広報かまいし2016年10月1日号(No.1649)

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広報かまいし2016年10月1日号(No.1649)

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【目次】
表紙:第2期釜石○○(まるまる)会議を開催します、市長のつぶや記
P02:希望郷いわて国体ラグビーフットボール(7人制)の組み合わせ
P03:平成29年度 4月入園の幼稚園児を募集します
P04:胃がん検診が始まります!
P05:B型肝炎予防接種のご案内、映画上映会「CINEPIT」下半期上映作品、縁とらんす
P06:今月のインフォメーション、おもいをつむぐはなみずき
P08:洪水・土砂災害に関する住民懇談会を開催します、台風第10号の影響により見学できない施設などをお知らせします、台風第10号の被害による各種保険の減免・免除をお知らせします

この記事に関するお問い合わせ
釜石市 総務企画部 広聴広報課 広報係
〒026-8686 岩手県釜石市只越町3丁目9番13号
電話:0193-22-2111 / 0193-22-2686 / メール
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釜石市

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天皇、皇后両陛下を迎える釜石市民

天皇、皇后両陛下が沿岸へ〜「優しいご様子に感動」市民も笑顔でお迎え

天皇、皇后両陛下を迎える釜石市民

天皇、皇后両陛下を迎える釜石市民=28日午後3時39分

 

 天皇、皇后両陛下は9月28日、本県入りされた。岩手国体総合開会式などのご出席を前に、同日昼は釜石市など東日本大震災の被災地に向かい、同市内の沿道では多くの市民が両陛下を歓迎した。

 

 同日午後3時40分ごろ、両陛下は釜石市新町の沿岸広域振興局庁舎に入られた。国道283号をはさんだ歩道の市民が国旗を掲げてお迎えすると、両陛下は手を振ってお応えした。市民は出発する車中の両陛下を、笑顔でお見送りした。

 

 釜石市甲子町松倉の鈴木真里さん(30)は7カ月の長男耀平ちゃんを抱いてお出迎えした。「間近に両陛下のお姿を拝見するのは初めてです。遠いところを大変でしょうが、仲むつまじいご様子に感動しました。息子が大きくなったら、きょうのこと、喜びを話してあげようと思います」と語った。

 

 嬉石町の自宅から約5キロを自転車で駆け付けた長岡薫さん(67)は、「皇太子だった昭和45(1970)年の岩手国体、震災後のご訪問と、陛下をお出迎えさせていただいています。皇后様が陛下をおいたわりなさるご様子が胸に迫りました。いいお天気でよかった」と感激していた。

 

 両陛下は被災地に3日間滞在し30日、釜石市を離れ、花巻市に向かった。

 

(復興釜石新聞 2016年10月1日発行 第525号より)

 

復興釜石新聞

復興釜石新聞(合同会社 釜石新聞社)

復興釜石新聞と連携し、各号紙面より数日の期間を設け記者のピックアップ記事を2〜3点掲載しています。

問い合わせ:0193-55-4713 〒026-0044 岩手県釜石市住吉町3-3

平成28年 釜石まつり

平成28年 釜石まつり

平成28年 釜石まつり

 

平成28年釜石まつりについて、ご案内いたします。

 

行事予定

 

10月14日(金)

尾崎神社
尾崎神社宵宮祭 18:00〜(尾崎神社)

10月14日(土)

尾崎神社
尾崎神社神輿海上渡御「曳き船まつり」
10:00 新浜町第2魚市場岸壁出港〜10:30 青出浜着
11:30 青出浜出港〜12:00 海上渡御(釜石湾内)
〜13:00 新浜町第2魚市場岸壁着
※曳き船まつり会場付近の駐車場は台数が限られており満車になった際は、車両でのご来場を制限させて頂く場合がございます。

 

山神社
新日鉄住金(株)釜石製鉄所 山神社宵宮祭 17:30〜(山神社)

10月14日(金)

尾崎神社・山神社
尾崎神社出御祭 8:00〜(尾崎神社)
新日鉄住金(株)釜石製鉄所 山神社例大祭 8:00〜(山神社)
両神社神輿到着 11:00〜(シープラザ遊)
尾崎神社・山神社合同祭 11:10〜(シープラザ遊)
両神社神輿市内渡御・市民団体行列 12:30〜(シープラザ遊〜魚市場仮御旅所)
神輿還御式(神楽、虎舞など踊り披露) 14:25〜

 

行事予定

 

※時間は前後する予定がありますのでご了承ください。
※曳き船まつり会場の駐車場は限られております。

 

秋田竿燈の演技披露について

 

今年は、市内渡御において秋田竿燈の演技が披露されます。お祭り広場(青葉通り交差点)で、16日(日)12時からの予定です。めったにない機会ですので、ぜひご覧ください。

 

16日(日)の交通規制について

 

16日(日)の交通規制について

この記事に関するお問い合わせ
釜石市 産業振興部 観光交流課
〒026-0031 岩手県釜石市鈴子町22-1(シープラザ釜石内)
電話:0193-22-2111(内線333) / 0193-22-5003 / メール
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大物のニジマスを狙って奮闘する子ども

魚釣り大会に家族連れ「おじいちゃんにプレゼント!」と大興奮〜橋野町親水公園

大物のニジマスを狙って奮闘する子ども

大物のニジマスを狙って奮闘する子ども

 

 釜石市橋野町、産直どんぐり広場・親水公園で24日、ニジマス釣り大会(橋野町振興協議会主催、栗橋地区まちづくり会議共催)が行われた。子どもを連れた家族連れが訪れ、太公望の醍醐味(だいごみ)を楽しみ、味わった。幼児を伴ったお父さんも竿(さお)先に集中、大物を釣り上げては得意げな笑顔を弾けさせた。

 

 水車小屋から流れ出る最大幅1・5メートルの水路を長さ15メートルに仕切り、大きさ20センチ前後のニジマス500匹を放っていた。子どもらは竹の釣り竿など道具と餌を手にすると、群れに挑んだ。

 

 釣った魚の一部を持ち帰り、あるいはスタッフが処理して塩焼きで味わった。双葉小1年の坂本彩寧さんは兄と2年目の挑戦。「釣りは面白い。釣れるとブルブル震える。食べてもおいしい」と時間いっぱい楽しんだ。奮闘の理由は、大槌町の祖父母や大勢の知り合いにプレゼントするからだった。

 

 振興協議会の菊池成夫会長によると、大会は20年続き、栗橋地区の振興事業「はしの四季まつり」(ユネスコ世界文化遺産・橋野鉄鉱山前の青ノ木地区でのヤエザクラまつりなど)に位置づける。今年は、大雨で被災し、仮設住宅に避難する青ノ木の住民も招待、ニジマスの塩焼きで激励した。

 

(復興釜石新聞 2016年9月28日発行 第524号より)

 

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濱幸水産サンマ船、新造船が釜石入港〜80トンを初めて水揚げ

釜石港にサンマを初水揚げする浜幸水産の新造船・第65欣栄丸

釜石港にサンマを初水揚げする浜幸水産の新造船・第65欣栄丸

 

 遠洋マグロ漁を主力とする釜石市の浜幸水産(浜川幸雄社長)が新造した大型サンマ漁船・第65欣栄丸(山中東一郎漁労長、17人乗り組み)が21日、母港釜石港に初めてサンマ80トンを水揚げした。わがまちの大型新造サンマ船の水揚げに浜は活気づき、今後に期待した。

 

 同船は8月16日、釜石港から出漁、20日から北海道沖の漁場で操業を続けている。浜幸水産によると、水揚げしたサンマは中型が大半だった。新造サンマ船の母港初水揚げに市場は活気づき、野田武則市長も出向いて祝った。

 

 浜幸水産は創業から80年余り、世界中の海に出漁し、マグロはえ縄漁一筋で日本の食を守ってきた。経営体質強化の一環で、昨年から1隻でサンマ漁に参入した。

 

 四半世紀ぶりに新造した大型サンマ船の第65欣栄丸は最新、ハイテク設備を導入し、運用コストの軽減を具現した。今年は、購入した第58欣栄丸(大崎雅仁漁労長、18人乗り組み)と2隻を加え、サンマ漁の水揚げ拡大を目指している。新たな乗組員の大半は、県内から採用した。

 

 同水産は、新造船での釜石港初水揚げに、「これまでの水揚げは北海道・花咲港が中心だ。漁場との距離など条件が整えば、釜石に揚げたい。漁場はしばらく北海道沖にあり、南下するにしても、先になる」と見込んでいる。サンマ漁は例年、11月末まで続く。

 

(復興釜石新聞 2016年9月28日発行 第524号より)

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新しい憩いの場に期待される飲食店街の完成予想図

釜石飲食店街再建へ、12月末にプレオープン「憩いの場、愛される店舗に」大町で地鎮祭

新しい憩いの場に期待される飲食店街の完成予想図

新しい憩いの場に期待される飲食店街の完成予想図

 

 釜石市が市中心部の飲食店街再建に向けた市有地活用事業として、大和リース岩手支店(池田康二支店長)と進めていた飲食店街新築工事が始まるのを前に23日、大町の現地で地鎮祭が行われた。震災で被災した8店を含む13店が入居を予定。12月25日にプレオープンし、本格オープンは来年1月末の予定だ。

 

 地鎮祭には関係者約20人が出席。神事でくわ入れし、工事の安全を祈った。野田武則市長は「新しい釜石の食べどころ、飲みどころとして市民や観光客の憩いの場になってほしい」と期待した。

 

 建設場所は、ホテルや大型ショッピングセンターに近い約1170平方メートルの市有地。同社が軽量鉄骨造り平屋建て3棟(延べ床面積計約400平方メートル)の共同店舗を建てて、テナントに貸す。事業費は約1億2千万円。店舗面積は約10~60平方メートルまでの5つのタイプを用意。被災事業者の家賃は1坪(3・3平方メートル)当たり1カ月5200円とした。

 

地鎮祭でくわ入れをし、工事の無事を願う野田市長(右)

地鎮祭でくわ入れをし、工事の無事を願う野田市長(右)

 

 入居する被災事業者は居酒屋と食堂で、いずれも現在、鈴子町の「釜石はまゆり飲食店街」で仮設営業している。新規に出店する5店は釜石出身者らによる居酒屋や焼き肉店など。夜だけでなく、ランチタイムも営業する店もある。

 

 市中心部での飲食店街再建は、にぎわい再生と魅力ある都市空間の創出が狙い。入居にあたって市が移転を呼び掛けた事業者の中には、大町で被災した「呑ん兵衛(のんべえ)横丁」の事業者も多く含まれるが、出店の契約を結んだのは3事業者にとどまり、1事業者が調整中だという。

 

 出店を決めた居酒屋「助六」は22年前に呑ん兵衛横丁で開店。店主の藤原ヨウ子さん(72)は「年齢や体調が不安で悩んだが、体力が続く限り頑張りたい。横丁からの出店が少ないのは残念だが、今まで通り愛されるような飲食店街にしたい」と話した。

 

 新しい飲食店街の名称は未定。市は当初、観光名所にもなっていた呑ん兵衛横丁の名の引き継ぎを考えたが、出店が一部にとどまったため引き継ぎは難しくなった。「全国に知られた名を何とか残したいと思ったが」と残念がる野田市長。新しい名称は、大和リースと入居店ら関係者で協議して決めていくという。

 

(復興釜石新聞 2016年9月28日発行 第524号より)

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