釜石シーウェイブスRFC選手紹介 第4弾『髙橋 拓也選手』

2018/06/19|カテゴリー:選手紹介


釜石シーウェイブスRFC選手紹介 第4弾『髙橋 拓也選手』

髙橋 拓也(たかはし たくや)選手(所属先:新日鐵住金(株)釜石製鐵所 社員)プロフィール
2010年加入/1992.3.6生(26歳)/172㎝/105㎏/岩手県北上市出身/黒沢尻工業高校卒
 
●ラグビーを始めたきっかけ:中学3年生の時、先生に誘われて
●ポジションの遍歴:PR→HO→PR
●ニックネーム:タッくん(昔は)、タクヤ
●趣味:食べ歩き
●好きな食べ物:カニ
●釜石のオススメ:『和幸』の玉子焼き
●出身地のオススメ:展勝地
●試合前のルーティン:なし
●ストロングポイント:将来的にはスクラム!!
●サポーター、ファンへメッセージ:いつも応援ありがとうございます。チーム一丸となって頑張ります。
(取材日:2018年5月26日)

 

昨シーズンの厳しさを乗り越えて

 

髙橋 拓也選手

 

ーー昨シーズン髙橋選手はPR1番で公式戦全試合スタメン出場されました。どんな1年でしたか?

 

髙橋選手:

思うようにプレーが出来ず、自分たちのスタイルを貫けなかった部分もあり、反省が多い年でした。
選手間では「とりあえずやろう!とりあえずやり切ってみよう!」という感じだったんですが、その“とりあえず”は、言い方を変えると“諦めていた”という部分があったのだと思います。そうではなく、もっと色々とチャレンジしてみるべきだったと反省しています。

 

ただ、昨年の厳しい練習を乗り切ったことはチームとしてすごく大きいと思っていて、メンタルが強くなったし、仲間との絆が深まったのは確かです。今年も練習はキツイんですけど、昨シーズンから居るメンバーは「去年に比べれば今年はまだまだ・・」って感じですね(笑)。
その昨シーズンを経験したメンバーがだいぶ減ってしまっているので、今年はまた一からチームを作る部分もあります。昨年は層が薄くて苦しいシーズンだったので、メンバーが増えて層が厚くなった事は純粋に嬉しいんですけど、入れ替わりはやっぱり淋しいですね。

 

ーー今年のメンバーを見ると、髙橋選手よりシーウェイブスのキャリアが先輩なのは、佐伯選手と佐々木和樹選手だけですね。どんどんと後輩が増え、新しいメンバーが増える中で、チームの中での役割については?

 

髙橋選手:

改めて、そう考えてみるとだいぶ減りましたね・・・。益基也さん(井上選手)は僕と同じ年に入って、年齢は上ですけど同期ですし。
やっぱり僕も9年目なので、「後輩に悪い所を見せられないな」って思いますし、“先頭で引っ張る”のはだいぶタイプじゃないんですけど、「頑張って声を出して行こう!」という事を最近は意識しています。

 

仕事とラグビーの両立~“釜石ラグビーイズム”の継承

 

髙橋 拓也選手

 

ーー“釜石ラグビー”の王道、高卒で入社(新日鐵住金(株))しラグビーと両立する選手として。

 

髙橋選手:

ここまで続けて来られたのは、職場の皆さんの理解と協力、助けを頂いているからこそで、本当に感謝しています。

 

仕事は、今年1月から持ち場が変わって、パソコンの管理やメンテナンスをする業務についています。それまで、パソコンには一切興味が無くて、パソコンの「パ」の字も知らなかったんですけど(笑)。なので最近ようやく、職場の上司と交わす会話の言葉の意味がちょっとずつ分かるようになってきました。パソコン用語が多くて(笑)。

 

その前は、作業現場に出て故障箇所を直したりする電気整備などの仕事をやっていたんですけど、今は手より頭を使う業務担当になりました、“こんな体をしているのに”って感じですね(笑)。でも、新しい世界に触れる事が出来て、いい刺激を感じています。ゼロからのスタートなので徐々にですが、講習などにも行かせて頂き、少しづつ勉強中です。

 

ーー途中、ポジションの変更もありましたね。

 

髙橋選手:

元々PRで入ったんですけど、当時はまだ体が小さいくて、ちゃんとスクラムが組めなくて。姿勢が取れないと危ないんです、そこで無理して組むと腰痛やケガにつながるので。
それで、最初はHOをやっていました。その後、チーム事情で2014年シーズンからPR1番をやるようになって、そうすると当時の体重だと軽すぎるので増やして・・・っていう感じで、1年目と比べると体重は10kg増えています。

 

高校でもPR1番をやっていたので、ポジションの変更にはそれほど戸惑いはなかったんですが、社会人のレベルは全然違うのと、体重を増やした事で走れなくなったり、思うようなフィールドプレーが出来なくなった事が大変でしたね。

 

あとは、やっぱりスクラムです。PRとして一番重要なんですけど、「スクラムって過酷だな」と改めて感じる日々でした。相手の3番と対面になるんですけど、3番ってデカい人が多いんですよね(笑)プロフィールで見ると130kgとか!でも、今はまぁ何とかちょっとずつ組めるようになってきました。

 

髙橋 拓也選手

 

ーースクラムは重い方が有利かというと、それだけではないですよね。

 

髙橋選手:

そこがスクラムの面白さですね。体の大きさ、重さに関係なく、姿勢や組み方などテクニックで勝つ事が出来るので。ちゃんと組めるようになってくると、相手が重くても押せるようになって、そんな時は「やってやったぞ!」と達成感を感じます。

 

ーーその“スクラム”という点では、松原裕司フォワード(FW)コーチの存在が大きいのでは?

 

髙橋選手:

そうですね。松原さんがFWコーチになって、スクラムに特化した練習に取り組むようになり、その成果として昨年シーズン、スクラムは一段階くらいレベルアップしましたね。たださっきも言った通り、今年はFWのメンバーがだいぶ入れ替わったので、リーグ開幕までにどのメンバーで組んでもフィットするくらいまで仕上げて行かないといけないですね。

 

同い年の選手たち~チームの中核を担う役割

 

髙橋 拓也選手

 

ーーこれまでこの選手紹介インタビューに登場した小野選手と木村選手、そして水本裕也選手が同い年ですね。

 

髙橋選手:

水本は高校最後の試合の相手で、僕は覚えていたんですけど、水本は覚えていなかったですよね(第89回全国高等学校ラグビーフットボール大会 2010年1月1日 3回戦 黒沢尻工業 対 東福岡 ※東福岡はこの大会の優勝校)。試合は、0対92でボコボコに負けました・・・、嫌いです、水本・・・(笑)。

 

対面ではなかったんですけど、水本もPR1番だったので印象に残っていて、いつか社会人で対戦することになったら今度は勝ってやろうと思っていたのに、まさか同じチームになるとは!って感じでしたね(笑)。

 

アンケートの出身地の所でどう書こうか迷ってしまったんですけど、親が転勤族だったため、生まれたのは前沢で、その後に青森八戸、次が福島いわき(小野選手の出身地)、そして小学校5,6年生は釜石で過ごしました。なので一応、小佐野小学校卒業生です。そして、中・高と北上で過ごし、社会人になって釜石に戻って来ました。

 

それから、親の実家が宮城石巻(木村選手の出身地)なのでよく遊びに行っていました。なので、もしかしたら子供の頃に、小野、木村とはどこかですれ違っていたかもしれないなって思います。

 

水本は今、ケガの影響でフィールドに居ないんですが、同い年の小野がキャプテンになりましたし、木村とサポートして行こうという話をしています。出来ているかどうかは別なんですけど(笑)。

 

ーー新しいチームになってここまで2か月ですが、チームの感じは?

 

髙橋選手:

良い所は新しいチームの流れが出来ている所ですね。全体練習が終わったら、みんな自主練するんですよ。帰らない!これはすごいなと思います。“僕も負けずにやらなきゃ!”みたいな。すごく良い流れだと思います。

 

あと、全体的に年齢が若くなったので、全てがフレッシュになりましたね。FWも外国人選手が増えましたし、今は「やってやろう」という良い意味の“バチバチ”感があります。自分も頑張んなきゃ!という感じです!

 

ただ、まだまだだと思うのは、チーム全員でのコミュニケーションがとれていないところですね。なので、この間の選手ミーティングで、皆で何かやろうと話をした所です。

 

ーーそれは、ラグビー以外の所でという事ですよね?

 

髙橋選手:

そうですね。でも、決して練習をさぼりたいという事じゃなくて、チームづくりの為、強くなるためです!(笑)。

 

きつくてもいいので、山登りとか良いかなと。実際、4,5年前にチームで岩手山登ったり、八幡平に行ったりしたんですよね。「これは、倒れた仲間だ!」と言って、皆で交代しながら太い大きな丸太を担いで登ったんです。きつかったけど、仲間の絆が深まったので、“チームビルディング”として取り組むのにはとても良いかなと思います。

 

プロ契約のFWと会社勤めのBKの選手はあまり話をしたことがないなど、練習以外の時間帯が合わないという事もあるので、そういうのを無くして行きたいと話しました。やっぱり、もっとコミュニケーションをとらないといけないなと感じます。

 

シーズンINに向けて~『釜石』という“一つのチーム”に

 

髙橋 拓也選手

 

ーーシーズン前の8月19日には、鵜住居復興スタジアムのこけら落とし試合、対 ヤマハ発動機ジュビロが行われる事が発表されました。

 

髙橋選手:

3年前にシドニーにラグビー留学させてもらった時、ニュージーランド代表とオーストラリア代表の試合を観戦したんです。その時にオーストラリア代表の選手と話す機会があったんですけど、聞かれるのは鵜住居スタジアムの事ばかりでした。「建設はどこまで進んでいるんだ?」「ちゃんと間に合うのか?」って、本当にみんなに聞かれて。注目度の高さを肌で感じて来たので、やっぱり良い試合をしなきゃなと思います!

 

ーー今季の目標について。そして、試合ではどんなプレーを見せてくれますか?

 

髙橋選手:

人が大幅に入れ替わったので、「チーム力」が試される年になると思います。人数が増えて個人のスキルとか選手層が厚くなった部分はあるんですけど、さっきも言った「コミュニケーション」の部分を色々な選手の間で密に取り、シーズンまでに「釜石」という一つのチームになる事が出来たら、トップ4(上位4チーム)は行けると思います。
プレーの面では、セットプレーの精度を上げ、そして、昨年の反省点だった“走り”の部分を頑張ります!走ります!!

 
 

今週末の6月23日(土)には第20回の節目を迎える、北上ラグビーフェスティバルが北上総合運動公園陸上競技場で行われます。今年の対戦相手は、クボタスピアーズ。14時キックオフです。詳細はこちらから。
岩手県ラグビーフットボール協会
http://iwate-rugby.r-cms.jp/topics_detail/id=272

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