「虎ノ門市場」(テレビ東京) 中村家で収録〜三陸の海の幸、グルメ発信 ヨネスケさん・ボビーさん出演

復興釜石新聞2019/02/15

東北を応援する番組収録で中村家を訪れたヨネスケさん(右)とボビーさん(左)

東北を応援する番組収録で中村家を訪れたヨネスケさん(右)とボビーさん(左)

 

 釜石市を代表する特産品、「三陸海宝漬」で知られる中村家(釜石市鈴子町、島村隆社長)で4日、テレビ東京の産直グルメ情報・通販番組「虎ノ門市場」の収録が行われた。東北・三陸の海の幸やお取り寄せグルメを紹介するスペシャル版で、タレントのヨネスケさん、ボビー・オロゴンさんが出演。同店ではホタテや数の子、コンブを使った新商品などを紹介した。

 

 同番組は「東京都港区の虎ノ門を拠点に日本の食卓を明るく元気に!ちょっと贅沢(ぜいたく)な家庭の食卓を提案」をコンセプトに、日本の食の素晴らしさを発信している。スタッフが全国各地を巡って後世に伝えたい味を紹介するとともに、生産者、料理人らに密着取材。人となり、食にかける情熱も伝えている。

 

 毎年3月には東日本大震災に絡めた東北応援スペシャルとして、三陸の食材・味を特集。今回は同店のほか、青森県八戸市の料理人を取り上げる。

 

 「お久しぶり」。来店したヨネスケさんらを出迎えたのは、兄の中村勝泰会長と弟の島村社長。ヨネスケさんは震災の半年後に同店を訪ねており、再会を喜んだ。

 

伝統の味でもてなした(左から)島村社長と中村会長

伝統の味でもてなした(左から)島村社長と中村会長

 

 今回、同店がもてなしメニューとして、最初に提供したのは「ほたて数の子わさび漬」「ふかひれ松前漬」「数の子ととろみ昆布」の3品。震災で被害を受けた「三陸、中村家の味」を守るため協力してくれた人たちへの感謝を込めて開発した献立だ。

 

 震災で店舗、保管していた食材など全てが流された。三陸独特の海産物も取れなくなる中、中村会長は伝統の味を残すため、北海道、青森県などを回って食材をかき集めた。食材の良さを生かしつつ、中村家の味を出す献立を島村社長が試行錯誤。味のバランス、食感の違いを楽しめる3品を作り上げた。

 

 ヨネスケさんは「いいコンビ。兄弟で作り上げた味。うまい。酒のつまみ、ごはんのおかずとしても最高」と太鼓判。ボビーさんは「日本の食べ物、感動する。まるでアート」と大きく目を見開いた。

 

 3品セットにして売り出す予定だが、購入できるのは同番組ホームページ(http://www.toranomon-ichiba.com/)のみ。今回収録した模様は3月中旬頃に放送される予定で、販売も同時期に始まる。

 

 収録では、原点の味として海宝漬、「いくらの醤油(しょうゆ)漬」も紹介した。現在は売り出していない海宝漬「黄金の海」は、兄弟で見つめてきた古里の海をイメージして最初に考えた特別な一品。「古里愛、感じるー」とボビーさんが感激するこの商品も、3品セット同様に販売する予定だ。

 

 島村社長は「釜石で番組を見ることはできないかもしれないが、釜石を取り上げ、応援してくれる人がいることを感じてもらう機会になれば。兄と二人三脚でやってきた。原点のメニューを大事にしながら、いい食材のおいしい食べ方を紹介していきたい」と意欲を高めていた。

 

(復興釜石新聞 2019年2月9日発行 第764号より)

 

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