自慢の味PR!釜石・甲子川のアユをお振る舞い 家族連れら「かぶりつくのがうまい」


2026/10/05
釜石新聞NewS #地域 #観光

甲子川の清流で育ったアユのお振る舞い

 
 釜石市の甲子川鮎釣協力会(安久津吉延会長)、甲子地域会議(田畑孝議長)は9月26日、同市甲子町の道の駅釜石仙人峠で甲子川のアユを味わう会を開き、利用者にアユの塩焼きを無料で振る舞った。
 
 地域自慢の味をPRしようと実施。同協力会など市内外の釣り人らが協力し、7月5日の解禁日から釣り上げた計約350匹を提供した。
 
道の駅釜石仙人峠で開かれた甲子川のアユを味わう会

道の駅釜石仙人峠で開かれた甲子川のアユを味わう会

 
焼き上がったアユにかぶりつく子ども

焼き上がったアユにかぶりつく子ども

 
おいしさを味わって!釣り名人や地域住民が腕を振るう

おいしさを味わって!釣り名人や地域住民が腕を振るう

 
 「楽しみに来た」と話すのは、近くに住む70代の女性。一緒に訪れた小学4年生の孫に「アユはそのままかぶりついて食べるもんだよ」と教えながら、残すものなく完食し、「おいしさは知っている。懐かしい味」と余韻をかみしめていた。
 
 振る舞いは約3時間で終了する盛況ぶり。安久津会長は(85)は「大雨による増水など河川の状況で数を確保できるか心配もあったが、釣り名人の皆さんのおかげで達成できた。来場者の喜ぶ顔を見られてほっとした」とうれしそうに話した。
 
アユの塩焼きをうれしそうに味わう家族連れ

アユの塩焼きをうれしそうに味わう家族連れ

 
清流で育まれたアユの味わいを楽しむ来場者

清流で育まれたアユの味わいを楽しむ来場者

 
 甲子川のアユは、2016年に岐阜県で開かれた「清流めぐり利き鮎会」の味比べでグランプリを獲得するなど、味の良さで釣り人らを魅了する。安久津会長は「アユの餌となるいいコケがあるから、いいアユが育つ。川の環境をできるだけ自然のままにして守り続けたい」と先を見据えた。
 
釣り人や地域住民が力を合わせる活動を来場者も応援

釣り人や地域住民が力を合わせる活動を来場者も応援

 
 河川漁業のない甲子川では、同協力会など釣り愛好家ら有志が市の補助金や寄付を活用して資源管理を行っている。5月にはアユの稚魚250キロ(約2万7700尾)を放流した。会場では募金活動も行い、来場者が寄せた気持ちを稚魚の放流事業に役立てる。

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