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高台を目指して一斉にスタートする「親子の部」

「津波だ、逃げろ」韋駄天競争112人が参加〜教訓胸に高台へ避難

高台を目指して一斉にスタートする「親子の部」

野田武則市長の銅鑼の音を合図に、高台を目指して一斉にスタートする「親子の部」の参加者

 

 「津波だ、逃げろ――」。津波発生時に速やかに避難するよう呼びかける「新春 韋駄天(いだてん)競走」が7日、東日本大震災時に1千人余りが避難した釜石市大只越町の日蓮宗仙寿院(芝崎恵応住職)で行われた。兵庫県西宮市の西宮神社で正月に行われ、全国に知られる開門神事「福男選び」をヒントに、節分行事として行われるようになって3回目。今回は昨年のほぼ2倍の112人が参加し、標高差約30メートルの急坂を懸命に走った。

 

 親に抱かれた1歳の子どもから85歳のお年寄りまで幅広い年齢層が参加。年齢や性別などで5部門に分かれ、震災の津波で浸水した只越町のスタート地点から、銅鑼(どら)の音を合図に高台の仙寿院まで286メートルを全力で駆け上がった。

 

 男性29歳以下の部で「福男」となった田代優仁さん(18)=盛岡四高3年=は山田町で被災し、現在は家族と盛岡市で暮らす。高校では陸上競技部に所属。「周りの人に、いざという時に逃げる判断力を持ってほしい」との思いを込め、トップでゴールにたどり着いた。

 

急坂を全力で駆け上がる「男性29歳以下の部」の参加者

仙寿院までの急坂を全力で駆け上がる「男性29歳以下の部」の参加者

 

 ボランティア活動で札幌市から訪れた大城愛梨さん(19)=天使大1年=は「津波から逃げた人たちを思いながら走りました。みんなで走れば急な坂も苦にならない。この行事が長く続いてほしい」と願った。

 

 今回は地元の浜っ子野球スポーツ少年団の子どもたちがユニホーム姿で初参加。お坊さんも法衣姿で走った。福島県いわき市の日蓮宗大宝寺から参加した僧侶の小林智厚さん(32)は「原発被害からの復興はまだスタート地点に立ったばかりで、これからが正念場」との思いを込めた。

 

 東日本大震災時に本堂を避難所として開放した仙寿院の芝崎住職は「津波が来たら、ともかく逃げる。この教訓を子どもたちに伝え続けたい」との思いを新たにした。

 

 韋駄天競走は首都圏在住の釜石出身者らでつくる「釜石応援団」の発案で始まった。「少しずつ参加者が増え、この行事の趣旨をよく理解してくれているのがうれしい。10年、100年と続いてほしい」と副代表の及川健智さん(40)=東京都江東区=は喜ぶ。

 

各部門で1位となり、「福男」「福女」に認定された参加者

各部門で1位となり、「福男」「福女」に認定された参加者

 

 昨年に続き西宮神社から派遣された同神社開門神事講社の平尾亮講長(39)は「阪神淡路大震災を経験した21年前の恩返しをしたいという思いがある」とした上で、「釜石は、参加者もスタッフも”命を守る”という部分で、ぶれていない」と共感。開門神事の法被(はっぴ)の色と同じ黄色の手袋を参加者に贈り、「関西と東北をつなぐシンボルになれば」と願った。

 

(復興釜石新聞 2016年2月10日発行 第460号より)

第3回新春韋駄天競走の写真です。菊地写真館さん、いつもありがとうございます!

Posted by 釜石応援団あらまぎハート(釜石を想う ふるさとプロジェクト) on 2016年2月8日

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広報かまいし2016年2月15日号(No.1634)

広報かまいし2016年2月15日号(No.1634)

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【目次】
表紙:奥で名高い釜石浦は ホイヤホイ いつも大漁で繁盛する
P02:復興への思いを白球にのせていざ全国へ!
P04:市県民税の申告を受け付けています、被災者生活再建支援金[基礎支援金]の申請期限を延長します・災害関連死も災害義援金の支給対象です
P05:復興をサポートしています 全国からの派遣職員
P06:日向復興住宅の入居者を随時募集します、『釜石市民の暮らしと復興についての意識調査』にご協力をお願いします、釜石市東日本大震災犠牲者追悼式を開催します
P07:災害危険区域を指定しました、コミュニティ助成事業(宝くじの助成金)で整備しました
P08:まちの話題
P10:市民のひろば
P12:保健案内板
P14:まちのお知らせ
P16:かまいし徒然日記

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釜石市「被災者支援フォーラム」

避難所運営へ教訓生かす、被災者支援フォーラム〜地域のつながり、絆を今以上に 62町内会、27団体、213人に感謝状

釜石市「被災者支援フォーラム」

3人がそれぞれの立場から震災後の活動を紹介した被災者支援フォーラム

 

 釜石市の「被災者支援フォーラム」は7日、大町の釜石情報交流センター多目的集会室「釜石PIT」で開かれた。関係者約170人が参加。東日本大震災で避難所の開設や運営に尽力した町内会、民間施設や自宅を被災者のために提供した団体や個人を顕彰し、地域の支え合いのあり方を考えた。(被表彰者・団体名は13日付で掲載)

 

 野田武則市長が「震災の検証で、被災者のためにご労苦をいただいた多くの市民の姿が浮き彫りになった。感謝の気持ちを伝えたい」とあいさつ。避難所運営活動を行った62町内会(自主防災組織)、避難所として民間施設などを提供した27団体、自宅などを被災者のために提供した213人に感謝状を贈呈することが発表され、それぞれを代表して荒川町内会の川原清文会長、幸楼(浜町)の金沢敬専務、両石町の澤口勇助さんに野田市長が感謝状を贈った。

 

 岩手大学地域防災研究センターの越野修三教授(釜石市東日本大震災検証委員会委員長)がコーディネーターを務め、「市民による市民のための被災者支援のあり方」をテーマに3人が事例発表した。

 

 松倉町内会の佐野賢治事務局長は、コミュニティ消防センターに自主的に開設した避難所について説明。震災直後の約10日間は町内会員が暖房や食料を持ち寄って炊き出しをし、役員が昼夜常駐。救援物資が届くようになると、物資の受け取りや分配など甲子地区の集積拠点として機能した。町内会一丸となり適材適所での対応ができた一方で、避難者同士の摩擦、不満の仲介、物資配布トラブルの対処などの苦労も。佐野事務局長は「有事の際に即応できる体制づくりが必要。何より”人”。日ごろの町内会活動による住民のつながりが最も大事」と実感を込めた。

 

 釜石パンション(大只越町)の長瀬裕子さんは、近くの石応禅寺の避難者を受け入れるとともに周辺避難所や在宅避難者への炊き出し基地となった当時を振り返った。栄養士の長瀬さんはプロパンガスなどの提供を受け、浸水を免れた厨房(ちゅうぼう)で米を炊き、おにぎりと汁物を提供。弁当配布以降は、揚げ物が苦手な高齢者らのため煮物などの総菜を作った。近隣の被災飲食店主やボランティアが協力し、最大で約700人分の食事作りを担った。施設は情報交換、支援活動の拠点にもなった。「避難者を含め自発的にできることをやった。大規模災害時は行政だけでは対応不可能。地域で中心になる人が必要」と長瀬さん。

 

 やえがし歯科医院(平田)の八重樫祐成院長は震災当日、津波にのまれ消防団に救助された人たちや帰宅困難者を受け入れた。停電で暖房器具が使えない中、濡れた衣服を着替えさせカイロや毛布などで体を温め、負傷者を応急手当て。医療資材や2階の自宅にある物を集めて避難者の命をつないだ。八重樫院長は自身の反省を踏まえ、「飲料水や非常食など最低限の備蓄は必要。車もこまめに給油するなど、いざという時の意識を高めておきたい」と教訓を示した。

 

 震災後、釜石市には最大で104カ所の避難所が設置され約9900人が避難。市指定外の避難所は50カ所と半数近く、地域住民が運営の柱として力を発揮した。越野教授は「支援がうまくいった所は普段の地域活動が活発で、リーダーがいて役割分担ができていた。地域のつながり、絆を今以上に促進することが支援のあり方の最終目標だろう」と話した。

 

(復興釜石新聞 2016年2月10日発行 第460号より)

 

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釜石のこれまでと、これから。

震災からの5年を振り返る3日間「釜石のこれまでと、これから。」

釜石のこれまでと、これから。

 

2016年3月11日で東日本大震災から5年が経ちます。岩手県釜石市のこれまでの取り組みを振り返り、同時に市民と協働で、復興まちづくり活動をされた方々に感謝を表し、次の5年の復興に向け、釜石とキズナを更に強くすることを目指して、『釜石のこれまでと、これから。』を開催します。

 

https://kamaishi-korekore.com/

『釜石のこれまでと、これから。』公式サイト

【開催日】2016年3月19日(土)〜21日(月・祝)、【場所】釜石市全域、【主催】釜石シティプロモーション推進委員会
リンク


 

《開催日程》
2016年3月19日(土)〜21日(月・祝)
《主催》
釜石シティプロモーション推進委員会(事務局 釜石市役所まち・ひと・しごと創生室 / 電話 0193-31-2005)
《場所》
岩手県釜石市全域
《内容》
Meetup kamaishi(釜石の鉄人が案内する観光体験プログラム)、オープンシティフォーラム、参加者交流会、写真展「復興カメラ」パネル展示
 
まちのオープンシティ化推進事業/東北地域観光復興推進事業
東北物語
 

Meetup Kakamishi 〜釜石の”鉄人”が案内する観光体験プログラム〜

 

meetupkamaishi

 

釜石のおいしいを楽しむ、歴史・文化を学ぶ、仕事を体験する、新しい挑戦を応援する… プログラムを案内するのは、釜石の鉄人たち。鉄人だけが知っている釜石の魅力をお伝えします。

プログラム一例

mk_01

【3.19開催】本物の“ごちそう”を味わう夕べ ~お餅、蕎麦、豆腐づくり~

橋野の食文化を守り続ける鉄人たちとごちそうづくり。
リンク


 

mk_02

【3.20開催】わかめ漁師・久保宣利に弟子入りプログラム

2日間漁師さんに密着。わかめ漁師をまるごと体験します。
リンク


 

mk_03

【3.21開催】【釜石鉄の歴史ガイド×雪遊び】冬の橋野満喫ツアー

釜石の鉄を知り尽くす鉄人と、冬の橋野を過ごしませんか。
リンク


 

上記をはじめ20の多種多様なプログラムをご用意しています。詳しくは、「釜石のこれまでと、これから。」公式ブログをご覧ください。

 
 

オープンシティフォーラム

市民と協働でまちづくりに関わった方々による、パネルディスカッション、市内外の団体から、震災後5年間の取組みを発表していただく復興協働団体ピッチ大会を行います。

日程

2016年3月19日(土) 14:00〜18:00
1.【14:00~15:00】パネルディスカッション
市民と協働でまちづくりに深く関わった方々によるパネルディスカッションを行います。
2.【15:00~18:00】復興協働団体ピッチ大会
市内外の活動団体から、震災後5年間の取組みを発表していただきます。

場所

釜石情報交流センター チームスマイル・釜石PIT
住所:岩手県釜石市大町1-1-10

対象者・申込

どなたでも参加できます。申し込みは不要です。

 
 

参加者交流会

本イベント参加者を対象とした交流会を行います。事前申込み制です。

日程

2016年3月19日(土) 19:00~21:00

場所

ホテルサンルート釜石 鳳凰の間
住所:岩手県釜石市大町2-3-3

対象者

『釜石のこれまでと、これから。』に参加された方

申込先

住所、所属名、氏名、電話番号を添え、下記までお申し込みください。
釜石市復興推進本部事務局 fukko@city.kamaishi.iwate.jp / 0193-22-2111(内線119)

申込締切

2016年3月10日(木)

 
 

写真展「復興カメラ」パネル展示

東日本大震災の直後から撮りためた写真を通して、まちの様子や変化を伝えていきます。

日程

2016年3月19日(土)~21(月) 9:00~20:00

場所

釜石情報交流センター ラウンジ
住所:岩手県釜石市大町1-1-10

 
 

【PRイベント@東京】釜石ミュージアムカフェ

本イベントに先立ち、東京にて2016年の釜石を紹介するミュージアムカフェを開催します。

日程

2016年2月22日(月)~23(火)14:00~22:00

場所

CIRCUS TOKYO
https://circus-tokyo.jp/
住所:東京都渋谷区渋谷3-26-16

 

縁とらんす

かまいし情報ポータルサイト〜縁とらんす

縁とらんす編集部による記事です。

問い合わせ:0193-22-3607 〒026-0024 岩手県釜石市大町1-1-10 釜石情報交流センター内

釜石鉄コン

【参加者募集】『釜石鉄コン』を開催します

釜石鉄コン

 

3月5日(土)に第4回釜石街コン『釜石鉄コン』を開催します‼

出会いの場の創出や地域の活性化を目的とした交流イベント「釜石鉄コン」を開催します。

 

https://www.city.kamaishi.iwate.jp/shisei_joho/keikaku_torikumi/chihousousei/detail/__icsFiles/afieldfile/2016/02/06/kamaishitetukon.pdf

釜石鉄コンチラシ

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日時

平成28年3月5日(土)

会場

三陸鉄道貸切列車

対象

20歳以上の男女(独身の方限定)

定員

70人(男性35人×女性35人)

参加料

男性5,000円 / 女性2,000円
※参加料は当日徴収いたします。

イベントスケジュール

◆受付 14時30分~14時50分
場所)三陸鉄道釜石駅待合室
◆オープニング 15時~16時
内容)ゲストトーク(ゲストMC:きぬ)、ルール説明 等
◆出会い・交流タイム 16時~18時
内容)飲食交流(食べ飲み放題)、ゲーム(豪華特典あり) 等
◆エンディング 18時~18時30分
内容)ゲストーク(ゲストMC:きぬ)、マッチングイベント 等

申込方法

氏名、住所、年齢、性別、電話番号、メールアドレス、託児所ご利用有無を明記の上、メールにてお申込みください。
申込メールアドレス ⇒ santetu-kamaishi@bz04.plala.or.jp

申込期間

2月10日(水)~2月25日(木)
※定員になり次第締め切らせていただきます。

問合せ先

三陸鉄道釜石駅 TEL:0193-22-1616

主催

三陸鉄道株式会社、釜石市若者定着事業実行委員会、一般社団法人釜石青年会議所、釜石観光物産協会

関連情報 by 縁とらんす
釜石鉄コン | 三陸鉄道

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〒026-8686 岩手県釜石市只越町3丁目9番13号
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支援の学生らと合唱を披露する仮説住宅の住民ら

「絆、忘れない」別れの餅つき 甲子B仮設住宅自治会〜支援の学生らとハーモニー、仮設住宅集約化で6月までに退去へ

「絆」と刻まれた復興リンゴを手に記念撮影する自治会長の萬さん(前列左から2人目)

「絆」と刻まれた復興リンゴを手に記念撮影する自治会長の萬さん(前列左から2人目)

 

 雪が舞う釜石市甲子町松倉の甲子B仮設住宅で24日、法政大の学生らが協力して「大餅つき大会」が開かれた。同仮設住宅は市の集約化計画に伴い、今年6月にも撤去される予定。餅つき大会は、半年後を見据えた最後のイベントとして企画。震災後5年にわたり支え合ってきた住民らは「別れ別れになっても、ここで培った絆は忘れない」との思いを込め、力強く杵(きね)を振るった。

 

 餅つき大会は、同仮設住宅自治会(萬敬一郎会長)が県共同募金会被災地住民支えあい活動助成金を活用して企画した。同住宅住民のほか、周辺の仮設住宅にも呼びかけ、約50人が参加。高速道路を維持管理する会社で、被災3県で支援活動に取り組むネクスコ・エンジニアリング東北(仙台市青葉区)は仙台と北上市の事業所から7人の社員が駆け付け、「絆」の文字を浮き彫りにした復興リンゴ200個を住民らに贈った。

 

 イベントに協力したのは、法政大多摩キャンパスで学ぶ現代福祉学部の学生有志でつくる復興ボランティア団体「スタ学」。2年前から同仮設のイベントに協力するなど支援活動に取り組んでおり、今回は法大落語研究会のメンバーにも呼びかけ、18人が支援に訪れた。

 

 学生らはイベント会場を用意したほか、トン汁やあんこ餅を振る舞うなど大活躍。落研のメンバーは「ときそば」などを熱演。何とも不器用な「南京玉すだれ」を披露し、住民らを笑わせる場面もあった。

 

 同住宅では住民有志が毎月2回、歌の練習に取り組んでおり、この日のイベントでは学生らも交え、復興支援ソング「花は咲く」など3曲を披露。ハーモニーの輪で絆を結んだ。

 

支援の学生らと合唱を披露する仮説住宅の住民ら

支援の学生らと合唱を披露する仮説住宅の住民ら

 

 同仮設住宅には、ピーク時には52世帯が生活していたが、復興公営住宅の整備などに伴って減少し、現在は29世帯に。集約化に伴い6月までにすべての世帯が退去。市内6カ所ほどの仮設住宅へバラバラに移り住むという。

 

 港町で被災し、3代目の自治会長を務める萬さん(72)は「今回が最後の大きなイベントとなるが、若い学生さんたちと一緒にやれるのは本当に楽しく、人と人の信頼、絆を強く感じる」と喜ぶ。萬さんは甲子町松倉の仮設住宅に移り、そこから只越町の復興住宅に入居する予定。スタ学代表の日高純菜さん(21)=3年=と仲良く杵を持ち、「ここで勉強させてもらったことを、次の仮設住宅や復興住宅のコミュニティーづくりに役立てたい」との決意を込め、振り下ろした。

 

 臨床心理士を目指して勉学やボランティア活動に励む日高さんは「この仮設住宅での活動は最後になりますが、ここでの経験を後輩に伝え、釜石での支援活動は継続していきたい」と話す。

 

(復興釜石新聞 2016年1月27日発行 第456号より)

 

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広報かまいし2016年2月1日号(No.1633)

広報かまいし2016年2月1日号(No.1633)

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広報かまいし2016年2月1日号(No.1633)

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【目次】
表紙:釜石駅前広場改修工事のお知らせ~一般車駐車場の駐車台数を規制しています~、市長のつぶや記
P02:復興情報 被災地区のまちづくり-vol.8
P06:今月のインフォメーション、おもいをつむぐはなみずき
P08:身近な防災豆知識21、第3次釜石市障がい者福祉計画(案)~皆さんの意見を募集します~、釜石地区被災者相談支援センターをご利用ください

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沿岸自治体関係者ら120人が参加した「震災5年目シンポジウム」

災害時の広域連携強化へ課題共有〜沿岸自治体、応援職員意見交換「震災5年目シンポジウム」大槌町で開く

沿岸自治体関係者ら120人が参加した「震災5年目シンポジウム」

沿岸自治体関係者ら120人が参加した「震災5年目シンポジウム」

 

 県沿岸広域振興局(佐々木和延局長)が主催する「東日本大震災津波5年目シンポジウム」が22日、大槌町浪板の三陸花ホテルはまぎくで開かれた。大槌町や釜石市など震災で甚大な被害を出した沿岸自治体関係者ら約120人が参加。応援職員を交えて他自治体からの復興支援の取り組みを振り返り、現状を検証するとともに、災害発生時の自治体間の連携強化に向け、パネル討論などで意見を交換。今後の広域支援のあり方や課題を探り、情報を共有した。

 

 震災発生当時、県防災危機管理監として災害対応の指揮を執った越野修三さん(岩手大地域防災研究センター専任教授)が「東日本大震災津波における広域支援について」と題して基調講演。震災発生当初の被害状況を説明し、「被害は予想をはるかに超え、被災地の行政は機能しなかった」と振り返った。

 

 その背景には「被災市町村における圧倒的な人・物・情報の不足があった」と指摘。▽膨大な量の救援物資の集積、配分、輸送業務▽燃料不足の中での救援活動―などを挙げ、「国の調整窓口が一元化していないため、調整に苦労した。国としての広域的な物流システムを確立すべき」と強調。今後の課題として、▽応援側、受援側の指揮・調整を円滑にできる仕組みと体制の構築▽被災地のニーズを吸い上げる情報収集体制と行政、民間などの役割の明確化▽全国的な支援基盤の構築―を挙げた。

 

 「将来の災害対応に備えた自治体間連携の必要性」をテーマにしたパネル討論で、震災直後から被災地の後方支援に当たった菊池保夫さん(遠野市総務部参事)は「震災前に後方支援拠点構想を掲げ、沿岸9市町村と津波対応協力会議を設けていたのが大きく生かされた」と説明。「自治体の権限や財源強化、対応マニュアルの策定、ニーズや情報の把握、強力なリーダーシップが必要」と指摘した。

 

災害時の広域連携強化へ向け繰り広げられたパネル討論

災害時の広域連携強化へ向け繰り広げられたパネル討論

 

 震災から2年後に本県に派遣された清水充さん(東京都都市整備局市街地整備部用地担当課長)は「被災地の受援ニーズ把握が非常に難しかった」と振り返り、「支援のリスト化や協定締結が必要」と強調。

 

 阪神淡路大震災での応援や中越地震での災害対応を経験した今井重伸さん(新潟県長岡市地域戦略部主査)は「遠野市の取り組みから学びたい。災害時における自治体間の連携は進化しているのではないか」と高く評価した。

 

 パネル討論にも加わった越野さんは「支援をする方、受ける方も、どれだけ事前に準備しているかに尽きる。平素から役割や目的をきちんと決めておかなければ連携はできない。事前の備えの7~8割をマニュアル化し、ルールを決め標準化しておくことが大切だ」などとアドバイスした。

 

 沿岸振興局の佐々木局長は「県と沿岸市町村の連携を強め、復興を加速させたい」と強調。多くの自治体職員の応援を受けている大槌町の平野公三町長は「まちづくりはこれからが正念場。自治体間のネットワークを生かし、真の復興につなげたい」と決意を述べた。

 

(復興釜石新聞 2016年1月27日発行 第456号より)

 

復興釜石新聞

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キクイモを使った料理を紹介する千葉星子さん

橋野の「菊芋」魅力発信 釜石特産の商品開発へ〜地域おこしにつなげよう 地域資源活用研究会でレシピ紹介

キクイモを使った料理を紹介する千葉星子さん

キクイモを使った料理を紹介する千葉星子さん(左)。参加者はさまざまな料理に活用できる食材に興味津々

 

 釜石市平田の釜石・大槌地域産業育成センターで19日、本年度3回目の地域資源活用研究会(市、同センター主催)が開かれた。今回は、橋野町産「菊芋(キクイモ)」の特産品としての知名度向上、利用促進を狙いに、大学教授がキクイモの機能性について講演したほか、料理研究家による料理レシピの紹介も。菊芋を使った食品開発を検討している事業所や団体、一般市民ら約40人が参加した。

 

 キクイモはキク科ヒマワリ属の多年草で、北米が原産地。根にできるショウガに似た塊が食用になり、飢饉(ききん)や戦争中の食料危機時などの救荒作物として栽培された歴史があるという。食物繊維や消化吸収されにくい多糖類イヌリンを多く含んでいることから、近年、健康食品として注目を集めるようになった。既に長野や熊本県の特定地域ではさまざまな商品を開発し、地域おこしにつなげている。

 

 古くから栽培されていたという橋野地区でも、ここ数年は作らなくなっていたが、地域にある資源を活用した新たな特産品としてキクイモに着目。昨年から数軒の農家が栽培を始めている。

 

地域資源活用研究会が特産化を目指す橋野町産キクイモ

地域資源活用研究会が特産化を目指す橋野町産キクイモ

 

 講演では北里大・北里生命科学研究所・大学院感染制御科学府の清原寛章教授がキクイモの含有成分や機能性、有用性について解説。釜石で地域資源として活用するには「先進地域での取り組みと差別化することが重要」と指摘した。

 

 2013年10月に収穫した橋野産キクイモの機能性などの分析を進めていることを説明し、「抗がん剤の炎症を軽減したり、免疫が暴走し炎症を起こした時に抑えるといった薬効成分を持っている可能性がある。体にいい成分、まだ見つかっていない機能を使った釜石特有の商品開発につながれば」と期待をかけた。

 

 料理研究家でフリーアナウンサーの千葉星子さん、調理師でNPO法人ともいき副理事長の坂岡節子さんがキクイモを使ったクリームコロッケやピクルス、スープ、菓子など計11のレシピを紹介。参加者が試食し、「シャキシャキと食感が良い」「おいしい。商品化したら売れる」などと好評だった。

 

 千葉さんは「キクイモには独特のクセがあるが、うまく引き出すとおいしさの特徴になる。調理の仕方を工夫することで幅が広がる、面白い食材。いろんなところでレシピ開発を進めてキクイモのおいしさ、魅力を発信してもらえれば」と話していた。

 

(復興釜石新聞 2016年1月23日発行 第455号より)

 

復興釜石新聞

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町内会と災害公営住宅の関係構築に向けた役員の顔合わせ会

より良いコミュニティー構築へ、災害公営住宅 地元町内会 初の役員交流会〜平田地区

町内会と災害公営住宅の関係構築に向けた役員の顔合わせ会

町内会と災害公営住宅の関係構築に向けた役員の顔合わせ会

 

 新たに建設された災害復興公営住宅が地域と融合し、より良い地域コミュニティーを構築するための取り組みが、釜石市内で進められている。平田地区では17日、平田町内会(前川輝夫会長)と県営平田災害公営住宅自治会(小林徳夫会長)の役員による顔合わせ交流会が初めて開かれ、相互に住みよい地域づくりに向けた第一歩を踏み出した。

 

 同住宅の集会所で行われた交流会には、両会の役員と関係者25人が出席した。先導的な取り組みを行う野田町5丁目の野田団地町内会(黒田至会長)と野田復興公営住宅自治会(中村容堂会長)の事例を両会長から聞いた後、互いに自己紹介。平田町内会の活動も紹介され、昼食を食べながら懇談した。

 

 旧釜石商業高校跡地に建設された平田災害公営住宅(126戸)は2014年2月に入居開始。15年5月に自治会を発足させた。釜石市や大槌町から入居した112世帯(15年12月末現在)が暮らす。佐藤亮三副会長は「防犯灯にかかる費用負担や各種地域活動の面から、自治会としても町内会加入の必要性は感じていたところ。これを機に町内会との関わりを模索し、住民福祉の向上につなげられたら」と両会の関係構築を願った。

 

入居から間もなく2年。仮設団地そばに建つ平田災害公営住宅

入居から間もなく2年。仮設団地そばに建つ平田災害公営住宅

 

 平田町内会は震災前、500世帯以上の会員がいたが、被災による転居などで現在は約300世帯。道路工事に伴う仮設住宅への新たな入居もあり、会員は震災前と同じ住宅で暮らす人、仮設、災害公営住宅居住者と各所に分散している。被災し、平田地区内の仮設住宅から公営住宅に入居した前川会長は「苦労はあると思うが協力し合わなければ、いろいろな問題が出てくる。一度に解決しようとせず段階的に取り組むことが重要。互いの考えを尊重しながら着眼点を見極め、良い形で連携できれば」と共存共栄の未来を見据えた。

 

 今回の交流会は、釜石リージョナルコーディネーター協議会(釜援隊)、市社会福祉協議会、市の三者が、復興庁の「新しい東北」先導モデル事業を受託して行う「かまいし地域包括ケア”みんなの”プロジェクト」の一環。同プロジェクトは住民自らの取り組みにより地域の「互助」を確立するのが目的で、「復興公営住宅コミュニティー・自力再建世帯の地域への融合支援」など3点の支援プログラムに取り組む。

 

 復興住宅は高齢者の割合も比較的高く、日中は若い世代が不在となるなど単独での日常活動の充実が難しい面もある。住宅自体が地域から孤立する懸念もあることから、今後、既存町内会との協力体制が一層求められる。

 

地域の融和が進む野田団地

 

 野田団地町内会は戸建てと集合住宅約350世帯で組織。集合住宅にはそれぞれ自治会があるが、同時に同町内会員となっている。2013年11月から入居した野田復興公営住宅(32戸)も、自治会設立後の翌年5月、全32世帯が町内会に加入した。4年ぶりに復活させた町内会の盆踊りに実行委員として加わり、町内の清掃にも参加。復興住宅清掃には町内会も協力するなど互いに助け合い、支え合っている。

 

 町内会は住民の孤独死を防ごうと2年前から独居世帯の名簿、マップ作りを進め、新たに立ち上げた女性グループによる見守り活動が今年から本格化する。「世代に関係なく”向こう三軒両隣”の必要性を感じる。両会の融和が何よりも大切」と黒田会長。中村会長は「互いを知り合う機会を設け、つながっていくことが重要。共有の場を持てば課題解決にもつながる」と実感を込める。

 

(復興釜石新聞 2016年1月23日発行 第455号より)

 

復興釜石新聞

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Happiece Coffee

【しもーねの食レポ】コーヒーのある時間

こんにちは。主に食べ物担当のタウンレポーター、しもーねです。

 

皆様は、どんな時にコーヒーを飲みますか?

 

私は小さい頃は、コーヒーはお酒と並ぶ“大人の飲み物”のイメージでした。その大人となった今は、仕事のかたわらのちょっとした息抜きや、眠気を覚ましたり集中力を増したい時など、リラックスや気分転換に欠かせない存在です。

 

「キッチンカーのコーヒー屋さん」として今や多くの人が知るのが、ハピスコーヒー(Happiece Coffee)さん。

 

フェアトレードにこだわりながらも味に妥協しないコーヒーは、たくさんのハピスファンに支持され、遠隔地からも焙煎豆を買い求めたりコーヒーを飲みに来る方が増えています。

 

happiece coffee

 

Happiece Coffee

 

定期的にボランティアにお越し下さる方々や帰省されて来る方々の中には、釜石に来たら必ずハピスコーヒーに寄ってから各地に戻られる方も多く、キッチンカーの軒先(主に大町ほほえむスクエアにて営業)は、ちょっとした交流の場にもなっているのが印象的。

 

時には名わき役として添えられるコーヒーとなり、時には主役としてコーヒーの元に集う場を作る。

 

震災後にUターンをしてハピスコーヒーを始めた店主の岩鼻さんは、単にコーヒーを淹れるだけでなく、「コーヒーのある時間」を作っています。

 

その名の通り、HAPPY&PIECEを届ける1杯が釜石にはあります♪

 

Happiece Coffee

 

PS皆様:それでもいまだに「ハピネスコーヒー」と呼ばれる事も多いらしいので、皆様「ハピスコーヒー」と覚えてやって下さいね!

 

https://www.happiece.com/

Happiece Coffee 公式サイト

Happiece Coffeeは、三陸海岸一帯で展開する移動式コミュニティカフェです。顔が見える商品とフェアトレードにこだわった世界各地の上質なコーヒー豆を自家焙煎し、丁寧に抽出して提供しております。
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しもーね

タウンレポーター しもーね

食い道楽を主に担当します!美味しものをいかに美味しく食べるかに無類の歓びを見出し、その歓びを多くの皆様と共有できるよう、今日も元気に「いただきます!」

まち・ひと・しごと創生に関する市民懇談会の開催について

まち・ひと・しごと創生に関する市民懇談会の開催について

市は、地域の現状と将来の展望を掲示する「釜石の実像(釜石市人口ビジョン)」と、これを踏まえて、今後5ヵ年の目標や基本的な方向性、具体的な施策をまとめる「釜石市オープンシティ戦略(釜石市総合戦略)」の初版を10月末に策定いたしました。

 

また、12月には、第一回市民懇談会を開催し、「釜石市オープンシティ戦略」の概要説明と、参加者の皆様との質疑を通じて、持続可能なまちづくりについて話し合いを行いました。

 

第二回目となる今回は、戦略の柱である「活動人口」、「つながり人口」に焦点をあて、事例紹介を交えて、一人ひとりの役割について考えたいと思います。

 

初めて参加される方も大歓迎です。皆様のご参加を心よりお待ちしています。

 

https://www.city.kamaishi.iwate.jp/shisei_joho/keikaku_torikumi/chihousousei/detail/__icsFiles/afieldfile/2016/01/25/shiminkodankai.pdf

まち・ひと・しごと創生に関する市民懇談会チラシ

ファイル形式: PDFファイル
データ容量: 1,174 KB
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日時

平成28年1月31日(日)13時~15時

会場

イオンタウン釜石2階イベントスペース

内容

1)釜石の実像と釜石市オープンシティ戦略の概要説明
2)事例紹介
3)意見交換

対象

どなたでも参加できます

申込み

不要

問い合わせ

市総合政策課まち・ひと・しごと創生室 TEL:0193-22-2111(内線132)

備考

釜石の実像と釜石市オープンシティ戦略の初版の詳細については、以下を確認願います。
「釜石の実像と釜石市オープンシティ戦略(初版)の公表について」

この記事に関するお問い合わせ
釜石市 総務企画部 総合政策課 まち・ひと・しごと創生室
〒026-8686 岩手県釜石市只越町3丁目9番13号
電話 0193-22-2111(132) / FAX 0193-22-2686 / メールでの問い合わせ
元記事:
https://www.city.kamaishi.iwate.jp/shisei_joho/keikaku_torikumi/chihousousei/detail/1198194_3278.html
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