ワールドカップ本番を告げるバナー、市民ホールにお目見え〜壁面で躍動4ヵ国 フィジー、ウルグアイ、ナミビア、カナダ
釜石市民ホールの壁面にお目見えした大型バナー
釜石市も会場の一つになる2019年ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会が20日に開幕。11月2日までの大会期間中、「ファンゾーン」が設けられる大町の市民ホールTETTOに、大会をPRする大型の壁面バナー「ウォールギャラリー」がお目見えした。釜石で試合を行う各国代表を迫力あるプレーシーンで紹介。道行く人に開催中の世界的スポーツイベントの魅力、地元での試合の開催間近を伝えている。
同ホール東部市街地の目抜き通りに面するガラスに登場したバナーは高さ約4メートル、幅約12・8メートル。釜石鵜住居復興スタジアムで9月25日に対戦するフィジーとウルグアイ、10月13日に戦うナミビアとカナダの4チームのプレー写真で構成。「一生に一度を釜石で!」との文字も並ぶ。
ラグビーW杯釜石開催実行委員会が、大会オフィシャルスポンサーのキヤノンの協力を得て17日に設置した。W杯に関する大型都市装飾は県内では盛岡市のJR盛岡駅東西自由通路、釜石市鈴子町の三陸鉄道のアンダーパス歩道壁面、花巻市の花巻空港1階出発口側ガラスに設けられ、同ホールは4カ所目。
県ラグビーW杯2019推進室連携推進課の松崎雄一課長は「人通りの多いところで、目に留めてもらえる」と機運醸成、注目度向上に期待を示す。ファンゾーンの開設は12開催都市最長の30日間。全48試合のパブリックビューイングも行う。さまざまな体験、イベント企画も用意。「たくさんの人に来ていただき、ラグビーとまちの魅力を存分に楽しんでもらいたい」と期待する。
市民ホール周辺のファンゾーンは20日からオープン。釜石SWの桜庭吉彦ゼネラルマネジャーらによるトークショーや記念のもちまきなどが行われた。
会場には、釜石で試合をする4カ国の紹介、ラグビー体験、飲食ブースなどを開設。24日は釜石開催前夜祭、25日にはお笑いコンビのサンドウィッチマン、元新日鉄釜石ラグビー部監督の松尾雄治さんが登場する。
(復興釜石新聞 2019年9月21日発行 第826号より)
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