釜石市戦没者追悼式を開催します

釜石市は、太平洋戦争中の昭和20年7月14日と8月9日の2度にわたり艦砲射撃を受け、多数の市民の尊い生命が犠牲となりました。

 

市では戦没者の慰霊と恒久平和への願いを込めて、2回目の艦砲射撃のあった8月9日に釜石市戦没者追悼式を開催します。

 

追悼式の当日は、平和への願いと戦没者に対する弔意を表するため、サイレンの合図による黙祷などを行います。

 

開催日時

平成27年8月9日(日)
午前11時から

会場

中妻体育館 ※釜石中学校裏

対象者

どなたでも参列できます。

内容

  • 追悼の言葉
  • 献花(献花用の菊花は市で用意します)
  • 作文朗読
  • 献唱など

備考

  • 会場内は冷房がありません。当日の気候に合わせた服装でお越しください。
  • 会場内へは外履きのままで入場できますので、上履き等は必要ありません。
  • 中妻体育館周辺は駐車スペースが限られていますので、当日運行する送迎バスをご利用ください。

 

https://www.city.kamaishi.iwate.jp/shisei_joho/oshirase/detail/__icsFiles/afieldfile/2015/07/21/bus.pdf

平成27年度釜石市戦没者追悼式参列者送迎バス運行表

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釜石市 保健福祉部 地域福祉課
〒026-0025 岩手県釜石市大渡町3丁目15番26号
電話 0193-22-0177 / FAX 0193-22-6375 / メールでの問い合わせ
元記事:
https://www.city.kamaishi.iwate.jp/shisei_joho/oshirase/detail/1194971_2986.html
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かまっこ★あそびーらんど

かまっこ★あそびーらんど

かまっこ★あそびーらんど

 

昨年に続いて3回目の開催!聖学院高校・大学、常盤高校のおにいさん、おねえさんと思いっきり遊ぼう!!

 

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かまっこ★あそびーらんど

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日時

平成27年8月7日 金曜日 14時から16時
平成27年8月8日 土曜日 10時から14時30分 (12時から13時の間は昼休憩となります)

場所

イオンタウン釜石2階 イベントスペース

内容

鬼ごっこなどの「うごくあそび」や工作などの「つくるあそび」などたくさんのあそびを用意しています。
8日(日)は「一緒に勉強コーナー」もあるよ!
※「一緒に勉強コーナー」に参加されるお子さんは宿題を持参ください。

参加料

無料

申し込み

不要

注意事項

汚れてもよい服装でお越しください。
小さいお子さんは保護者同伴でお願いします。

主催・問い合わせ

聖学院大学 復興支援ボランティアチーム[SAVE]
聖学院大学 ボランティア活動支援センター
〒362-8585 埼玉県上尾市戸崎1-1
TEL 048-780-1705
URL https://seig-vc.jimdo.com/

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320㌔を走破。ガッツポーズで鵜住居根浜にゴールインしたスクラム釜石のメンバーら

「ラグビーW杯盛り上げよう」スクラム釜石、「東北ライド」320キロ走破 福島県・南相馬ー釜石縦走

ガッツポーズで鵜住居根浜にゴールインしたスクラム釜石のメンバーら

320キロを走破。ガッツポーズで鵜住居根浜にゴールインしたスクラム釜石のメンバーら

 

 釜石市が開催地の一つに決まった2019ラグビーワールドカップ(W杯)を盛り上げようと、震災後から釜石の復興支援活動を展開する「スクラム釜石」(石山次郎代表)が福島県南相馬市から釜石まで東北沿岸を自転車で縦走する「スクラム東北ライド」を企画。18日から3日間にわたって320キロを駆け抜け、20日午後1時過ぎ、ゴール地点の鵜住居町根浜に無事到着した。

 

 スクラム釜石は、ラグビー日本一7連覇を達成した新日鉄釜石ラグビー部OBを中心に結成。「東北ライド」には、W杯を釜石、岩手にとどまらず、被災地全体、東北全体に復興をもたらすイベントにしよう―との思いを込めた。

 

 石山代表(58)、高橋博行事務局長(58)らメンバーや支援者6人がそろいの赤いユニホーム姿で参加。18日昼過ぎ、南相馬市出身の渡瀬あつ子さんが歌うラグビー応援ソング「楕円桜」に送られ道の駅を出発、ひたすら北上した。渡瀬さんはその後、車で釜石まで伴走した。

 

 途中、宮城県名取市では震災で大きな被害を受けた閖上地区に立ち寄り、犠牲者に黙とうした。

 

 19日は仙台市をスタート。W杯のキャンプ地に名乗りをあげている石巻市では、ラグビー仲間と交流した。俳優の渡辺謙さんの支援で開店した気仙沼市のカフェでは、渡辺さんからの応援メッセージも届けられた。

 

 20日は陸前高田市、大船渡市を経て釜石へ。大町のタウンポート大町では、商店街の人たちも大漁旗を打ち振って迎えた。さらに鵜住居町のスタジアム建設予定地を走り抜け、ゴール地点の根浜・宝来館では地元の鵜住居虎舞が勇壮な舞で完走を祝った。

 

自転車で走り抜ける石山次郎代表ら

鵜住居地区のスタジアム建設予定地を自転車で走り抜ける石山次郎代表(右)ら

 

 石山代表は「行く先々で『オレも手伝いたい』『何かできないか』と、たくさんの声援をもらった。ラグビーが盛んなニュージーランドでは、2019W杯開催地の中で真っ先に釜石の名があげられるとも聞く。国内外の力を結集し、被災地全体の復興を後押しする大会にしたい」とW杯成功へ思いを新たにした。

 

(復興釜石新聞 2015年7月25日発行 第405号より)

復興釜石新聞

復興釜石新聞(合同会社 釜石新聞社)

復興釜石新聞と連携し、各号紙面より数日の期間を設け記者のピックアップ記事を2〜3点掲載しています。

問い合わせ:0193-55-4713 〒026-0044 岩手県釜石市住吉町3-3

にっぽん丸 釜石復興支援クルーズ

にっぽん丸「釜石復興支援クルーズ」申し込み受付中!!

にっぽん丸「釜石復興支援クルーズ」

 

にっぽん丸「釜石復興支援クルーズ」

 

客船「にっぽん丸」を運航する商船三井客船株式会社の復興支援策の一環で、この度、特別料金にて「釜石復興支援クルーズ」が企画実施されることとなりました。

 

この度の企画は、「大船渡・陸前高田復興支援クルーズ」と同時に実施される運びで、横浜港から大船渡港までのワンナイトクルーズ(一泊二日)となります。

 

ご興味がございます場合、応募方法に従ってお申込みを頂きますようお願いいたします。

 

1 日時

平成27年8月24日(月)釜石駅発~8月25日(火)大船渡港着

2 旅行代金

39,800円/大人1人(消費税及び地方消費税を含む)

3 応募方法

電話またはファックスにて、必要事項を伝達または明記のうえ、以下の連絡先へお申込みください。

 

<必要事項>
参加人数、参加者氏名(フリガナ)、生年月日、住所、電話番号
<お申込み・お問い合わせ先>
岩手開発観光本社
住所 〒022-0003 岩手県大船渡市盛町字町8-19
電話 0192-27-1111 / ファックス 0192-27-2387

4 その他

クルーズの詳細については別添チラシをご参照願います。

 

https://www.city.kamaishi.iwate.jp/jigyousha/butsuryu_kyoten/kowan/detail/__icsFiles/afieldfile/2015/07/27/chirashi2_1.pdf

にっぽん丸「釜石復興支援クルーズ」

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釜石市

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釜石・大槌大学

生きがい持って前向きに「釜石・大槌大学」開校〜被災者 若者、研究者らと交流

釜石・大槌大学

開校した「釜石・大槌大学」。仮設住宅の住民ら25人が聴講した

 

 仮設住宅の談話室などを教室に、被災した人が地域内外の若者、研究者らと交流しながら学び合う期間限定の仮想大学「釜石・大槌大学」の開校式が21日、釜石市平田の平田第6仮設団地内にあるパークホールで行われた。釜石・大槌地域を新しい活気あるまちにするため、被災者らが人とのつながり、生きがいを持って前向きに暮らせるよう支援するのが目的。来年2月まで月2回程度開かれ、世界の文化や言語を学ぶ講義、料理教室などを予定している。

 

 開校式で、同大学長を務める県沿岸広域振興局の佐々木和延局長が「この大学は被災者を元気づけ、楽しんでもらうもので、ここで少しでも活力を得て一日でも早く仮設住宅を卒業していただきたい」とあいさつ。引き続き記念講演として、研究者らによる2コマの講義が行われた。

 

 神戸市にある人と防災未来センター上級研究員の小林郁雄さんは「市民目線によるまちづくり」と題して講演。阪神・淡路大震災の教訓、復興まちづくりの知恵などを織り交ぜ、「何かができたら復興か、そうではない。まちづくりは地域による自律的、継続的な環境改善運動。そこでの生活をどう作るか、住民自らが考える活動を展開し、さまざまな人や団体がつながっていくことがまちづくり」と強調した。

 

 金沢医科大地域医療学・呼吸器内科講師の高橋昌克さんは、体温調節が難しい夏を健康に過ごす方法をアドバイスした。

 

 同団地に住む女性(85)は「健康の話など参考になった。みんなと集まるのも楽しい」、女性(72)は「神戸と釜石の被災状況や、自分たちの生活も震災直後と今では状況が違うが、まちづくりについていろんな考えがあるのが分かった。(同大の講義には)機会があったら、参加したい」と話した。

 

 この大学は、NPO法人アットマークリアスNPOサポートセンターが復興庁の「心の復興」事業の助成を受けて実施。次回は8月19日、世界の文化やフランス語由来の日本語をテーマにした講義を予定する。25日まで釜石、大槌の仮設住宅などでイベント形式の講義を展開。9月から月2回ほど開き、関西を中心に大学生や研究者を講師にした講義のほか、地元住民が地域の郷土料理を教える講座なども予定している。

 

 同法人の川原康信事務局長は「交流性の高いイベントのようなものなので、多くの人に参加してもらいたい。学ぶというより遊んでほしい」と呼びかけていた。

 

(復興釜石新聞 2015年7月25日発行 第405号より)

復興釜石新聞

復興釜石新聞(合同会社 釜石新聞社)

復興釜石新聞と連携し、各号紙面より数日の期間を設け記者のピックアップ記事を2〜3点掲載しています。

問い合わせ:0193-55-4713 〒026-0044 岩手県釜石市住吉町3-3

ゆかたで夕涼み

ゆかたで夕涼み

ゆかたで夕涼み

 

フェリアス釜石が協力いたしますイベントのご案内です。

 

本年7月に大町広場が完成し、市民の憩いの場となっていますが、この広場での本格的なイベント第一弾が開催されます。皆さま、ゆかたを着て華やいだ気分で花火大会までのひと時を大町広場でおくつろぎください。

 

名称

ゆかたで夕涼み

日時

2015年8月9日(日) 15:00~18:00

場所

大町広場(タウンポート大町及びイオン前)

内容

ステージイベント、ゆかたファッションショー、ゆかたフォトコンテスト、願いごと短冊作り、お楽しみ抽選会、無料縁日屋台など

問合せ先

090-4319-6049(釜石園芸:柏舘)、090-9036-4631(Hana)

フェリアス釜石

釜石まちづくり株式会社

釜石まちづくり株式会社(愛称 フェリアス釜石)による投稿記事です。

問い合わせ:0193-22-3607
〒026-0024 岩手県釜石市大町1-1-10 釜石情報交流センター内 公式サイト

市立鵜住居幼稚園、鵜住居小、釜石東中の完成予定模型

高台の校舎 復興のシンボル、鵜住居で待望の着工〜避難所機能も担う 17年3月完成目指す

 東日本大震災の津波で校舎などが全壊し、仮設校舎で授業を続けている釜石市鵜住居地区の幼稚園、小・中学校などを一体で整備する新校舎建設工事の安全祈願祭が17日、鵜住居町の高台に造成した建設地で行われた。市立鵜住居幼稚園、鵜住居小、釜石東中の学びやとしてだけではなく、地域活動の拠点、災害時の避難場所の機能も備えた複合施設を整備。地域に開かれた復興のシンボルとして、17年3月の完成を目指す。 

 

市立鵜住居幼稚園、鵜住居小、釜石東中の完成予定模型

市立鵜住居幼稚園、鵜住居小、釜石東中の完成予定模型

 

 旧鵜住居駅近くにある山を切り崩し、海抜15~26メートルの高台に造成した14万1千平方メートルの敷地に、校舎や体育館、プール棟、園舎などを建てる。校舎は鉄骨4階建てで、延べ床面積約1万1千平方メートル。1、2階は鵜住居小、3、4階を釜石東中が利用する。

 

 緊急時の避難所として活用できるよう、体育館のそばに調理室を配置し、炊き出しができるようにするほか、食糧や毛布を収納する防災備蓄庫も設置。敷地のり面に複数の避難階段も設ける。造成工事を含めた事業費は約96億円。

 

 安全祈願祭は施工者の大林組・熊谷組・東洋建設・元持特定共同企業体が主催し、関係者約100人が出席。神事を行った後、発注者の野田武則市長が「学校建設は復興の希望の光。これに合わせて住民が戻る、地域再生の第一歩。子どもたちにとっても未来への希望の扉になる。地域振興、釜石の発展に尽くす多くの人材を輩出する場となることを期待する」とあいさつした。

 

 くわ入れをした鵜住居小児童会長の小笠原朋宏君(6年)は「新しい校舎に入るのが楽しみ。見晴らしもすごくいい」、釜石東中生徒会長の佐藤繁君(3年)は「震災の時は小学生で大変な思いをして逃げた記憶があるが、ここは高台なので大丈夫だと思う。後輩には安心して楽しい学校生活を送ってほしい」と願った。

 

くわ入れして工事の安全を願う児童、生徒ら

くわ入れして工事の安全を願う児童、生徒ら

 

 震災後、鵜住居小は1~4年生が双葉小、5・6年生は小佐野小を間借りし、12年2月に鵜住居町田郷の仮設校舎に移った。釜石中を間借りした釜石東中は同4月から仮設校舎で授業を開始。鵜住居幼稚園は天神町の旧市立第一幼稚園で保育を行っていたが、こども園の開設に伴い閉園となり、14年4月から鵜住居町太田に建設された仮設園舎で保育を続けている。

 

 10年度から12年度まで釜石東中の校長を務めた平野憲さん(現・北上北中校長)は「東中、釜石中、仮設の校舎と3度移ったので、生徒が落ち着ける、安全な校舎がつくられることに思い入れがある。時折、足を運んで見守りたい」と話した。

 

完成イメージ 夢膨らませる

 

 同日は、建設現場の児童生徒見学会も行われ、鵜住居小の4、5年生56人と釜石東中1年生36人が参加。設計者が完成予定の模型を使い、施設の設備などを説明した。中学校の校舎が建てられる海抜26メートルの地点では工事が進む鵜住居地区の様子を見学。児童生徒からは「高いねー」「海が見える」などの歓声が上がった。

 

学校施設の建設現場を見学する児童ら

学校施設の建設現場を見学する児童ら

 

 小笠原由樹也君(鵜住居小4年)は「新しい校舎で、どんなことがあるか楽しみ」、佐々木穂乃花さん(同5年)は「これから住宅も建ってくると思うので、すごく眺めがいいと思う。新しい校舎で入学式をしたい」と期待。釜石東中の伊藤千尋さんは「(建設現場は)広かった。海が見え、風が気持ちいい。新校舎は仮設の校舎とは違い、ゆとりがあり、生活しやすそう」、吹奏楽部に所属する小林凜さんは「広い音楽ホールみたいなのはあるかな。たくさん練習し、コンクールでいい賞をとりたい」と夢を膨らませた。

 

 この見学会は、開校を予定する2年後のイメージを膨らませるとともに、工事の過程を見学することで鵜住居地区の復興を実感してもらうのが目的。市教育委員会の村井大司総務課長は「今のまちが変わっていることを感じてもらったようだ。機会を見て他の学年も見学できるよう調節したい」と話した。

 

(復興釜石新聞 2015年7月22日発行 第404号より)

 

復興釜石新聞

復興釜石新聞(合同会社 釜石新聞社)

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問い合わせ:0193-55-4713 〒026-0044 岩手県釜石市住吉町3-3

力投する菅原昌也

釜石商工 8強ならず、昨年に続き一関工に力負け 夏の高校野球岩手大会

3番三浦潤太の左中間二塁打で鈴木孝輔が生還

六回無死一塁、3番三浦潤太の左中間二塁打で鈴木孝輔が生還。菅原昌也⑧に迎えられ、1─1の同点とする=18日、花巻球場

 

 第97回全国高校野球選手権岩手大会第8日の18日、ベスト16に進んだ釜石商工は花巻市の花巻球場で一関工に1―5で敗れ、8強入りはならなかった。釜石商工は菅原昌也(3年)が満を持して先発。四回、暴投で先制点を奪われたものの、六回には三浦潤太主将(3年)の長打で追いつき、接戦に持ち込んだ。しかし、八回に2点本塁打を浴び、エースナンバーを背負った平松岳(3年)に継投した九回も2失点。七回以降は無安打に抑えられ、4回戦で涙をのんだ。

 

菅原昌也、力投報われず 一発浴び敗戦も「悔いなし」

 

 同点で迎えた八回の1球が試合の流れを決めた。「外に投げるつもりが内側に入ってしまって」と先発の菅原昌也。甘いカーブを左翼スタンドに運ばれ、この1球を最後にマウンドを譲った。

 

力投する菅原昌也

力投する菅原昌也。七回までは最少失点に抑えたが、八回に勝負を決める一発を浴びた

 

 強肩強打で、1年のときから中堅手兼任でマウンドに上がった。ところが最上級生になった今春は調子がいま一つ上がらず、昨秋から背負ったエースナンバーを譲って夏の大会を迎えた。

 

 140キロ近い球速を誇る本格派だが、「力まかせのストレートで押すだけでは通用しない」と自覚。コントロールを意識し、変化球でカウントも取れるようになった。

 

 4回戦では、昨夏”煮え湯”を飲まされた一関工打線を相手に、「一番自信がある」というカットボールを駆使。七回までは最少失点に抑えたが、力投は報われなかった。腕力を生かした豪快なスイングも、ピッチングに気を取られ無安打に終わった。

 

 「控えに岳(平松)がいたから、思い切り投げることができた」と感謝する。一発を浴びた後もまだ力は残っていたが、「頼むぞ」と笑顔で後を託した。

 

 「やれるだけのことはやったので悔いはありません」。大学に進み、まだ届いていない球速140キロを目指す。

 

▽4回戦(花巻球場)
一関工
0001000225
0000010001
釜石商工

 

(一)千葉健、菅原英―吉田拓
(釡)菅原、平松―菊池健
▽本塁打 小野寺将(一)
▽三塁打 三浦(一)
▽二塁打 菅原峻(一)三浦(釡)

 

 昨年と同じ7月18日、同じ相手の一関工に力負け。釜石商工の2年ぶりベスト8は夢と散った。

 

 「接戦に持ち込みたかった。序盤は思い通りだったが、相手が一枚も二枚も上でした」

 

 この春から指揮を執る久保田達也監督は力負けを認めつつも、「もう少し勝たせてあげたかった。力のある選手たちなので、それを生かすことができなかったのは自分の責任」と悔やんだ。

 

 勝負を分けたのは終盤八回、先発の菅原が一関工の3番に投じた1球。内角高めに入ったカーブが左翼スタンドに放り込まれた。2点本塁打。「あの1球でしょうね。自分がしっかり指示していれば」。久保田監督は重ねて悔やんだ。

 

 3回戦までの2試合で打率4割を超えた強力打線も、この試合はわずか4安打に抑え込まれた。3試合連続で打点を挙げ、同点に追いつく左中間二塁打で気を吐いた三浦主将は「ピッチャーを助けようと、みんなで声をかけ合ってがんばったが」と唇をかんだ。

 

 二塁手鈴木孝輔(2年)と鉄壁の二遊間で何度もピンチをしのいできた連係が珍しく乱れる場面もあった。

 

 三浦主将は、先発した菅原とは釜石中時代にチームメートとして県大会で優勝。高校では1年のときから共にレギュラーとして活躍し、「二人で甲子園へ」と誓い励まし合ってきた。しかし、ベスト8まで進んだ2年前は一関学院、昨年、今年は一関工と、いずれも一関勢に進撃を阻まれた。

 

 「ついてきてくれた仲間には感謝の言葉しかない。後輩たちには優勝してほしい」と夢を託した。

 

(復興釜石新聞 2015年7月22日発行 第404号より)

 

復興釜石新聞

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釜石納涼花火2015

釜石納涼花火2015

釜石納涼花火2015

 

全国花火競技大会でも有名な大曲の花火協同組合の花火師による打上げとなります。創造性の高い鮮やかで色とりどりな花火が釜石の夜空を彩ります。ぜひお出かけください。

 

https://www.city.kamaishi.iwate.jp/tanoshimu/kanko/matsuri_event/detail/__icsFiles/afieldfile/2015/07/25/hanabi2015.pdf

釜石納涼花火2015ポスター

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日時

平成27年8月9日(日)19:00~20:30

場所

釜石湾内(台船)より打ち上げ。
<観覧場所>
・新浜町魚市場 (駐車場あり)
・公共ふ頭 (イオンタウン釜石に駐車し、徒歩にて移動)

注意事項

湾内各所はまだ震災の復旧工事が行われておりますので、指定観覧場所にてご覧ください。

問い合わせ先

釜石観光物産協会 0193-27-8172
本部携帯(当日) 090-2989-0700

この記事に関するお問い合わせ
釜石市 産業振興部 観光交流課
〒026-0031 岩手県釜石市鈴子町22-1(シープラザ釜石内)
電話 0193-22-2111(内線 333) / FAX 0193-22-5003 / メールでの問い合わせ
元記事:
https://www.city.kamaishi.iwate.jp/tanoshimu/kanko/matsuri_event/detail/1195150_2438.html
第27回釜石よいさ

第27回釜石よいさ

第27回釜石よいさ

 

さあさ、よいやっさーの掛け声とともに踊る釜石よいさ。
今年も熱い釜石の夏の夜をお楽しみください。

 

日時

平成27年8月8日(土)15:45~19:30

場所

大町~只越町

プログラム

<オープニング>
15:45~16:00 釜石よいさオープニングセレモニー
16:00~16:10 招福餅まき
16:10~16:15 岩手ビックブルズ ファンプロモーション
16:15~16:30 虎舞
<釜石よいさ>
16:30~16:50 子供よいさ
16:50~17:00 お囃子隊&よいさ小町お披露目~前囃子
17:00~17:45 釜石よいさ第一部
17:45~17:50 釜石シーウェイブス ファンプロモーション
17:50~18:05 桜舞太鼓
18:05~18:25 秋風センチメンタル
18:25~18:35 よいさ小町 釜石小唄~スタコラ音頭
18:25~19:20 釜石よいさ第二部
19:20~19:30 フィナーレ

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学童野球

高校野球も熱いですが…学童野球も熱い!釜石で三陸海岸学童野球岩手県大会が開催されました

学童野球

 

全国で甲子園を目指す高校野球が行われています。高校野球も熱いですが・・・学童野球も熱い!!

 

7月18日~20日までの3日間、釜石市を会場に、第33回岩手日報杯三陸海岸学童野球大会 兼 第21回マクドナルドカップ岩手県学童軟式野球大会が行われました。

 

県内各市町村の代表が釜石に終結し、県王者を決める大会です。

 

会場の一つの釜石商工高校グランド。青空広がる釜石大観音が見れるグランドでハツラツプレー!……が、急に『やませ』がひどくなり、ボールも見えずらい状況に。。

 

学童野球

この地域特有のやませが発生し真っ白になったグランド

 

途中で中断したりしましたが、無事に3日間の日程が終了。今回参加した選手からも、数年後に甲子園に出場して、ヒーローになってくれるでしょう!

 

サクビッシュ

タウンレポーター サクビッシュ

所属:総合型地域スポーツクラブ 唐丹すぽこんクラブ / 資格:健康運動実践指導者 / 特技:高齢者の健康づくりのサポート

唐丹すぽこんクラブ Facebookページ

タンタンひろば

上中島保育所 地域子育て支援事業「タンタンひろば」

友だちつくろう!遊ぼう!みんなおいで「タンタンひろば」

 

タンタンひろば

子育て親子の交流の場を開設します。

 

7月の開設日 8日(水)・21日(火) 終了しました
8月の開設日 4日(火)・18日(火)・・・室内遊びをメインにままごと、滑り台を用意しています。
9月の開設日 1日(火)・15日(火)・・・室内遊びをメインにままごと、ブロックを用意しています。

 

場所

上中島保育所内 ホールや園庭 (釜石市上中島町4-2-29)

開設日

平成27年7月から毎月2回、基本第1・第3火曜日(変更する場合もあります)

時間

おおむね午前10時から11時までの1時間

対象

0歳から就学前までのお子さんとその保護者【親子で参加】

内容

保育士が親子の友だちつくりをサポート、プチ保育所体験、子育ての悩み相談、情報提供などを行います。

 

利用希望者は開設日に直接保育所にお出で下さい。
※体調不良の場合は、お断りすることがあります。

 

問合せ先 上中島保育所 TEL23-7967

 

この記事に関するお問い合わせ
釜石市 保健福祉部 子ども課
〒026-0025 岩手県釜石市大渡町3丁目15番26号
電話 0193-22-5121 / FAX 0193-22-6375 / メールでの問い合わせ
元記事:
https://www.city.kamaishi.iwate.jp/hagukumu/kosodate/shien/detail/1194396_2373.html
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