タグ別アーカイブ: 文化・教育

アトリエフランス vol.5

【参加者募集】アトリエ☆フランス vol.5

アトリエフランス vol.5

 

フランス語を楽しく学びませんか?
姉妹都市であるディーニュ・レ・バン市との交流を目指しましょう。

 

日時

平成28年1月19日(火)~3月8日(火) 毎週火曜日 全8回
18:00~19:30

場所

市役所第1庁舎2階 第2会議室
※ 1月19日(火)と2月2日(火)のみ、3階 第3会議室

対象

高校生以上 どなたでも

内容

フランス語講座 + フランス文化交流

参加費

無料

申込み

市総務課国際交流室 Tel:0193-22-2111(内線113)

 

https://www.city.kamaishi.iwate.jp/shisei_joho/shokai/kokusai_koryu/detail/__icsFiles/afieldfile/2016/01/07/atelierfrance5.pdf

アトリエ☆フランス vol.5 チラシ

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この記事に関するお問い合わせ
釜石市 総務企画部 総務課 国際交流室
〒026-0025 岩手県釜石市只越町3丁目9番13号
電話 0193-22-2111(内線 113) / FAX 0193-22-2686 / メールでの問い合わせ
元記事:
https://www.city.kamaishi.iwate.jp/shisei_joho/shokai/kokusai_koryu/detail/1198761_2508.html
釜石市

釜石市

釜石市公式サイトと連携し、縁とらんすがピックアップした記事を掲載しています。記事の内容に関するお問い合わせは、各記事の担当窓口までお問い合わせください。

正福寺幼稚園 40年ぶり園舎改築へ、解体を前にお別れ見学会

園舎改築に伴う移設を前に、ログハウスに感謝する正福寺幼稚園の園児ら

園舎改築に伴う移設を前に、ログハウスに感謝する正福寺幼稚園の園児ら

 

 釜石市甲子町松倉、学校法人釜石学園(須藤寛人理事長)が運営する正福寺幼稚園(菊池久園長、園児88人)の園舎が来年度、ほぼ40年ぶりに改築されることになった。認定こども園(幼稚園型)への移行に伴うもので、現園舎の解体工事が始まるのを前に1月5日と6日にお別れ見学会を開くことになり、卒園者や保護者などに参加を呼び掛けている。

 

 80年の伝統を誇る同園は1936年、正福寺の境内にフタバ保育所として開設。戦時中の休所を経て53年に再開し、54年、ふたば保育園と改称。72年に現園名に改め、74年まで3期にわたる新築工事で現園舎が完成した。

 

 ピーク時には約250人を数えた園児も現在はほぼ3分の1に減少。甲子地区では2010年度に釜石南幼稚園が閉園するなど少子化の厳しい環境の中、同地区でただ一つとなった幼稚園教育を残そうと園舎の改築に踏み切る。

 

 3年後の18年度までの認定こども園への移行を目指し、現園舎の解体工事は1月7日から始まる。新園舎は現園舎の跡地に建設し、来年8月の完成を見込む。鉄骨造り平屋で、延べ床面積は985平方メートルと現園舎とほぼ同規模。4つの保育室、図書室、職員室のほか、預かり保育室もあり、ステージを備えた遊戯室も併設する。総事業費は約4億2千万円を見込む。

 

 改築工事に向け、園児らは現園舎の裏に設置されたプレハブ造りの仮園舎で生活している。震災後に被災地支援で同園に贈られ、現園舎の隣に設置されたログハウスは、園舎の改築に伴い敷地の確保が難しくなったことから、甲子町洞泉のこすもす公園内に移される。移設工事は年内に終える。

 

 現園舎のお別れ見学会は両日とも午前10時から午後2時まで。菊池園長は「50年余りにわたる思い出がいっぱい詰まった園舎。一人でも多くの卒園者や保護者が足を運び、別れを惜しんでほしい」と呼び掛ける。

 

 園舎のお別れ見学会について、問い合わせは正福寺幼稚園(電話0193・23・6885)へ。

 

(復興釜石新聞 2015年12月30日発行 第449号より)

 

復興釜石新聞

復興釜石新聞(合同会社 釜石新聞社)

復興釜石新聞と連携し、各号紙面より数日の期間を設け記者のピックアップ記事を2〜3点掲載しています。

問い合わせ:0193-55-4713 〒026-0044 岩手県釜石市住吉町3-3

岸谷香コンサート

【釜石在住・在勤者優先販売枠のご案内】岸谷香コンサート〜釜石発、PITがつなぐ心の復興〜

チームスマイル・釜石PIT 岸谷香コンサート

 

本チケットは完売致しました

 

「チームスマイル・釜石PIT」のオープニング記念公演として、2016年1月10日(日)に「岸谷香コンサート~釜石発、PITが繋ぐ心の復興~」が開催されます。

 

元プリンセス プリンセスのヴォーカルとして数々のヒット曲を生み、震災後は復興支援にご尽力する岸谷香さんが、チームスマイル・釜石PITのステージに登場します!

 

釜石PITオープニング記念公演となる今回は、釜石市に在住または在勤の方限定の優先販売枠をご用意いたしました。期間限定での先行販売となりますので、貴重な公演をぜひお楽しみ下さい。(予約販売数に達した時点で受付終了となります)

 

「釜石市民優先枠」先行発売について

販売対象
本チケットは完売致しました
釜石市内に在住及び在勤の方
受付期間
受付中〜12月12日(土)23時59分 まで
予約受付電話番号
0570-02-9960
自動音声ガイダンスが流れます。音声に従ってお進み下さい。
販売に関しての注意事項

  • 3歳よりチケットが必要となります(3歳未満でも座席が必要な場合はチケットが必要)
  • チケットはお一人様4枚までとなります
  • 予約販売数に達し次第受付終了となります

予約完了後のチケット引換えについて
全国のチケットぴあ店舗、セブン-イレブン、サークルK・サンクスにて、電話予約時のガイダンスが案内する有効期間内に引換え可能です。

 

公演

「岸谷香コンサート ~釜石発、PITが繋ぐ心の復興~」

日程

2016年1月10日(日)

会場

チームスマイル・釜石PIT
住所:岩手県釜石市大町1-1-10

開場/開演

開場 14:00 / 開演 14:30

チケット価格

全席指定 3,800円(消費税込み)
※3歳よりチケットが必要となります
※岩手県在住の高校生以下の方は、当日学生証を提示頂くと1,000円キャッシュバック

一般発売日

2015年12月13日(日)10時〜

お問い合わせ

キョードー東北
TEL 022-217-7788(平日10時~19時・土曜10時~17時)

フェリアス釜石

釜石まちづくり株式会社

釜石まちづくり株式会社(愛称 フェリアス釜石)による投稿記事です。

問い合わせ:0193-22-3607
〒026-0024 岩手県釜石市大町1-1-10 釜石情報交流センター内 公式サイト

スペラーズ 橋ツアー2016 〜釜石・南三陸・久慈〜

【釜石在住・在勤者優先販売枠のご案内】ゴスペラーズ 橋ツアー2016 〜釜石・南三陸・久慈〜

ゴスペラーズ橋ツアー2016 〜釜石・南三陸・久慈〜

 

本チケットは完売致しました

 

釜石情報交流センターにオープンする「チームスマイル・釜石PIT」にて、『ゴスペラーズ 橋ツアー2016 ~釜石・南三陸・久慈~』が開催されます!

 

釜石PITオープニング記念公演となる今回は、釜石市に在住または在勤の方限定の優先販売枠をご用意致しました(チケット交換の際に、釜石市に在住・在勤を示す身分証が必要となります)。予約販売数に達した時点で受付終了となりますので、予めご了承ください。

 

釜石在住・在勤者優先販売枠について

電話予約開始
本チケットは完売致しました(11/26)
2015年11月26日(木)10時〜
受付時間
平日10時〜17時(土日祝及び時間外は受付不可)
予約受付電話番号
0193-22-3607(釜石まちづくり株式会社)
注意事項

  • 予約販売数に達し次第受付終了となります。
  • チケットの引き換えは 12月24日(木)〜 会場(釜石PIT)にてお願い致します。
  • チケットの引き換え時は、釜石市在住または在勤が証明できる身分証明書をご持参下さい。
  • 未就学児童は入場できません。

 

日程

2016年1月11日(月・祝)

会場

チームスマイル・釜石PIT
住所:岩手県釜石市大町1-1-10

開場/開演

開場 16:30 / 開演 17:00

お問い合わせ

釜石まちづくり株式会社
TEL 0193-22-3607

フェリアス釜石

釜石まちづくり株式会社

釜石まちづくり株式会社(愛称 フェリアス釜石)による投稿記事です。

問い合わせ:0193-22-3607
〒026-0024 岩手県釜石市大町1-1-10 釜石情報交流センター内 公式サイト

唐丹小・中では施設を見学し、児童らと交流した

復興へ教育現場の取り組み確認〜義家文科副大臣 釜石訪問、児童 生徒らと交流

鵜住居地区の学校建設現場で説明を受ける義家副大臣(左)

鵜住居地区の学校建設現場で説明を受ける義家副大臣(左)

 

 義家弘介文部科学副大臣は10日、釜石市を訪れ、仮設の学校や幼稚園、新校舎の建設現場を視察し、震災からの復興に向けた教育現場の取り組みを確認した。就任後、被災地を訪れるのは初めてで、仮設校舎で授業を続けている子どもたちの様子や今後の教育環境の整備に向けた計画を知りたいと、釜石を選択。唐丹小・中、鵜住居小・釜石東中、市立鵜住居幼稚園を見て回った。

 

 唐丹小・中では、仮設校舎が建つ敷地内で建設が進められている新校舎の建設現場を見学し、工事の進み具合について担当者から説明を受けた。児童生徒4人と一緒に給食を囲んで懇談。義家副大臣は日々の仮設校舎での生活や将来の夢などについて尋ね、「大変な経験をしたが、心の原風景として残る震災の記憶も生かし方では財産になる。胸を張り、自分の言葉で語り継いでほしい」と期待した。

 

唐丹小・中では施設を見学し、児童らと交流した

唐丹小・中では施設を見学し、児童らと交流した

 

 鵜住居小・釜石東中では児童生徒6人と懇談。義家副大臣は仮設校舎を仮の場所ではなく、大切に使っている様子に感心。東中生徒会長の佐藤繁君(3年)は不自由さをにじませながらも、「自分たちのことを思って作ってくれたもの。借りている立場として感謝を込めて使っていきたい」と思いを伝えた。

 

 震災当時の避難行動や防災の取り組み、「助けられる人から助ける人になりたい」という生徒の思いを聞いた義家副大臣は「困難や助け合い、ぬくもりの意味を知った皆さんが将来の日本、世界のリーダーになると信じている。好奇心を持ってあらゆる分野に挑戦してほしい」とエールを送った。

 

 鵜住居幼稚園では園児が虎舞で歓迎。ハイタッチして和やかに交流した。

 

 幼稚園や小中学校を併設している鵜住居地区の学校建設現場も見学。「学校を中心にした新たな地域について、みんなで話し合い作り上げていくという新しい形の公教育の場が生まれている先進的な地区。集約した施設は少子化の新たな教育モデルになる」と話した。

 

(復興釜石新聞 2015年11月14日発行 第436号より)

 

復興釜石新聞

復興釜石新聞(合同会社 釜石新聞社)

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第8回 鉄の検定

第8回 鉄の検定を開催します

1.開催日

平成27年12月1日(火曜日)

2.開催時刻

18時30分から

3.場所

市教育センター5階

4.内容

・釡石の鉄の歴史に関する問題
・解答時間60分、問題数80問

5.参加料

無料

6.申込期間

11月4日(水曜日)~20日(金曜日)

7.申込先

生涯学習文化課(Tel 0193-22-8835)

この記事に関するお問い合わせ
釜石市 教育委員会 生涯学習文化課
〒026-0031 岩手県釜石市鈴子町15番2号
電話:0193-22-8835 / Fax:0193-22-3633 / メール
元記事:https://www.city.kamaishi.iwate.jp/tanoshimu/rekishi/bunnkazai/detail/1197395_2460.html
釜石市

釜石市

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平成27年度東京大学釜石カレッジ第2回

【受講生募集】平成27年度東京大学釜石カレッジ第2回「連続公開講座」

建築設計、まちづくりを研究テーマにされている先生をお招きして講演いただきます。皆様のご参加をお待ちしております。

 

日時・内容

平成27年11月18日(水)18時~20時
テーマ:「この場所にしかないこと」
講師:
東京大学生産技術研究所 准教授 川添 善行 氏
同 特任研究員 田中 雅之 氏

 

講師紹介

川添 善行 氏
東京大学生産技術研究所准教授。川添善行・都市・建築設計研究所 代表。
主な作品は「佐世保の実験住宅」(日本建築学会作品選集新人賞、グッドデザイン 未来づくりデザイン賞 受賞)「弥生の研究教育棟」「変なホテル」など。主な著作は『空間にこめられた意思をたどる』(幻冬舎)『世界のSSD100 都市持続再生のツボ』(彰国社)『このまちに生きる』(彰国社)などがある。
「shibuya1000」の代表幹事を務めるなど、まちづくりにも積極的に取り組む。

 

田中 雅之 氏
東京大学大学院 社会基盤学専攻 修了後LLT/LLA(JP/US)にて建築設計に従事、現在、田中雅之建築設計事務所主宰/東京大学 生産技術研究所 特任研究員を兼務。

 

場所

釜石市青葉ビル1階研究室

対象

どなたでも参加できます。

定員

50名程度(事前に下記までお申し込みください。)

受講料

無料

申込み・問い合わせ先

釜石市役所総合政策課
TEL:0193-22-2111 (内線133)/FAX:0193-22-2686
メール:sougou●city.kamaishi.iwate.jp
※●を@に変えて送信ください

申込み期限

平成27年11月17日(火)17:00までとしておりますが、当日、会場にお越しいただいても構いません。

 

平成27年度も、東京大学社会科学研究所が中心となり、連続公開講座を計3回開催します。なお、釜石市と東京大学は、平成24年10月26日に「東京大学釜石カレッジ開設に関する覚書」を締結し、釜石市のまちづくりの推進と産業等の復興を支える新たな人材育成の場として、「東京大学釜石カレッジ」を開設しました。

この記事に関するお問い合わせ
釜石市 総務企画部 総合政策課 企画調整係
〒026-8686 岩手県釜石市只越町3丁目9番13号
電話:0193-22-2111(133) / Fax:0193-22-2686 / メール
元記事:https://www.city.kamaishi.iwate.jp/shisei_joho/daigaku_renkei/detail/1197246_2611.html
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【受講者募集】「初めての英会話講座」を開催します

市と釜石市国際交流協会の共催により、初めての方でもやさしく学べる英会話講座を実施します。

 

日時

平成27年11月18日 から 平成28年2月3日まで
毎週水曜日 全10回 10時30分 から 11時30分
※12月23日と12月30日を除く

会場

市教育センター 5階 岩手大学釜石教室

講師

ナタリー・ミラスキーさん

受講料

5,000円
※1回目の講座を受講して、ご自分には合わないと思われて以後の受講をキャンセルする場合は、受講料はいただきません。

無料の託児も行います

子育て中でも参加しやすいよう、会場の隣室で託児を行います。
ミルクやおやつ、おむつ等はご持参ください。
保育者は、ゆいっこサポートセンター登録サポーターです。

申込み

お電話で申込みください。
託児もご希望される場合は、申込みの際にあわせて申し出てください。
定員10名、先着順です。

この記事に関するお問い合わせ
釜石市 教育委員会 生涯学習文化課 生涯学習係
〒026-0031 岩手県釜石市鈴子町15番2号
電話:0193-22-8835 / Fax:0193-22-3633 / メール
元記事:https://www.city.kamaishi.iwate.jp/hagukumu/gakushu_sports/shogai_gakushu/detail/1197340_2413.html
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市芸術文化協会の岩切潤会長が表彰状を手渡した功労者表彰

震災から5度目の釜石市民芸文祭、文化のまち再興へ〜心の復興 高まる意欲

各団体が日ごろの活動の成果を披露した作品展示。来場者も興味津々

各団体が日ごろの活動の成果を披露した作品展示。来場者も興味津々

 

 釜石の芸術の秋を彩る「第45回釜石市民芸術文化祭」は1日から3日まで鈴子町のシープラザ遊、シープラザ釜石で開かれた。市内最大の文化の祭典は2011年の震災以降、市民に安らぎと元気を与え、心の復興を後押ししている。被災した市民文化会館に代わる市民ホールの建設も始まり、震災から5度目の芸文祭は、参加団体のたゆまぬ向上心と文化のまち再興への意欲に包まれた。

 

 1日の開会式で市芸術文化協会の岩切潤会長は、各団体が震災後、発表会場の確保などに苦労している現状に触れ、「『市民ホールができるまで』と、みんな一生懸命頑張っている。釜石の芸術文化を次世代につなぎ、潤いのあるまちを作っていきたい」と落成予定の2年後に期待を寄せた。

 

 今年は5年ごとに行う功労者表彰があり、各分野で貢献してきた18人を表彰。謝辞に立った小野寺豊喜さん(釜石市民絵画教室)は、絵を描く気持ちがぐらついた震災直後を思い起こし、「来場者の声に励まされ、芸文祭の展示も続けてこられた。教室を自らの生涯文化活動の場とし、団体活動を支える役割も担っていきたい」と決意を述べた。

 

市芸術文化協会の岩切潤会長が表彰状を手渡した功労者表彰

市芸術文化協会の岩切潤会長が表彰状を手渡した功労者表彰

 

 会場内では3日間にわたり19団体が作品を公開。華道、絵画、写真、書道、ステンドグラスなどさまざまな分野の力作が並び、来場者に感動を与えた。釜石茶道協会は呈茶で、文化の秋に花を添えた。

 

 2年目の企画展示は世界文化遺産に登録された「橋野鉄鉱山高炉跡」がテーマ。1・5メートル四方の台座に自然のコケを敷き詰めて山腹を造形し、鉄の歴史館から借用した三番高炉の模型を配置。鉄鉱石が採掘される岩のイメージで山野草を植え込んだ石を据え、高炉と周辺の風景をジオラマで表現した。今の時節のヨモギやススキ、赤く色づいたモミジで秋の山を印象づけた。

 

すべて自然の植物でつくりあげた「橋野鉄鉱山高炉跡」のジオラマ。「今こそ取り上げねば」と浅利事務局長(左)

すべて自然の植物でつくりあげた「橋野鉄鉱山高炉跡」のジオラマ。「今こそ取り上げねば」と浅利事務局長(左)

 

 各分野の会員がアイデアを出し合った今年の釜石を象徴する大作。芸文協の浅利金一事務局長(66)は「以前、芸文祭に出品していた盤景愛好者にも助言をいただき、ここまで仕上がった。世界遺産の盛り上げに一役買えれば」と自信を見せた。

 

 芸文祭発表部門は8月末から市内外の会場で始まり、12月まで続く。展示部門と日程を同じくしたのは10団体。初日に平稀流糸扇会と合同で華やかなステージを繰り広げた古川舞踊教室は、今年、芸文協に新たに加盟した。古川明美会主(61)は「お弟子さんたちの励みになればと思い、初めて参加させていただいた。釜石復興の一翼に私たちも踊りで、微力ながら貢献できれば」と願った。

 

芸文祭初参加の古川舞踊教室のステージ。中学生による舞「下町の太陽」

芸文祭初参加の古川舞踊教室のステージ。中学生による舞「下町の太陽」

 

 小野寺さん以外の被表彰者は次の通り。
 佐藤悦子(岩手三曲協会釜石支部)、紺野節子(同)、高橋静江(生田流正派釜石会)、鈴木節子(同)、阿部芳子(日本原色押花福祉協会釜石支部)、村岡芳隆(切り絵サークルはまゆり)、菅原照男(日本郵趣協会釜石支部)、三浦すみゑ(釜石芸能連合会)、奥友ヨミ(リボンフラワー石垣教室)、武田ふみこ(琴城流大正琴白百合会)、佐々木和子(釜石書道協会)、菊池婦美(同)、設楽明子(釜石ユネスココーラス)、及川ヒデ(釜石茶道協会)、植田生子(同)、菊池英子(同)、川向修一(釜石フィルハーモニック・ソサイェティ)

 

(復興釜石新聞 2015年11月4日発行 第433号より)

復興釜石新聞

復興釜石新聞(合同会社 釜石新聞社)

復興釜石新聞と連携し、各号紙面より数日の期間を設け記者のピックアップ記事を2〜3点掲載しています。

問い合わせ:0193-55-4713 〒026-0044 岩手県釜石市住吉町3-3

図書館からのお知らせ

図書館からのお知らせ(11~12月のカレンダー)

11月~12月のカレンダーを掲載しました
開館日と休館日は、このページの下のカレンダーをご覧ください。

 

◎ 大槌町立図書館の被災状況を考慮し、当分の間、大槌町内に居住し希望する方にも個人貸出を行います。借りられる際には、氏名・住所等を確認できるもの(運転免許証・健康保険証など)の提示をお願いします。

 

→はじめて本を借りるには?
なお、大槌町「城山図書室」では、釜石市の方の利用登録も受け付けています。

 

図書館の催し

岩手県図書館巡回展「戦争の時代と岩手の人々」図書展

日時
2015年10月24日(土)~11月1日(日)
平日:午前9時~午後6時 土日:午前9時~午後5時
※ただし、10月26日(月)は休館日
場所
展示ホール(1階)
内容
郷土部隊史・従軍記・手記等、岩手の人々の戦争体験を中心とした、太平洋戦争に関する資料約70点の展示を行います。

 

岩手県立図書館巡回展「文学賞受賞図書展」

日時
2015年11月7日(土)~11月15日(日)午前9時~午後5時
※ただし、11月8日(月)は休館日
場所
展示ホール(1階)
内容
平成26年度以降に、国内外で文学賞・文化賞を受賞した岩手県立図書館所蔵資料の展示を行います。

 

としょかん映画会

日時
2015年11月14日(土)午前11時~11時50分
場所
視聴覚室(2階)
※観覧無料
内容
あらしのよるに ひみつのともだち
☆第7話「メイのしあわせ」
☆第8話「かこまれたガブ」

 

おはなし広場

日時
11月21日(土)午前10時30分~
場所
児童室(1階)※観覧無料

 

開館時間

< 5月から10月(夏時間)>
〇火曜日から金曜日 午前 9時から午後6時まで(夏時間)
〇土曜日と日曜日(通年) 午前9時から午後5時まで

 

<11月から翌年4月(冬時間)>
〇午前9時から午後5時まで

 

休館日
11月の休館日 ・・・2,3,9,16,23,24,30
12月の休館日 ・・・7,14,21,23,28~31

 

釜石市立図書館スケジュール

 

・毎週月曜日、毎月末日
・国民の祝日・休日(月曜日と重なるときはその翌平日も)
・年末年始(12月29日から1月4日)
・図書整理日(毎年15日以内)

この記事に関するお問い合わせ
釜石市 教育委員会 図書館
〒026-0052 岩手県釜石市小佐野町3丁目8番8号
電話:0193-25-2233 / Fax:0193-27-2385 / メール
元記事:https://www.city.kamaishi.iwate.jp/tanoshimu/shisetsu/toshokan/detail/1191771_2468.html
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海保図画コンクールで全国最高賞〜青い海 輝く笑顔、震災に負けず県内初の快挙

最高賞の国土交通大臣賞に輝いた香川彩夏さんの作品

最高賞の国土交通大臣賞に輝いた香川彩夏さんの作品

 

 海上保安庁と海上保安協会共催の第16回未来に残そう青い海・海上保安庁図画コンクールの全国審査で、唐丹小1年・香川彩夏さんの作品が最高賞(1点)の特別賞・国土交通大臣賞に選ばれた。釜石海上保安部管内(岩手県)では初の快挙。同コンクールの第2管区海上保安本部(東北地方)関係と、釜石海保関係の受賞者も相次いで選ばれ、後日、表彰式が行われる。

 
 
 同コンクールは、海洋環境保全思想の普及・啓発活動の一環で、2000年からスタート。小学校低学年、同高学年、中学生の部の3部門で作品を募集する。香川さんの作品は釜石海保から東北選考会に推薦され、さらに1517点の中から東北地方の代表作品9点(各部門3点)に選ばれて全国選考審査会に送られた。

 

 最終審査会は今月16日に行われた。全国の応募作品は3万4823点に上った。各地方で厳選した各部門33点、計99点について審査を行い、第16回コンクールの「顔」として香川さんの作品を選んだ。

 

 受賞作は、海中を2人の女児が笑顔いっぱいに泳ぎ、タコ、カニ、色とりどりの魚に囲まれている。海底には海藻、ウニやアワビも描かれた。

 

 香川さんは「お絵描きは好き。夏に大石(海岸)で泳いだのが楽しかった。泳いでいるのは私と、誰か。お父さんが『すごいね。泳いでいる2人の笑顔がいい』と言ってくれた」と受賞を喜ぶ。

 

 唐丹小(一條直人校長、児童53人)は唐丹湾に面して学区が広がり、震災の前年まで釜石海保、唐丹生活学校などとともに片岸海岸で漂流物調査や清掃を続けた。震災の津波で校舎は全壊。児童は唐丹中と隣り合った仮設校舎で学ぶ。今回の同コンクールには38人が出品した。

 

 香川さんの作品をはじめ全国選考会の応募作品99点は26日から11月8日まで、東京都内の3会場で順次公開されている。

 

(復興釜石新聞 2015年10月24日発行 第430号より)

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問い合わせ:0193-55-4713 〒026-0044 岩手県釜石市住吉町3-3

小学校最後の学習発表会で、復興への思いを込めた劇を演じた6年生

震災テーマに創作劇上演、鵜住居小学習発表会〜人、世代、地域をつなげる力に

小学校最後の学習発表会で、復興への思いを込めた劇を演じた6年生

小学校最後の学習発表会で、復興への思いを込めた劇を演じた6年生

 

 鵜住居小(村上清校長、児童169人)の学習発表会は17日、仮設校舎で開かれ、6年生43人が震災をテーマにした創作劇を演じた。音楽を通して被災地を元気づけようと行動する人々の物語で、人、世代、地域をつなげる音楽の力や行動することの大切さを表現。「『立ち上がった』って、胸を張って生きていきたい」と復興への思いを訴え、保護者らから大きな拍手を受けた。

 

 本年度の学習発表会のスローガンは「鵜小魂で全校の心を一つに感動を届けよう」。鵜小虎舞で幕開け、各学年が劇や合奏などで日ごろの学習の成果を披露。全校児童で「あしたははれる」などを大合唱し、元気な歌声を響かせた。

 

 6年生の劇は、釜石と復興を考える総合学習で取り組んだ。被災地でライブハウス建設を目指したプロジェクト「東北ライブハウス大作戦」の実話を基に、自分たちの成長をつなぎ合わせた物語。台本は教諭3人と児童が協力して練り上げ、「ボクたちの歌―今、立ち上がるとき」という約35分間の劇にまとめた。

 

 児童の中には仮設住宅で暮らし、通学に1時間もかかる子もおり、日々の生活はなかなか落ち着かない状態。震災からもうすぐ5年だが、まだ復興の途中で、自分たちも含め多くの市民が我慢し、苦しい思いをする日々が続く。そんな市民や自分たちが笑顔になるよう、そして「がんばろう」と思ってもらおうと、6年生は小学校最後の学習発表会で熱演。「(劇を通じ)『もうだめだ』ってあきらめない心を学んだ。立ち上がり、行動することが釜石の復興につながると信じている」と締めくくった。

 

 実行委員長の八幡大夢(ひろむ)君(6年)は「震災の時は1年生で、本設の校舎で過ごした最後の学年。家も被災し、仮設住宅でも暮らした。これまでの経験を入れた劇で、みんなで必死にやったから最高の劇になったと思う。全力出しきった」と充実感をにじませた。

 

 担任の片山直人教諭(43)は「子どもたちは多くに支えられているが、自分たちの住む地域は被災地で、自分たちも復興を担っていく一人であると立ち上がるきっかけになれば」と語った。

 

(復興釜石新聞 2015年10月21日発行 第429号より)

 

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