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東京大学釜石カレッジ「連続公開講座」を開催します

釜石市と東京大学は、平成24年10月26日に「東京大学釜石カレッジ開設に関する覚書」を締結し、釜石市のまちづくりの推進と産業等の復興を支える新たな人材育成の場として、「東京大学釜石カレッジ」を開設しました。平成27年度も、東京社会科学研究所が中心となり、連続公開講座を開催します。

 

日時・内容

(1)平成27年10月28日(水) 18時~20時
テーマ:「希望のチカラ」
講 師:東京大学社会科学研究所教授 玄田 有史 氏

場所

釜石市青葉ビル1階研究室

対象

どなたでも参加できます。

定員

50名程度(事前に下記までお申し込みください。)

受講料

無料

申込み・問い合わせ先

釜石市役所総合政策課
TEL:0193-22-2111 (内線133)/FAX:0193-22-2686
メール:sougou@city.kamaishi.iwate.jp

申込み期限

平成27年10月15日(木)17:00まで

 

関連情報 by 縁とらんす
東京大学釜石カレッジ

この記事に関するお問い合わせ
釜石市 総務企画部 総合政策課
〒026-8686 岩手県釜石市只越町3丁目9番13号
電話:0193-22-2111 / 0193-22-2686 / メール
元記事:https://www.city.kamaishi.iwate.jp/shisei_joho/daigaku_renkei/detail/1196341_2611.html
釜石市

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釜石市公式サイトと連携し、縁とらんすがピックアップした記事を掲載しています。記事の内容に関するお問い合わせは、各記事の担当窓口までお問い合わせください。
寺崎幸季さんと日比野克彦さん

カラフル・マグネットで外壁彩る〜仮設住宅に愛着を、アーティスト日比野克彦さん企画

仮設住宅の前で記念撮影

ハートのマグネットで彩った仮設住宅の前で記念撮影するイベント参加者

 

 仮設団地に住む1人の女子高校生の思いが形に――。仮設住宅を「家」として愛着を持って暮らせたらと、釜石市の中妻町仮設団地(昭和園)に住む寺崎幸季さん(釜石高2年)が声を上げ実現したイベントが20日、同団地と昭和園クラブハウスで開かれた。寺崎さんが協力を求めたアーティストの日比野克彦さんら、市内外の”寺崎応援団”が全面的に支援し、ハートマークをあしらったカラフルなマグネットシートで団地の外壁を彩った。

 

 クラブハウス内では、デザインを考え、タイル状のマグネットシートにハートや文字などの形に切り抜いたシールを貼り付けるワークショップが行われた。同団地や近隣住民などが参加し、完成したマグネットは住宅の壁に飾り付けた。

 

 日比野さんは2012年から釜石の仮設建築物の壁を色とりどりのマグネットで演出する活動を始め、青葉公園商店街(大只越町)と中妻、平田の仮設団地を住民らと装飾した。その活動を鮮明に記憶していた寺崎さんは、「仮設」を「家」と呼べる雰囲気を作りたいと、日比野さんに協力してもらうためコンタクトを試みた。寺崎さんの思いを支え続ける釜石市の一般社団法人三陸ひとつなぎ自然学校の伊藤聡代表は今年5月、面識のあった日比野さんが釜石を訪れた際、寺崎さんを日比野さんに引き合わせた。話を聞いた日比野さんは、ナビゲーターを務める東京のFMラジオ局J―WAVEの震災復興支援番組と連動し、今回のイベント「ハートトゥーハートフェス イン釜石」を企画した。

 

 8月には仙台市で、ハートをデザインしたマグネットを作ってもらうワークショップを行い、釜石の仮設団地のために1千枚もの作品が製作された。寺崎さんの思いに共感した全国の支援者も協力し、合わせて6千枚が集まった。

 

 寺崎さんは「全国の人たちの『頑張れ』という気持ちが、この団地に集まったと思うとすごくうれしい。マグネットが団地住民の仲間意識を生むきっかけになれば」と願った。

 

 イベントでは栗ご飯、サンマつみれ汁など秋の味覚のお振る舞いや尾崎青友会の虎舞の他、レミオロメンの活動を休止しソロ活動中の藤巻亮太さんの弾き語りライブもあり、ヒット曲「粉雪」などで会場が大きな感動に包まれた。同団地に住む菊池テル子さん(76)は「壁のマグネットを見るとにぎやかで明るい気分になる。歌も聴けて楽しかった。(高校生の発案は)素晴らしい」と顔をほころばせた。

 

 日比野さんは「寺崎さんの発信、行動力は同じような思いを抱える同世代の若者を刺激し、新たなものを生む可能性がある。思い(イメージ)があれば、それを共有する人たちが現れ形に結びつく」と実感を込めた。

 

寺崎幸季さんと日比野克彦さん

寺崎幸季さん(右)の思いに応えた日比野克彦さん。仮設団地住民の思い出づくりに大きな力を貸した

 

 震災前は「釜石が嫌いだった」と話す寺崎さん。震災を機に多くの人と出会い釜石の魅力を発見し、地域のために何かをする喜び、人との温かいつながりを感じた。寺崎さんの行動は復興に携わる周りの大人たちにもパワーを与えている。

 

(復興釜石新聞 2015年9月26日発行 第422号より)

復興釜石新聞

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ミッフィーカフェかまいし

ミッフィーカフェかまいし

2015.12.23 GRAND OPEN!!

 

ミッフィーカフェかまいし

 

「ミッフィーカフェかまいし」は、オランダ王国大使館並びに㈱ディック・ブルーナ・ジャパンの協力のもと、平成27年12月23日(水)に釜石情報交流センター内にオープンします。

 

ミッフィーカフェ イメージ

ミッフィーカフェ イメージ

 

ミッフィーカフェかまいしについて

平成25年11月、被災したまちに色彩をもたらし、復興のシンボルとなる「ミッフィーカフェ」プロジェクトがスタートしました。

 

「ミッフィーカフェ」は、オランダ人の絵本作家である、ディック・ブルーナのキャラクター「ミッフィー」をコンセプトにデザインしたカフェレストランで、オランダ王国と釜石市の友好の証となるとともに、釜石に元気と希望をもたらす灯台となり、人びとの交流をつくる場となりたいという願いを込めて整備するものです。

 

ミッフィーカフェ事業者について

平成27年4月、ミッフィーカフェ事業者公募・選定の結果、事業者が決定しました。

 

ミッフィーカフェ事業者
 
事業者名
そらちゃんキッチン(釜石市大字平田第3地割43-2)
代表者:大和田宜之

 

これまでの経緯

・プロジェクト発表会
平成25年11月、オランダ王国大使館にて、「釜石スマートミッフィーカフェ」プロジェクト発表会を開催しました。

 

プロジェクト発表会(H25年11月)

プロジェクト発表会(H25年11月)

 

・基本協定締結式
平成26年7月、(株)ディック・ブルーナ・ジャパンと釜石市の間で、「スマートミッフィーカフェの整備に関する基本協定書」を締結しました。

 

基本協定締結式(H26年7月)

基本協定締結式(H26年7月)

 

・ミッフィー&オランダフェア in 釜石
平成26年11月、「ミッフィー&オランダフェア in 釜石」を開催しました。
 
ミッフィー&オランダフェア in 釜石(平成26年11月)

 

ミッフィー&オランダフェア in 釜石(平成26年11月)

ミッフィー&オランダフェア in 釜石(平成26年11月)

 
 

miffy cafe kamaishi

 

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釜石市 復興推進本部 リーディング事業推進室
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大きな手で肩もみ交流、野田復興住宅でボランティア活動〜釜石SW「地域と一体」アピール

交流を深めた釜石シーウェイブスの選手、野田復興住宅の住民ら

交流を深めた釜石シーウェイブスの選手、野田復興住宅の住民ら

 

 釜石シーウェイブス(SW)RFCの選手らが17日、釜石市野田町の野田復興公営住宅(32戸)を訪れ、肩もみやお茶を囲んでのおしゃべりなどで住民らと交流した。

 

 釜石SWは震災以降、練習や試合の合間に雪かきや復興住宅への引っ越しの手伝いなどボランティア活動を行っている。今回は、敬老の日(21日)にちなみ肩もみボランティアを企画。桜庭吉彦ディビジョンマネジャー(DM)の知人を通じて同住宅で実施することにし、ベテランの伊藤剛臣選手(44)ら5人が活動した。

 

 同住宅内にある集会所には同住宅の住民のほか、野田町の住民らも足を運んだ。選手らが「気になるところありますか」などと語りかけながら肩をもみほぐしてゆくと、住民は「熱くなった。血行が良くなった」「ぜいだくだ」などと、心地良さそうに顔をほころばせていた。

 

 肩もみの後は、お茶やお菓子を囲んで談笑。選手の自己紹介や住民らの生活の様子、要望などを聞きながら親睦を深めた。

 

 同団地で暮らす男性(80)は「普段は一人でごろごろしているので、今日は楽しい。体も楽になり、最高だ」と笑顔を見せた。近くに住む千葉スミ子さんは「けがの対処法とか聞きたいと思って参加。もっと話したかった」と名残惜しそう。同団地自治会長の中村容堂(よしたか)さん(60)は「高齢者がいるので、雪かきなどで皆さんの若い力を借りたい。負担のかからない程度で市民とつながりを深めてもらえれば」と期待した。

 

 伊藤選手は「楽しく交流し、元気をもらった。目指すはトップリーグ昇格」と力を込めた。桜庭DMは「顔が見える交流、活動を発信することが大事だと改めて感じた」と話した。

 

 トップイーストリーグから昇格を目指す釜石SWは、12日に釜石市球技場で行われた開幕戦でヤクルトに勝利。あす20日は埼玉県熊谷市でセコムと対戦する。27日には再び地元釜石で日本IBMと対戦することになっており、選手らは「一人でも多くの市民に足を運んでほしい」と来場を呼びかけている。

 

(復興釜石新聞 2015年9月19日発行 第420号より)

関連情報 by 縁とらんす
釜石シーウェイブスR.F.C. 公式サイト
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定内トンネルの安全祈願祭でくわ入れする野田市長ら

釜石道路・定内トンネル着工、来年5月貫通目指す〜地元小・中学生代表もくわ入れ

定内トンネルの安全祈願祭でくわ入れする野田市長ら

定内トンネルの安全祈願祭でくわ入れする野田市長ら

 

 東北横断自動車道・釜石花巻道路のうち釜石市内を東西に横断する釜石道路(釜石西インターチェンジ―釜石ジャンクション間、6キロ)に整備する仮称・定内トンネル(808メートル)の工事安全祈願祭が16日、釜石市甲子町のトンネル西側坑口で行われた。釜石道路でただ一つのトンネルで、来年5月の貫通を予定。釜石道路は2018年度内の開通を目指す。 

 

 工事を発注した国土交通省南三陸国道事務所の佐藤和徳所長や施工する大林組東北支店の高槻幹雄支店長ら工事関係者や地元町内会の代表など約80人が出席。神事を行い、野田武則市長や甲子、小佐野、双葉3小学校と甲子中の児童・生徒の代表も加わり、くわ入れで工事の安全を祈った。

 

 釜石道路は、07年に開通した仙人峠道路の東端に当たる釜石西インターチェンジと、三陸沿岸を縦貫する三陸沿岸道路との結節点に当たる釜石ジャンクションを結ぶ「復興支援道路」として整備が進む。定内トンネルの工事費は約23億5千万円で、釜石道路の総事業費は約43億5千万円。

 

 安全祈願祭で、野田市長は「釜石港のコンテナ取扱量は県内の記録を塗り替えるほど急増しているが、道路が整備されると、さらに優位性が増す。釜石全体の将来像にも影響する」と今後の整備促進に期待を寄せた。

 

 南三陸国道事務所によると、釜石道路には8つの橋とトンネル1本を整備するが、これまでに100メートル以上の3橋を含む5橋に着手。定内トンネルの着工により、100メートル以上の大きな構造物のすべてに着手したことになるという。

 

 国土交通省東北地方整備局は今年5月、釜石道路を含む東北横断自動車道・釜石花巻道路を2018年度までに全線開通させるとの目標を宣言している。南三陸国道事務所の佐藤所長はこれを受け、「41人の小さな事務所だが、一日も早い開通を目指し全力で頑張りたい」と力を込めた。

 

(復興釜石新聞 2015年9月19日発行 第420号より)

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室浜トンネル貫通〜被災地の孤立化防ぐ

万歳三唱で室浜トンネルの貫通を祝う野田市長ら

万歳三唱で室浜トンネルの貫通を祝う野田市長ら

 

 釜石市片岸町室浜と大槌町吉里吉里を結ぶ県道吉里吉里釜石線で今年6月から掘削が進められていた室浜トンネル(仮称、195メートル)が貫通し、16日、現地で式典が行われた。同トンネルは来年3月の完成を目指す。

 

 貫通式には、工事関係者や地域住民ら約70人が出席。沿岸広域振興局の佐々木和延局長、野田武則市長らが貫通の発破にスイッチ。作業員らが樽(たる)みこしを繰り出し、万歳三唱で貫通を祝った。

 

 海岸沿いに通る同路線は室浜地区から片岸地区への唯一のアクセス路。災害時の避難路ともなるが、東日本大震災では津波が浸水し、通れなくなった。

 

 このため県は、室浜地区の孤立化を防ごうと昨年10月から同路線のうち1680メートル区間の改良工事に着手。現道より山沿いにルートを変更し、新たにトンネルも整備することにした。

 

 総事業費は約20億円で、このうちトンネルの工事費は約5億6500万円。同区間の開通は2017年3月を予定する。

 

 震災で室浜地区はほとんどの家屋が津波で壊滅した。現在、防潮堤の整備、土地のかさ上げ、宅地造成も進み、早ければ11月ころから順次、家屋の再建が始まる見込み。

 

 トンネルの貫通式で、沿岸振興局の佐々木局長は「室浜地区と片岸地区の早期開通へ向け、全力で取り組みたい」とあいさつ。野田市長は「室浜地区では78世帯、約200人が被災し、約30人が津波の犠牲になるなど壊滅的な被害を受けた」と振り返った上で、「トンネルを含むこの路線が開通すれば地域住民も安心して生活できるようになる」と期待を述べた。

 

(復興釜石新聞 2015年9月19日発行 第420号より)

 

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がんに負けない社会に思いを同じくし、一歩一歩歩みを進めるリレーウオークの参加者

支え合い24時間リレーウオーク〜がん闘病の思い共有、踏み出す一歩 大きな力に

がんに負けない社会に思いを同じくし、一歩一歩歩みを進めるリレーウオークの参加者

がんに負けない社会に思いを同じくし、一歩一歩歩みを進めるリレーウオークの参加者

 

 がん征圧・患者支援チャリティー活動「リレー・フォー・ライフ(RFL)ジャパン2015さんりくかまいし」は12、13の両日、釜石市鈴子町のシープラザ遊で開かれた。同実行委、公益財団法人日本対がん協会が主催。「24時間、がんと闘っている」患者の思いを共有し、がんに立ち向かう勇気や生きる希望、地域社会全体での支え合いにつなげる24時間リレーウオークが行われた。

 

 RFLイベントは本県沿岸部では初開催。3市2町(釜石、大船渡、陸前高田、住田、大槌)の有志による実行委が実現させた。開会式には野田武則釜石市長も駆け付け、「がんになっても豊かに人生を歩める環境づくりが大切。当市は、がん検診受診率が低い。予防啓発と併せ非常に意義ある大会」と激励した。

 

 リレーウオークには、釜石、気仙地区、北上、八戸市などから15チームが参加。12日正午すぎのスタート時には、がん患者や経験者らが参加者の手つなぎアーチをくぐりながら歩き、今を生きていることへの祝福を受けた。続いて各チームが横断幕やのぼり旗を手に次々とスタートし、1周76メートルの24時間リレーが幕を開けた。

 

 会場内では歌やダンス、郷土芸能のステージ、医師らによる緩和ケアの講演、患者のフリートークなどさまざまな企画が用意され、楽しみ学びながら翌13日正午まで交代で歩き続けた。夜間には参加者のメッセージを託したルミナリエ(灯籠)を点灯し、がんで亡くなった人たちをしのぶとともに闘病者の安らぎを祈った。リレー参加者らの協力金は同協会に寄付され、がん医療の発展、患者支援、検診の推進に役立てられる。

 

 リレーやルミナリエで約70人が協力した社会福祉法人愛恵会の小山彩子さん(53)は「利用者さんや職員の中にもがんと闘っている人がいて、人ごとではない。闘病者には精神的な支えが一番大事。こもりがちな患者さんが一歩踏み出し、互いに話をすることは大きな力になる」とイベントに期待した。

 

 RFLは1985年、1人のアメリカ人医師が24時間夜通しトラックを走り(歩き)続け、アメリカ対がん協会への寄付を募ったのが始まり。以来、全世界に活動の輪が広がり、日本では2006年のプレイベント(茨城県つくば市)後、全国各地で開催されるようになった。今年は国内47会場で実施。本県では4年目を迎える一関市に次ぎ、釜石市が2番目の開催地となった。

 

 実行委事務局統括の及川陽次さん(52)=釜石市=は「釜石にはがん患者の会やがんサロンが無い。家族らを含めた交流の場は絶対必要。このイベントが機運盛り上げになれば」と願う。

 

 日本対がん協会RFLジャパン統括マネジャーの岡本宏之さん(52)は「RFLは患者や医師、製薬会社社員などさまざまな立場の人が集い、互いの声を聞ける。もっと多くの人に知ってほしいし、仲間をつくり生きる力を感じてほしい」と話した。

 

(復興釜石新聞 2015年9月16日発行 第419号より)

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津波注意報発令(18日午前3時発表 / 16時40分解除)

16時40分 津波注意報は解除されました

 

チリで発生した地震に伴い、18日午前3時に津波注意報が発令されました。
気象庁 – 津波情報

 

釜石市では、沿岸部(釜石地区、鵜住居地区、平田地区、唐丹地区)の5463世帯、1万1240人に避難勧告を出しています。

 

※釜石市では、津波注意報のほか大雨による土砂災害警戒情報が発表されました(6時45分)

 

津波に関する情報

岩手県 津波到着予想時刻 5:30(気象庁発表)
予想される波の高さ 最大1メートル(気象庁発表)

 

本日18日の釜石の満潮時刻は6:07です。現在市内では強い雨も降っています。また、遠くから来る津波は時間をかけて何度も押し寄せるようです。海の近くの方は十分に気をつけてください。

 

釜石市内の避難所

釜石市では、沿岸部の避難所7箇所を開設しています。
・釜石小学校体育館
釜石市大渡町3-14-8 [Map]
・市民交流センター
釜石市嬉石町1-7-8 [Map]
・白山小学校体育館
釜石市嬉石町3-6-1 [Map]
・大平中学校体育館
釜石市大平町3-6-1 [Map]
・旧釜石商業高校体育館
釜石市大字平田第6地割1番地9 [Map]
・唐丹中学校体育館
釜石市唐丹町小白浜314 [Map]
・鵜住居小学校体育館
釜石市鵜住居町第3地割12-1 [Map]

 

津波注意報が長時間にわたることが予想されるため、予め水や食料を持って避難されますようお願いします。(市避難準備情報より)

 

交通機関への影響

JR釜石線 釜石〜遠野間 運転見合わせ
三陸鉄道 南リアス線 運転見合わせ
岩手県交通 釜石市内路線バス 運行見合わせ
岩手県交通 釜石盛岡線 一部区間見合わせ
岩手県交通 釜石仙台線 運行見合わせ

 

縁とらんす

かまいし情報ポータルサイト〜縁とらんす

縁とらんす編集部による記事です。

問い合わせ:0193-22-3607 〒026-0024 岩手県釜石市大町1-1-10 釜石情報交流センター内

鵜住居神社みこし復活

鵜住神社みこし 全国の支援で復活、26-27日祭典でお披露目〜地域住民「復興のよりどころに」

鵜住神社みこし復活

鵜住神社の新しいみこしを高台の境内へ運び上げる総代、地域住民、助っ人の大学生ボランティア

 

 「立派だ。本当にありがたい」。釜石市鵜住居町の鵜住神社(花輪宗嗣宮司)で5日、拍手と共に感激と感謝の声が上がった。東日本大震災の津波被害を受け、昨年から新たに製作が進められてきた同神社のみこしがついに完成し、この日、神社に納められた。全国の支援者と地域住民の熱い思いが込められた新みこしは、26、27日に行われる同神社の祭典でお披露目される。

 

 みこしは午前11時前、運送会社のトラックで神社に到着。氏子総代会、各町内会などから総勢約60人が出迎えた。参道入り口で荷台からみこしを降ろし覆っていた白布が外されると、住民らに喜びの笑顔が広がり、力を合わせて境内まで運び上げた。

 

 新みこしは約1・1メートル四方で、台座から屋根上の鳳凰飾りまでの高さは約2メートル。重量約400キロ。漆塗りの本体に金色のきらびやかな装飾が施され、目を見張る輝きを放つ。山車やみこし製作の高い技術に定評がある兵庫県の祭礼用品製造販売業、梶内だんじり(本社・淡路市、梶内純治社長)が製作した。阪神・淡路大震災を経験している梶内社長は被災した鵜住居に心を寄せ、約1年半という通常より短期間での製作に尽力してくれたという。

 

 依頼にあたっては、「前のみこしに似た形に」と希望。津波にのまれ損壊し、がれきの中から見つかったみこしを職人に託した。新みこしは前とほぼ同等の大きさ、形で、ボタン(花)や獅子が彫られた台座の飾り金具、鳥居に掲げられた神社名の額などの緻密な復元は、総代らも驚くほど。被災したみこしの再生可能な部分は新みこしに生かされた。

 

 前の格好にこだわったのは、前みこしが20年前に地区民によって奉納された特別なものだったから。二本松富太郎総代長は「本当にそっくりで感激。前のみこしには(震災で亡くなった人を含め)大勢の住民の思いが詰まっていたので。祭りへも自信がついた。たくさんの方が見に来てくれれば」と願った。

 

被災直後の鵜住神社みこし

日向橋付近(長内川)で見つかった被災直後の鵜住神社みこし

 

 鵜住神社(2基)と同敷地内に祭られる古峯神社(1基)のみこしは、保管庫ごと津波で流された。みこし復活への願いはボランティアらを通じて発信され、2012年には銀座西七丁目町会(東京都)から、13年には京都府南丹市園部町から、それぞれ子どもみこしの寄贈を受けた。13年11月には本みこし復活を目指し、有志による「うのすみ神輿(みこし)つくろう会」を発足。複数のボランティア団体が協力し全国規模で寄付を呼びかけたほか、日本財団の支援(みこし製作、みこし蔵兼こもり場建築費用など)が決まり、昨年、発注にこぎ着けた。総代らも予想をしなかった異例の速さで念願がかなった。

 

 新しいみこしを目にした花輪宮司は「涙が込み上げてくる。支援してくださった方々へ感謝の気持ちでいっぱい。このみこしを心のよりどころとして、気持ちを新たにみんなで協力し、鵜住居の早期復興につなげていきたい」と誓った。

 

(復興釜石新聞 2015年9月12日発行 第418号より)

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https://www.city.kamaishi.iwate.jp/shisei_joho/koho/backnumber/detail/1196244_2596.html

広報かまいし2015年9月15日号(No.1624)

https://www.city.kamaishi.iwate.jp/shisei_joho/koho/backnumber/detail/__icsFiles/afieldfile/2015/09/15/1624pdf.pdf

広報かまいし2015年9月15日号(No.1624)

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【目次】

表紙:1億4千万年前から続く壮大な鉄の物語
P02:本格的な宅地の引き渡しが始まります
P04:釜石市震災メモリアルパークの整備基本計画案をお知らせします
P06:犬の登録と狂犬病予防注射を実施しましょう、計量器定期検査を実施します
P07:働く婦人の家まつりを開催します、大島高任生誕の地(盛岡市)に案内板が設置されました
P08:まちの話題
P10:市民のひろば
P12:保健案内板
P14:まちのお知らせ
P16:かまいし徒然日記

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【意見募集】釜石市震災メモリアルパーク整備基本計画(案)

【意見募集】釜石市震災メモリアルパーク整備基本計画(案)

意見募集案件

 

案件名:釜石市震災メモリアルパーク整備基本計画(案)

 

釜石市では、東日本大震災犠牲者の追悼、鎮魂、震災の経験・記憶・教訓を後世に伝え、防災意識・防災学習を継承、発信するため、震災メモリアルパークの整備に向けて取り組んできました。

 

平成26年3月に策定した基本構想に基づき、ご遺族・市民・有識者で組織する釜石市震災メモリアルパーク基本計画策定委員会において協議・検討を行い、基本計画案をとりまとめました。

 

この基本計画案に対して、広く市民のみなさんの意見を募集します。

 

募集期間:平成27年9月15日(火曜日)から平成27年10月14日(水曜日)まで
担当部署:総務企画部総合政策課 電話0193-22-2111(内線130)

資料

https://www.city.kamaishi.iwate.jp/shisei_joho/public/boshu_anken/detail/__icsFiles/afieldfile/2015/09/07/memorialgaiyo.pdf

釜石市震災メモリアルパーク整備基本計画案(概要版)

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https://www.city.kamaishi.iwate.jp/shisei_joho/public/boshu_anken/detail/__icsFiles/afieldfile/2015/09/07/memorial.pdf

釜石市震災メモリアルパーク整備基本計画案

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上記資料は、意見募集期間中、次の場所でも閲覧できます。
午前8時30分~午後5時15分(※ 土・日曜日、祝日、各施設の休館日を除きます。)
 
【備え付け場所】
●市市民課、市教育センター、市保健福祉センター、市立図書館、各地区生活応援センター、市総合政策課、市広聴広報課

意見を提出できる方

■市内に住所がある方
■市内に事務所または事業所を持っている個人、法人または団体
■市内の事務所または事業所に勤務している方
■市内の学校に通学している方
■意見募集手続きに係る事案に利害関係を有する人
 

記載内容

意見を提出する際は、次の内容を必ず記載してください。
■提出する意見とその理由(案のどの部分に対する意見かを記載のこと)
■氏名(法人、団体の場合はその名称)
■住所
■電話番号(連絡先)
※市外の方は、次の項目も記載していただきます。
●勤務先または通学先
 

意見の提出方法

■郵送…<平成27年10月14日必着>〒026‐8686釜石市只越町3‐9‐13 市広聴広報課あて
■ファックス…0193-22-2678
■電子メール…koutyou@city.kamaishi.iwate.jp
■「みんなの声の箱」への投かん…(設置場所=市役所、各生活応援センター、市教育センター、市図書館、市保健福祉センター)
■直接持参…市広聴広報課へ
 
※皆さんの意見や提言が「文字」となっていることを前提としますので、電話での意見は受けません。
皆さんからいただいた意見につきましては、取りまとめの上、意見に対する考え方を付して公表するとともに、検討する際の参考とします。公表にあたっては、個人情報の公表は一切行いません。なお、意見に対する個別の回答はいたしかねますので、あらかじめご了承願います。

 

この記事に関するお問い合わせ
釜石市 総務企画部 総合政策課
〒026-8686 岩手県釜石市只越町3丁目9番13号
電話:0193-22-2111 / 0193-22-2686 / メール
元記事:https://www.city.kamaishi.iwate.jp/shisei_joho/public/boshu_anken/detail/1196090_2968.html
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釜石市議会議員 トップ当選を喜ぶ千葉栄氏

復興加速へ釜石市議選〜現職15、新人5人当選 投票率は過去最低に

釜石市議会議員 トップ当選を喜ぶ千葉栄氏

トップ当選を喜ぶ千葉栄氏(前列右から2人目)と支持者ら=6日午後11時4分、甲子町の松倉地区コミュニティー消防センターで

 

 任期満了に伴う釜石市議選は6日、投票が行われ、釜石高体育館で即日開票の結果、現職15人、新人5人の当選が決まった。新人の千葉栄氏(62)が1600票台に乗せるトップ当選で初挑戦を飾った。東日本大震災から4年半を経過した今回は、遅れが目立つといわれる「復興の加速」が最大の争点となった。しかし、有権者の関心はいまひとつ盛り上がらず、投票率は64・57%にとどまり過去最低に終わった。

 

千葉栄氏トップ当選

 

 「消防に携わった41年の経験を生かし、防災に強いまちづくりに全力を傾けたい」。初陣でトップ当選を果たした千葉栄氏は、甲子町の松倉地区コミュニティー消防センターで、多くの支持者らの歓声に包まれながら決意を述べた。「800票も集まればと思っていた」と、倍以上の得票に驚く。

 

 震災当時は釜石・大槌地区行政事務組合消防本部消防課長。その直後に消防長となり、不明者捜索などの指揮に当たった。「大災害では、小規模な消防本部では対応しきれないことを痛感」。ドクターヘリや防災ヘリに対応するヘリポートの必要性も感じたという。

 

 「本当に信任されるのは、これから。懸命に頑張りたい」。温厚な人柄で人望も厚く、地元の松倉地区のほか、兄弟が住む出身地の唐丹町や消防OBなど幅広く支持を集めた。妻・豊子さん(59)も市職員を辞め、選挙戦を支えた。

 

 定数20の同市議選では、欠員1人に加え現職4人が引退したものの、元職1人、新人6人が立候補し選挙戦となった。

 

 被災地の片岸地区を地盤とする新人の山﨑将也氏(38)は現職が引退した橋野、栗林地区などにも支持層を広げ、1400票と2位の高得票で初当選。同じ片岸地区を地盤とする山﨑長栄氏(68)は、公認する公明党の山口那津男代表が選挙戦初日に釜石入りするなどテコ入れし、1300票台に乗せ7選を果たした。同党公認の細田孝子氏(52)も1千票台で4選。

 

 前回、新人でトップ当選した菊池秀明氏(68)は、地盤の甲子地区から千葉栄氏などが立候補したことから前回より票を減らしたものの1100票台で再選。小川地区を地盤とする松坂喜史氏(62)も手堅く1千票余りを集め7選。新人の佐々木聡氏(47)は、元市議会副議長で昨年引退した兄・佐々木透氏の地盤を引き継ぎ、1002票を獲得し初当選した。

 

 安保法案反対などを訴えた共産党の坂本良子氏(67)と菊池孝氏(71)は共に600票台で当選ラインに滑り込み、2議席を確保した。

 

 元職で現在はみなとかまいし地区会議議長を務める高橋松一氏(73)は前回と同じく400票台にとどまり、市議会への復帰はならなかった。新人の川嶋昭司氏(73)も300票台に終わり涙をのんだ。

 

 当日の有権者数は3万489人(男1万4307人、女1万6182人)で、投票者総数は1万9687人。有効投票は1万9411票で、276票は無効となった。投票率は64・57%で、過去最低だった前回2011年の68・11%をさらに3・54ポイント下回った。

 

(復興釜石新聞 2015年9月9日発行 第417号より)

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復興釜石新聞(合同会社 釜石新聞社)

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