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おいしそうにラーメンを食べるお年寄りを見守る店主の前川さん

「昔とおんなじ味」と大喜び〜食堂喜楽、ごさいしょの里でラーメン振る舞う

おいしそうにラーメンを食べるお年寄りを見守る店主の前川さん

おいしそうにラーメンを食べるお年寄りを見守る店主の前川さん

 

 釜石市鵜住居町のラーメン食堂「喜楽」(前川栄子店主)は7日、町内の高齢者介護施設「ございしょの里」(古川貞治社長)を慰問し、施設を利用するお年寄りらにラーメンを無料で振る舞った。

 

 昼食の時間に合わせて「喜楽」から前川店主ら4人が同施設を訪れ、厨房(ちゅうぼう)を借りて調理。グループホームに入居する18人とデイサービス利用者、職員の分も含めて41食を用意した。

 

 利用者らは、透き通ったスープに縮れ麺のどこか懐かしいしょうゆラーメンを一口食べると「うんめぇー」と第一声。「昔とおんなじ味だ」と大喜びで、スープも全部飲み干した。

 

 箱崎町の仮設住宅で暮らす小林和子さん(86)は足が弱くなっており、週3回のデイサービス利用で外出するのが楽しみになっているという。「昔、病院の帰りとかに食べに行った思い出の味。今はなかなか家から出られないので、来てくれてありがたい。おいしかった」と大感激。同施設の千葉節子さんは「飲食店に食べに行くのが大変な利用者のために食を提供しに来てもらって、皆さん大変喜んでいた」と感謝した。

 

 喜楽は震災前、鵜住居駅前にあったが震災の津波で被災。現在は旧釜石北高跡地にできた仮設商店街で営業している。ラーメンを振る舞う慰問活動は以前、市内の中華料理店などでつくる組合の活動で行っていたが、今回初めて店独自の取り組みとして実施。同施設の先代社長が同店に頻繁に足を運んでいたといい、感謝の気持ちを込めて企画した。

 

 阿部寿好(ひさよし)店長は「いつもとは違う厨房でも同じ仕事をする。いい経験になった。市内のほかの店では魚介だしが基本だが、うちは違うものを使い釜石では珍しい麺になっている。皆さんが懐かしんだ味を出し続けることに日々精進している」と意気込みを語る。「懐かしい味、おいしかったよ」と利用者から声を掛けられると、「どうりで若くなったもんね」と返して触れ合いも楽しんでいた。

 

 同店の営業は午前11時半~午後2時(ラストオーダー)で、月曜定休。世界遺産を訪れる観光客の利用があったことでレトロ車やバイク好きな人たちが集うようになり、今では日曜日の午後に座談会が行われるまでになっているという。「気軽に立ち寄ってみて」と阿部店長。震災に負けじと仮設店舗で変わらぬ味を提供し、交流の場としての役割も果たしている。

 

(復興釜石新聞 2016年11月12日発行 第537号より)

 

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広報かまいし2016年11月15日号(No.1652)

広報かまいし2016年11月15日号(No.1652)

広報かまいし2016年11月15日号(No.1652)

 

広報かまいし2016年11月15日号(No.1652)

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【目次】
表紙:ラグビーのまち・釜石で全国の選手が躍動!
P02:みんなで盛り上げた「希望郷いわて国体」
P04:お知らせします平成27年度決算のあらまし
P08:復興住宅の入居者を再募集します、上平田定住促進住宅の入居者を随時募集します
P09:只越復興住宅5号棟(仮称)および大町復興住宅4号棟のテナント入居者を募集します、新町地区の市道の一部を新たに通行止めにします、みんなでごみ減量へチャレンジ3
P10:12月1日は鉄の記念日
P11:ラグビーのまち・釜石PRキャッチコピーが決定しました、釜石市女性人材リストへの登録者を募集しています
P12まちの話題
P14:保健案内板
P16:まちのお知らせ
P20:かまいし徒然日記

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釜石○○会議の様子

【11/13(日)】第2回釜石○○会議を開催します

釜石○○会議チラシ

 

10月29日から始まった釜石○○会議の第2回を行います。

 

第2回では、参加者が具体的にやりたいことや話したいテーマを出し合い、「この指とまれ」方式でチームをつくり、チーム毎に、まちをより楽しくしていくためにどんなことをしていきたいかを話し合っていきます。

 

第1回に参加していない方でも、安心して参加していただけるようプログラムを組んでいます。また、昨年の○○会議に参加した、という方も大歓迎です。

 

全5回シリーズですが、毎回参加できなくても問題ありません。皆さまのたくさんのご参加お待ちしています♩

 

https://www.city.kamaishi.iwate.jp/shisei_joho/keikaku_torikumi/chihousousei/detail/__icsFiles/afieldfile/2016/11/10/kamaishi_marumaru_a4_1005_2.pdf

釜石○○会議 チラシ

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日程

第2回 11月13日(日) 13時~17時

 

また、第3回以降は以下日程で行います。こちらもぜひご参加ください。
第3回: 12/10(土) 13:00~
第4回: 1/22(日) 13:00~
第5回: 2/18(土) 13:00~

場所

釜石・大槌地域産業育成センター
※託児サービスあります。利用を希望される方は合わせて申し込みください。

申し込み

以下申込サイトにアクセスし必要事項記入の上送信ボタンを押してください。
【申込サイト】 https://goo.gl/uWxcjM

釜石○○会議とは

地域、立場、世代を超えて様々な人が集まり、出会い、語り合い、釜石がもっと楽しくなるアクションを生み出していく場です。昨年は3月~6月に4回にわたって実施し、延べ350人の市民が参加しました。単なる会議ではなく、参加者間で結成した9つのチームが思い思いの行動を起こしており、イベントを開催したり、趣味を語り合う集いを開くなど会議終了後もそれぞれに活動を継続しています。

参加費

無料

第1回の様子

10月29日に○○会議 第一回を実施しました。市民の参加者、市外からの参加者など様々な方が集まり、全体で73名の方に参加していただきました。

 

第一回のテーマは「自分の思い・まちの人々の思いを知る」。

 

前半は○○会議とは何かという一期のおさらいや「私の取扱説明書」シートを使った自己紹介を行い参加者同士お互いのことを知り合いました。

 

後半はワールドカフェを行いながら「あなたがやっていてあっという間に時間が流れることはなんですか?」「朝起きたら釜石が最高のまちになっていました。それはどんなまちですか?」といった自分のことやまちのことを皆でわいわい共有。

 

そして最後はグループごとに釜石のありたい未来を考えます!「最悪な釜石市を、みんなのアイディアで最高の釜石に変えよう」というテーマで各チーム頭をひねらせながらアイディアとアクションを考え最後は全チームが発表をしました。ユニークな意見が沢山あり、聞いているだけで釜石がどんどん面白くなりそうな気持ちになる発表でした。

 
釜石○○会議の様子
 
釜石○○会議の様子
 
釜石○○会議の様子
 
釜石○○会議の様子
 
釜石○○会議の様子
 
釜石○○会議の様子

 

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柿を手に笑顔を見せる(左から)関谷さん、三浦さん、沼﨑君

ハロウィーンに柿届ける〜釜石東中学校へ、岐阜の三浦さんら

柿を手に笑顔を見せる(左から)関谷さん、三浦さん、沼﨑君

柿を手に笑顔を見せる(左から)関谷さん、三浦さん、沼﨑君

 

 ハロウィーンの10月31日、釜石東中(佐々木賢治校長、生徒131人)にカボチャをくりぬいて作る飾り「ジャック・オー・ランタン」に似せた柿約150個が届いた。届けられたのは栄養価が高く、ビタミンも豊富で風邪も引きにくくなるという岐阜県特産の富有柿。本格的な冬を元気に乗り越えるパワーをもらった生徒らは大喜びだった。

 

 この日、柿を届けたのは岐阜県瑞穂市で柿農園を営む関谷英樹さん(37)=本巣市=と、震災直後から同校を応援するフォトグラファー三浦寛行さん(48)=岐阜市=。同校を代表し受け取った生徒会長の沼﨑壱君(2年)は「震災から5年以上もたっているのに、応援を継続してもらってうれしい。元気ももらえる」と感謝した。

 

 関谷さんは柿のかぶりものに紫のマント姿の「カッキーマン」に仮装して登場。教室や廊下でハロウィーン仕様の柿を生徒に渡し、「かわいい」と返ってくると満面の笑みを見せた。

 

 同校への柿のプレゼントは3年前からで、三浦さんが岐阜・大野町のかき振興会の協力を得て贈ってきた。昨年秋、関谷さんがハロウィーンの柿の飾りを考案したことを取り上げた新聞記事を目にした三浦さんが購入し、大槌町の仮設住宅で暮らす友人に届けたところ、子どもが大喜び。関谷さんに連絡を取り、被災地の子どもたちに柿を贈るプロジェクトを企画した。

 

 プロジェクトは、関谷さんが育てた早生(わせ)富有柿3個とシールの入った1箱を販売し、1箱が売れるごとに柿1個を被災地に贈るという仕組み。350個の柿が集まり、同校のほか、大船渡市の日頃市中と吉浜こども園にも届けることにした。

 

 届けられた柿には目、鼻、口をかたどったシールが貼ってあり、瑞穂市の園児が作業をお手伝い。関谷さんは「買った人、シールを貼った子どもたち、もらった人が喜んで笑顔になってくれたら幸せ。これからもたくさんの人に喜んでもらえる、いいものつくって届けたい」と笑顔を見せた。

 

 三浦さんは「震災への関心が薄れていると感じるが、ちょっとしたことでも何かできることで被災地と関わり、忘れないよう応援し続けたい」と思いを語った。

 

(復興釜石新聞 2016年11月5日発行 第535号より)

 

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広報かまいし2016年11月1日号(No.1651)

広報かまいし2016年11月1日号(No.1651)

広報かまいし2016年11月1日号(No.1651)
 

広報かまいし2016年11月1日号(No.1651)

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【目次】
表紙:津波避難訓練
P02:津波から未来の命を守るための釜石の教訓、釜石地区被災者相談支援センターをご利用ください
P04:平成29年度4月保育施設入所申し込みを受け付けます、アトピー予防と食物アレルギー対策のために知っておきたい子どものスキンケア、子育てボランティア養成講座の参加者を募集します
P06:今月のインフォメーション、おもいをつむぐはなみずき
P08:~はしの四季まつり~第12回水車まつりを開催します、第36回働く婦人の家まつり『作品展示発表会』を開催します、市長のつぶや記

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釜石市

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タウンポート大町 〜第2回 おたのしみ教室〜

タウンポート大町 〜第2回 おたのしみ教室〜

タウンポート大町 〜第2回 おたのしみ教室〜

 

専門店ならではの知識や情報を無料で教えてくれる楽しい講座!この秋、タウンポート大町で学んでみませんか?10月26日(水)より受付開始!

 

hタウンポート大町 〜第2回 おたのしみ教室〜

タウンポート大町 〜第2回 おたのしみ教室〜

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クリスマスリース作り
季節のスキンケア&ケークレッスン
韓国万能みそ「チョジャン」の作り方講座
作って食べよう釜石ラーメン(家でもね!!)
美味しい二子芋の炊き方講座
しあわせのお饅頭作り
秋を彩るジュエリーコンサート
簡単おやつ作り
ネイルケア&ハンドマッサージ教室

 

クリスマスリース作り

 

ドライフラワー・造花やマツボックリなどでステキなX’masを演出しましょう!

 

●開催日時: 11/4(金)、11/11(金)、11/18(金)、11/25(金) 18:45〜20:00
●場所: タウンポート1F店内
●定員: 各6名
●持ち物: リースの土台となるもの、オーナメント ※お持ちでない方はお申し出ください
●材料費: 1000円
●講師: 柏舘 英樹
 
釜石園芸
(電話:0193-23-8020 / 受付時間:9:00~17:00 / 定休日:不定休)

 

季節のスキンケア&メークレッスン

 

寒くて空気が乾燥してくるこの季節。お肌がしっとり潤うスキンケアとメークをお教えします。お試し化粧品もプレゼント。

 

●開催日時: 11/14(月)、11/21(月) 10:30〜12:00
●場所: タウンポート1F店内
●定員: 各5名
●持ち物: なし
●材料費: なし
●講師: 佐々木 淳子
 
ポーラみづきショップ
(電話:0193-22-6433 / 受付時間:10:00~17:00 / 定休日:日曜)

 

韓国万能みそ「チョジャン」の作り方講座

 

みそ、粉トウガラシ、酢、砂糖、生姜、にんにく、ごま油、味の素、ネギ、水で簡単に作れて冷蔵庫で長期保存できます。特にイカ刺しに合います。

 

●開催日時: 11/10(木)、11/17(木) 16:00〜17:00
●場所: タウンポート1F店内
●定員: 各7名
●持ち物: なし
●材料費: なし
●講師: 富田 正
 
なにわ屋
(電話:080-3324-4113 / 受付時間:13:00~17:00 / 定休日:火曜)

 

作って食べよう釜石ラーメン(家でもね!!)

 

豚骨スープを取り、その後自分で麺を茹であげて釜石ラーメンを試食します。

 

●開催日時: 11/7(月)、11/21(月) 11:00〜12:30
●場所: タウンポート1F店内
●定員: 各5名
●持ち物: エプロン・三角巾
●材料費: なし
●講師: 菅野 光夫
 
大連
(電話:0193-22-1230・080-1652-9177 / 受付時間:9:00~20:30 ※12:00~14:30は不可 / 定休日:月曜)

 

美味しい二子芋の炊き方講座

 

今が旬の二子芋のむき方から煮物の作り方までをご一緒に楽しみ、試食をします。

 

●開催日時: 11/9(水)、11/16(水) 11:00〜12:00
●場所: タウンポート1F店内
●定員: 各5名
●持ち物: エプロン
●材料費: 500円
●講師: 菅野 茂美
 
日本料理 下鴨
(電話:0193-27-8250 / 受付時間:11:00~12:00 / 定休日:日曜)

 

しあわせのお饅頭作り

 

お饅頭を一緒に包み、蒸したてを試食します。お土産用に持ち帰りいただけます。

 

●開催日時: 11/30(水) 10:00〜11:30
●場所: タウンポート2F店内
●定員: 8名
●持ち物: エプロン
●材料費: 500円
●講師: 菊地 広隆
 
餅処 小島かふぇ
(電話:0193-27-8885 / 受付時間:11:00~17:00 / 定休日:火曜)

 

秋を彩るジュエリーコンサート

 

芸術の秋にふさわしい、宝飾デザイナーたちの匠の技による本物のジュエリーをお手に取りながら生演奏をお楽しみください。

 

●開催日時: 11/19(土) 15:00〜16:00
●場所: タウンポート2F店内
●定員: 8名(大人限定)
●持ち物: なし
●材料費: なし
●講師: 山﨑 詔子
 
アトリエ金と銀
(電話:0193-22-4197 / 受付時間:11:00~15:00 / 定休日:金曜)

 

簡単おやつ作り

 

お気に入りのエプロンで簡単にできるおやつをご一緒に作ってみませんか。(その後試食・コーヒー付)

 

●開催日時: 11/9(水) 11:00〜12:00
●場所: タウンポート2F店内
●定員: 5名
●持ち物: エプロン
●材料費: なし
●講師: 髙橋 つね子
 
エプロンハウスHOT
(電話:0193-22-3433 / 受付時間:10:00~16:00 / 定休日:水曜)

 

ネイルケア&ハンドマッサージ教室

 

爪のお手入れ、手首から指先にかけてのマッサージ(ローズマリーオイル使用)をお教えします。

 

●開催日時: 11/4(金)、11/10(木) 14:00〜16:00
●場所: タウンポート2F店内
●定員: 各6名
●持ち物: フェイスタオル2枚
●材料費: 500円
●講師: 佐藤 亜由美(Anciel)
 
寿美美容院
(電話:0193-27-8280 / 受付時間:10:00~18:00 / 定休日:月曜、第1・3日曜)

 

受講料

全9講座 無料
※内容によっては材料費がかかるものもあります。

開催期間

2016年11月4日(金)〜11月30日(水)

会場

タウンポート大町 各店舗
住所:岩手県釜石市大町1-2-10

申込方法

ステップ1: 講座を選ぶ
ステップ2: 各店に電話で申込む
ステップ3: 参加する
・定員になり次第締め切らせていただきます。
・講座での販売や勧誘行為は一切ありません。
・申込は、各店の受付時間内にお願いします。
・申込の際に、受講時の持ち物をご確認下さい。

主催

タウンポート大町テナント会

お問い合わせ

釜石まちづくり株式会社
電話: 0193-22-3607

 

フェリアス釜石

釜石まちづくり株式会社

釜石まちづくり株式会社(愛称 フェリアス釜石)による投稿記事です。

問い合わせ:0193-22-3607
〒026-0024 岩手県釜石市大町1-1-10 釜石情報交流センター内 公式サイト

郷土芸能団体がはやしたてる中、薬師公園前の御旅所に到着したみこし(前が尾崎神社)

秋色深まる釜石まつり、復興へ市民の心意気〜曳き船にぎやか海上パレード、合同みこし渡御 16団体、1100人参加

郷土芸能団体がはやしたてる中、薬師公園前の御旅所に到着したみこし(前が尾崎神社)

郷土芸能団体がはやしたてる中、薬師公園前の御旅所に到着したみこし(前が尾崎神社)

 

 東日本大震災以降、復興祈願祭として回を重ねる伝統の「釜石まつり」は14日から3日間にわたって行われ、まちは釜石再興を目指す市民らの心意気と熱気に包まれた。呼び物の「曳き船まつり」は15日に釜石湾内で行われ、大漁旗を掲げた船団がにぎやかに海上パレード。最終日の16日は、尾崎神社と新日鉄住金釜石製鉄所山神社の両みこしが、復興の進展で変わりゆく中心市街地を練り歩いた。

 

 尾崎神社のみこしが海上を渡御する曳き船まつりは、江戸時代から受け継がれる伝統神事。東北では最も古くからの船祭りとされ、海上安全や大漁などを祈願する。尾崎半島青出浜の同神社奥宮で、みこしにご神体を迎えた13隻の船団は、秋晴れに輝く水面を進み、新浜町第2魚市場前に姿を現した。

 

秋の日差しに輝く色とりどりの大漁旗が美しい曳き船まつり

秋の日差しに輝く色とりどりの大漁旗が美しい曳き船まつり

 

 みこしを乗せた御召船「第18宝生丸」が岸壁に近づくと、乗船者と見物客が津波犠牲者の鎮魂と冥福を祈って黙とう。震災から5年7カ月が経過した海に静かに手を合わせた。

 

 各船には所有者と共に郷土芸能団体が乗り込み、鮮やかな大漁旗がはためく船上で神楽や虎舞を披露。岸壁すれすれまで船を近づけ舞を見せるなど、見物客を大いに沸かせた。

 

 源太沢町の紺野数男さん(71)は、釜石製鉄所が全盛だった人口9万人時代の祭りのにぎやかさを懐かしみ、「人出は減ったが、昔ながらの曳き船はやっぱりいいね」と笑顔。人口減の歯止めと復興加速を何よりも願った。

 

 東部地区の復興事業を手がける中央ブロック共同提案体は、みこしの担ぎ手などで約50人が3年目の協力。熊谷組工事課長の平野貴規さん(50)は「祭りへの参加はわれわれの約束。地域を盛り上げようとやっているが、自分たちも楽しませてもらっている」と話し、みこしが陸に上がる時を待った。海上渡御を終えたみこしは、盛り土造成や新魚市場建設が進む東前、浜町地区を進み、尾崎神社里宮に向かった。

 

 翌日の合同みこし渡御には16団体約1100人が参加。行列参加者が鈴子町のシープラザ遊に集まり合同祭の神事を行った後、新浜町まで練り歩いた。途中の”御旅所”や大町のお祭り広場では、各団体が神楽や虎舞、鹿踊りなどを披露。沿道を埋めた見物客から盛んな拍手を受けた。

 

子どもから大人まで幅広い年代が伝統の舞で魅せた錦町虎舞=大町目抜き通り

子どもから大人まで幅広い年代が伝統の舞で魅せた錦町虎舞=大町目抜き通り

 

 釜石製鉄所に勤務する畠山克己さん(20)は山神社のみこしを担いで2年目。「この祭りは伝統行事というのを実感するし、明るく楽しい雰囲気がいい」と満喫。釜石シーウェイブス(SW)RFCに所属するラグビー選手でもあり、「3年後のW杯に向け、復興がさらに進むよう期待する。チームも勝ち続けているので、このまま調子を上げていければ」と力を込めた。

 

 大渡町から只越町地区は復興公営住宅の建設がピークを迎え、今年に入り、完成した住宅に移り住む人たちが増えている。2基のみこしは、震災後に建設された建物が増えつつある目抜き通りを進み、見物客らに市街地復興の進展を感じさせた。

 

青葉通りに軒を連ねた祭りの出店は終始にぎわいを見せた

青葉通りに軒を連ねた祭りの出店は終始にぎわいを見せた

 

 友人5人で祭りを見にきた釜石中1年の植田麗緒奈さんは「行列に友達もたくさん出ていて、かっこ良かった。祭りはウキウキした気分になる。早く復興して活気に満ちたまちになってほしい」と未来への希望を膨らませた。

 

(復興釜石新聞 2016年10月19日発行 第530号より)

関連情報 by 縁とらんす
平成28年 釜石まつり – 縁とらんす
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市中心部に完成した大町復興住宅4号

大町復興住宅4号完成〜1階に5店舗 ATM・美容院・介護サービスも、にぎわい創出期待

市中心部に完成した大町復興住宅4号

市中心部に完成した大町復興住宅4号。目抜き通りに面した1階部分にテナントが入る

 

 釜石市が大町に建設を進めていた大町復興公営住宅4号が完成し、12日、現地で竣工(しゅんこう)式が行われた。市が東部地区14カ所(430戸)に整備する復興公営住宅のうち9番目の完成。大町では市民ホール(仮称)や飲食店街の建設など震災からの復興に向けて再開発が進められており、大型ショッピングセンターや情報交流センターなどにも近い4号住宅は東部地区の拠点性を担う重要施設としての展開に期待が寄せられている。1階部分には5店舗が入居し、周辺のにぎわい創出につながることへの期待も。住民や店舗の入居は14日から順次始まる。

 

 竣工式には工事関係者や地元住民代表など約40人が出席。神事を行った後、野田武則市長は「被災した方々は仮設住宅での不自由な生活を余儀なくされていたが、新しい住まいで隣近所和気あいあいと人生をスタートしてほしい。市街地に人が戻ることで、地域のにぎわいが大きく展開されることを期待する」とあいさつした。

 

4号住宅の完成を喜ぶ市、工事関係者

4号住宅の完成を喜ぶ市、工事関係者

 

 県道釜石港線と青葉通りの交差点付近に建設された同住宅は鉄筋コンクリート造り8階建て。敷地面積1566平方メートル、延べ床面積3336平方メートル。1LDK14戸と2LDK27戸で構成した。市内では独り暮らしの高齢入居者も少なくなく、同住宅では孤立防止への工夫として、プライバシーを確保しながら住戸間で”さりげなく”見守り合えるよう1LDKを2LDKで挟むように部屋を配置。1階部分には県道に面して銀行ATMや美容院、介護サービス事業所などが入る。

 

 民間事業者が設計と施工を行う建物提案型買い取り方式で整備。タカヤ(盛岡市)が施工し、市が13億2544万円で買い取った。

 

 同住宅のそばでは5号住宅の建設も進められており、完成は来年3月の見込み。2棟の1階部分には、居住者以外の人も通り抜けできる通路が設置される。

 

 市内では復興住宅1314戸を整備する予定だ。23番目の完成となった同住宅を含めると762戸、完成率は58%。本年度は1127戸、86%の完成を目指す。

 

(復興釜石新聞 2016年10月15日発行 第529号より)

 

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広報かまいし2016年10月15日号(No.1650)

広報かまいし2016年10月15日号(No.1650)

広報かまいし2016年10月15日号(No.1650)

 

広報かまいし2016年10月15日号(No.1650)

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【目次】
表紙:地域の誇りトライアスロン 国体正式競技として開催
P02:洪水・土砂災害への備えを再確認しましょう
P04:男女(みんな)の視点を取り入れ実践する地域防災力UP講座参加者募集、東京大学釜石カレッジ釜石と希望学のこれから「危機対応学」を始めます!、釜石市民ホール(仮称)の建設現場を見学をしてみませんか?
P05:「防災・暮らしのガイドブック」を作成します、小さいお子さんのいる主婦の悩みを事を解決します「子育て・お仕事 大相談会」を開催、釜石・大槌地域産業育成センター情報便13
P06まちの話題
P08:市民のひろば
P10:保健案内板
P12:まちのお知らせ
P16:ボランティア通訳リーダーズ講座参加者募集!、ラグビーカフェ釜石英語教室を開催します~Coolなキャッチコピーを作ろう~

この記事に関するお問い合わせ
釜石市 総務企画部 広聴広報課 広報係
〒026-8686 岩手県釜石市只越町3丁目9番13号
電話:0193-22-2111 / 0193-22-2686 / メール
元記事:https://www.city.kamaishi.iwate.jp/shisei_joho/koho/backnumber/detail/1204840_2596.html
釜石市

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釜石〇〇会議

【10/29(土)より開催】釜石〇〇会議【要申込み】

釜石〇〇会議

 

昨年開催した釜石○○会議が、今年も始まります!「仲間を募ってこんなことを始めてみたい」「楽しそうな活動に自分も加わってみたい」など、ワクワクするなにかを一緒に楽しく考えてみませんか?全5回構成ですが、毎回参加できなくてもOKです。昨年参加した人もそうでない人もぜひお気軽にご参加ください!

 

https://www.city.kamaishi.iwate.jp/shisei_joho/keikaku_torikumi/chihousousei/detail/__icsFiles/afieldfile/2016/10/12/kamaishi_marumaru_a4_1005_2.pdf

釜石〇〇会議チラシ

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日程

・第1回 10月29日(土) 13時~17時
・第2回 11月13日(日) 13時~17時
・第3回 12月10日(土) 13時~17時
・第4回 1月22日(日) 13時~17時
・第5回 2月18日(土) 13時~17時

場所

釜石・大槌地域産業育成センター
※託児サービスあります。利用を希望される方は合わせて申し込みください。

申し込み

以下申込サイトにアクセスし必要事項記入の上送信ボタンを押してください。
【申込サイト】 https://goo.gl/uWxcjM

釜石○○会議とは

地域、立場、世代を超えて様々な人が集まり、出会い、語り合い、釜石がもっと楽しくなるアクションを生み出していく場です。昨年は3月~6月に4回にわたって実施し、延べ350人の市民が参加しました。単なる会議ではなく、参加者間で結成した9つのチームが思い思いの行動を起こしており、イベントを開催したり、趣味を語り合う集いを開くなど会議終了後もそれぞれに活動を継続しています。

参加費

無料

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釜石市

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広報かまいし2016年10月1日号(No.1649)

広報かまいし2016年10月1日号(No.1649)

https://www.city.kamaishi.iwate.jp/shisei_joho/koho/backnumber/detail/__icsFiles/afieldfile/2016/10/04/1649.pdf

広報かまいし2016年10月1日号(No.1649)

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【目次】
表紙:第2期釜石○○(まるまる)会議を開催します、市長のつぶや記
P02:希望郷いわて国体ラグビーフットボール(7人制)の組み合わせ
P03:平成29年度 4月入園の幼稚園児を募集します
P04:胃がん検診が始まります!
P05:B型肝炎予防接種のご案内、映画上映会「CINEPIT」下半期上映作品、縁とらんす
P06:今月のインフォメーション、おもいをつむぐはなみずき
P08:洪水・土砂災害に関する住民懇談会を開催します、台風第10号の影響により見学できない施設などをお知らせします、台風第10号の被害による各種保険の減免・免除をお知らせします

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天皇、皇后両陛下を迎える釜石市民

天皇、皇后両陛下が沿岸へ〜「優しいご様子に感動」市民も笑顔でお迎え

天皇、皇后両陛下を迎える釜石市民

天皇、皇后両陛下を迎える釜石市民=28日午後3時39分

 

 天皇、皇后両陛下は9月28日、本県入りされた。岩手国体総合開会式などのご出席を前に、同日昼は釜石市など東日本大震災の被災地に向かい、同市内の沿道では多くの市民が両陛下を歓迎した。

 

 同日午後3時40分ごろ、両陛下は釜石市新町の沿岸広域振興局庁舎に入られた。国道283号をはさんだ歩道の市民が国旗を掲げてお迎えすると、両陛下は手を振ってお応えした。市民は出発する車中の両陛下を、笑顔でお見送りした。

 

 釜石市甲子町松倉の鈴木真里さん(30)は7カ月の長男耀平ちゃんを抱いてお出迎えした。「間近に両陛下のお姿を拝見するのは初めてです。遠いところを大変でしょうが、仲むつまじいご様子に感動しました。息子が大きくなったら、きょうのこと、喜びを話してあげようと思います」と語った。

 

 嬉石町の自宅から約5キロを自転車で駆け付けた長岡薫さん(67)は、「皇太子だった昭和45(1970)年の岩手国体、震災後のご訪問と、陛下をお出迎えさせていただいています。皇后様が陛下をおいたわりなさるご様子が胸に迫りました。いいお天気でよかった」と感激していた。

 

 両陛下は被災地に3日間滞在し30日、釜石市を離れ、花巻市に向かった。

 

(復興釜石新聞 2016年10月1日発行 第525号より)

 

復興釜石新聞

復興釜石新聞(合同会社 釜石新聞社)

復興釜石新聞と連携し、各号紙面より数日の期間を設け記者のピックアップ記事を2〜3点掲載しています。

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