きれいな環境で観光客をお出迎え~釜石観光ガイド会 駅前で除草ボランティア


2021/05/24
釜石新聞NewS #観光

釜石駅前広場で草刈り奉仕に励む観光ガイド会員ら

釜石駅前広場で草刈り奉仕に励む観光ガイド会員ら

 

 春の観光シーズンが本格化する中、釜石観光ガイド会(三浦達夫会長、会員27人)は8日、釜石市鈴子町のJR釜石駅前広場の草刈り作業を行った。市街地の玄関口である同所をきれいにし、観光客を気持ち良く迎えたいと、会員7人がボランティアで汗を流した。

 

 会員の一人がこれまで自主的に行っていた作業を会の活動として実施。大島高任像(没後100年記念、2002年建立)、鉄のモニュメント(近代製鉄発祥150周年記念、07年同)、釜石復興の鐘(11年同)など、釜石のシンボルが建ち並ぶエリアを中心に雑草を刈り取った。

 

釜石製鉄所の高炉の火がともされる「鉄のモニュメント」歩道側も除草され、すっきりとした印象に・・・

釜石製鉄所の高炉の火がともされる「鉄のモニュメント」歩道側も除草され、すっきりとした印象に・・・

 

 結成19年となる同会は本年度、世界遺産「橋野鉄鉱山」のインフォメーションセンターに開館期間中、毎日常駐し、希望者へのガイドを行うほか、イベント開催に合わせた「まちなかガイド」、旅行会社からの依頼による団体旅行客の案内(鉄のまち、ジオパーク、震災、防災学習など)を柱に活動予定。昨年来のコロナ禍の影響で旅行対応の依頼は減少傾向にあるものの、県内の学校を中心に修学旅行や校外学習で釜石を訪れるケースが増えていて、ガイド依頼のニーズも高まっている。

 

機械で刈った草はごみ袋に入れて回収された

機械で刈った草はごみ袋に入れて回収された

 

 三浦会長は「ガイド員のレベルアップのための研修も実施し、お客様に喜んでもらえるようにしたい。会員の年齢が上がっているので新人獲得にも力を入れ、若い人たちの育成につなげられたら」と、20周年に向け体制強化を図りたい考え。ガイド依頼の申し込みは鈴子町の釜石観光総合案内所(ホテルフォルクローロ三陸釜石1階)電話0193・22・5835、FAX0193・31・1166(受付時間午前9時~午後6時)で受け付けている。

釜石新聞NewS

釜石新聞NewS

復興釜石新聞を前身とするWeb版釜石新聞です。専属記者2名が地域の出来事や暮らしに関する様々なNEWSをお届けします。

取材に関する情報提供など: 担当直通電話 090-5233-1373/FAX 0193-27-8331/問い合わせフォーム


釜石のイベント情報

もっと見る

釜石のイチ押し商品

商品一覧へ

釜石の注目トピックス