尾崎白浜からトンネルを越えた佐須地区の岸壁の中に蛇島という岩礁があり、そこに釜石市の市の花でもあるはまゆりが自生して見頃を迎えています。
蛇島は元々浜辺の島だったのが岸壁が埋め立てられ、取り残されて形になりました。釜石では自生のはまゆりを間近で見れらるのはここだけではないでしょうか。
はまゆりはユリ科の多年草スカシユリの俗称です。昭和50年に市の花に制定されました。
タウンレポーター 金野義男
金野義男（こんのよしお）と申します。平田在住です。釜石の好きな風景は新浜町から見た南桟橋を中心とした風景と釜石湾を背景にした釜石大観音の後姿です。得意なジャンルは歴史と自然です。
小佐野公民館寺子屋事業「小佐野サマースクール」を開催します。
大学生ボランティアのみなさんが、夏休み中の小学生・中学生を対象に宿題や自由研究などの学習支援を行います。入退室は自由です。
学習サポート以外にも大学生と楽しく交流して楽しい時間を公民館でお過ごしいただけます。
平成27年8月3日(月)、4日（火）、5日（水） 10時～16時
小佐野コミュニティ会館 談話室ほか
小学生・中学生
20名
夏休み中の課題、家庭学習、自由研究など、サポートしてほしいもの。
午前中から引き続き午後も参加するかたは、お弁当
7月31日（金）までに小佐野公民館までお電話で申し込みください
電話 23-5037
釜石市
釜石市公式サイトと連携し、縁とらんすがピックアップした記事を掲載しています。記事の内容に関するお問い合わせは、各記事の担当窓口までお問い合わせください。
にや工房 藤原政子さん
果実の恵みと『遠野物語』で瞳に癒しを！
こんな３つの体験が楽しめます。
1.「橋野果実」のブルーベリー畑で摘み取り作業と試食（持ち帰りもあり）
2.「にや工房」でブルーベリースムージー作り（店主・政子さんのお手製ヨーグルトと甘酒を使った特製レシピ！）
3. 地元のお父さん（中館さん）の案内で『遠野物語』ゆかりの地を散策（目に御利益があるといわれる「盲神」の祠）
中村清司さんのブルーベリー畑（橋野果実）
地元のお父さん 中舘義元さん
7月25日（土）10:00~12:00
10人
汚れても良い服装、歩きやすい靴、熱中症対策グッズ
橋野町（橋野果実、にや工房 他）
9:30 橋野どんぐり広場（車でお越しの方は、集合後に車を駐車スペースへ移動して頂きます）
1,500円（税込）
※注意／天候により中止や内容を一部変更する可能性があります。あらかじめご了承ください。
A&Fグリーンツーリズム実行委員会（市観光交流課内）
電話 0193-22-2111（内線333）
かまとら〜TRY！KAMAISHI 2015夏号〜 夏本番、山・川・海が呼んでいる！釜石のお宝＆鉄人発掘博覧会
「かまとら～TRY！KAMAISHI～2015年夏号」を今すぐダウンロード！
三陸ひとつなぎ自然学校
「地域のために立ち上がり、挑戦する人が多いまち、釜石」の実現を目指し、釜石とたくさんの方々を「つなぐ」活動をしています。問い合わせ：0193-55-4630 〒026-0411 岩手県釜石市橋野町34-46-1 公式サイト / Facebookページ
今回は、釜石の健康づくりの第一線で活躍している佐久間定樹さんの指導のもと、根浜海岸で朝日を浴びながら、ストレッチ！朝食は健康＆釜石産にこだわった、朝活参加者限定メニューを提供します。健康づくりの基本と朝活のメリットを学び、健康的な体づくりの第一歩を踏み出しましょう！
根浜海岸
7/26(日)、8/5(水) 両日とも7:00〜8:30開催
15人
1,500円（朝食付）
動きやすい服装、タオル、飲み物
根浜海岸、宝来館
6:50 宝来館前（宝来館の指定駐車スペースあり）
※注意/雨天時は宝来館で行います。
三陸ひとつなぎ自然学校
電話 0193-55-4630
メール kamatora327@gmail.com
かまとら〜TRY！KAMAISHI 2015夏号〜 夏本番、山・川・海が呼んでいる！釜石のお宝＆鉄人発掘博覧会
「かまとら～TRY！KAMAISHI～2015年夏号」を今すぐダウンロード！
三陸ひとつなぎ自然学校
「地域のために立ち上がり、挑戦する人が多いまち、釜石」の実現を目指し、釜石とたくさんの方々を「つなぐ」活動をしています。問い合わせ：0193-55-4630 〒026-0411 岩手県釜石市橋野町34-46-1 公式サイト / Facebookページ
釜石東部漁協自慢の大型定置漁船に乗り込み、リアルな漁の現場を体験！日の出を受けて威勢の良い漁師さんの掛け声が響きます！朝食は自分たちが乗った漁船で獲れたばかりの魚を浜のお母さんに調理して頂き、番屋（漁師小屋）で頂きます！普段味わうことの出来ない貴重な体験となっております、是非ご参加ください！
第11箱崎丸・大謀 橋本司さん
8月1日（土）午前 3:30～9:30
10名 ※先着順
2,000円（税込）※体験代、朝食代含む
午前3:15 釜石東部漁業協同組合駐車場（岩手県釜石市箱崎町10−9）
汚れても良い格好、レインコート
NPOおはこざき市民会議（事務局 下川）
TEL 090-1561-1166
かまとら〜TRY！KAMAISHI 2015夏号〜 夏本番、山・川・海が呼んでいる！釜石のお宝＆鉄人発掘博覧会
「かまとら～TRY！KAMAISHI～2015年夏号」を今すぐダウンロード！
三陸ひとつなぎ自然学校
「地域のために立ち上がり、挑戦する人が多いまち、釜石」の実現を目指し、釜石とたくさんの方々を「つなぐ」活動をしています。問い合わせ：0193-55-4630 〒026-0411 岩手県釜石市橋野町34-46-1 公式サイト / Facebookページ
8/2(日)、「釜石はまゆりトライアスロン」特設会場内（釜石市鵜住居町根浜海岸）にて、絵の具とスポンジを使って、ほたての貝殻模様を和紙に写しとるクラフト体験会を開催します！よく観察してみると、ほたての貝殻には特徴がいっぱい。意外な発見があるかも！好きな色で写しとった作品は色紙に貼って、お持ち帰りいただきます。ほたての貝殻もいっしょにどうぞ！是非お誘い合わせの上、ご参加ください♪
NPO法人おはこざき市民会議 池田静さん
2015年8月2日（日）10:30～12:30
「釜石はまゆりトライアスロン」特設会場内（釜石市鵜住居町根浜海岸）
300円（材料費込み）
※参加は自由です、会場にて随時受け付けをしております。
※材料がなくなり次第終了します。
NPO法人おやこざき市民会議事務局
電話 090-8684-6349
メール info@ohakozaki.com
かまとら〜TRY！KAMAISHI 2015夏号〜 夏本番、山・川・海が呼んでいる！釜石のお宝＆鉄人発掘博覧会
「かまとら～TRY！KAMAISHI～2015年夏号」を今すぐダウンロード！
三陸ひとつなぎ自然学校
「地域のために立ち上がり、挑戦する人が多いまち、釜石」の実現を目指し、釜石とたくさんの方々を「つなぐ」活動をしています。問い合わせ：0193-55-4630 〒026-0411 岩手県釜石市橋野町34-46-1 公式サイト / Facebookページ
大学１年の夏に初めて釜石を訪れた女子大生「まるこ」。人見知りな彼女を温かく受け入れてくれた釜石が大好きになり、その後も足を運び続けて、気づいたらなんと９回目！そんなまるこが仲間達とともにやってきます。目的は「子ども達と遊ぶため！」。夏休みの想い出におもいっきりあそぼう！どう遊ぶかは、来てからのお楽しみ！
北翔大学障害スポーツ学部スポーツ教育学科４年生 関根桃子さん（まるこ）
2015年8月7日（金）10:30～14:00
無料
子どものみ、親子参加も大歓迎！（参加の申し込みは不要）
10:30 くりりん（釜石市栗林町 道々バス停近く）
タオル、飲み物、お弁当（軽食は用意します）
※注意/長ズボンで来ることをおすすめします。
三陸ひとつなぎ自然学校
電話 0193-55-4630
メール kamatora327@gmail.com
かまとら〜TRY！KAMAISHI 2015夏号〜 夏本番、山・川・海が呼んでいる！釜石のお宝＆鉄人発掘博覧会
「かまとら～TRY！KAMAISHI～2015年夏号」を今すぐダウンロード！
三陸ひとつなぎ自然学校
「地域のために立ち上がり、挑戦する人が多いまち、釜石」の実現を目指し、釜石とたくさんの方々を「つなぐ」活動をしています。問い合わせ：0193-55-4630 〒026-0411 岩手県釜石市橋野町34-46-1 公式サイト / Facebookページ
釜石市内の間伐現場から出た枝や葉は「木質バイオマス」として市内の火力発電所（新日鉄住金釜石製鉄所内）に供給し、エネルギーになります。参加者みんなでバイオマスを集め、エネルギーについて考えましょう。釜石地方森林組合の職員による釜石地方の森林や環境についてのお話もあります。
釜石地方森林組合参事 高橋幸男さん
8月22日（土）9:00～16:00
10人
2,200円
9:00 釜石地方森林組合事務所（釜石市片岸町1-1-1）
軍手、弁当、長靴または登山靴
事務局（釜石地方森林組合・釜援隊/手塚）
TEL 080-9639-6984
メール tezuka_sayaka@kamaentai.org
かまとら〜TRY！KAMAISHI 2015夏号〜 夏本番、山・川・海が呼んでいる！釜石のお宝＆鉄人発掘博覧会
「かまとら～TRY！KAMAISHI～2015年夏号」を今すぐダウンロード！
三陸ひとつなぎ自然学校
「地域のために立ち上がり、挑戦する人が多いまち、釜石」の実現を目指し、釜石とたくさんの方々を「つなぐ」活動をしています。問い合わせ：0193-55-4630 〒026-0411 岩手県釜石市橋野町34-46-1 公式サイト / Facebookページ
シーカヤックで海へ漕ぎ出そう！右、左…とリズムをつけてパドルをこぎ進めば、海の上をすべるような感覚が気持ちいい！目の前の海岸はなんと…見たことのない豪快なジオ（地形）の世界！その先に辿りつくのは、誰もいないシークレットビーチ。みんなで上陸して、美しい海の中をスノーケリングでのぞいてみよう。ランチもお楽しみに！
シーカヤック三陸 MESA代表 草山雅之さん
アプネアアカデミーアジア スキンダイビングインストラクター 永島奏子さん
8月22日（土）8:30～16:00
10人（小学５年以上〜高校生、もしくは親子参加もOK）
8,000円（全レンタル機材、保険、昼食込み）
両石湾
集合：8：30 釜石市両石町「愛の浜海水浴場」駐車場
※注意／初心者の方でもご参加いただけます。カヤックは二人乗り（数に限りあり）、もしくは一人乗りになります。
申込必要事項を明記の上、FAXまたはE-mailでお送りください。
詳細は申し込み後にご案内いたします。
(1) 氏名・ふりがな (2)性別 (3)生年月日 (4)学校名・学年 (5)〒・住所 (6)TEL・FAX・E-mail (7)保護者氏名・ふりがな（8)身長・足のサイズ・体格（太め・普通・細め）
ユナイテッドグリーン
TEL：090ー4473ー2336
FAX：0193ー55ー4711
メール u_green@icloud.com
かまとら〜TRY！KAMAISHI 2015夏号〜 夏本番、山・川・海が呼んでいる！釜石のお宝＆鉄人発掘博覧会
「かまとら～TRY！KAMAISHI～2015年夏号」を今すぐダウンロード！
三陸ひとつなぎ自然学校
「地域のために立ち上がり、挑戦する人が多いまち、釜石」の実現を目指し、釜石とたくさんの方々を「つなぐ」活動をしています。問い合わせ：0193-55-4630 〒026-0411 岩手県釜石市橋野町34-46-1 公式サイト / Facebookページ
「ここって本当に釜石？」そんな景色が広がる知る人ぞ知る鵜住居川上流部。そこには自然が作り出した天然の川のあそび場がたくさんあり、昔から子ども達のあそび場でした。今回はそこでおもいっきり遊びます！ぷかーっと流れる、天然のウォータースライダーで豪快に流れる、ダイナミックな飛び込み！さぁ、君はどんな遊びがしたい？
NPO地球の楽校代表 長谷川孝一さん
自然が作り出したあそび場であそびつくそう！
8/11(火)〜8/13（木）2泊3日
20人《対象は小学3〜6年》（定員を超えた場合は抽選）
10,000円（装備レンタル料、食費等）
旧橋野へき地保育所周辺（釜石市橋野町34-46-1）
申込フォームの連絡事項の欄に申込必要事項を入力してください。詳細は申込み後にご案内いたします。
★申込締切 ：７月２０日（月）
【申込必要事項】
(1)氏名・ふりがな (2)性別 (3)生年月日 (4)学校名・学年 (5)〒・住所 (6)TEL・FAX・E-Mail (7)保護者氏名・ふりがな（8）身長・体格（太め・普通・細め）
※当日はウエットスーツを着用して川に入りますので、お子様の服のサイズを教えてください。
三陸ひとつなぎ自然学校
電話 0193-55-4630
メール kamatora327@gmail.com
かまとら〜TRY！KAMAISHI 2015夏号〜 夏本番、山・川・海が呼んでいる！釜石のお宝＆鉄人発掘博覧会
「かまとら～TRY！KAMAISHI～2015年夏号」を今すぐダウンロード！
三陸ひとつなぎ自然学校
「地域のために立ち上がり、挑戦する人が多いまち、釜石」の実現を目指し、釜石とたくさんの方々を「つなぐ」活動をしています。問い合わせ：0193-55-4630 〒026-0411 岩手県釜石市橋野町34-46-1 公式サイト / Facebookページ
遊漁船グループ代表 佐々木虎男さん
大海原で生きるための知恵と知識にふれてみよう！
浜辺の小屋で開かれる「海の教室」。物知り漁師さんによるトークと実演で、航海の基本などを楽しく学ぶことができます。海図を広げて、羅針盤を手にしたら、気分は大航海時代！
１時限目「海図を見てみよう」２時限目「時差を知ろう」３時限目「ロープを結んでみよう（実習）」です。
2015年8月1日(日) 10:00〜12:00
15人
1,000円（材料費込）
根浜海岸プレハブ小屋
9:45 宝来館前
※注意／一部内容が変更になる場合があります。
A&Fグリーンツーリズム実行委員会（市観光交流課内） 0193-22-2111（内線333）
かまとら〜TRY！KAMAISHI 2015夏号〜 夏本番、山・川・海が呼んでいる！釜石のお宝＆鉄人発掘博覧会
「かまとら～TRY！KAMAISHI～2015年夏号」を今すぐダウンロード！
三陸ひとつなぎ自然学校
「地域のために立ち上がり、挑戦する人が多いまち、釜石」の実現を目指し、釜石とたくさんの方々を「つなぐ」活動をしています。問い合わせ：0193-55-4630 〒026-0411 岩手県釜石市橋野町34-46-1 公式サイト / Facebookページ
第97回全国高校野球選手権岩手大会第６日の15日は３回戦が行われ、釜石勢の２校は明暗を分けた。釜石商工は金ケ崎町の森山総合運動公園球場で福岡工と対戦。14―４（六回コールド）で圧勝し、２戦連続のコールド勝ちで４回戦に進んだ。一方、花巻市の花巻球場で久慈工と対戦した釜石は４―５と競り負け、昨夏に続き３回戦で涙をのんだ。ベスト16に駒を進めた釜石商工の４回戦は18日、花巻球場で一関工と対戦する。
二回２死から５番大丸広希が右翼へ２点本塁打を放ち、菅原昌也⑧に迎えられてホームイン。９─０とし、ほぼ勝負を決める
▽３回戦（森山球場）
福岡工
００２０２０ ４
１８１００ 4x 14
釜石商工
（六回コールド）
（福）土屋―五日市
（釡）中村、菅原―菊池健
▽本塁打 大丸（釡）
▽三塁打 三浦２、菊池健（釡）
▽二塁打 小笠原、菅原（福）鈴木、川向、菅原（釡）
釜石商工は福岡工の主戦に17安打を浴びせ大勝。２年前の夏以来のベスト８を目指す。
初回、主将三浦潤太（３年）の右前適時打で先制。二回は打線がつながり、打者一巡の猛攻で圧倒。長短の連打にバントを絡めて６点を加えた後、２死から５番大丸広希（３年）の２点本塁打で９─０とし、ほぼ勝負を決めた。
三回、五回と福岡工に２点ずつを返されたものの、六回は５長短打で４点を加えゲームセット。最後は１死満塁の場面で、菊池健太郎（２年）が〝サヨナラ打〟を中前に弾き返した。
二回の攻撃は圧巻だった。先頭の大丸が左前打で口火を切り、２安打に２つのバントを絡め２点を追加。さらに４連打で４点を加えた後、大丸の豪快な一発が飛び出した。
「ともかく、つなごうと打席に入った」と大丸。カウントを取りにきたインコース低めの直球を振り抜くと、打球はライナーで右翼スタンドへ。練習試合を含め高校通算５本目、公式戦では３本目の本塁打となった。
初戦で本塁打を放った三浦主将は、この試合も２本の三塁打を含め３安打３打点の大活躍。しかし、派手なバッティングより、「守備からリズムをつくれた」と喜ぶ。初回の守りで、先頭打者を四球で出したあと、強烈な内野ゴロを二塁手の鈴木孝輔（２年）が好捕し併殺に。このファインプレーが釜石商工に流れを引き寄せた。五回の守りでは、４点目を奪われた後、なおも満塁のピンチをけん制死でしのぐ場面もあった。
サヨナラ打を放った９番の菊池は、小学校（双葉）で捕手、中学（釜石）では三塁手、高校で捕手に戻った。「自分の役目は１番につなぐこと。バッティングで投手を助けたい」という気持ちが殊勲打となった。
２戦連続のコールド勝ちに沸く釜石商工の応援スタンド
これで２試合連続のコールド勝ち。しかし久保田達也監督は「決めるところで決められないのがウチの弱さ。さらに勝ち上がるには修正が必要」と手を緩めない。「ともかく勝てたことが一番の収穫。また挑戦できることがありがたい。厳しい相手となる今後は、失点は覚悟。打ち勝たなくては」と次戦をにらむ。
接戦を落とした悔しさを胸に、試合終了後、スタンドの応援団にあいさつする釜石高ナイン
▽３回戦（花巻球場）
久慈工
０００００２３００ ５
００２０２００００ ４
釜 石
（久）中村彪―種綿
（釡）前川、佐々木瑞―西沢
▽三塁打 奥村（釡）
▽二塁打 西沢２（釡）
釜石は五回まで４―０と優勢に試合を進めながら、先発投手のアクシデントもあり、その後５点を奪われ逆転負けを喫した。
三回、１死二塁から２番奥村颯吾（２年）の右中間三塁打で先制。３番西沢和哉（３年）の右前打で２点目を挙げた。
五回には１死満塁から５番佐々木紘也（３年）が中前に弾き返して３点目。なお満塁の場面で６番菊池勇貴（２年）の内野ゴロの間に佐々木瑞貴（３年）がホームを陥れ４点目を挙げた。
しかし、六回から久慈工の反撃に遭い、２点を返される。七回には先発前川柊哉（３年）が右ひざ付近に打球を受けて負傷するアクシデントも重なった。１死二、三塁とされた後、初戦で完投勝利したエース佐々木瑞が継投したが勢いを止められず、４―５と逆転された。
粘る釜石は八回に２死満塁、九回も１死二、三塁と久慈工に詰め寄ったが、併殺で万事休した。
３安打１打点と活躍した捕手の西沢和哉主将は「もっと（投手の）良さを引き出したかった。後輩にはこの悔しさを晴らしてほしい」と無念をにじませた。
佐々木偉彦監督は「決勝で最高のパフォーマンスを発揮できるよう、練習も試合と同じ集中力で取り組むよう指導してきた。まだ、徹底できる」と”次”を見据えた。
野球部父母会は50人が応援。残念な結果に終わったものの、前川紀崇会長（46）は「元々粘り強いチーム。集中力が高まり、きょうも力を出し切った」と選手をたたえた。
スタンドには野球部ＯＢらも応援に駆け付けた。初戦に続き声をからした岩切大河さん（22）＝仙台大４年＝は「高校の体育教師になり、野球を指導したい。つい最近、母校で教育実習した。（勝利への）思い入れは強い」と後輩ナインの健闘を祈った。
釜石市出身の柏舘信夫さん（86）は妻京子さん（81）と、２００２年に花巻市に移り住んだ。バックネット裏の最前列に陣取り、胸には高校野球のシニアフリーパス。「花巻で戦う釜石の試合だけ見に来る。もう少し、釜石の子どもたちを見ていたい」と、３回戦も突破した釜石商工の快進撃に期待する。
（復興釜石新聞 2015年7月18日発行 第403号より）
復興釜石新聞（合同会社 釜石新聞社）
復興釜石新聞と連携し、各号紙面より数日の期間を設け記者のピックアップ記事を2〜3点掲載しています。問い合わせ：0193-55-4713 〒026-0044 岩手県釜石市住吉町3-3
