平成27年度釜石市食育フェスタ

平成27年度釜石市食育フェスタ

平成27年度釜石市食育フェスタ

 

平成27年度釜石市食育フェスタを開催します!

 

平成27年度釜石市食育フェスタ「うんめぇかまいし知っぺし!」~体験を通して知る自然の恵み、地域の食文化~ を開催します!

 

かまリン

 

釜石市では、今年も食育のお祭り『釜石市食育フェスタ』を開催いたします。今年度は、会場を「シープラザ 遊」に移し、主に”体験”を通して、かまいしの”うんめぇ”食材の生産や流通を学べるものにします。

 

さらに、”調理体験や試食”もあります!これらを通じて、”楽しく”、”美味しく”「食育」を体感しましょう!そして、「健やかな体」と「豊かな心」を育むまち かまいしを存分に楽しみましょう!

 

みなさまのご来場をお待ちしております。

 

釜石市食育フェスタ

 

日時

平成27年8月23日 日曜日 午前10時から午後2時

場所

シープラザ遊 テント

 

https://www.city.kamaishi.iwate.jp/hagukumu/shokuiku/detail/__icsFiles/afieldfile/2015/07/28/h27shokufesuchirashi.pdf

平成27年度釜石市食育フェスタ チラシ

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釜石市食育フェスタ

 


 

〜昨年度行われた、釜石食育フェスタの様子〜

 

釜石市食育フェスタ

 

昨年度の『釜石市食育フェスタ~噛んでかまいし感じる感謝の心~』は、平成27年2月21日(土)に、イオンタウン釜石2階 イベントスペースで開催されました。イオンタウンホールでは、”食育に関する講演会”も同時開催されました。

 

昨年度改定になった釜石市食育推進計画の5つの基本目標に合わせて、各団体が食にまつわる様々なブースを設けて、釜石の食育について楽しく学べるイベントとなりました。総参加者数も300人と、大いににぎわいました!

 

釜石市食育推進計画 5つの基本目標とは
んで健康 むし歯ゼロ・・・・・・・う歯(むし歯)予防
んてん笑顔で 地域と交流・・・地域との交流・連携
そがず食べよう 肥満予防・・・肥満・メタボ予防
んせん安心 地元食財・・・・・・「食財」を活かした食文化の継承
っかり選んで 未来につなぐ・・未来につなげる「選ぶ力」を身につける

 

「食財」とは・・・釜石の食材は、釜石の財産であるととらえ、「食財」という漢字を当てはめています。

 

釜石市食育フェスタ

この記事に関するお問い合わせ
釜石市 保健福祉部 健康推進課 保健予防係
〒026-0025 岩手県釜石市大渡町3丁目15番26号
電話 0193-22-0179 / FAX 0193-22-6375 / メールでの問い合わせ
元記事:
https://www.city.kamaishi.iwate.jp/hagukumu/shokuiku/detail/1195208_2385.html
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第22回 釜石市郷土芸能祭

第22回 釜石市郷土芸能祭

第22回 釜石市郷土芸能祭

 

第22回 釜石市郷土芸能祭を開催します

 

釜石市内にある伝統的な地域文化の振興を図り文化財の保護と活用を通じて郷土愛を育てていくことにより、住民が主体となった市民憲章の「かおり高い文化のまちづくり」を推進することを目的とし、標記事業を開催いたします。

 

開催日

平成27年9月5日(土曜日)

開催時刻

開場13時 / 開演13時30分

会場

シープラザ遊

出演団体

5団体(出演順番)
鵜住居幼稚園ちびっこ虎舞
中村さんさ踊
大石虎舞
外山鹿踊
松倉虎舞

 

https://www.city.kamaishi.iwate.jp/tanoshimu/rekishi/bunnkazai/detail/__icsFiles/afieldfile/2015/08/17/kyoudogeinousai27.pdf

第22回釜石市郷土芸能祭チラシ(表)

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https://www.city.kamaishi.iwate.jp/tanoshimu/rekishi/bunnkazai/detail/__icsFiles/afieldfile/2015/08/17/kyoudogeinousai27ura.pdf

第22回釜石市郷土芸能祭チラシ(裏)

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※駐車場がありませんので、公共交通機関等をご利用になってご来場ください。

この記事に関するお問い合わせ
釜石市 教育委員会 生涯学習文化課
〒026-0031 岩手県釜石市鈴子町15番2号
電話 0193-22-8835 / FAX 0193-22-3633 / メールでの問い合わせ
元記事:
https://www.city.kamaishi.iwate.jp/tanoshimu/rekishi/bunnkazai/detail/1195641_2460.html
釜石市

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みなとかまいし地区会議のメンバーら

津波の恐ろしさアピール、「避難道路」に看板〜揺れる貨物船 猛威象徴

みなとかまいし地区会議のメンバーら

「震災を風化させないために」と、浜町の「避難道路」に看板を設置したみなとかまいし地区会議のメンバーら

 

 東日本大震災の津波が押し寄せる釜石湾内で波に翻弄(ほんろう)される大型貨物船の写真を使用した大きな看板が、釜石市役所から浜町の高台に通じる通称「避難道路」に設置された。港湾に近い町内会や商店街などで組織する「みなとかまいし地区会議」(高橋松一議長)が、地域住民の防災意識を高め、被災地を訪れる観光客などへ津波の恐ろしさをアピールしようと設置した。4日、現地で看板を披露した高橋議長は「(震災当時を)思い出したくないが、津波のすごさ、怖さを知り、ここで起こったことを少しでも理解してもらえれば」と思いを語った。

 

 看板は縦150センチ、横210センチ。写真の貨物船「アジア・シンフォニー」(4724トン)は、船首の一部が防潮堤を壊した形で釜石港の岸壁に乗り上げ、津波の猛威を象徴する。この高台から撮影されたもので、看板には地震の発生日時や震源、規模なども記した。制作、設置費用は約40万円。

 

 同会議は2009年の設立当初から防災体制の整備をテーマに活動。地震や津波発生時に高台への避難を呼びかけるポスターの掲示や、地域内にある高台の避難指定場所への避難誘導標識を設置するなど自主防災活動に取り組んできた。

 

 この高台は地域の避難場所としての役割だけでなく、住民らの散歩道でもある。震災発生時も多くの住民が避難し、津波の襲来を見守った。震災後は津波被害の大きかった市街地を一望できる場所として、観光客の多くが立ち寄る場所にもなっている。

 

 しかし、同会議が設置してきたポスターや標識はほとんどが津波で流失し、再設置の予定もなく、災害時の避難誘導案内機能は失われたまま。また、この高台を訪れても震災の被害を説明するものもなかったことから、「地域住民の避難の備えを促し、観光客に注意を喚起し、震災の記憶を風化させないために」と設置を決めた。

 

 「(使用した写真は)あり得ない光景」と話すのは、看板を制作した日美画房の小田島凌一さん(76)。地震発生後、設置場所の高台に避難したという同会議副議長の菊池新之助さん(76)は「津波の瞬間は、まさに阿鼻叫喚(あびきょうかん)。貨物船が湾内を木の葉のようにぐるぐると回っていた。論より証拠、真実が伝わる」と看板設置の意義を強調する。

 

 市市民生活部の大久保孝信部長は「この高台は震災を全国に発信する場で、津波発生時の避難場所でもある。この看板がいざという時、逃げる場所を思い起こさせる印になれば」と期待を寄せた。

 

 高橋議長は「防災は市民生活のすべてにつながってくる。次の時代になっても震災を風化させてはいけない。身近で起きたことを語り継いでいくことが大切。行政と協力しながら防災をテーマにした活動を継続していきたい」と話した。

 

(復興釜石新聞 2015年8月8日発行 第409号より)

復興釜石新聞

復興釜石新聞(合同会社 釜石新聞社)

復興釜石新聞と連携し、各号紙面より数日の期間を設け記者のピックアップ記事を2〜3点掲載しています。

問い合わせ:0193-55-4713 〒026-0044 岩手県釜石市住吉町3-3

ペンタクラブ

【参加者募集】ペタンクラブを開催します!

姉妹都市のディーニュ・レ・バン市がある南フランス発祥のスポーツ「ペタンク」(室内用ニチレクボール使用)を一緒にやりませんか?

 

https://www.city.kamaishi.iwate.jp/shisei_joho/shokai/kokusai_koryu/detail/__icsFiles/afieldfile/2015/08/17/petanque.pdf

ペンタクラブ チラシ

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日時

第1回 平成27年9月10日(木) 18:30~20:30
第2回 平成27年10月8日(木) 18:30~20:30
第3回 平成27年11月12日(木) 18:30~20:30
第4回 平成27年12月17日(木) 18:30~20:30
※単発の参加も可

場所

小佐野コミュニティ会館 3階大ホール(釜石市小佐野町3-4-25)

対象

小学生以上どなたでも

講師

日本レクリエーション協会公認レクリエーションインストラクター 矢畑広志氏

持ち物

室内履き、飲み物、タオルなど(普段着でもできます)

参加費

無料

申込み

市総務課国際交流室 Tel:0193-22-2111(内線113)

共催

釜石市国際交流協会

この記事に関するお問い合わせ
釜石市 総務企画部 総務課 国際交流室
〒026-0025 岩手県釜石市只越町3丁目9番13号
電話 0193-22-2111(内線 113) / FAX 0193-22-2686 / メールでの問い合わせ
元記事:
https://www.city.kamaishi.iwate.jp/shisei_joho/shokai/kokusai_koryu/detail/1195545_2508.html
釜石市

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H27岩手大学生涯学習講座広告

【受講者募集】釜石市・岩手大学生涯学習講座を開催します

市は、岩手大学と共催する生涯学習講座の受講生を募集します。
試験やレポートの提出はありませんので、お気軽にお申し込みください。

 

https://www.city.kamaishi.iwate.jp/hagukumu/gakushu_sports/shogai_gakushu/detail/__icsFiles/afieldfile/2015/08/17/2iwu.pdf

H27岩手大学生涯学習講座広告

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対象

高校生以上

定員

30名(各講座)

受講料

無料

申し込み、お問い合わせ

生涯学習文化課(電話 22-8835)

その他

・1講座のみの受講もできます。
・3講座以上受講した方に修了証書を授与します。
・内容は一部変更となる場合があります。

 

日程・講座テーマ

①8/22(土)13:30~15:30 釜石市教育センター 5階 岩手大学釜石教室(釜石市鈴子町15-2)
工学部教養講座「ものづくり技術と将来の展望」
◎金属材料の放電加工と厚板のプレス技術
岩手大学工学部 機械システム工学科 准教授 清水友治
◎先進材料のしくみと応用
岩手大学工学部 機械システム工学科 准教授 西村文仁

 

②9/26(土)13:30~15:00 釜石市教育センター 5階 岩手大学釜石教室(釜石市鈴子町15-2)
「シリーズ平泉」 -古代閉伊地方の蝦夷とその文化-
岩手大学平泉文化研究センター 特認教授 伊藤博幸

 

③10/31(土)13:30~15:00 岩手大学釜石サテライト(釜石市平田第3地割75-1)
「釜石サテライト講座」 -三陸岩手の水産業の将来-
岩手大学三陸水産研究センター長 教授 田中教幸

 

④11/28(土)で調整中
⑤1/23(土)で調整中

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釜石市 教育委員会 生涯学習文化課
〒026-0031 岩手県釜石市鈴子町15番2号
電話 0193-22-8835 / FAX 0193-22-3633 / メールでの問い合わせ
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釜石市

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北九州マラソン参加者募集

北九州市と釜石市は「鉄の街」としての歴史的つながりや、東日本大震災における復興支援活動を契機として、平成25年2月に「北九州市・釜石市連携協力協定書」を締結しています。

 

協定書に盛り込まれた連携分野のひとつ「市民交流事業」を推進するため、北九州マラソンには釜石市民特別枠が設けられており、このたび参加頂ける市民ランナーを募集します。

 

https://kitakyushu-marathon.jp/

北九州マラソン 2016

北九州市50周年記念 2014年2月9日(日)開催
リンク


 

概要

開催日: 平成28年2月21日(日)
参加料: マラソン10,000円/人、ペアリレーマラソン18,000円/組
※北九州マラソンについての詳細は こちら

釜石市民特別枠応募方法

募集人数: 先着10名(予定)
応募期間: 平成27年8月20日(木)9時から9月4日(金)17時まで
応募要件: 釜石市民であること(ペアリレーマラソンの場合はどちらか1名が要件を満たすこと)
申込方法: 市役所内北九州市・釜石デスク(0193-31-3285)まで(電話連絡後、所定の申込書に記入し提出が必要です)
その他: 交通費、宿泊費などは参加される方の負担となります。

過去の釜石市民参加実績

平成25年度: マラソン3名、ペアリレー2名
平成26年度: マラソン3名、ペアリレー2名

関連情報 by 縁とらんす
北九州市

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石市 総務企画部 広聴広報課
〒026-8686 岩手県釜石市只越町3丁目9番13号
電話 0193-22-2111 / FAX 0193-22-2686 / メールでの問い合わせ
元記事:
https://www.city.kamaishi.iwate.jp/hagukumu/gakushu_sports/detail/1195145_2411.html
夢は牛のお医者さん

映画上映会 夢は牛のお医者さん

夢は牛のお医者さん
 

フェリアス釜石が後援いたします映画上映会のお知らせです。

 

釜石シネクラブ映画上映会第3弾!ドキュメンタリー作品「夢は牛のお医者さん」(大きなスクリーンでの上映です。)

 

日時

8月30日(日) 開演10:30

場所

中妻公民館(上中島復興住宅1F 釜石市上中島町2-6-36)

入場料

無料

 

昭和62年、たった9人の子どもたちの小学校に3頭の子牛が入学しました。まっすぐに夢を追った少女の26年間を密着取材したドキュメンタリー映画です。

関連情報 by 縁とらんす
夢は牛のお医者さん -TeNY

 

フェリアス釜石

釜石まちづくり株式会社

釜石まちづくり株式会社(愛称 フェリアス釜石)による投稿記事です。

問い合わせ:0193-22-3607
〒026-0024 岩手県釜石市大町1-1-10 釜石情報交流センター内 公式サイト

野田武則市長に手渡す岩切潤さん

戦災の記憶 語り継ぐ〜かまいしの昭和20年、艦砲射撃を生き延びて

野田武則市長に手渡す岩切潤さん

自費出版した「かまいしの昭和20年」を、野田武則市長に手渡す岩切潤さん(右)

 

 釜石市芸術文化協会会長の岩切潤さん(80)が、艦砲被災など釜石の戦時中の歴史や自身の戦争体験などをまとめた「かまいしの昭和20年―艦砲射撃を生き延びて」を自費出版した。当時の体験を語れる人が減る中で、岩切さんは戦災の記憶を語り継ぐ大切さを痛感。戦後復興の歩みに東日本大震災からの復興への思いを重ね合わせ、「戦争という大変で苦労した過去があって現在があり、未来につながる。釜石は津波や戦争を経験したが、何度も粘り強く立ち上がり復活してきた。未来に向かって進んでいこう」とのメッセージを込めた。

 

 太平洋戦争末期の1945(昭和20)年、釜石は7月14日と8月9日の2度にわたって米英連合軍から艦砲射撃を受け、市街地は焼け野原になり、市民ら750人以上が犠牲になるなど大きな被害を出した。

 

 自費出版した本は、昨年5月と7月に盛岡市と釜石で岩切さんが講演した内容を取りまとめたもの。艦砲射撃や避難した防空壕(ごう)での様子、疎開先での暮らしぶりなど当時釜石国民学校(現釜石小)5年生だった岩切さんの実体験を、艦砲射撃を受けた釜石市内の風景などの写真や被弾図など資料を交えて紹介した。

 

 艦砲射撃から3年後の48年に釜石製鉄所の高炉が再建され、50年に釜石線の全線開通、59年に国道283号・仙人峠の開通と続いた復興の歩みも収録。これからの釜石についても触れ、「『橋野鉄鉱山・高炉跡』の世界遺産登録や2019年のラグビーワールドカップは震災復興を目指す釜石の希望の光。前途には大変な課題もあるが、市民一丸となり、大事業実現に向けまい進したい」とつづった。

 

 本はA4判36ページで、800部作成した。市のほか、県沿岸広域振興局にも70冊を寄贈。市は郷土資料館や市立図書館、各地区生活応援センターなどに置いて公開する。

 

釜石市に300冊寄贈

 

 岩切さんは6日、市役所を訪れ、「今年は戦後70年。語り継いでいく素材の一つになれば」と約300冊を野田武則市長に託した。野田市長は「70年という大事な節目に出版された本を多くの市民に見てもらいたい。戦争の恐ろしさ、命の大切さの発信につながれば」と期待した。

 

 岩切さんは「戦争、艦砲射撃を知らない世代に見てほしい。戦争は陸、空ばかりではなく、船からも来る。思いがけないことを知ってほしい」と話した。

 
 今回の寄贈のほか、約200冊を9日に行われる市戦没者追悼式で、希望者に配布することにしている。

 

 岩切さんは県漁政課長、大船渡振興局長などを歴任。現在は社団法人三陸アーカイブ減災センター代表などを務める。

 

(復興釜石新聞 2015年8月8日発行 第409号より)

復興釜石新聞

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橋野高炉跡の世界遺産登録を記念して開かれたフォーラム

資産価値共有、継承が鍵に〜「橋野」世界遺産登録を記念 保全、活用の方向探る

橋野高炉跡の世界遺産登録を記念して開かれたフォーラム

橋野高炉跡の世界遺産登録を記念して開かれたフォーラム。活用策をめぐり意見が交わされた

 

 釜石市橋野町の「橋野鉄鉱山・高炉跡」を含む「明治日本の産業革命遺産」の世界遺産登録を記念する市主催のフォーラムが1日、ホテルサンルート釜石で開かれた。産業遺産国民会議専務理事として登録に向け奔走した加藤康子さん(内閣官房参与)が基調講演。16年にもわたる登録実現までの軌跡をたどり、「失敗を重ねて製鉄に成功した先人の物語を次代に伝えてほしい」と呼び掛けた。パネルトークでは、登録に携わった関係者らが、資産の価値と今後の活用策などについて意見を交わした。

 

 フォーラムには市民ら約150人が参加した。野田武則市長は「釜石の宝が世界の宝として認識された。資産を構成する8県11市の連携を強め、世界に発信していきたい」とあいさつ。達増拓也知事は「橋野の世界遺産登録は被災地、県民の大きな希望になる」と喜んだ。登録に向けて中心的役割を果たした岩本健吾・内閣官房参事官は「橋野を構成資産に加えたことが登録の決め手になった」と強調した。

 

 基調講演で加藤さんは「釜石には次世代に伝えるべき先人の物語がある。何度も失敗を重ねながらも力を合わせ、製鉄に成功したヒューマンストーリーがある」と指摘。昨年10月のイコモス(国際記念物遺跡会議)による現地審査で釜石市の担当者らが最高の対応をしたことをたたえた上で、「釜石鉱山は世界的にもすばらしい鉱山。地域でもっと生かしてほしい」と求めた。

 

 パネルトークは、「九州・山口の近代化産業遺産群」プロジェクトで調査委員を務めた小野寺英輝さん(岩手大准教授)がコーディネート。岩本参事官はあらためて橋野の資産価値に言及し、「保全を支える地域や企業のコミュニティーが大切だ。資産価値の共有と継承が鍵になる」と資産保全の取り組みに期待した。

 

 日本工学会フェローの稲角忠弘さんは「国産鉄鉱石は還元が難しく、大島高任が製鉄に成功したのは奇跡的。苦しみながら培った技術が日本の高度成長を支えた」と指摘。釜石鉱山社長を歴任し現在は日鉄鉱業名誉顧問を務める小野崎敏さんも「磁鉄鉱で製鉄に成功した事例は世界でも少ない。高任の技術力は非常に高かった」とした上で、「鉄に限らず、森林や水などの資源を結び付け観光振興につなげることも大切だ」とアドバイスした。

 

世界遺産登録を鏡開きで祝う関係者

世界遺産登録を鏡開きで祝う関係者

 

 フォーラムに続いて開いた祝賀会には市民ら約100人が参加した。野田市長は「遺産群に釜石を入れるかどうか議論もあったが、加藤さんの尽力で入ることができた。加藤さんの存在を抜いて橋野の世界遺産登録は語れない」と感謝した上で、「今後は釜石が、全国の子どもたちが製鉄について学ぶ”鉄の聖地”になれば」と歴史の継承に期待を膨らませた。

 

 鏡開きや万歳三唱で登録を喜び合った。アトラクションでは、地元橋野町の中村青年会が中村さんさ踊りを披露し、祝賀ムードを盛り上げた。

 

(復興釜石新聞 2015年8月5日発行 第408号より)

復興釜石新聞

復興釜石新聞(合同会社 釜石新聞社)

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問い合わせ:0193-55-4713 〒026-0044 岩手県釜石市住吉町3-3

広報かまいし2015年8月15日号(No.1622)

広報かまいし2015年8月15日号(No.1622)

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広報かまいし2015年8月15日号(No.1622)

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【目次】

表紙:笑顔のフィニッシュは、来年の希望郷いわて国体へのスタート!
P02:10月からマイナンバーの通知が始まります
P04:岩手県知事選挙・岩手県議会議員選挙・釜石市議会議員選挙
P06:働く婦人の家 後期定期講座受講者募集
P07:全国一斉に国勢調査を実施します、電気柵の安全管理を徹底しましょう、釜石・大槌地域産業育成センター情報便8
P08:まちの話題
P10:市民のひろば
P12:保健案内板
P14:まちのお知らせ
P16:かまいし徒然日記

この記事に関するお問い合わせ
釜石市 総務企画部 広聴広報課 広報係
〒026-8686 岩手県釜石市只越町3丁目9番13号
電話:0193-22-2111 / 0193-22-2686 / メール
元記事:https://www.city.kamaishi.iwate.jp/shisei_joho/koho/detail/1195543_2594.html
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三陸ぐるっと食堂 in KAMAISHI × B-1グランプリ

三陸ぐるっと食堂 × B-1グランプリ

三陸ぐるっと食堂 in KAMAISHI × B-1グランプリ

 

ご当地グルメでまちおこしの祭典、釜石で開催!

会場内の地域おこしグルメが200~500円で楽しめます。
ステージイベントもありますので、ぜひご来場ください!

 

三陸ぐるっと食堂 in KAMAISHI × B-1グランプリ

 

三陸ぐるっと食堂 in KAMAISHI × B-1グランプリ

 

日時

平成27年8月29日(土)、30日(日) 10時~16時

場所

シープラザ遊(鈴子町22-1)

出展団体

<愛Bリーグ加盟団体>
・いわてまち焼うどん連合歓隊
・北上コロッケまるっとLab
・久慈まめぶ部屋
・いちのせきハラミ焼なじょったべ隊
・富士宮やきそば学会
・かほく冷たい肉そば
・熱血!!勝浦タンタンメン船団

 

<地元地域づくり団体>
・大槌町復興交流ツーリズム運営協議会(おおつちパッタイ)
・すみだ屋(すみだ鶏ハラミから揚げ)
・大船渡フィッシュ&チップス女王陛下に食べさせ隊(大船渡フィッシュ&チップス「大五味」)
・岩泉炭鉱ホルモンの会(岩泉炭鉱ホルモン)
・釜石ラーメンのれん会(釜石ラーメン)
・八艘の会(サーモンスティック)
・釜石はまゆりプロジェクト(釜石バーガー)
・釜石六次化研究会(甲子柿スムージー)

交通について

会場には駐車場がありません。
各駐車場をご利用の上、公共機関および無料シャトルバスをご利用ください。

 

〇無料シャトルバス① 市営大町駐車場前~会場
・市営大町駐車場(有料・ただし1時間無料駐車券発行)
・イオンタウン釜石第2駐車場(無料)

 

〇無料シャトルバス② 公共ふ頭無料駐車場前~会場

 

→無料バスの時刻表はこちら

https://www.city.kamaishi.iwate.jp/tanoshimu/kanko/matsuri_event/detail/__icsFiles/afieldfile/2015/08/25/time.pdf

無料シャトルバス 時刻表

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〇岩手県交通コミュニティバス
釜石市教育センター前にて下車
(8/15号の広報かまいしにて配布されるチラシについている無料チケットを利用)

この記事に関するお問い合わせ
釜石市 産業振興部 観光交流課
〒026-0031 岩手県釜石市鈴子町22-1(シープラザ釜石内)
電話 0193-22-2111(333) / FAX 0193-22-5003 / メールでの問い合わせ
元記事:
https://www.city.kamaishi.iwate.jp/tanoshimu/kanko/matsuri_event/detail/1194352_2438.html
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エイジ、リレーの部のスイムスタート。根浜の海で熱い戦いが幕を開けた

エイジ、リレーの部のスイムスタート。根浜の海で熱い戦いが幕を開けた

 

 第22回釜石はまゆりトライアスロン国際大会(同実行委員会主催)は2日、釜石市鵜住居町の根浜海岸特設会場を発着点に開かれた。トライアスロンが正式競技となる来年の「希望郷いわて国体」に向けたリハーサル大会として、国体と同ルールで行うエリートの部を実施。復興支援への感謝、競技の振興など大きな意義が込められた国体の成功へ関係者が手応えをつかんだ。

 

選手とボランティアら大会関係者

はまゆりトライアスロンに釜石復興への願いを込める選手、ボランティアら大会関係者。震災前のような環境で大会ができる日を夢見て…

 

 エリートの部には国体出場が有力な男子12人、女子9人が参加。一般の部に先立ち、男女別にスタートした。スイム(水泳)1・5キロ、バイク(自転車)26キロ、ラン(長距離走)10キロの計37・5キロのレース。国体で使われる栗林、箱崎町にまたがるコースでハイレベルな戦いが繰り広げられた。

 
トライアスリート

バイクのゴール地点まであと少し。大漁旗がトライアスリートの背中を押す

 

 男子1位でゴールしたのは東京都の小学校教諭、外山高広さん(31)=東京ヴェルディトライアスロンチーム。タイムは1時間34分37秒で、2位以下を3分以上引き離した。「思ったより道路もきれいで、コース誘導も分かりやすかった。東京は激戦区だが、都予選を突破し正式競技となる来年の国体に必ず出たい」と強い決意を示した。

 

 エリート女子1位は1時間49分48秒で神奈川県の孫崎虹奈さん(20)=日本体育大3年。大阪府出身で、ふるさと登録で国体を目指す。「今大会でしっかりアピールしたいと思って。被災地のコース状況も知ることができた。仲間と切磋琢磨(せっさたくま)し来年また、ここに戻ってきたい」と誓った。

 

 一般のエイジの部には157人、リレーの部には19チーム(52人)が参加。10代から70代の選手が、復興途中の釜石の今を体感しながらレースに挑んだ。沿道では地元住民らが声援を送り、選手、応援側双方が互いに力を与え合った。

 

 リレーの部で釜石シーウェイブスチームのアンカーを務めた長田剛さん(32)は10キロを走り切り、「沿道の声援のおかげで予想以上の力が発揮できた」と感謝した。関西から釜石にやってきて6年目。3年前、大きなけがで現役引退を余儀なくされたが、コーチとして釜石に残った。「周囲の激励が治療より効いた。釜石大好き。恩返しできるまで簡単には離れられない。そのためにもラグビーで結果を出さないと」と決意を新たにした。

 

声援を送る子どもだち

「○○さんガンバ!」。名前を呼んで声援を送る子どもたち

 

 息子の応援に来た花巻市の平賀実さん(77)、良子さん(72)夫妻は「健康づくりのために始めたというが、大したものだ。頑張ってほしい」と期待。実さんは1970年の岩手国体水泳競技で釜石に審判員として訪れており、「来年もぜひ見にきたい」と望んだ。

 

 大会には県内外のボランティア約600人が協力した。被災した国道45号の復興工事を行う大林道路の作業員ら7人は、工事区間と重なるバイクコースでカラーコーンの設置・回収に従事。管理技術者の倉岡大二郎さん(40)は「皆さんが頑張っている姿を見ると自分たちも励みになる。来年の国体に間に合うよう工事に全力を尽くしたい」と話した。

 

大槌湾を背景にひた走る

ラン(長距離走)は箱崎地区を4周回。大槌湾を背景にひた走る

 

 1990年から続けられた同大会は2011年の震災で中断。関係者や釜石大会を愛する全国のアスリートらの情熱で、12年はオープンウォータースイム(遠泳)、13年はアクアスロン(スイム、ラン)、14年はトライアスロンと、大会復活へ一歩一歩階段を上がってきた。来年10月2日の国体は、震災前の釜石大会と同じ総距離51・5キロ(スイム1・5キロ、バイク40キロ、ラン10キロ)で競う。リハ大会には東北6県の公認審判員ら約70人が集結し、本番に向けた課題などを探った。

 

 今大会の総務委員長を務めた県トライアスロン協会の三上雅弘会長(51)=釜石市=は「エリートレースはルールや運営に厳格さが求められる。今回の経験を来年につなげ、選手に満足していただける大会を作り上げたい」、大会総括責任者の小林格也・釜石トライアスロン協会会長(76)は「国体本番に向け形が見えた感じ。正式競技になれば競技人口の底辺拡大にもつながる。その第一歩が釜石から始まる」と気を引き締めた。

 

(復興釜石新聞 2015年8月5日発行 第408号より)

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