笑いで元気に!三遊亭楽大の「正座の限界60分落語会」

笑いで元気に!三遊亭楽大の「正座の限界60分落語会」

笑いで元気に!三遊亭楽大の「正座の限界60分落語会」

 

落語による心の復興事業 笑いで元気に!三遊亭楽大の「正座の限界60分落語会」

近隣の住民の方々や災害公営住宅の住民の方々のコミュニティの形成の一助となることを目的に落語会を開催致します。岩手県沿岸で落語を生で楽しむことができる貴重な機会になるかと思います。是非この機会に皆様お誘いあわせの上、ご来場下さい。

 

感染症拡大防止対策ご協力について
●新型コロナウィルス対策として、入場する際には皆様にマスクの着用、手指の消毒、体温の計測等へのご協力をお願い致します。
●入場に関しまして体調の悪い方及び体温が37.5度以上の方の入場をお断り致します。

 

日時

鵜住居公民館
令和2年11月5日(木)14:00〜
平田公民館
令和2年11月6日(金)14:00〜

入場料

無料

主催・お問い合わせ

釜石まちづくり株式会社
TEL 0193-22-3607

 

※落語による心の復興事業は「令和2年度岩手県被災者の参画による心の復興事業の補助を受けて実施しています。

フェリアス釜石

釜石まちづくり株式会社

釜石まちづくり株式会社(愛称 フェリアス釜石)による投稿記事です。

問い合わせ:0193-22-3607
〒026-0024 岩手県釜石市大町1-1-10 釜石情報交流センター内 公式サイト

甲子柿の生産過程を見学した「食のキャラバン」一行

秋の味覚「甲子柿」試食〜県内外シェフ、食のキャラバンで釜石に

甲子柿の生産過程を見学した「食のキャラバン」一行

甲子柿の生産過程を見学した「食のキャラバン」一行

 

 県内外のシェフらによる「三陸と世界をつなぐ『食』のキャラバン」の一行が23日、釜石市の特産品・甲子柿の生産現場を見学した。収穫した渋柿が甘い甲子柿として店頭に並ぶまでの過程に興味を示し、地域ならではの食文化に理解を深めた。

 

 一行は、「オトワレストラン」(栃木県・フレンチ)の音羽和紀さんや「ロレオール田野畑」(田野畑村・同)の伊藤勝康さんらシェフ10人を含む関係者約30人。甲子町大畑の農家佐々木裕一さん(69)の柿畑を訪れ、歴史や生産方法など説明を受けた。

 

 甲子柿は小ぶりな渋柿の一種の小枝柿をいぶして渋みを抜くのが特徴。トマトのような紅色となり、ゼリーのような柔らかい食感と濃厚な甘みが味わえる。

 

 この日は雨模様で、湿度の変化が温度管理に影響するため、柿をいぶす柿室(かきむろ)の見学は取り止めた。シェフらは出来上がったばかりの甲子柿を試食し、「うまい」と感想。いぶす日数やまきの材料など熱心に質問した。

 

 音羽さんは甲子柿の食感に関心を示し、「食材としての可能性がある。産地をめぐり、人に触れ、風土から生み出されたものを料理として描く楽しさが広がる」と思いを巡らせている様子。伊藤さんは「県産品の良さを県外の人に知ってもらう機会に」と期待した。

 

 キャラバンはガストロノミー(美食術・食文化)の視点から岩手・三陸の魅力、豊かな食材や食文化を発信する「三陸国際ガストロノミー会議2020」の関連事業。会議は昨年に続き2回目で、26日から2日間大船渡市で開かれた。

 

 会議を前に行われたキャラバンはシェフらが三陸各地の生産者らと食を通じ交流するのが目的。23、24の両日で宮古、大槌、釜石、住田、大船渡、陸前高田の6市町、漁場や産地など13カ所を訪れた。釜石では橋野町の産直施設・橋野どんぐり広場や甲子町の道の駅・かまいし仙人峠にも立ち寄った。

鵜住居川流域巨木ツーリズム

鵜住居川流域巨木ツーリズム

鵜住居川流域巨木ツーリズム

 

橋野町振興協議会では、栗橋地域の古木調査を行いました。調査に携わった岩手大学、白旗学助教を招き現地報告と古木の保存の意義について講義を開きます。

 

日時

2020年11月8日(日) 10時(15時過ぎ解散予定)

集合場所

明神かつら前(砂子畑地区)

内容

午前中は明神かつら、上栗林のサクラ、古里の御神楽スギを廻り、午後は橋野ふれあいセンターで講義のあと和山シナノキまで行きます。

参加料

無料

その他

昼食(橋野ふれあいセンター)は準備しません。各自準備するか橋野食堂をご利用下さい。
13時から橋野ふれあいセンターで行う、白旗教授による1時間ほどの講義だけの参加でも構いません。
移動手段はそれぞれの自家用車としますが、2名以上の乗り合いでお願いします。

問い合わせ

橋野町振興協議会事務局 TEL 090-4639-3225

 

橋野町振興協議会

橋野町振興協議会

問い合わせ:TEL 090-4639-3225 / FAX 0193-57-2212 / 〒026-0041 岩手県釜石市橋野町34-13-12

広報かまいし2020年11月1日号(No.1747)

広報かまいし2020年11月1日号(No.1747)

広報かまいし2020年11月1日号(No.1747)

 

広報かまいし2020年11月1日号(No.1747)

広報かまいし2020年11月1日号(No.1747)

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【P1】
保育所入所申し込み
【P2-3】
キャッシュレス決済ポイント還元モデル事業第2弾
釜石宿泊得得キャンペーン
高齢者現況調査(訪問調査実施) ほか
【P4-7】
古文書入門講座 参加者募集
まちのお知らせ ほか
【P6-8】
第50回 釜石市民芸術文化祭
市長のつぶや記

この記事に関するお問い合わせ
釜石市 総務企画部 広聴広報課 広聴広報係
〒026-8686 岩手県釜石市只越町3丁目9番13号
電話:0193-27-8419 / Fax 0193-22-2686 / メール
元記事:https://www.city.kamaishi.iwate.jp/docs/2020102600067/
釜石市

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釜石市公式サイトと連携し、縁とらんすがピックアップした記事を掲載しています。記事の内容に関するお問い合わせは、各記事の担当窓口までお問い合わせください。
江戸から昭和の暮らし物語る、生活用具や作業具公開〜橋野鉄鉱山の絵図に登場する道具も、橋野出身三浦さん

江戸から昭和の暮らし物語る、生活用具や作業具公開〜橋野鉄鉱山の絵図に登場する道具も、橋野出身三浦さん

築約100年の古民家の隣に保管庫がある(右奥)

築約100年の古民家の隣に保管庫がある(右奥)

 

 釜石市野田町在住の三浦勉さん(68)は、生まれ育った橋野町青ノ木の実家で、先祖代々受け継がれてきた生活用具や農林作業具を保管、希望者に公開している。世界遺産「橋野鉄鉱山」のお膝元で、地元住民が営んできた暮らしの一端を垣間見ることができる貴重な資料がそろう。

 

 三浦さんによると、同家の先祖は1850(嘉永3)年生まれまでさかのぼることができ、少なくとも江戸時代後期には青ノ木に居住していたと見られる。長年林業をなりわいとし、育てた農作物で自給自足の生活を送っており、実家には江戸から昭和にかけての暮らしぶりを物語るさまざまな道具類が残されている。

 

鉄鉱山に関係する道具などを公開する三浦さん

鉄鉱山に関係する道具などを公開する三浦さん

 

 中には、橋野鉄鉱山の作業風景が描かれた絵図に登場する道具も。地元で〝ちんぎり〟と呼ばれる「天秤(てんびん)ばかり」は、重りと均衡させて物の重さを量る道具で、絵図では鉄を量る様子が描かれている。

 

 わらで厚く編まれた敷物(むしろ)は、失火などの際に水をかけて火元にかぶせ、炎の勢いを弱める役目があり、当時は「玄蕃(げんば)」と呼ばれた。絵図では、種焼場で鉄鉱石を砕く女性が敷いているほか、高炉の湯だし口で火の粉を抑えるのに使われている。火力の強い高炉では、わらに生昆布を編み込んだものが使われたという。

 

 農具の「すくいみ」は、高炉への鉄鉱石投入にも使用。ブドウのつるで作られた背負い籠「こだす」は、鉄鉱石を入れて運ぶのにも使われた。高炉に風を効率よく送るための「ふいご」には、空気を漏らしにくく、脂で滑りやすいタヌキの毛皮が内部に使われているが、三浦家には親戚から譲り受けた同構造の箱型ふいごがある。

 

 木の切り出しとともに炭焼きも行っていた同家。現在、これら資料を保管する建物は、農作業小屋のほか炭庫(地域の木炭集積場)にも使われていた。木炭を入れる「炭簾(すみすご)」はカヤを編んで作られるが、それを編む機織り的な道具もある。大のこぎり、木を削る「ちょうな」、木に線を引く「墨つぼ」など、きこり道具も。切り出した丸太を牛に引かせて運ぶそりも残る。

 

 「高炉では木炭を使う。先祖がその木の切り出しに従事していた可能性もある」と三浦さん。

 

 他にも豆腐を作る道具、鉄砲風呂のまきを燃やす鉄管、重い物を背負う時に着用した「背中当て」、穀物を殻やちりと分ける箕(み)や唐箕(とうみ)など、昔の生活に必要だったあらゆるものがあり興味深い。実家裏の畑地からは縄文、弥生時代の土器の破片も見つかっている。

 

 保管庫には「むがすの暮す小屋」という看板を掲げる。三浦さんは「橋野鉄鉱山で使われたのと同じ道具がある。当時の鉄づくりや昭和30年代までの暮らしを知る一助になれば」と話す。見学希望者は三浦さんの携帯電話(090・9034・0306)に連絡を。