釜石商工高同窓会関東支部発足〜母校(釜石商、釜石工)統合から8年、やっと実現 喜び合う


2017/12/12
復興釜石新聞アーカイブ #その他

やっと実現した支部発足を喜ぶ釜石商工高同窓会関東支部の会員ら

やっと実現した支部発足を喜ぶ釜石商工高同窓会関東支部の会員ら

 

 県立釜石商工高校同窓会関東支部が発足した。第1回総会は11月5日、東京都千代田区の赤坂四川飯店で開かれ、釜石商高、釜石工高の同窓生ら43人が出席。2009年に両校が統合し釜石商工高が創立してから8年を経て、やっと実現した関東支部のを喜び合った。同校同窓会支部の設立は、昨年1月の気仙支部に次いで2番目。

 

 総会には釜石商工高同窓会の湊進会長、釜石商工高の千葉尚校長らも出席。支部長に選出された角田陽子さん(73)=旧姓鈴木/釜石商高1961年度卒/埼玉県北本市=は「関東支部は本日スタートラインに立ち、第一歩を踏み出した。近い将来には、支部の運営主体を若い方々や商工卒のみなさんにバトンタッチしたい」とあいさつした。

 

 釜石商工高虎舞委員会の生徒8人が招かれ、演舞を披露して同窓会関東支部発足に花を添えた。

 

 「前身2校同窓生の親睦を図り、3校同窓生の交流を促し、母校の発展に貢献する」を活動方針に掲げ、他支部との連携推進、会員名簿の整備などを活動項目に挙げた。会則や予算も決めた。

 

 経過報告によると、釜石商工高創立後、関東在住の釜石商、釜石工卒業生有志の中から同窓会支部設立の動きが出てきたという。しかし、ななかなか支部設立には至らず、活動が停滞していた。気仙支部設立などを受けて昨年10月、東京、神奈川、千葉、埼玉在住の同窓生に呼び掛け、同窓懇親会を東京で開いて“地ならし”。その後1年をかけ、世話人を中心に支部設立の準備を進めてきた。

 

 昨年、同窓懇親会を開く際には約1400人に案内状を発送。このうち返事が届いた約400人に同窓会関東支部設立の案内状を出したという。

 

 役員は次の通り。
 ▽支部長=角田陽子▽副支部長=臼澤徳寿(工61年度卒/埼玉県嵐山町)山口憲一(商64年度卒/神奈川県藤沢市)▽会計監事=佐藤達郎(商66年度卒/埼玉県さいたま市)瀬戸努(工66年度卒/神奈川県藤沢市)▽幹事=北見るみ子(商72年度卒/東京都足立区)小磯信夫(工74年度卒/神奈川県川崎市)越田博俊(商2001年度卒/東京都足立区)野田美幸(同/埼玉県戸田市)佐々木康瑛(商工15年度卒/埼玉県三芳町)▽事務局長=波岡實(工1954年度卒/東京都新宿区)▽事務局=平間真紀子(商78年度卒/東京都大田区)

 

(復興釜石新聞 2017年12月2日発行 第644号より)

 

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