーションアップにも繋がります。そこも大事です。

 

ーーHCから見て、昨シーズンのチームの良かった所で今シーズンも引き続き繋げて行きたい点はどこになりますか?

 

Scott Pierce
ピアースHC:“雰囲気”ですね。“雰囲気“はとても良い。そこは今年のチームづくりでもキーポイントになります。
2月からスタートして、ここまで僕たちが言っていることのほとんどは、選手に“ポジティブ”なイメージを持ってもらう為の事。ネガティブな事はいつでも言えるから、あまり言ってないです(笑)。
 
昨シーズン、チームはすごく頑張っていたけど、ケガが多かったりギリギリの所で負けたりして、なかなか結果に繋がらなかった。シーズンが深まるにつれプレッシャーが重くなっていたと思う。
それが今でも頭の中にあると思うから、まずはそのネガティブなイメージを無くさないと。
新体制発表でも言ったけど、“ポジティブラグビー”をするためには、チームの雰囲気がとても大事です。

 

“釜石”のチームではなくて、“東北”のチームになりたい

 

scott02

 

ーー新体制発表記者会見でも、単年毎にチームスローガンを立てて、結果ばかりを求めるのではなく、3年~5年の長期スパンで選手を育成してチームを作って行かなければ、本当に強いチーム、チーム文化は出来ない、というお話がありました。それをお聞きしてチームの未来を考えると、これからが楽しみだと感じました。その為に、コーチ陣がやるべき事はたくさんありますね。

 

ピアースHC、デイビスC:もちろん、もう・・・たくさんありますね(笑)。

 

Keith Davies
デイビスC:まずは、やはりチームの“雰囲気”ですよね。これを言うのは良くないのかもしれないけど・・・やっぱり、釜石に人(選手・スタッフ)を引っ張って来るのは簡単ではないです。大学を卒業したトップレベルの選手は、みんな東京などに住みたい、戻りたいとかあるから。ラグビー選手としてトップのチームでプレーしたいという気持ちや、子供の学校などの家族の事などもあります。
 
だから、こちらに引っ張って来るのはけっこう大変なこと。だけど、良い文化や良い雰囲気を作れば、逆に釜石に行きたいという選手が出てくると思います。チームビルディングではこれが重要。どんなに頑張って結果を出しても、チームの雰囲気が悪いと釜石に行きたいという気持ちにはならないと思います。

 

佐伯コーチ
佐伯C:もしかすると、この2年はそこを大事にする面が薄かったと思います。「まずは勝つ・・・」という事を見過ぎて、釜石の歴史とか良い所とかを少し置き去りにしてしまった感じがあったのかなと思いますね。

 

Scott Pierce
ピアースHC:釜石の大事な所はその歴史や文化でしょ?だって、「釜石」と聞くと、今でも多くの人が「ラグビーですか?」って言うでしょ?
釜石=ラグビーのイメージは今もあって、小さな町だけど“ラグビータウン”。歴史がある、パワー、文化がある。そこに、新しい歴史を積み上げていきたい。
 
それから僕の中では、東北のラグビー選手は“タフ”というイメージがあります。高校生を見ていると特にそう感じます。このチームは高卒の東北出身選手が多いですし、“釜石だけのチーム”では無くて、東北全体のサポートや応援をもらって、“東北のチーム”になりたいですね。

 

ーー佐伯コーチ、この経験豊富で釜石ラグビーに対する熱い思い、リスペクトの気持ちを持つお2人のそばで、コーチとしての1歩踏み出すという事についてはいかがですか?

 

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佐伯コーチ
佐伯C:僕自身、コーチとしてのスキルはまだまだで、勉強中です。ただ、自分の強みは、釜石で過ごした12年間の経験だと思います。
自分が入団した当時に色々と苦労した思いがあったので、同じような環境に身を置いていたり、悩んだりしている選手の背中を押す手伝いも出来ますし、相談も聞く事ができますから。
あとは、この2人のコーチが考えている事をしっかりと理解して、それを上手くチームに溶け込ませて行く事が大切だと思っています。
 
それからチーム文化という点で、鵜住居に出来た『いのちをつなぐ未来館』(うのすまい・トモス:津波伝承施設)を先日チームで訪問し、施設の方の説明を聞いてきました。
押し付けるわけではないけれど、やっぱり“釜石でこういう事があった”という事を知っていて欲しい、理解してくれれば嬉しいと伝えました。
これまでのきちんとした文化・歴史があって、そしてあの震災を乗り越えて来たというバックボーンがあるチームだし、サポーターの皆さんが支えてくれているチームだから、みんなで頑張っていこう!・・・という感じですね。そこをしっかり理解してくれていれば、自然に良いチームになっていくと僕は思っています。

 

ーー現役引退についてもそうだったとお聞きしましたが、コーチに就任する事もだいぶ迷われたのでは?

 

佐伯コーチ
佐伯C:そうですね。迷いました。でも、スコッティが本当に熱心に誘ってくれて・・・。ニュージランドから電話をもらった時もありました。一番の決め手は「僕のチャレンジを佐伯のサポートで“NO1”にしてくれ!」っていう言葉ですね!

 

Scott Pierce
ピアースHC:(頷いて)僕のチャレンジにはどうしても佐伯が必要だったから。社員選手、プロ選手関係なしにどの選手とでもリンク出来るでしょ。こういう選手は少ないです。佐伯はキーメンバーです!

 

Keith Davies
デイビスC:日本のラグビー選手は、現役を終えてすぐにそのチームのコーチになったりとかするケースが多いけど、それはすごく重いプレッシャーだと思うし、上手くいかないコーチもたくさんいます。
だけど佐伯さんの場合は、私やスコッティのやり方を見ながら勉強すればいいし、そこに自分のやり方とか新しいシステムとかを足して行けばいい。

 

Scott Pierce
ピアースHC:僕も、釜石の将来は佐伯に任せたいと思う。僕たちも、今までの釜石のラグビーや文化の良い所を受け継いでまた作るので、それを受け継ぎながら自分のカラーも上手く混ぜていけばいいから。

 

釜石に住む人たちに、前を向いて進む強さを感じます

 

キース・デイビス コーチ

キース・デイビス コーチ

 

ーー少し、ラグビーと離れた質問も・・・。釜石での暮らしはどうですか?(ピアースHCとデイビスCへ)

 

Scott Pierce
ピアースHC:(すぐに笑って)最初の1ヶ月は色々あったけどね(笑)。でも、ラグビーだけではなくて色々とアクティビティが出来るから、それはすごく良いポイント!
外国人選手は、来たばかりの頃は「遊ぶところが無い」と言っていたけど、まぁ情報も無いし、言葉の壁もあるからね。だけど今は、日本語が出来る海外出身選手が言葉の面をカバーして、ミニグループがたくさん出来て、ゴルフをしたり、海に行ったり、山に登ったりしています。
 
それから、僕は松倉グランドの近くのアパートに住んでいるんだけど、去年の10月くらいかな?ベランダの方から「ギギギギーッ」って音が聞こえて来て、誰?と思って窓を開けたら、シカがいた(笑)。こういう事は、釜石だけでしょ?こういう問題(笑)。東京では無い事だよね(笑)。
でも、こういう話を海外の人に話すと「うそ!?本当に?」って信じてくれない(笑)。本当なんだって!

 

Keith Davies
デイビスC:この間、スコッティ(ピアースHC)とサーフィンに行ったり、山を自転車でトレイルしたり、ハイキングしたりしました。
それから、私は波板のサーフショップでライセンスの申請をして、ずっとサーフィンが出来るようにしました。
他の大きな街までは遠いけど、釜石でもたくさん出来る事はあるし、僕は田舎が大好きだし、どの場所に住んでも楽しめる気持ちが大切ですね。

 

ーー昨年はチームイベントが少なかった、というお話がありましたが、今年はどんな事をしようと考えていますか?

 

Scott Pierce
ピアースHC:秋田の試合(4/27)が終わってから、チームでバーベキューをすぐやります。
それから、今までチームはGWに休みが無かったでしょ?ミニ合宿などがあって。でも、今年のリーグ戦は秋からスタートだし、すごくシーズンが長いから、今年のGWは休みにしました。来年も同じように出来れば、選手は生活と仕事のバランスが取りやすくなると思います。

 

Keith Davies
デイビスC:一緒に何かをする事だけが、良いチームを作る為に必要なわけではなくて。例えば、今回のGWは7日間完全にオフにしたから、家族といる時間に使えるとメンタルをリフレッシュする事になると思うし、そうすると休みの後のやる気も上がるし。チームでイベントをするのと同じくらいに、チームから離れる時間も必要だという事です。

 

Scott Pierce
ピアースHC:でも・・・何も出来ないね。GWは全部すごく高い!飛行機もホテルも(笑)。

 

佐伯コーチ
佐伯C:GWがオフになる事がみんな初めてなんですよ。それで、休みだからどこか行こう!ってなっても、どこに行っていいかわからないとか、行こうとして調べると何もかも高い(笑)。そして、混んでいる(笑)。だからもう、家族とゆっくり過ごして、しっかりリフレッシュするのも良いかな!という感じですね。

 

Scott Pierce
ピアースHC:でも、東北出身の選手が多いから、故郷に帰りたいと思ったら帰る事も出来るでしょ?
 
それから、佐伯が話した、チームで鵜住居に行ったことはすごく大事な事だった。外国人選手達は、釜石が津波が来た場所だという事は聞いていても実感は無かったと思うし、釜石に暮らす人たちやチームにどういう影響があったのかを知る機会になりました。この地域にどんな影響があったのか、勉強する事は大事です。
 
それから、新体制発表会見の時に記者の皆さんに「書きとめて」って言ったけど、「悪い事があっても、そこから立ち上がって強くなれる」っていう言葉と、“釜石の人は強い!というイメージは、私の中でリンクします。
 
実際にその記者会見の後、会場に来ていた女性がキース(デイビスC)に、「今度、鵜住居に家を建てるから!」と話していたんだけど、その様子を見ていたら、もう、ものすごく元気!パワーがある!

 

Keith Davies
デイビスC:私は今、鵜住居に住んでいるんだけど、その女性の津波で無くなった家が私が住んでいる場所の近くだったから、「キースの家もわかるよ!」って言っていました。
 
釜石の町の中には、今でも色々な所に、「ここまで津波が来ました」という目印がたくさんありますよね。
私も1メートル30センチくらいの津波を経験した事はあるけど、この高さは想像がつかない、考えられないと見る度に思います。
 
それから、車のナビを信じて行ったら目指す建物が無かったりとか・・・。たぶん、その車のナビは2011年より前のものだから。津波の被害に遭って違う場所に建て直ししたという事なんだ・・・とか。暮らしていると日常の中で津波があった事を感じる事はたくさんありますね。

 

Scott Pierce
ピアースHC:でも、釜石で震災に遭った人たちは、前を見ている人が多いと感じます!僕の中ではそういうイメージが強いです。もちろん、まだまだ大変な事はあるけど、それでも“前を向かなきゃ!”という気持ちが釜石の人たちから伝わって来ます。
 
そして、この釜石の人たちの前向きなイメージは、ラグビーに取り入れる事が出来ると考えます。
釜石の人たちがこうして前を向いているんだから、“あなたたちもやらなきゃ!”って、チームには伝えたい。
歴史から学ぶのも大切、でも毎日前を見なきゃ。前を見ると、次のチャレンジが出来ます。
釜石でラグビーをする事は特別です。ラグビーをするのにここより良い場所はない・・・というくらい特別な場所です。

 

「釜石SWのラグビースタイルが好き」というファンを全国に

 

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ーーGWの休暇後、5月12日にはIBC杯がありますね。今年は、台湾代表チームとの対戦です。

 

Keith Davies
デイビスC:シーズンの良いスタートを切る為に、練習のイメージ通りにしっかりプレー出来れば良いと思います

 

Scott Pierce
ピアースHC:この試合だけの準備ではなく、その後の秋田での試合などにも繋げたい。IBC杯からその試合に向けた準備の方が少し大変かもしれない。もしかしたら、その間にもう一つ練習試合が入るかもしれない・・・。結構、スケジュールがタイトです。

 

ーーSWへの試合のオファーは多いでしょうね?

 

Scott Pierce
ピアースHC:多いね!TOPチームからもあるから。色々なチームがサポートしてくれています。

 

佐伯コーチ
佐伯C:社会人チーム以外にも、大学チームとか、釜石が好きって言って下さるチームが本当に多いです。ありがたいことですよね。
 
それから、さっき出たGW完全オフは、社員選手にとっては本当にありがたいです。今までは、チームは休みでも仕事はあるというパターンが多くて、完全オフではないことが多かったんですね。社員選手は2月18日から始動していて、秋田の試合が(4/27)11週目なんです。

 

Scott Pierce
ピアースHC:ここまで、ずっと頑張って来た!だから、ここで完全オフしてリフレッシュしてもらいたい。

 

佐伯コーチ
佐伯C:そういう意味でいうと、ここまでずっと頑張って来た社員選手がIBC杯でメンバーに入って、良いパフォーマンスを出してくれると良いなって思いますね。
シーズン開始の時に、スコッティが社員選手の前で「頑張っている選手をどんどん使っていきたい」という話をしてくれたので、それに応えてチャンスをものにして欲しいです。

 

Scott Pierce
ピアースHC:僕は、若い選手にも平等にチャンスをあげたいと考えているからね。

 

ーーピアースHCとデイビスCにお聞きします。これから、どんなチームを作って、どんなラグビーをみせてくれますか?

 

新体制発表会見時の様子

3月20日に行われた新体制発表会見での1枚

 

Scott Pierce
ピアースHC:僕とキースが持っているイメージはだいたい一緒だと思う。同じ方向を見ているという事はすごく大事。少し違う所はもちろんあるけど、二人とも“ポジティブラグビー”が好き。
ハイテンポ、高いスキルレベル、規律。そして、そういうラグビーを日本人は得意だと思う。

 
キーポイントは、1人1人のスキルレベルを上げていく事。そうすれば、面白いラグビーが出来ると思う。
ファンもそういうラグビーが観たいでしょ?
そうすると、ファンのサポートも増える。面白いラグビーをしていれば、釜石でプレーしたいという選手もどんどん出てくる。対戦したチームとかからね。
 
だから今年は、もう少しサポーターと選手とのリンクが欲しい。勝ち負けだけではなくて、ゲームの内容の充実。いつもベストパフォーマンスを出していれば、きっとそれは伝わると思う。もっとサポートしたいと思われるチームになれる。

 

Keith Davies
デイビスC:基本的にスコッティと一緒です。負けはイヤだけど、負ける事に対して怖さは無い。負けたゲームでも、そこから勉強する事が出来るし、次のゲームに繋げていけばいいから。
勝つ為のプロセスやスキルを得るために、将来を見て前向きに取り組んで行けば、最後はしっかり勝つ事が出来ます。だから、負ける事を恐れないプレーヤーを育てたいです。今のSWにとても大切な事だと思います。
 
それから釜石の場合、ラグビーを全然わからないけどSWのファン、SWを応援してくれるという人も多いと思います。「釜石」の為にチームをサポートします!という人達もいる事を、私達も理解しています。
 
でも、コーチとして一つのチャレンジは、SWがやっている“ラグビー”の応援をしてもらえるチームを作るという事です。釜石のチームだから応援するという事もとても素晴らしい事だけど、SWのラグビーそのものを好きになってもらう、“釜石SWがやっているラグビーは素晴らしい!”と感じてファンになってくれる人が全国にどんどん出てくるような、そういうラグビーをするチームにしたい。

 

Scott Pierce
ピアースHC:キーポイントは、“ポジティブ”ね!

 
 
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ピアースHCは新体制発表の際、シーズンスローガンは特に設けないが、「今日の自分は昨日より良く 明日の自分は今日よりも良くなる」というポジティブな姿勢がチーム作りには大切だとコメントしました。
困難の中にあっても前を向いて進む釜石市民の様に、大きなチャレンジに向かって力強く進む釜石SWを、“かまいし情報ポータルサイト~縁とらんす”は今年も応援します!
 
最後に今現在、発表されている春シーズンの試合日程は以下の通りです。
最新情報、詳細は釜石SW公式サイトでご確認ください。
 
【IBC杯】5月12日(日) 13:05 対 台湾代表 いわぎんスタジアム
【秋田招待】5月19日(日) 13:00 対 秋田ノーザンブレッツRFC あきぎんスタジアム
【北上招待】6月08日(土) 14:00 対 神戸製鋼コベルコスティーラーズ 北上総合運動公園
【練習試合】6月09日(日) 調整中 対 香港ユニバーシティクラブ&北海道バーバリアンズ 釜石市球技場
【練習試合】7月07日(日) 調整中 対 岩手ブレイズラガー 釜石市球技場
 
釜石SW公式サイト
http://www.kamaishi-seawaves.com/