復興加速めぐり舌戦、釜石市議選スタート 予想の22人が立候補

釜石市議選スタート

復興公営住宅に向けて演説する候補者。4年前の前回選では見られなかった光景だ=8月30日、平田の県営復興住宅前で

 

 任期満了に伴う釜石市議選は8月30日に告示され、定数20に対し、予想通り22人が立候補。9月6日の投開票へ向け、復興加速などをめぐる舌戦に入った。東日本大震災から間もない時期に行われた4年前の前回選では、名前の連呼を自粛するムードがあったが、今回は仮設住宅団地や復興公営住宅、工事現場などを選車が行き交い、復興が進む市街に候補者の連呼が響き渡った。

 

 立候補の受け付けは午前8時半から午後5時まで中妻町の中妻体育館で行われ、現職15人、元職1人、新人6人が届け出た。立候補者は男性20人、女性2人。党派別では公明2人、共産2人、社民1人、無所属17人。

 

 この日の釜石はあいにくの小雨模様で、最高気温も平年より6・5度も低い20・2度にとどまった。候補者らは届け出順の決定を待ち、それぞれ第一声を上げたが、仮設住宅から外に出て耳を傾ける人はまばら。選挙戦のスタートは、いまひとつ盛り上がりに欠けた。

 

 平田の復興住宅前で新人候補の演説に耳を傾けた女性(72)は「4年前は選挙に頭がいかなかった。今回は関心がありますよ」としながらも、「自宅、仮設、復興住宅と住民が三つに分かれてしまい、復興の流れが分からない」と嘆く。

 

 只越町で被災し、天神町の仮設住宅で暮らす男性(83)は「家は残ったが、かさ上げで壊され、復興住宅へ入ろうと決めた。票は地元の候補に入れたい」と候補者ポスター掲示板に見入った。

 

 嬉石町で被災し、上中島町の復興住宅で妻と2人で暮らす男性(80)からは「候補者の政見は自分本位。投票に行く気がしない」と厳しい声も聞かれた。

 

 期日前投票は31日から市内2カ所で行われ、天神町の市役所第4庁舎では5日まで、鈴子町の市教育センターでは2日まで受け付ける。受付時間はいずれも午前8時半から午後8時まで。

 

 投票は6日午前7時から午後7時まで市内39投票所で行われ、同8時15分から甲子町の釜石高体育館で即日開票される。

 
 8月29日現在の有権者数は3万739人(男1万4431人、女1万6308人)。

 

(復興釜石新聞 2015年9月2日発行 第415号より)

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「デモクラッツ」アカペラコンサート

「デモクラッツ」アカペラコンサート

「デモクラッツ」アカペラコンサート

 

震災の10年くらい前から毎年釜石に来て素晴らしいハーモニーを奏でてくれた、慶応大学湘南キャンパスのアカペラサークル「デモクラッツ」のコンサートが久々に開催されます。皆さまのご来場をお待ちしております。

 

コンサート名

「デモクラッツ」アカペラコンサート

日時

平成27年9月10日(木) 16:00~

場所

新生釜石教会(釜石市大町3-2-18)

入場料

無料

内容

懐かしのポップス・スタンダードから最の曲まで、幅広いレパートリーをアカペラコーラスでお届けします。

問合せ先

釜石三田会 平松(0801823-1571)

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周遊観光バス「宮古釜石直行便バス」

周遊観光バス「宮古釜石直行便バス」の運行開始のお知らせ

周遊観光バス「宮古釜石直行便バス」

 

「釜石駅と宮古駅の間はどうやって移動すればいいの?」

 

岩手沿岸を旅する皆さんから寄せられるそんな声に応え、2015年秋の期間限定で登場した「宮古・釜石 直行便バス」。この秋の旅行やおでかけに、ぜひ利用してみては。

 

「宮古・釜石 直行便バス」って?

  • 宮古市の宮古駅、釜石市の釜石駅を乗り換えなしで移動できる観光バス。
  • 2015年9月~11月の土日祝を中心とした運行。
  • 予約は不要。
  • 途中、15分間の休憩タイムがあり、バスから下車してお土産を買ったり、震災からの復興の様子を見たりできます。
  • 接続に便利!(三陸鉄道北リアス線、南リアス線、JR釜石線SL銀河、橋野鉄鉱山ガイド付バスツアー、盛岡⇔宮古106急行バス等)

 

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周遊観光バス「宮古釜石直行便バス」

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岩手県沿岸広域振興局 経営企画部産業振興課

岩手県沿岸広域振興局 経営企画部産業振興課

〒026-0043 岩手県釜石市新町6-50 / TEL 0193-25-2701 / FAX 0193-23-3472
交流を深めた飛行船支援プロジェクトの関係者、釜石市民ら

支援物資届け4年余 100回〜栃木の「飛行船」プロジェクト、仮設住民らと交流

交流を深めた飛行船支援プロジェクトの関係者、釜石市民ら

交流を深めた飛行船支援プロジェクトの関係者、釜石市民ら

 

 震災直後から釜石市や大槌町の仮設団地などに支援物資を届け続けている栃木県鹿沼市のリサイクルショップ「飛行船」(桶田正信社長)の被災地支援プロジェクトが26日、100回目を迎えた。27日は仮設住宅の住民、同プロジェクトに協力する栃木県内の支援者らが顔を合わせる交流会を、桜木町仮設団地に隣接する市民弓道場で開催。知り合いを通じて釜石から届いた「SOS」をきっかけに、生鮮食料品や日用品など物資を届けて4年余りになる桶田社長は「10年間は続けると始めたこと。最後までやり通す」と決意を新たにした。

 

 100便目の支援物資は同社の農園で収穫された野菜、栃木県内外の支援者から提供された食料品や日用品など。長男の博信専務(36)らがワゴン車いっぱいに積み込み、約7時間かけて釜石に到着。釜石、大槌の仮設住宅など15カ所へ、約200世帯分の物資を届けた。

 

 交流会には桜木町仮設団地の住民のほか、箱崎町や松原町の在宅被災者、現地ボランティアとして協力する釜石市民ら約40人が参加。桶田社長ら同社スタッフ、栃木県内外から訪れた支援者ら約60人に感謝の思いを伝えた。

 

 桜木町仮設団地への支援は1年半ほど前に始まった。最大約110世帯あったが、現在は約45世帯。山本理悦子自治会長は「みんなにこにこしているが、心には深い傷が残っている。震災で被災し、暗闇に放り込まれたようだったが、見ていてくれる人がいて、変わらず届く心、気持ちを寄せてもらい、被災者だが幸せ者」と話した。

 

 同団地から上中島町の復興住宅へ移った大和田泰佑さんは「住民は毎月届くのを楽しみにしている。震災から4年以上たち風化している感じがするが、(同社は)変わらず活動を続けて100便となった。簡単なことじゃない」。みなし仮設世帯に物資を届ける活動の現地ボランティア拠点となっている千鳥町の菊池道子さん(74)は「誰かのために役立ちたい、一緒に支え合おう―との思いが活動の励みになっていて、そういう思いを持つ人のつながりが広がっている」と語った。

 

 野田武則市長も駆けつけ、「被災地では心を寄せてくれる人がいることが励みになる。言葉に尽くせない支援。これからも人と人との関係は大切で、絆を深めてほしい」と期待を述べた。

 

 鹿沼市でリンゴ農家を営む梅澤フクさん(70)は「みなさんと顔を合わせ、いいリンゴをつくって食べてもらいたいという思いが強まった」と話した。

 

 同プロジェクトは、震災直後の2011年3月30日に第1便が出発。以後、週1回程度、物資をまとめて届けるようになり、昨年からは月1回のペースで釜石や大槌町を訪れている。これまでに届けた物資は段ボールで約2万5千個。活動は共感を呼び、栃木県内外から協力する個人や団体、商店主ら支援者は延べ5千人に上るという。

 

 野菜を栽培するため店舗のそばに2ヘクタールの畑を整備したほか、12年4月には「飛行船釜石物産店」をオープン。「被災者の収入源の一助に」と現地で買い取った海産物などを販売している。店舗の2階にはこれまでの支援活動を伝える展示ギャラリーも併設。被災地の状況と支援の重要性を発信している。

 

(復興釜石新聞 2015年8月29日発行 第414号より)

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工部省釜石鉄道同型

“9月7日”は釜石で国内3番目の鉄道が開業した日です

工部省釜石鉄道同型

工部省釜石鉄道同型(写真=釜石教育委員会/転載禁止)

 

 今から135年前の明治13(1880)年9月7日に、日本で3番目の鉄道はこの街に開業した。

 

 幕末に花開いた釜石の製鉄は、明治7年に明治政府は釜石の鉱山をすべて買い上げ官業による製鉄が行われることとなった。

 

 大只越に製鉄所を作り馬車で鉱石を運ぶ大島高任の案ではなく、鈴子に製鉄所を作り鉄道で鉱石を運ぶビアンヒー案を選択した政府は、明治9年9月にG・パーセルらによって建設が始まり、桟橋~大橋間18kmの本線と小佐野~小川山(わらびの)間4.9kmの支線、さらに工場への支線を含めた総延長26.3kmが建設された。明治13年2月17日には試運転が開始された。ただし全線が完成したのは翌年の9月とされている。

 

 明治13年9月7日には皇族を迎え製鉄所とともに鉄道の開業式を行う予定だったが、都合により来釜されなかったため仮開業式が行われた。日本では新橋~横浜間、京都~神戸間に次ぐ3番目の鉄道となった。ただし着工は京都~神戸間よりも早い。軌間は838mm(2フィート9インチ)で、レールは16kg平底と丈夫なものを使用した。橋梁は本線のみで21カ所あり、それぞれ一の橋、二の橋と名付けられ今も五の橋などは健在です。機関車は、英国シャープ・スチュアート社製のサドルタンク式を3両輸入されました。

 

 国策により西洋の技術、機械を輸入し、現在の価値で数千億円ものが投資された国家プロジェクトは、わずか97日で小川の製炭場の火事によってとん挫してしまう。その後、何度か試みるものも明治16年2月に官業は廃止され、鉄道も廃線となった。鉄道設備の一切を払下げた藤田組の藤田伝三郎は、明治18年12月に大阪と境を結ぶ阪堺鉄道(のちの南海鉄道)を開業した。

 

 もちろん釜石の鉄道はそれで終わらなくて馬車鉄道、釜石線へとつながっていくわけだが厳密にいうと日本で3番目の鉄道は3年で終わっていた。だけど釜石はこの挫折があったからこそ49回目の成功につながったし、不屈の精神が地域に身についたのではないかと私は思います。

 

金野義男

タウンレポーター 金野義男

金野義男(こんのよしお)と申します。平田在住です。釜石の好きな風景は新浜町から見た南桟橋を中心とした風景と釜石湾を背景にした釜石大観音の後姿です。得意なジャンルは歴史と自然です。
ベトナムから受け入れた水産加工技能実習生と記念写真

ベトナムから水産加工実習生〜人手不足解消期待 中国から切り替える

ベトナムから受け入れた水産加工技能実習生と記念写真

ベトナムから受け入れた水産加工技能実習生と記念写真

 

 釜石地区の水産加工業者で組織する協同組合シーテック(小野昭男理事長、14社)は25日、ベトナムから受け入れる水産加工技能実習生9人の開講式を釜石・大槌地域産業育成センターで行った。これまでは中国・山東省から技能実習生を受け入れてきたが、第17期の本年度からベトナムに切り替えた。小野理事長は「ベトナムの実習生は向学心に燃えており、人手不足解消、地域活性化にもつながる」と期待する。

 

 技能実習生はハノイ周辺の21歳から28歳の若い女性で、実習期間は2018年8月までの3年間。小野食品(小野昭男社長)が6人、近藤商店(近藤利明社長)は3人を受け入れる。

 

 開講式で小野理事長は「有意義な技能実習に取り組み、帰国後の活躍を期待する」と激励。山崎秀樹副市長は「みなさんがベトナムと日本の懸け橋になれるよう、全力で応援したい」と述べた。

 

 これに応え、実習生代表のファム・ティ・ホァイさん(24)が「日本で働くことは私の夢だった。日本の歴史や文化を学び、仕事を早く覚えられようがんばりたい」と決意を述べた。実習生らは今後3週間、日本語や地元の習慣などを学んだあと、受け入れ先の2社に配属される。

 

 同組合は1998年から、中国・山東省から延べ約800人の水産加工技能実習生を受け入れてきた。しかし、経済成長に伴う中国の賃金上昇に加え、技能実習生の希望者が減少していることなどから、ベトナムにシフトすることにしたという。

 

 小野理事長が昨年11月にベトナムを訪れ、ベトナムの声放送局(国営)の子会社で人材育成事業も手掛けているエミコ(EMICO)に実習生の送り出しを要請。9人の実習生の中には、学校の教師や貿易の仕事を目指す学生もいるという。小野理事長は「中国に帰った実習生の多くがビジネスリーダーとして活躍している」とし、ベトナムの実習生にも成長を期待する。

 

(復興釜石新聞 2015年8月29日発行 第414号より)

 

復興釜石新聞

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橋野鉄鉱山

世界遺産《橋野鉄鉱山》鉄鉱石採掘場跡及び運搬路跡

橋野鉄鉱山 採掘場跡、運搬路跡

 

「明治日本の産業革命遺産〜製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の構成資産として、2015年7月にユネスコ世界文化遺産に登録された岩手県釜石市の「橋野鉄鉱山・高炉跡」は、北から南へと順に「高炉跡」「運搬路跡」「採掘場跡」の3つの資産から構成されています。

 

採掘場から高炉場までをつなぐおよそ2.6kmの運搬路を含むルートは、保全のため立ち入りを禁止し非公開エリアとなっておりましたが、世界遺産登録を記念し、限定的な公開が行われることになりました。
橋野鉄鉱山見学会を開催します | 縁とらんす
 

01-min

高炉跡より南側に位置する資産範囲は深い緑と清流が流れる

 

大峰山(標高1147メートル)にある「採掘場跡」では、橋野鉄鉱山時代の露天採掘跡や明治26,7年頃の田中製鉄所時代に採掘されたと思われる半地下坑跡などが残されています。採掘場跡の周辺では、所々に鉄鉱石が残っており磁石で確認することができます。

 

橋野鉄鉱山時代の露天採掘跡

橋野鉄鉱山時代の露天採掘跡

 

鉄鉱石と磁石

鉄鉱石に反応しくっ付く磁石

 

半地下坑跡

露天採掘跡から更に山側奥に続く半地下坑跡前

 

半地下坑跡入り口

田中製鉄所時代に採掘されたと思われる半地下坑跡入り口

 

採掘場で採取された鉄鉱石は人力で運び出され、”牛立場”で牛や冬場はソリなどに積まれ、山中の谷筋に作られた運搬路を伝って高炉場まで運ばれました。この「運搬路跡」も構成資産になっています。

 

橋野鉄鉱山の運搬路跡

谷筋に作られた高炉場まで続く運搬路跡

 

高炉跡から採掘場へと向かう間には、橋野鉄鉱山以降に作られた、大橋と繋がっている坑道の入口、崖っ淵に設けられた掘削土(ズリ)捨て場、ズリ捨て場へと続くトロッコの枕木跡なども確認できます。

 

釜石鉱山の坑道入口

大橋へと繋がっている釜石鉱山の坑道入口

 

掘削土(ズリ)捨て場

周辺では最大規模の掘削土(ズリ)捨て場

 

釜石市では、2015年9月23日(水・祝)先着30名として、初めての一般公開を行います。申し込みの詳細については、こちらのページをご確認ください。
橋野鉄鉱山見学会を開催します | 縁とらんす

 

※こちらの記事は、報道向けに開催された見学会のレポートです。見学場所は一般公開とは異なる場合があります。

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たべテつながるcafé~釜石×天使大学~

たべテつながるcafé~釜石×天使大学~

たべテつながるcafe〜釜石×天使大学〜
 

ワンコインランチ企画!たべテつながるcafé~釜石×天使大学~

北海道の天使大学企画!栄養学科に所属する学生さんが自分の得意分野で釜石を応援!
世界遺産、橋野高炉跡に一番近い店、峠の茶屋でスープカレーとサラダのセットを50食限定、先着順、ワンコインで提供します!

 

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ワンコインランチ企画!たべテつながるcafe〜釜石×天使大学〜

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日時

9月6日(日)11:00~14:00

場所

峠の茶屋(釜石市橋野町2-38)

主催

たべテる(※1)、峠の茶屋、宝来館

協力

三陸ひとつなぎ自然学校

お問い合わせ

宝来館(0193-28-2526)

 

メニュー
・スープカレー
札幌発祥。北海道の野菜を使用!
・サラダ
宝来館の畑「青ノ木畑」でとれるものを使用!
(内容が変更される場合があります)

 

※1たべテるとは?
札幌市にある天使大学のサークル。「”食”を通じて未来を明るく~食べて晴れてくボクらの未来~」を活動理念に掲げ、”食”をキーワードに、おなかだけでなくココロまで満たせるよう日々活動中。

 

三陸ひとつなぎ自然学校

三陸ひとつなぎ自然学校

「地域のために立ち上がり、挑戦する人が多いまち、釜石」の実現を目指し、釜石とたくさんの方々を「つなぐ」活動をしています。

問い合わせ:0193-55-4630 〒026-0411 岩手県釜石市橋野町34-46-1 公式サイト / Facebookページ

広報かまいし2015年9月1日号(No.1623)

広報かまいし2015年9月1日号(No.1623)

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広報かまいし2015年9月1日号(No.1623)

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【目次】

表紙:第41回釜石健康マラソン大会を開催します
P02:復興情報 被災地区のまちづくり-vol.3
P06:今月のインフォメーション、おもいをつむぐはなみずき
P08:身近な防災豆知識17、釜石地区被災者相談支援センターをご利用ください、市長のつぶや記

この記事に関するお問い合わせ
釜石市 総務企画部 広聴広報課 広報係
〒026-8686 岩手県釜石市只越町3丁目9番13号
電話:0193-22-2111 / 0193-22-2686 / メール
元記事:https://www.city.kamaishi.iwate.jp/shisei_joho/koho/detail/1195940_2594.html
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釜石市公式サイトと連携し、縁とらんすがピックアップした記事を掲載しています。記事の内容に関するお問い合わせは、各記事の担当窓口までお問い合わせください。

鉄鉱石採掘場跡、運搬路跡を公開〜世界遺産橋野鉄鉱山 高炉場跡南の大峰山

橋野鉄鉱山

運搬路跡に沿って登ると橋野鉄鉱山初期の露天掘り採掘場跡がある

 

 釜石市は21日、ユネスコ世界文化遺産に登録された橋野町青ノ木の「橋野鉄鉱山・高炉跡」のうち一般には公開していない鉄鉱石採掘場跡と運搬路跡を報道関係者に公開した。同遺跡を構成する三つの資産のうち採掘場跡は日鉄鉱業(東京都千代田区)、運搬路跡は国の保有地で、保全や安全管理などの観点から非公開としてきたが、9月23日に初めて一般公開される。

 

 同遺跡は「高炉場跡」「採掘場跡」「運搬路跡」の三つの資産で構成する。今回公開された二つの資産は、唯一公開されている高炉場跡から南にある大峰山(標高1147メートル)に向かい、二又沢川をたどるように運搬路跡、その上の標高約900メートル地点に採掘場跡などがある。橋野鉄鉱山インフォメーションセンターから約3キロの行程で、標高差は約350メートル。

 

 橋野での鉄鉱石の採掘は、西洋式高炉で製鉄が始まった1858年から1970年代まで続いた。一般の立ち入りを禁じる鉄製の門扉をいくつか抜けながら登ると、幅約1・8メートルあったという運搬路跡が川の浅瀬、スギ林の間に延びていた。その先に新旧の採掘場跡が点在、時代の歩みを残す。

 

 標高が高く、広葉樹林に囲まれた露天掘りの跡では土止めの石垣(高さ約2メートル)が組まれ、近くには鉄鉱石や鉱脈がむき出しになり、磁石が強く反応する。手掘りを行っていた半地下坑も見られた。火薬庫跡の石垣、比較的新しい遺構では、電動巻き上げ機で使ったトロッコの枕木、甲子町大橋の釜石鉱山や遠野市の佐比内に通じるという坑道の入り口(封鎖)、山道の跡もあった。

 

 運搬路のルートは、比較的緩やかな傾斜を選んでいた。しかし、馬では対応できず、牛で運んだ様子が絵図に残る。足場の悪い採掘場付近では、鉄鉱石を破砕したうえで、人力で運ばざるを得ず、「危険が伴い、その労力は大変だったろう」(市の担当者)と想像される。

 
急峻(しゅん)な沢の採掘場跡

急峻(しゅん)な沢の採掘場跡、石垣は、作業員の労苦と、時代の熱い要請をしのばせる

 

 採掘場跡と運搬路跡の一般公開は9月23日午前10時から行われる。参加者の受け付けは同1日から行い、先着で30人を募集する。一般公開は今後、毎年1~2回を見込む。市世界遺産登録推進室の佐々木育男室長は「紅葉、景観の美しさも楽しんでほしい」と呼びかける。問い合わせは同推進室(電話0193・22・8846)へ。

 

(復興釜石新聞 2015年8月26日発行 第413号より)

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復興釜石新聞(合同会社 釜石新聞社)

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