元気に楽しい思い出を! かまいしこども園で入園式、ワクワク新生活スタート
新生活を楽しみにするかまいしこども園の新入園児ら
釜石市天神町のかまいしこども園(藤原けいと園長、園児75人)の入園式は2日に開かれた。0~4歳児20人が新たに仲間入り。昨年度、途中入園となった0~5歳児9人も出席し、新しい生活の始まりに期待を膨らませた。
新型コロナウイルス禍の中、保護者の同伴は2人までに制限。来賓の姿はなく、在園児の参加も控えた。藤原園長は「優しいお兄さん、お姉さんがいっぱい。楽しいこともたくさん待っている。元気に通ってほしい」とあいさつした。
「にゅうえん、おめでとう」。手製のメダルで新入園児を歓迎した
新入園児は名前を呼ばれると、ステージへ。職員は、手作りしたメダルを一人一人にプレゼントして仲間入りを歓迎した。年長児は動画でお祝いの言葉。「一緒に楽しく遊ぼう」と呼び掛けた。
浜町の井上幸子さん(39)は長女陽葵(ひなた)ちゃん(3)、次男陽斗(はると)ちゃん(1)を託した。園での遊びにワクワク感をにじませている子どもたちを見つめ、「2人そろって預けることができて、安心。たくさんの友達と元気に楽しい思い出をつくってほしい」と願った。
設置された看板の前で記念撮影する家族らの姿が見られた
同園では、さまざまな遊びを通じ学び合う保育教育を実践する。郷土芸能「虎舞」や英語、茶道など心の成長につながる活動も導入。キリスト教保育を取り入れ、困っている人や悲しんでいる人に寄り添い助ける心、感謝、命を大切することなどを身に付ける取り組みも進める。
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