釜石市民ホールTETTO

釜石市民ホールTETTOの開館記念式典を開催します

釜石市民ホールTETTO

 

開館記念式典では、一番太鼓、ピアノ演奏、施設見学なども実施します。皆さんのお越しをお待ちしています。

 

日時

2017年12月8日(金) 10時~

場所

釜石市民ホールTETTO(大町1-1-9)

プログラム(予定)

10時~ オープニングセレモニー(屋根のある広場)
10時10分~ 開場
10時30分~11時30分開館記念式典(ホールA)
一番太鼓(藤舎(とうしゃ)千穂さん)
ピアノ演奏(小井土文哉さん)
釡石市民歌斉唱 他
※式典終了後~14時までは施設を見学できます。

 

■入場無料(満席の場合は入場をお待ちいただくことがあります。)
■釜石市民ホールには駐車場がございません。公共交通機関をご利用いただくか、近隣の公共駐車場等をご利用ください。

このページに関するお問い合わせ
釜石市 市民生活部 生涯学習文化スポーツ課 芸術・文化係
〒026-0031 岩手県釜石市鈴子町15番2号
電話: 0193-22-8835 / Fax: 0193-22-3633 メール
元記事:https://www.city.kamaishi.iwate.jp/tanoshimu/shisetsu/shimin_hall/detail/1214045_2466.html
釜石市

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釜石市公式サイトと連携し、縁とらんすがピックアップした記事を掲載しています。記事の内容に関するお問い合わせは、各記事の担当窓口までお問い合わせください。
新店舗に夢を描く川端学店長(左)。父實さん、母秀子さん、妻美幸さん(右から)と

釜石を「そばの里」に、地場素材にこだわるメニュー〜製麺業の川喜、そば処「川㐂」開店 野田町の工場を改装

新店舗に夢を描く川端学店長(左)。父實さん、母秀子さん、妻美幸さん(右から)と

新店舗に夢を描く川端学店長(左)。父實さん、母秀子さん、妻美幸さん(右から)と

 

 釜石市の製麺業、川喜(川端實会長)グループは3日、野田町3丁目に「そば処川㐂家」をオープンした。震災の影響で休業した直営の麺食堂を復活させる形で、場所を移し開業。橋野町和山高原で自社栽培するソバなど県内産の原料にこだわったメニューを提供する。川端会長の長男で、自らソバ栽培を行う川端学店長(45)=カワキ商事社長=は「収量を増やし、釜石のそばの認知度を高めていきたい。夢は『そばの里釜石』」と新店舗からの発信に志を新たにする。

 

 同社は2011年の震災で、定内町の製麺工場の津波被害は無かったものの、物流が途絶えたことにより、首都圏の販路を失う大打撃を受けた。03年から営業してきた食堂「喜庵」が入居する鈴子町のサン・フィッシュ釜石は津波で被災。食堂は閉店せざるを得なかった。

 

 震災後2、3年は売り上げが戻らなかったが、回復に転じたきっかけが、岩手大と共同開発した「いわて南部地粉そば」。独自の殺菌技術で確立した無添加の日持ちする生麺が消費拡大を生み、取引先を増やしていった。15年度の優良ふるさと食品中央コンクール新技術開発部門で農林水産大臣賞(最優秀)を受賞したこともブランド力強化を後押しした。

 

 本業が軌道に乗ってきたことを追い風に、念願だった食堂再開を決意。国や県の補助事業の採択を受け、主力となったそばをメーンにした新たな店を開いた。元の工場を改修した食堂(98平方メートル)は28席で、セルフサービス方式。冷・温のそば、うどんのほか、釜石ラーメンも提供する。名物は標高800メートルの和山高原で栽培するソバを使った「和山もりそば」。一般的な1人前の約3倍、800グラムを800円(税込み)で提供する”8”づくしの一品。喜庵で人気だった、天ぷらを盛った「釜石大皿うどん」(税込み800円)も復活した。

 

開店初日、にぎわいを見せる店内

開店初日、にぎわいを見せる店内

 

 開店初日の昼営業には、待ちわびた市内外の客が続々と来店。約80食が出るなど期待の高さをうかがわせた。甲子町の80代の夫婦は和山もりそばを注文。「地元のソバを使っているというので楽しみにしてきた。量が多くてびっくり。おいしいし近いので、今後も通いたい」と大満足。大渡町の鈴子陽一さん(67)は「家族みんな川喜の大ファン。やっぱり一流だと思うよ。サン・フィッシュの店にもよく行っていた。また一通り食べてみたい」と顔をほころばせた。

 

 川喜に県内産の小麦粉などを提供する東日本産業(紫波町)の佐々木徹社長は「ソバ栽培から製粉、製麺、食堂まで手がける川喜さんの取り組みは地元の皆さんの励みにもなるのでは。そばの味もさすがです」と絶賛した。

 

 地粉そばは、そば粉と小麦粉を5対5の割合で使用。自社のソバ農場(11・5ヘクタール)の不足分は県内陸部産で賄う。「挽(ひ)きぐるみ(ソバの殻だけをむき粉にする=全粒粉)で、添加物を使わない生そばとしては国内でも負けない」と自信をのぞかせる川端会長(70)。「安く食べてもらい、地域にご奉仕ができれば」と願う。

 

 川㐂家の営業時間は昼が午前11時半から午後2時半まで、夜は午後5時半から同9時まで。火曜定休。問い合わせは同店(電話0193・27・5811)へ。

 

(復興釜石新聞 2017年11月8日発行 第637号より)

 

復興釜石新聞

復興釜石新聞(合同会社 釜石新聞社)

復興釜石新聞と連携し、各号紙面より数日の期間を設け記者のピックアップ記事を2〜3点掲載しています。

問い合わせ:0193-55-4713 〒026-0044 岩手県釜石市住吉町3-3

チームスマイル・釜石PIT「健康体操教室」&「落語会」

チームスマイル・釜石PIT「健康体操教室」&「落語会」

チームスマイル・釜石PIT「健康体操教室」&「落語会」

 

運動指導のプロフェッショナルと一緒に身体を動かしましょう。腰痛予防や肩こり解消体操など、毎月テーマをきめて開催しています。

 

今回の健康体操教室では、コラボ企画第4弾として、昨年も開催し大好評だった落語家 三遊亭楽大さんによる『明るくポップな落語会』を体操教室終了後の11時頃から12時頃まで開催します。

 

体操で体をリフレッシュした後は、落語を楽しんで心もリフレッシュしましょう!もちろん落語だけの参加もOKです。

 

開催日

2017年11月15日(水) 10時〜
三遊亭楽大プレゼンツ〜 『明るくポップな落語会』

会場

チームスマイル・釜石PIT
釜石市大町1-1-10 釜石情報交流センター内
※会場に駐車場はありません

概要

・対象 どなたでも参加できます
・人数 30人程度
・講師 健康運動実践指導者 佐久間定樹さん

主催

釜石まちづくり株式会社
問い合わせ 電話 0193-22-3607

 

フェリアス釜石

釜石まちづくり株式会社

釜石まちづくり株式会社(愛称 フェリアス釜石)による投稿記事です。

問い合わせ:0193-22-3607
〒026-0024 岩手県釜石市大町1-1-10 釜石情報交流センター内 公式サイト

講師の助言を受けながら生け花に取り組む釜石草月会華道こども教室の子どもたち

秋を彩る市民芸文祭 19団体が作品公開、シープラザ遊では今回が最後に〜次世代へつなぐ意欲新たに、子どもたちの活動を特別企画で

 講師の助言を受けながら生け花に取り組む釜石草月会華道こども教室の子どもたち

講師の助言を受けながら生け花に取り組む釜石草月会華道こども教室の子どもたち

 

 釜石市の芸術の秋を彩る第47回釜石市民芸術文化祭(市、市教育委員会、市芸術文化協会主催)は3日から5日まで鈴子町のシープラザ遊で開かれた。「ひらめく芸術・きらめく文化のまち釜石を創ろう」をスローガンに掲げる市内最大の文化の祭典は今年も作品展示とステージ発表を同じフロアで開催。市民ホールの整備などでこの会場では最後となる見込みで、参加団体や関係者らは名残惜しみながらも、日ごろの研さんの結果を発表し多彩な芸術の魅力に触れる機会を提供した。「子ども芸術文化の鑑賞~次世代を担う若い息吹に触れよう・育てよう」をテーマに、子どもたちの活動に目を向けた特別企画も。刺激を受けた参加団体は創作活動へのたゆまぬ努力を重ね、芸術文化の持つ力を次世代につなぐ意欲を新たにしていた。

 

 3日の開会式で、市芸文協の菊池征毅副会長は「文化の日にふさわしい秋晴れの中、芸術文化の薫りを存分に味わってほしい」とあいさつ。開幕を祝ってテープカット。ステージでは釜石、八雲吟詠会の会員が詩吟、バンド演奏、バレエの発表が続いた。

 

市民芸文祭の開幕を祝ってテープカットする関係者

市民芸文祭の開幕を祝ってテープカットする関係者

 

開会式で詩吟を披露した釜石、八雲吟詠会

開会式で詩吟を披露した釜石、八雲吟詠会

 

 会場では3日間にわたり19団体が作品を公開。華道、絵画、写真、書道、原色押し花、リボンフラワーなどさまざまな分野の力作が並んだ。

 

細かく丁寧な手作業のリボンフラワー作品に見入る来場者

細かく丁寧な手作業のリボンフラワー作品に見入る来場者

 

 切り絵サークル「はまゆり」(村岡芳隆会長)は会員8人の作品約30点を展示。村岡会長(78)は二十数年前に病気で右半身がまひしたのをきっかけに「退屈だから何かやってみよう」と切り絵を始めた。利き手ではない左手で作品を作り続けているが、「最高に楽しい。発表の場はやりがいになり、作る意欲も湧く。年はとっても、まだまだこれから」と意欲満々。東京・浅草の風景を題材にした「船だまり」など丁寧な作業で制作した5点を並べた。

 

 特別企画「こども芸術」では、MOA美育ネットワーク釜石が出展した釜石小、双葉小3年生による一輪挿しなどが並んだ。釜石草月会(村上マサ子会長)主催の華道こども教室は受講する小学生19人の生け花作品を展示。芸文祭初参加の濱川天海(あみ)さん(平田小1年)は「恥ずかしいけど、見てもらえたらうれしい。花を飾るのが楽しい。続けて頑張る」とはにかんだ。文化の秋を楽しむ来場者に心休まるひとときを提供した釜石茶道協会による呈茶では、裏千家茶道こども教室の受講生もお運びを手伝った。

 

 芸文祭発表部門は9月から市内外の会場で始まり、12月まで続く。展示部門と日程を同じくしたのは11団体。釜石南高の1969(昭和44)年卒業生でつくる「ふるさと復興支援グループ釜南44」は絵画や写真、リメークした布作品などの展示、琴と書のパフォーマンスなどを行った。仙台市在住の書家・支部蘭蹊さん(はせべ・らんけい、66)は来場者が選んだ文字を、その目の前で揮ごうした小作品をプレゼント。子どもたちからの「なんで字がきれいなの?」との質問に、「字が好きだから。好きになることが上手になるこつ。面白いな、好きだなと思うものを見つけて」とアドバイスした。書のパフォーマンスに「いろんな発見があった」と目を輝かせたのは濱川日和さん(平田小5年)。複数の習い事をしているが、「好きなことを見つけて頑張る」と刺激を受けていた。

 

「釜南44」による書のパフォーマンスに来場者は興味津々

「釜南44」による書のパフォーマンスに来場者は興味津々

 

岩切潤さん(9月に他界)をしのぶ展示も

 

岩切潤さんをしのぶ展示には多くの人が足を止めた

岩切潤さんをしのぶ展示には多くの人が足を止めた

 

 会場の一角には、2004年から市芸文協の会長を務め、今年9月に亡くなった岩切潤さんをしのぶ展示もあった。生前岩切さんが詠んだ句「新巻が無事を知らせる使者となり」を、釜石書道協会の千田篁甫さん(69)が短冊にしたためて紹介。釜石草友会の古舘昭吉会長(74)は海岸近くに生息する山野草イソギク、ベンケイソウの小鉢を飾り、句の世界に彩りを添えた。「この会場には(岩切さんを)思っている人ばかりがいる」と2人。古舘会長は「そこら辺に来て展示を見ている気がする。まだ頑張らなきゃ。見て喜んでもらえるものをつくりたい」と話した。

 

(復興釜石新聞 2017年11月8日発行 第637号より)

 

復興釜石新聞

復興釜石新聞(合同会社 釜石新聞社)

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元ラグビー豪州代表の2人と鵜住居小児童ら

元豪州代表と釜石SW、鵜住居小学校児童と牛肉試食会〜ラグビー交流

元ラグビー豪州代表の2人と鵜住居小児童ら

元ラグビー豪州代表の2人と鵜住居小児童ら

 

 オーストラリア産牛肉の生産者団体、MLA豪州食肉家畜生産者事業団(本社・シドニー)によるプロジェクト「オージー・ビーフで元気キッズ!」が10月31日、鵜住居小(中軽米利夫校長、児童141人)で行われた。元ラグビーオーストラリア代表、釜石シーウェイブス(SW)RFCの選手らとの交流会、牛肉の試食会を開催。スポーツと食を通して子どもたちの健康で元気な体づくりを応援した。

 

 復興支援の一環として、2019年ラグビーワールドカップ(W杯)が開かれる釜石の盛り上げ、子どもたちの国際感覚の醸成を願って実施。元ラグビーオーストラリア代表のジャスティン・ハリソンさん(43)、マーク・エラさん(58)らが同校を訪れ、5、6年生49人と触れ合った。

 

 2人はパスやタックルの基本を教えた。チームワークや仲間を信じる大切さを伝え、ラインアウトの飛び方を紹介。児童が授業で取り組んでいるタグラグビーでミニゲームも楽しんだ。

 

 試食会では一口大に調理された牛肉を味わい、児童らは「おいしい」と笑顔。大丸碧仁君(6年)は「食べて元気に、強くなれる気がする。(2人は)パワーやタックルの技術がすごい」と感心した様子だった。

 

 オージー・ビーフの愛称で日本の食卓にも並ぶオーストラリア産牛肉は脂が少ない赤味肉で、良質なタンパク質や鉄分、亜鉛といった子どもの成長に必要な栄養素が含まれているという。健康で元気な体をつくる食材として紹介するとともに、スポーツ分野で同国の選手が日本で多く活躍していることもあり、スポーツを通した日豪国際交流の一つとして同プロジェクトを発足。第1弾として同校での交流会を開いた。

 

 同事業団ジャパンオフィス(東京都千代田区)のアンドリュー・コックス駐日代表は「ラグビーのまちとして知られる釜石に来ることができ、うれしい。津波があった地でもあるが、W杯に向け行動しているのが素晴らしい。子どもたちも活動的。ラグビーと食を通して日本の子どもたちの元気を応援したい」と話した。

 

(復興釜石新聞 2017年11月4日発行 第636号より)

 

復興釜石新聞

復興釜石新聞(合同会社 釜石新聞社)

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釜石で開催される2試合が発表され、歓声を上げて喜ぶ市民ら=ラグビーカフェ釜石

ラグビーワールドカップ2019™ 釜石で2試合、フィジー(オセアニア)確定〜「最高のおもてなしを」と声弾む

釜石で開催される2試合が発表され、歓声を上げて喜ぶ市民ら=ラグビーカフェ釜石

釜石で開催される2試合が発表され、歓声を上げて喜ぶ市民ら=ラグビーカフェ釜石

 

9月25日(水) フィジー 対 アメリカ地区第2代表
10月13日(日) アフリカ地区代表 対 敗者予選勝者

 

 2019年ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会の全48試合の対戦カードと試合会場が、決勝の2年前となる2日、同大会組織委員会から発表された。国内12会場でただ一つスタジアムが新設される釜石市では1次リーグ2試合の実施が決まった。9月25日(水)にD組のフィジー―アメリカ地区第2代表(午後2時15分開始)、10月13日(日)にはB組のアフリカ地区代表―最終予選勝者(午後0時15分開始)が対戦する。

 

 東京都内のホテルで行われた日程発表会の模様は、釜石市鈴子町のラグビーカフェ釜石に設けられたパブリックビューイングで中継。ラグビーファンら約50人が息をのみ、テレビに見入った。

 

 初戦でフィジーが釜石にやって来ることが発表されると「おーっ」と歓声が沸き、「どんな国? 勉強しないと」と早速スマホを操って情報を集める人も。

 

 釜石での2試合目のカードは、大会アンバサダーで釜石シーウェイブス(SW)RFCゼネラルマネジャーの桜庭吉彦さん(51)が発表。「開催都市では一番小さな釜石だが、地域が一丸となって温かく歓迎し、成功に導きたい」と画面を通して決意を伝えると、集まった市民からは「きょうから新たなスタート。みんなで盛り上げよう」と声が上がった。

 

会アンバサダーとして組み合わせを発表する桜庭さん=パブリックビューイングから

大会アンバサダーとして組み合わせを発表する桜庭さん=パブリックビューイングから

 

 会場となる鵜住居復興スタジアム(仮称)に近く、W杯開催地招致運動から先頭に立って取り組んできた旅館「宝来館」おかみの岩崎昭子さん(61)は「天国に一番近い島といわれるフィジーは、穏やかで優しい人たちの国というイメージがある。言葉や文化、食べ物などを調べ、最高のおもてなしをしたい」と声を弾ませた。

 

 釜石シーウェイブス応援団の三浦正文さん(68)は、釜石での対戦カードが発表されると思わずバンザイ。「どこの国が来ても大漁旗を振って懸命に応援したい」と2年後に思いをはせた。チケットが手に入るかどうか心配していたが、「1万6千と席は限られている。外からやってくる人に席を譲り、自分はボランティアとしておもてなしに徹したい」と気持ちを切り替えた。

 

 12会場のうち2試合にとどまったのは釜石と熊本だけとなったが、発表会の冒頭で組織委員会の御手洗冨士夫会長はあえて釜石の名を挙げ、復興への貢献を強調した。市W杯推進室の山本洋樹室長は「桜庭さんが釜石のカードを発表したのも組織委の配慮。フィジー以外は決まっていないが、残り3カ国を想定しながら学校で各国の文化を学ぶなど取り組みを広げたい」と本格的な準備に腰を上げる。

 

 ■野田武則市長
2試合の開催が決定し、大変光栄に思う。参加選手がベストパフォーマンスを発揮できるよう環境整備に努めていく。東日本大震災で全国、世界中から釜石に寄せられた支援に対し感謝の気持ちを表す機会と心し、地域住民と一体になり、力を合わせて取り組んでいきたい。

 

(復興釜石新聞 2017年11月4日発行 第636号より)

復興釜石新聞

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第31回 釜石市民劇場「心に翼を、希望を胸に」

第31回 釜石市民劇場「心に翼を、希望を胸に」

市制施行80周年記念事業

市制施行80周年記念事業

 

第31回 釜石市民劇場「心に翼を、希望を胸に〜てんやわんやケアハウス」

 

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 第31回 釜石市民劇場「心に翼を、希望を胸に〜てんやわんやケアハウス」

第31回 釜石市民劇場「心に翼を、希望を胸に〜てんやわんやケアハウス」

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第31回 釜石市民劇場「心に翼を、希望を胸に~てんやわんやケアハウス」

日時

2017年11月12日(日) 開場12:30 開演13:30

会場

シープラザ遊(釜石市鈴子町22 地図

入場料

無料

主催・企画

釜石市民劇場実行委員会

後援

釜石市、釜石市教育委員会、釜石市芸術文化協会

この記事に関するお問い合わせ
釜石市 市民生活部 生涯学習文化スポーツ課 芸術・文化係
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ボタンを押すと「おかえりなさい」が流れる音声装置

島倉千代子さんの歌碑に音声装置〜根浜に流れる「おかえりなさい」、後援会員ら寄付募り実現

 音声装置が加わった島倉千代子さんの歌碑の前で関係者らが記念撮影

音声装置が加わった島倉千代子さんの歌碑の前で関係者らが記念撮影

 

 釜石市鵜住居町の根浜海岸を望む一角に建つ、2013年に死去した歌手島倉千代子さんの歌碑近くに音声装置が設置され、10月28日、現地でお披露目された。装置は高さ約120センチ、幅約75センチで、ボタンを押すと歌碑に刻まれた島倉さんの「おかえりなさい」を聞ける仕組み。♪あなたの帰りを待っている 変わらぬ心がここにある――。集まったファンらは温かみのある島倉さんの歌声にじっくり聴き入り、歌声を重ねて笑顔を見せた。

 

 歌碑は白御影石製で高さ90センチ、幅約1・4メートル。表に歌詞を刻み、背面には島倉さんが優しくほほ笑むジャケット写真が配置されている。同曲は定年を迎える団塊世代の男性に向けて歌ったものだが、東日本大震災を受け、「帰っておいで」と呼び掛ける歌詞が、犠牲者や行方不明者に向けて歌っているような内容であることから、島倉さんは「被災地が落ち着いたら歌いに行きたい」と希望。その思いを遂げられぬまま、他界した。

 

 それを知った後援会(吉田恵美子代表)が「思いをかなえたい」と被災地に歌碑を建てることを計画。島倉さんの思いを知った旅館「宝来館」が快く場所を提供し、16年に旅館の裏山にある避難路入り口付近に歌碑を建立した。

 

 今回、音声装置を設けるきっかけとなったのは、歌碑を訪れた人から多く寄せられた「どんな曲?歌が聞けたらいいのに」「曲が聞けないのは寂しいね」との声。会員に寄付を募ったところ150万円が集まり、要望に応えることができた。

 

ボタンを押すと「おかえりなさい」が流れる音声装置

ボタンを押すと「おかえりなさい」が流れる音声装置

 

 お披露目には後援会の会員、地元ファンのほか、歌碑や避難路の清掃、花の植栽活動を続けている花巻市シニア大学の受講者有志でつくる「花っ子夢クラブ」のメンバーも参加。作詞の友利歩未さん、作曲の杉村俊博さんも駆けつけ、装置の除幕を行った後、歌碑の前で声を合わせて「おかえりなさい」を歌った。

 

 吉田代表(67)=大阪府吹田市=は「『一緒に歌っているよ』という島倉さんの声が聞こえてくるよう」と感無量の様子。「島倉さんの歌声が、震災で今も行方の分からない人たちへの呼び掛けに、被災した方たちの希望の明かりになれば。この場を訪れた人が震災を記憶し続ける手伝いにもなれたらいい」と願った。

 

(復興釜石新聞 2017年11月1日発行 第635号より)

復興釜石新聞

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峠コース(17・2キロ)のスタート。411人が坂道をひた走った

「復興」合言葉に仙人マラソン〜県内外から男女636人、色づく紅葉 坂道をひた走る

峠コース(17・2キロ)のスタート。411人が坂道をひた走った

峠コース(17・2キロ)のスタート。411人が坂道をひた走った

 

「復興への峠を駆け上がれ」を合言葉に第8回かまいし仙人峠マラソン大会(実行委主催)は10月29日、釜石市甲子町大橋の旧釜石鉱山事務所を発着点とする2つのコースで行われた。男女年齢別11部門にエントリーした820人のうち636人が参加。国道283号仙人トンネルまでを往復する峠コース(17・2キロ)に411人、甲子町大松で折り返す10キロコースには225人が挑戦。台風接近に伴う、あいにくの雨模様の中、色づいた紅葉を背景にひた走り、ゴールを目指した。

 

トンネルを過ぎ、ここから坂道が急になる

トンネルを過ぎ、ここから坂道が急になる

 

 開会式で、野田武則市長は「みなさんの走りが釜石の復興につながり、被災者の後押しになる」と全国から集ったランナーにエールを送った。

 

10キロコースのスタート。225人が挑んだ

10キロコースのスタート。225人が挑んだ

 

 最も遠方から参加した友澤寛さん(28)が「雨にも負けず、最後まで全力で走る」と宣誓。午前10時10分に峠コース、10分遅れで10キロコースのランナーが次々と駆け出した。

 

最も遠方の松山市から参加した友澤さん

最も遠方の松山市から参加した友澤さん

 

 友澤さんは愛媛県松山市から派遣職員として10月から県沿岸広域振興局水産部に赴任したばかり。漁港施設復旧工事の設計などを担当する。

 

 マラソン大会に参加するのは5回目というが、「今回は練習もできず、ぶっつけ本番。完走できるか心配」と言いながら峠コースに飛び出した。苦しそうな表情でゴールイン。「坂道の厳しさは想像以上。今までで一番きつかった」と完走を喜んだ。

 

 震災後、釜石市の副市長を3年間務めた嶋田賢和さん(34)は、前回大会に続き東京から参加。峠コースに挑み、坂道の途中で沿道の声援に手を上げて応える余裕も。「上りは地獄、下りは快走。沿道の方々の声援が力になった」と気持ち良さそうに話した。

 

元釜石市副市長の嶋田さんも笑顔で完走

元釜石市副市長の嶋田さんも笑顔で完走

 

 現在は財務省から内閣官房に出向し、医療・介護分野を担当。日ごろは新宿区高田馬場にある自宅周辺を走り、健康づくりに汗を流す。釜石を離れて3年。「在任中は多くの人に世話になった。釜石大好き。今後も釜石の復興が見届けられるよう、毎年参加したい」

 

 東京でフィットネスクラブのインストラクターを務める藤井(旧姓菅野)眞喜子さん(53)は両手を広げ、さわやかにゴール。「つらかった。でも一歩ずつ、止まらずに走れた」と5回目の完走を喜んだ。

 

「釜石復興」へ思いを込め完走した藤井さん

「釜石復興」へ思いを込め完走した藤井さん

 

 震災の津波で東前町の実家が全壊。両親は仮設住宅から復興住宅へと移り、やっと落ち着いた。高校時代は陸上競技の短距離選手として活躍。現在は週末のほとんどをランニングの指導に駆け回る。「これからも毎回、友達を誘って釜石へ」と大会の継続を願う。

 

猫さん、五輪の走りを披露

 

沿道の声援に応え、「ニャーニャー」鳴きながら五輪の走りを披露した猫ひろしさん

沿道の声援に応え、「ニャーニャー」鳴きながら五輪の走りを披露した猫ひろしさん

 

 今回のゲストランナーはカンボジア国籍の走るお笑いタレント猫ひろしさん(40)。「ニャーニャー」と沿道に愛きょうを振りまきながら峠コースを駆け抜け、リオデジャネイロ五輪に出場した力強い走りを披露した。

 

 リオ五輪では”ブービー賞”だったが、「オリンピックの走りを見せたい」と駆け付けた。「坂道だけのマラソンコースは、国内ではここだけ。メチャクチャ厳しかった。足がちぎれるかと思った」と言いながらも、「猫魂」と記した赤いユニホーム姿で見事完走。「ネコですけど、最後はオニのような顔になってたかも」と、おどけて見せた。

 

 「全力で走るのがネコの仕事」と、仙人マラソンには5年ぶりの参加。同大会ではマラソンの名選手、瀬古利彦さんもゲストランナーを務めたことがあるが、「セコよりネコ。今後もよろしく」とPRも忘れなかった。

 

(復興釜石新聞 2017年11月1日発行 第635号より)

 

復興釜石新聞

復興釜石新聞(合同会社 釜石新聞社)

復興釜石新聞と連携し、各号紙面より数日の期間を設け記者のピックアップ記事を2〜3点掲載しています。

問い合わせ:0193-55-4713 〒026-0044 岩手県釜石市住吉町3-3

釜石開催の日程と対戦カードの発表について

ラグビーワールドカップ2019™釜石開催の日程と対戦カード発表について

このたびラグビーワールドカップ2019の対戦カードが決定され、岩手県・釜石市では、 以下の2試合が開催されることとなりましたのでお知らせします。

 
2019年 9月25日(水) 14:15
【プールD】フィジー 対 アメリカ地区2
 
2019年10月13日(日) 12:15
【プールB】アフリカ地区1 対 敗者復活予選優勝チーム

 

試合会場: 釜石鵜住居復興スタジアム(仮称)

 

ラグビーワールドカップ2019の対戦カード決定に対する釜石市長コメント

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全対戦カード

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チケット販売情報

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釜石開催紹介リーフレット

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釜石市 総務企画部 ラグビーワールドカップ2019推進室
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釜石市

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ウッドデッキの先にはブドウ畑が広がる

障害者の就労を支援〜新センター甲子町天洞に完成、NPO遠野まごころネット運営

ウッドデッキの先にはブドウ畑が広がる

ウッドデッキの先にはブドウ畑が広がる

 

 NPO法人遠野まごころネット(臼澤良一理事長)が運営する「まごころ就労支援センター釜石」が釜石市甲子町天洞に移転、新築され、22日、竣工(しゅんこう)式・祝賀会が行われた。就労者ら50人が参加し、広く、自然環境に恵まれた本設施設の完成を喜び合った。施設は11月から運用、31人が利用する。

 

 新支援センターは釜石鉱山から借用した用地約4千平方メートルの一部に建設。木造平屋建て198平方メートルに作業室2部屋、ホール、調理室、トイレを配置。南側に広いウッドデッキを加えた。その先には、同ネットがなりわい創出、地域活性化を期待するワイン造りのためのブドウ畑が広がる。

 

 作業室にはブックカバー、トートバッグなどを作るミシン数台、看板や表札、記念プレートも製作できるレーザー加工機も備え、整然と作業デスクが並ぶ。ホールの一角に畳敷きの小上がりとテーブルが区画され、休息と語らいの場となる。

 

機能性を重視した作業室は広く、明るく

機能性を重視した作業室は広く、明るく

 

 神事の後、落成式で臼澤理事長が「多くの支援、地域のみなさんの理解で完成した。広く、素晴らしい環境の中で、就労、作業学習で十分に力を発揮できるだろう。ここが地域コミュニティーを強め、生業(なりわい)づくりと、大橋地域がはばたく場になるよう期待する。私たちスタッフもがんばる」と意欲を示した。

 

 来賓の野田武則市長は「ワイン造りに取り組み、新しいセンターもできた。過疎的地域で、公的施設が少ない。センター、まごころネットの活動に期待する」と激励。テープカットのあと、出席者らが屋内を見学した。 

 

テープカットで新センターがオープン

テープカットで新センターがオープン

 

 同ネットは東日本大震災を契機に障害者の支援活動を続ける。就労支援事業はこれまで大槌センター(定員15人)と、釜石市甲子町大畑団地の民家を借り受けた旧釜石センター(定員16人)で行って来たが、新しい支援センター(小谷千恵センター長)は定員を31人に拡充した。

 

 同ネットは「一般企業への就労を目指す利用者(契約者)もおり、いろんな人と接する体験も重視する」。この施設では週末や休日にカフェを開設し、地元の食材を使った食事を提供する構想も進める。夏休みの子どもや地域住民と共に、ブドウ畑と周囲の自然を活用した交流の場とする計画もあるという。

 

(復興釜石新聞 2017年10月28日発行 第634号より)

 

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復興釜石新聞(合同会社 釜石新聞社)

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『KAMAISHI RUGBY / 釜石ラグビー』ページを公開しました

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本日、『KAMAISHI RUGBY / 釜石ラグビー』ページを公開しました。
https://en-trance.jp/rugby

 

こちらのページは、間もなく迎えるラグビーワールドカップ2019™を大きな軸とした、インバウンド観光の活性化への取り組みとして、釜石市が制作を進めるポータルサイトの予告ページです。

 

本サイトを複数言語化する形で、徐々にコンテンツを追加・更新し、2018年4月に正式公開の予定です。

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