鵜住居復興スタジアム、仮設スタンド設営進む〜ラグビーワールドカップへ準備着々

復興釜石新聞2019/05/28

仮設スタンドの設営状況が公開された釜石鵜住居復興スタジアム。本番に向けた準備が進む

仮設スタンドの設営状況が公開された釜石鵜住居復興スタジアム。本番に向けた準備が進む

 

 今秋のラグビーワールドカップ(W杯)日本大会の試合会場となる釜石市鵜住居町の釜石鵜住居復興スタジアムで17日、仮設スタンドの設営状況が報道陣に公開された。約1万席を設置する予定。すでに完成した常設スタンドと合わせ、約1万6千席を設ける。本番まであと4カ月余り。大勢の観客を迎える準備が着々と進んでいる。

 

 この日は、バックスタンド側に仮設スタンドを造るため、足場を組む作業などが行われた。大型クレーン2基が稼働。つり上げられた鉄パイプを、作業員が手際よく組み立てていった。

 

整然とした客席はさらに上へ広がり、スタンドの威容は拡大する

整然とした客席はさらに上へ広がり、スタンドの威容は拡大する

 

 スタジアムの常設スタンド約6千席は昨年7月に完成した。W杯に向けた仮設スタンド約1万席の設営は6月末の完了を予定。このうち約6千席は、2017年5月に平田の尾崎半島で発生した山火事で焼損した木材を活用する。

 

 今後は、イベント運営オフィスや観客用医務室、記者会見室などのプレハブ、大型スクリーンなども順次整備。仮設施設は7月中旬にほぼ完成させる予定だ。整備費は現時点で、約9億3200万円。

 

 W杯は9月20日に開幕。釜石では2試合が予定され、9月25日にフィジーとウルグアイ、10月13日にナミビアとカナダが対戦する。

 

 開幕前の7月27日には「ワールドラグビーパシフィック・ネーションズカップ2019」の日本対フィジー戦が予定されている。仮設スタンドを含めた1万6千人規模の試合。市ラグビーW杯2019推進本部事務局の新沼司推進監は「仮設の整備を予定通り進め、節目のイベントで大会への機運を高めていく。しっかりと準備を進め、本番に臨みたい」と見据えた。

 

(復興釜石新聞 2019年5月22日発行 第792号より)

 

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