タグ別アーカイブ: 文化・教育

郷土資料館 企画展第1弾「明治三陸大津波写真展-120年前からのメッセージ-」

郷土資料館 企画展第1弾「明治三陸大津波写真展-120年前からのメッセージ-」を開催します

郷土資料館 企画展第1弾「明治三陸大津波写真展-120年前からのメッセージ-」

 

郷土資料館 企画展第1弾「-120年前からのメッセージ-」

 

1.開催期間

平成28年5月18日(水曜日)から6月19日(日曜日)

2.開館時間

午前9時30分から午後4時30分(最終入館は午後4時)

3.休館日

毎週火曜日

4.場所

釜石市郷土資料館(鈴子町15‐2)

5.展示内容

・明治三陸大津波関連写真等

6.入館料

無料

7.お問い合わせ先

釜石市郷土資料館(TEL:0193-22-2046)
釜石市郷土資料館のホームページは こちら

この記事に関するお問い合わせ
釜石市 教育委員会 生涯学習文化課
〒026-0031 岩手県釜石市鈴子町15番2号
電話 0193-22-8835 / Fax 0193-22-3633 メールでの問い合わせ
元記事:
https://www.city.kamaishi.iwate.jp/tanoshimu/rekishi/bunnkazai/detail/1201144_2460.html
釜石市

釜石市

釜石市公式サイトと連携し、縁とらんすがピックアップした記事を掲載しています。記事の内容に関するお問い合わせは、各記事の担当窓口までお問い合わせください。
布袋寅泰 35th ANNIVERSARY『8 BEATのシルエット』

布袋寅泰 35th ANNIVERSARY『8 BEATのシルエット』 【BEAT 4】~Promise~ 東北PITツアー with Team Smile

布袋寅泰 35th ANNIVERSARY『8 BEATのシルエット』

 

いわき・仙台・釜石をめぐる東北ツアー「【BEAT 4】~Promise~ 東北PITツアーwith Team Smile」の開催が決定しました。

 

https://35th.hotei.com/beat4/

HOTEI.COM + TOMOYASU HOTEI OFFICIAL WEBSITE

リンク


 

開催日時

2016年8月7日(日)

会場

チームスマイル・釜石PIT

チケット

チケット発売日:05月14日~
 
ローソンチケット
TEL:0570-084-002
Lコード:22125
チケットぴあ
TEL:0570-02-9999
Pコード:297-427
イープラス

問い合わせ

G.I.P 022-222-9999

 

※会場の安全上3歳未満のお子様のご入場はお断りさせていただきます。(3歳以上有料)
※お子様の会場における安全責任は、同行保護者に負っていただきます。

 

フェリアス釜石

釜石まちづくり株式会社

釜石まちづくり株式会社(愛称 フェリアス釜石)による投稿記事です。

問い合わせ:0193-22-3607
〒026-0024 岩手県釜石市大町1-1-10 釜石情報交流センター内 公式サイト

幅広い年代の愛好者が対局し交流を深めた市長杯争奪将棋大会

将棋文化の盛り上げへ初の市長杯〜全国アマチュア名人 小山さん一家も対局

幅広い年代の愛好者が対局し交流を深めた市長杯争奪将棋大会

幅広い年代の愛好者が対局し交流を深めた市長杯争奪将棋大会

 

 日本将棋連盟釜石支部(土橋吉孝支部長)主催の「第1回釜石市長杯争奪世代間交流将棋大会」が3日、中妻公民館(上中島復興住宅2期3号棟1階)で開かれた。小学3年生から90歳まで幅広い将棋愛好者30人が参加。団体戦で市長杯の栄冠を目指した。

 

 大会は3人1チームの団体戦で、対局では段や級など棋力差による駒落ちハンデが採用された。10チームが5回戦リーグ戦を実施。こども将棋教室や高校将棋部、高齢者の将棋愛好グループのメンバー、仮設団地入居者らが仲間とチームを組み参戦した。

 

 大船渡市から妹と参加した畠山公君(盛小6年)は将棋を始めて5年。普段は大船渡支部で指導を受け、さまざまな年代の人たちと対局する機会も多いという。「釜石支部の人はハンデがあっても強く、平手でも小さい隙を見つけて指さないと勝つのが難しいので勉強になる。倉敷王将戦(小学生対象の将棋全国大会)の県代表になるのが目標」とさらなる精進を誓った。

 

 釜石支部では12、3年前まで個人戦の市長杯大会を開いていたが、新たに企画した今大会は、初心者など誰でも参加できるように団体戦の形をとった。会場では各チームが真剣勝負に挑み、静かなる熱戦が繰り広げられた。

 

 大会で注目を集めたのは、昨年の全日本アマチュア名人戦全国大会で見事、県勢初の優勝を果たした鵜住居町出身の小山怜央さん(六段)。この春、怜央さんと同じ県立大に進学した弟の真央さん(五段)、甲子町の仮設住宅で暮らす母聖子さん(2級)とチームを組み、久しぶりの地元大会を楽しんだ。

 

家族と地元大会を楽しむ昨年のアマ名人・小山怜央さん(左)

家族と地元大会を楽しむ昨年のアマ名人・小山怜央さん(左)

 

 「小さいころから知っている顔ぶれがそろい、やっぱり良いですね」とうれしそうな怜央さん。恩師の土橋支部長らがこども教室などを開き、釜石の将棋文化を盛り上げていることに、「自分より下の世代からも強い人が出てほしい」と期待。自身については、「もう少し安定した成績を残せるようにしていきたい。他のアマチュアタイトルも取り、プロでの活躍を目指したい」と将来を見据えた。

 

今大会の結果は次の通り。
▽団体戦
【優勝】釜石市役所・市議(菊池孝、川畑裕也、藤原洋一)5戦全勝
【準優勝】小山家(小山怜央、小山真央、小山聖子)4勝1敗
【3位】将棋教室B(山口真弥、永井直人、柏舘優作)3勝2敗
▽全勝者=小山怜央(小山家)、山口真弥(将棋教室B)

 

(復興釜石新聞 2016年4月9日発行 第477号より)

 

復興釜石新聞

復興釜石新聞(合同会社 釜石新聞社)

復興釜石新聞と連携し、各号紙面より数日の期間を設け記者のピックアップ記事を2〜3点掲載しています。

問い合わせ:0193-55-4713 〒026-0044 岩手県釜石市住吉町3-3

甲子町のこすもす公園では寒さに負けじと熱演した

佐渡裕さん指揮「こころのビタミン」プロジェクト、スーパーキッズ・オーケストラ 今年も釜石で復興祈念演奏

鵜住居町根浜で海に向かい献奏する佐渡さんとSKO

鵜住居町根浜で海に向かい献奏する佐渡さんとSKO

 

 指揮者で兵庫県立芸術文化センター芸術監督の佐渡裕さん(54)と同センターの「スーパーキッズ・オーケストラ(SKO)」による東日本大震災復興祈念演奏会「東北”こころのビタミン”プロジェクト」が2日、釜石市内2カ所で開かれた。毎年8月に行ってきた演奏会だが、6回目の今回は肌寒さが残るこの時期に実施。SKOの小・中・高校生メンバー35人と訪れた佐渡さんは「3・11がどういう日だったか。寒い東北を感じ想像してもらい、この活動や今後の演奏に生かしてもらいたい」とタクトを振った。

 

 この日午前、鵜住居町根浜の旅館「宝来館」で、佐渡さんは「未来に向く前に、犠牲になった多くの命に手を合わせ、自分たちにできることで復興に協力していこう」とSKOのメンバーや集まった地域住民らに語りかけ、黙とう。続いてSKOがチャイコフスキーの「弦楽セレナーデ第3楽章エレジー」などを震災犠牲者の鎮魂と復興への祈りを込め海に向かって演奏した。

 

 佐渡さんらの支援で始まった釜石・大槌のバイオリン教室「くらぶ海音(うみのおと)」も出演。「ふるさと」などを演奏し、練習の成果を披露した。

 

 鵜住居町のみなし仮設住宅で暮らす山﨑元市さん(66)は「波の音と合わさった素晴らしい演奏だった」と笑顔を見せた。

 

 午後は、甲子町洞泉のこすもす公園で野外音楽祭を開催。チャイコフスキーの「弦楽セレナーデ第1楽章」やジャズの曲などを披露した。「花は咲く」では釜石市民吹奏楽団も共演。春の暖かさが陰をひそめ少し肌寒い中、集まった大勢の観客は演奏に歌声を合わせた。

 

甲子町のこすもす公園では寒さに負けじと熱演した

甲子町のこすもす公園では寒さに負けじと熱演した

 

 観客が佐渡さんのリードでモーツァルトの「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」の指揮に挑戦する場面も。中妻町の黒須陽菜ちゃん(6)は「いろんな曲ができるのがすごい」と目を輝かせた。

 

 佐渡さんは「人はばらばらに生きているが、音楽は気持ちを一つにしてくれる心のビタミン。釜石は東北とつながった縁のあるまち。長く応援していきたい」と話していた。

 

(復興釜石新聞 2016年4月9日発行 第477号より)

 

佐渡裕とスーパーキッズ・オーケストラ 10周年記念特別コンサート – YouTube

 

復興釜石新聞

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布袋寅泰 いわき・仙台・釜石をめぐる東北ツアー

8/7 布袋寅泰 35周年アニバーサリープロジェクト第4弾が釜石PITで開催されます

布袋寅泰 35周年アニバーサリープロジェクト第4弾は、いわき・仙台・釜石をめぐる東北ツアー!

 

チームスマイル・釜石PITで布袋寅泰さんによる、いわき・仙台・釜石をめぐる東北ツアー「【BEAT 4】~Promise~ 東北PITツアーwith Team Smile」の開催が決定しました!

 

https://35th.hotei.com/beat4/index.html#ctop

HOTEI 35th ANNIVERSARY 2016 | HOTEI 35th ANNIVERSARY 2016

リンク


 

日時

2016年8月7日(日) 17時〜

場所

チームスマイル・釜石PIT
住所:岩手県釜石市大町1-1-10 釜石情報交流センター内

お問い合わせ

GIP(TEL: 022-222-9999)

 

一般のチケットの発売についてはまだ未定です。詳細が決まり次第、縁とらんすにてお知らせ致します。

 

フェリアス釜石

釜石まちづくり株式会社

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問い合わせ:0193-22-3607
〒026-0024 岩手県釜石市大町1-1-10 釜石情報交流センター内 公式サイト

在校生と最後のエール交換をする釜石高の卒業生(

希望を胸に高校卒業〜震災乗り越え、今後の活躍が復興の後押しに

在校生と最後のエール交換をする釜石高の卒業生(

在校生と最後のエール交換をする釜石高の卒業生

 

 釜石高(互野恭治校長、生徒530人)の卒業式は1日、釜石市甲子町の同校で行われた。全日制の卒業生177人(普通科147人、理数科30人)が夢や目標を胸に、3年間を過ごした学び舎(や)を巣立った。

 

 卒業生は文武両道を実践し、多くの友情を育んだ。2年生の時に迎えた創立100周年では記念行事で活躍。今月下旬に野球と空手道の全国選抜大会が控えており、卒業生の3年間の頑張りが今回の出場につながった。

 

 保護者や在校生らが見守る中、卒業生はしっかりとした足取りで入場。一人一人に卒業証書を授与したあと、互野校長は「厳しく困難な環境の中で前向きに生きてきた諸君に感謝する。故郷の復興はまだこれからだが、みなさんの今後の活躍が復興の後押しとなると信じる」と、はなむけの言葉を贈った。

 

 卒業生を代表して平松航大君が「新しい希望を胸に、夢に向かって進んでいきたい。自分なりに未来を切り開いていくので、温かく見守ってほしい」と答辞を述べた。

 

 「岩手の山川 太平洋の…」。校歌を斉唱したあと、在校生、卒業生が最後のエール交換をし、式を締めくくった。

 

 作業療法士を目指し、仙台市の短大に進学する及川史佳さん(釜石市中妻町)は「父が義足で、そういう人を手伝いたい。医療で地元に貢献できたら」と夢を膨らませた。「野球一色だった」と振り返る前川柊哉君(大槌町吉里吉里)は千葉市の消防局に就職。「早く消防士として活躍したいので、就職を選んだ。いろんなことを学び、地元に戻って復興の力になりたい」と意気込む。

 

 釜石商工高(千葉尚校長、生徒367人)の卒業式は1日、釜石市大平町の同校体育館で行われ、4科の121人が巣立った。釜石工高と釜石商高が統合して7回目の卒業式。一人一人に卒業証書が贈られ、3年間皆勤賞22人、精勤賞9人を在校生や保護者らが拍手でたたえた。

 

保護者に感謝の気持ちを伝える釜石商工高の卒業生

保護者に感謝の気持ちを伝える釜石商工高の卒業生

 

 千葉校長は式辞で「みなさんの3年間にわたる活躍、挑戦は心と体の財産となる。釜石商工ブランドを色濃くしてくれて、ありがとう。東日本大震災から間もなく5年。生徒諸君に感謝の芽が育っていると実感する。きょうは社会人となる自覚、決意を固める出発の日。種をまく社会人になってほしい」と、はなむけの言葉を贈った。

 

 生徒会長の石川凱生君(2年)が送辞。卒業生の大瀧美輝さんは「仲間に支えられた3年間だった。家族に感謝し、先生の教えを思い、社会に貢献できる大人になる。1、2年生は笑顔あふれる学校にしてほしい」と答辞を述べた。

 

 退場する生徒はクラスごとに教職員に一礼。保護者席の前では、「これまで育ててくれて、ありがとうございました。これからも、よろしくお願いします」などと感謝の思いを伝えた。

 

 東京の企業に就職する岩井大悟君(電子機械科)は「震災の時は釜石東中1年で、小学生を連れて避難した。高校3年間の一番の出来事は卒業できたこと。ぎりぎりだったから。これからは親孝行できるようにがんばりたい」と、最後のホームルームに向かった。

 

 卒業生の8割は就職する。そのうち地元は62%、県内外38%で、就職者の2割は関東の企業に内定している。

 

(復興釜石新聞 2016年3月5日発行 第467号より)

 

復興釜石新聞

復興釜石新聞(合同会社 釜石新聞社)

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問い合わせ:0193-55-4713 〒026-0044 岩手県釜石市住吉町3-3

Oh!マチ Music Festa 2016

Oh!マチ Music Festa 2016〜岩手・釜石中心市街地で音楽祭を開催!出演者募集中!

Oh!マチ Music Festa! 2016 出演者募集

 

岩手県釜石市の中心市街地で音楽フェスを昨年に続き開催!現在、参加バンドを釜石市内外から募集中です。復興が進む被災地を音楽の力で一緒に盛り上げてみませんか??

 

Oh!マチ Music Festa 2016

開催日時:2016年5月3日(火・祝)11:00〜16:00
開催場所:岩手県釜石市大町青葉通り
主催:Oh! マチ Music Festa 実行委員会
共催:釜石市大町商店街振興組合 / 後援:釜石市、釜石商工会議所、釜石観光物産協会、釜石市芸術文化協会、釜石市東部コミュニティ振興グループ

 

https://en-trance.jp/wp-content/uploads/2016/03/omf_boshu.pdf

Oh! マチ Music Festa 2016 出演者募集フライヤー

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データ容量: 990 KB
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出演者募集期間

2016年2月1日(月)~3月15日(火)

演奏場所

釜石市大町青葉通り屋外演奏エリア(全2ステージ予定)

演奏時間

最大30分程度(転換時間含まず)

ジャンル

ノンジャンル(ロック、オールディーズ、アコースティック、アカペラ、ダンスユニット等)

演奏内容

ご自身の演奏パフォーマンスをお見せください

参加料

1グループ /1,000円
出演決定後、手続きに合わせ振込用紙を発送致します。入金確認後、申込み完了となります。キャンセルの場合は返金できませんのでご了承下さい。

申込手順

(1)公式サイトの申込みフォームより送信、または公式サイトからダウンロー ドした申込用紙を FAX(0193-55-4673)にて送信。
(2)申込後、音源又は演奏時の映像を YouTube へアップロードし URL をご連 絡頂くか、音源を郵送でお送り下さい(できない場合は問合わせ下さい)
(3)出演決定者には、3月14〜18日に市内宿泊情報及び近隣 MAP を同封し通 知します。また、3月14〜31日に FAX 及びメールにて使用機材を確認します。

申込先/問合せ先

Oh! マチ Music Festa 実行委員会
〒026-0024 岩手県釜石市大町 2-2-24 株式会社ウェルファー内
TEL 0193-55-4672 / FAX 0193-55-4673
メール ohmachi.music.festa@gmail.com
公式サイト https://ohmachi-musicfesta.jimdo.com/
 

昨年のイベントの様子や機材などは下記ホームページをご確認ください!!

https://ohmachi-musicfesta.jimdo.com/

Oh!マチ Music Festa 公式サイト

東日本大震災で壊滅的被害を受けた岩手県釜石市の「中心地市街地の再生」をメッセージとして伝える為に、新旧の商店が一丸となって催す、音楽による賑わいイベントです。
リンク


 

Oh!マチ Music Festa 実行委員会

Oh!マチ Music Festa 実行委員会

問い合わせ:Oh!マチ Music Festa 実行委員会 / TEL・FAX 0193-24-3660 公式サイト / メール
3・11を忘れない図書展

3・11を忘れない図書展

日時

2月24日(水)~3月13日(日) 午前9時~午後5時
(2月29日(月)、3月7日(月)~3月11日(金)は休館日)

場所

図書館1階 展示ホール

内容

3月11日「東日本大震災」が発生して5年目になるに当たり、震災関係に関する当館で所蔵をしている図書を展示いたします。

この記事に関するお問い合わせ
釜石市 教育委員会 図書館
〒026-0052 岩手県釜石市小佐野町3丁目8番8号
電話 0193-25-2233 / FAX 0193-27-2385 / メールでの問い合わせ
元記事:
https://www.city.kamaishi.iwate.jp/tanoshimu/shisetsu/toshokan/detail/1199690_2468.html
釜石市

釜石市

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完成した絵本を手にする藤井了さん、妻のサエ子さん、作者の指田和さん

子どもたちの笑顔のために〜こすもす公園「希望の壁画」奮闘記が絵本に

完成した絵本を手にする藤井了さん、妻のサエ子さん、作者の指田和さん

完成した絵本を手にする藤井了さん、妻のサエ子さん、作者の指田和さん(左から)

 

 子どもたちの笑顔のために──と、震災後に釜石市甲子町洞泉につくられた「こすもす公園」と、隣接する工場の外壁に描かれた「希望の壁画」。その取り組みにかかわった人たちが、壁画を完成させるまでの奮闘記が絵本になった。埼玉県鴻巣市の児童文学作家、指田和さん(48)が出版した「あしたがすき」(ポプラ社)。指田さんは「復興はまだ先だと思うが、震災という大変な事が起こっても、みんな必死に生きている。それをサポートする人もいる。大人が動くことが子どもの喜びに、子どもの笑顔が大人の頑張る力につながる。そういったことを知ってほしい」との思いを込めた。

 

 「大つなみがきてものすごくビックリした。つらいこと、かなしいことがいっぱいあった。9歳で死んじゃうのかなと思った」。絵本では、こんな言葉がつづられた絵日記を目にした藤井了(さとる)さん(69)、サエ子さん(71)夫妻の公園づくりの取り組みを取り上げた。

 

 恐ろしい思いをした子どもたちに必要なものは、つらい思い出を忘れられる楽しい場所をつくることではないか―。夫妻は、甲子町で運営している農家レストラン前に公園を作った。そこに子どもたちの笑顔が広がったある日、一人の女の子が公園の前に立つ工場の黒ずんだ灰色の壁を見ながらつぶやいた。「つなみ、みたい」。これをきっかけに始まった壁画づくりに、被災した子どもが大人の力を借りて心の傷を癒やし回復していくまでの日々を織り交ぜて描いた。

 

 指田さんは、出版社で子どもの雑誌、家庭雑誌などの編集を経て、フリーに。いのちや平和、自然に関するテーマを取材し、著書には阪神淡路大震災を題材にした「あの日をわすれない はるかのひまわり」(PHP研究所)がある。

 

 震災直後、被災した親類を心配して釜石入りしたという指田さん。ボランティアとして釜石に通い続けながら取材し、2013年に震災の津波から命を守り抜いた釜石市の子どもたちの避難行動を題材にした絵本「はしれ、上へ!」(ポプラ社)を出版している。

 

 その後も被災した旅館の手伝いなどで釜石に滞在していた2014年6月頃、公園と壁画のことを知り、「後方支援の必要性をしみじみ感じた」と絵本作りを決め、約1年半かけて取材。大人が子どもたちのために力を合わせて作った空間を記録に残す絵本に仕上げた。

 

 絵は、壁画を描いたタイ・バンコク在住の画家、阿部恭子さんが担当。あとがきに「釜石の強い気持ちは前を向いていた。未来の絵を描こう、できるだけきれいな色で、たくさんの色で、よろこびしかない絵にしよう。ずっと釜石の人の心のなかで、太陽がふりそそいでくれますように」とメッセージを寄せた。

 

 指田さんは現在も釜石に滞在し、公園やレストランの手伝い、甲子柿の食ブランド化に向けた活動などに協力。「記録係が私の役目。釜石のことを考えてできることをやっていきたい」と話した。

 

 絵本はB4変形判、40ページ。全国の書店で販売(税別1300円)している。

 

絵本をプレゼント

 

「こすもす公園」と「希望の壁画」の完成までを描いた絵本「あしたがすき」

「こすもす公園」と「希望の壁画」の完成までを描いた絵本「あしたがすき」

 

 釜石新聞社は、指田和さんから絵本の提供を受け、3人にプレゼントします。希望者は、はがきに住所、名前、年齢、電話番号を記入し、釜石新聞社「あしたがすき」絵本プレゼント係。応募締め切りは2月27日(当日消印有効)。希望者多数の場合は抽選の上、贈呈者を決定します。応募・問い合わせは釜石新聞社(〒026-0044 釜石市住吉町3番3号/電話0193-55-4713)へ。絵本をプレゼント

 

(復興釜石新聞 2016年2月13日発行 第461号より)

 

復興釜石新聞

復興釜石新聞(合同会社 釜石新聞社)

復興釜石新聞と連携し、各号紙面より数日の期間を設け記者のピックアップ記事を2〜3点掲載しています。

問い合わせ:0193-55-4713 〒026-0044 岩手県釜石市住吉町3-3

プリンセス プリンセス

プリプリ 岸谷香さんによるチームスマイル・釜石PIT オープニングイベントの模様がTV放送されます

プリプリの愛称で知られるガールズバンドのパイオニア「プリンセス プリンセス」。東日本大震災の復興支援を目的に、2012年に1年間の限定再結成をし、チャリティコンサートやライブビデオ・ライブCDの発売など、様々な活動を通しておよそ5億1000万円の義援金を集め、岩手・宮城・福島への寄付をはじめ、東北での様々な分野に寄付されています。

 

2016年1月10日、「チームスマイル・釜石PIT」のオープニングイベントとして、プリンセス プリンセスのボーカル岸谷香さんのコンサートが行われました。この時の模様が、3月3日(木)21:30より、WOWOWプライム『震災から5年~プリンセス プリンセスが繋ぐ笑顔の絆~』にて無料放送されます。

 

https://www.wowow.co.jp/pg_info/detail/108146/index.php

震災から5年〜プリンセス プリンセスが繋ぐ笑顔の絆〜|WOWOWオンライン

“あの震災”から5年。震災復興支援ボランティア活動「チームスマイル」とプリンセス プリンセスが“音楽”という形での支援を目指し歩んできた歳月を追う。
リンク


 

https://www.wowow.co.jp/music/princess2/

生中継!プリンセス プリンセス TOUR 2012-2016 再会 -FOR♥EVER-|WOWOW

東日本大震災の復興支援を目的に2012年に限定再結成したプリンセス プリンセス。彼女たちも寄付し建てられたライブハウス・仙台PITのこけら落とし公演を生中継!
リンク


 

あれから5年となる“3.11” 2016年3月11日、プリンセス プリンセスの再結成のしめくくりとして、「チームスマイル・仙台PIT」のこけら落とし公演が行われます。


生中継!プリンセス プリンセス TOUR 2012-2016 再会 -FOR EVER- ライブ・ビューイングのご招待

 
 

フェリアス釜石

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プリンセス プリンセス TOUR 2012-2016 再会 -FOR EVER- ライブ・ビューイング

生中継!プリンセス プリンセス TOUR 2012-2016 再会 -FOR EVER- ライブ・ビューイングのご招待

東日本大震災の復興支援を目的に2012年に限定再結成したプリンセス プリンセス。彼女たちも寄付し建てられたライブハウス・仙台PITのこけら落とし公演が、先月釜石市にオープンした「チームスマイル・釜石PIT」をはじめ、全国33会場でのライブ・ビューイングで同時生中継されます。

 

チームスマイル・釜石PITで開催されるライブ・ビューイングでは、東北6県にお住まいの方限定で50組100名様の招待枠がございます。応募方法などの詳細や申し込みは、WOWOWの特設ページをご確認ください。

開催日時

2016年3月11日(金) 開場18:00 開演19:00  

釜石PIT会場

釜石情報交流センター内 チームスマイル・釜石PIT
岩手県釜石市大町1丁目1番10

応募締切

2016年3月2日(水) 24:00

 

https://www.wowow.co.jp/plusw/present.php?p_id=4497

【東北エリアにお住まいの方限定】「プリンセス プリンセス TOUR 2012-2016 再会 -FOR EVER-」チームスマイル・釜石PITライブ・ビューイングに50組100名様をご招待!

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園舎とのお別れに足を運んだ人たち。並んだ卒園アルバムを手に取り、懐かしんだ

思い出の園舎にお別れ 正福寺幼稚園 改築を前に見学会

園舎とのお別れに足を運んだ人たち。並んだ卒園アルバムを手に取り、懐かしんだ

園舎とのお別れに足を運んだ人たち。並んだ卒園アルバムを手に取り、懐かしんだ

 

 釜石市甲子町松倉、学校法人釜石学園(須藤寛人理事長)が運営する正福寺幼稚園(菊池久園長、園児88人)で5、6の両日、「園舎お別れ見学会」が開かれた。認定こども園(幼稚園型)への移行を目的とした園舎改築のため現園舎が解体されることから、「思い出が詰まった園舎との別れを惜しんでほしい」と企画。冬休み中の園児や保護者、近隣住民、卒園生らが次々に訪れて自由に見学し、園舎に別れを告げた。 

 

 保育室内の壁には園児たちの絵や「おもいでいっぱいありがとう」との文字が描き込まれており、カメラを持って思い出の教室を撮影する人、見学会に合わせ展示された卒園アルバムを手に歴史や懐かしさを感じている人も。久しぶりに会う旧友と園舎内を隅々まで回ったり、来園者はそれぞれ、最後の時間を過ごした。

 

 5日に訪れた野田町の高橋千佳子さん(35)は卒園生で、「園舎は変わってないけど、こんなに狭かったかな」と懐かしそう。今春に別の園に入園予定という息子の友輝君(3)の手を引き、思い出の詰まった園舎を案内した。帰省中という東京都板橋区の下山美帆さん(35)も卒園生で、高橋さんに誘われて来園。「解体すると決まっているからしょうがないけど、思い出の場所がなくなるのは寂しい」と別れを惜しんだ。

 

 同園は1963年、正福寺の境内にフタバ保育所として開設したのが始まり。戦時中の休所を経て53年に再開し、54年、ふたば保育園と改称。72年に現園名に改め、74年まで3期にわたる新築工事で現園舎が完成した。

 

 ピーク時には約250人を数えた園児も現在はほぼ3分の1に減少。少子化の厳しい環境の中、甲子地区でただ一つとなる幼稚園教育を残そうと、80年間園児たちを見守ってきた園舎の改築を決めた。

 

 改築工事に向け、現園舎の裏にプレハブ造りの仮設園舎を設置。20日から園児らの保育が行われる。2年ほど同園に通っている佐々木貴行君(6)は「新しい友達がいっぱい増えたし、運動会とか思い出もいっぱいある。ありがとうと言ってきた。(仮設園舎は)階段を上がるって聞いた。大変かもしれないけど楽しみ」とにっこり。母親の幹子さん(34)は「2つの園舎で過ごすことは逆に思い出に残り、いい体験になるのでは」と見守った。

 

 2年後の18年度までの認定こども園への移行を目指し、現園舎の解体工事は7日から始まる。新園舎は現園舎の跡地に建設し、今年8月の完成を見込む。

 

 菊池園長は「園行事で不便をかけることがあると思うが、なるべく思い出に残るようにしたい。形は変わっても、今までやって来た伝統を新しい園舎でも引き継いでいき、ますます充実するよう頑張っていきたい」と話した。

 

(復興釜石新聞 2016年1月9日発行 第451号より)

 

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