特別編第2弾として(第1弾・桜庭GM兼監督へのインタビューはこちら)、小野航大キャプテン、高田裕雅バイスキャプテン、高橋聡太郎フォワード(FW)リーダー、中村良真バックス(BK)リーダーの4選手にも2018年シーズンを振り返っていただきました。
企画・編集:釜石まちづくり株式会社
取材・文:市川香織(釜石まちづくり株式会社)
写真:西条佳泰(Grafica/LiFESTYLE Lab.)
トップチャレンジリーグ(TCL)参戦2季目の2018年シーズンを振りかえって
ーーまずは、TCL2018年シーズンお疲れ様でした。1月5日の最終戦から1ヶ月経ちましたが、改めてどんなシーズンでしたか?
中村:メンバーがガラッと変わったこともあって、みんなでコミュニケーションを大事にする事を心がけてやってきて、練習中から良いコミュニケーションが取れてはいたんですけど、自分自身としてはもっとチームに良い影響を与える事が出来たんじゃないかと強く感じたシーズンでした。
小野:応援して下さる方、サポートして下さる方に良いニュースを届ける事が出来なかったことが非常に残念です。もちろんメンバーが変わったりコーチングスタッフが変わったり色々あったんですけど、それは僕たちの言い訳なだけで、もうちょっと選手一人ひとりが自分にベクトルを向けてやり切れれば良かったのかなというのと、素直に結果を出せなかったことが悔しかったというのが、今の気持ちです。
高田:TCL自体もさらにレベルが上がっていると思うんですね。そこで“何をしなくちゃくちゃいけないのか?”という事を、選手一人ひとりがもっと考えなければいけなかったと思います、僕も含めてですけど。
リーダーが先頭に立って引っ張りながらも、それについてくる選手たちがどういう想いや感情で臨むか、何ていったらいいんですかね・・・ラグビーに対する意気込みや向き合う姿勢がチーム力の向上に繋がるので、若い選手たちがそういうものを持ちながら、もっと必死に頑張ってチーム力を上げていければなと。
その架け橋になるのがリーダーだと思うし、そういう所を反省しないといけないなというのがありました。
高橋:個人的には、良いパフォーマンスが出来なくて、チームに貢献出来なかった悔しさがまずあります。一方で、シーズンを通してチームを見た中で、全部が全部出来なかった事ばかりではないと思うし、自分たちがやりたい事が出来た試合もあったと思うんです。その時に、“自分たちがなぜそのパフォーマンスを出せたのか?”そして“どうやったらシーズン通して良いパフォーマンスを続けられるのか?という事を、リーダーが主体となってチーム全体で考えなければいけなかったと思います。その点が足りなかったかなと感じています。
リーダー4選手それぞれの“色”~お互いについて~
小野航大選手
ーー今日はせっかくお集り頂いたので、みなさんに小野キャプテンについてお聞きしたいと・・・。
高橋:本人の前ですけど・・・。シーズン中、ケガもあったのを見ていたんですけど、そんな中でも常にずっとグラウンドに立って、背中で引っ張り続けてくれて。“頼りになる人間だ”という所をプレーや姿勢で示してくれた事が、選手全員からの信頼につながったと思います。本当に頼もしいキャプテンでした。
高田:チームに波がある中でもシーズンを通してブレずに良くやってくれて、僕自身もブレそうになる事があったんですけど、小野を見て「こんなんじゃあかんな!」と何回も思いました。すごく心強い存在でした。
中村:個人的には、常にチームに細かく気を配るなどの負担をキャプテンにかけないようにし、ここぞと言う時に航大さんがチームを引き締めるような存在であって欲しいという想いでやっていました。
僕自身がまだ甘い部分があって反省点が多いんですけど・・・そんな中で、航大さんが良いリーダーシップでチームを引っ張ってくれたと思います。
ーーそして、小野選手。キャプテンとして過ごした今シーズン、どんな1年でしたか?
小野:ここ数年、トップは康夫さん(須田)が引っ張ってくれている中でリーダーをやらせてもらってはいたんですけど、「キャプテン論」とか「リーダー論」じゃないですけど、僕がキャプテンとしてどういうふうにしていきたいのかという所が、春の段階では定まりきっていませんでした。
今季は選手も大幅に入れ替わり、チームとしても模索しながら・・・という所もあったんですけど、そこをもう少し明確にし、コーチの考えを僕からしっかり皆に伝え、コーチが作り上げたいチームに導けるようなお手伝いが出来れば良かったなと。もう少しうまく出来たんじゃないかなと思っています。
TCLで負けが続いて苦しい時期もあったんですけど、ハードワークする事やコミュニケーションの所はチームとしてブレずに、シーズンを通して4人で協力してやり切れたと思います。
ーーキャプテン以外のお三方についてもちょっとお聞きして行きたいと・・・。お互いの良い所を教えてください。
高田:まずは聡太郎から。性格は真っすぐでがむしゃらで、それがプレーにも出てますね。知性的なんですけど、それが変な感じに出ず、プレーで引っ張ってくれるんですよね。
それから、僕があんまり話すのが得意じゃない方なんで、聡太郎にいつもFWの締めとか任せるんですけど、締まりが全然違うんですよね。そこら辺はすごく感謝していました。
高田裕雅選手
良真は、春先に一緒にプレーした時は、気持ちをもっと出したらいいのに出さない。それで少しモヤモヤしているっていう感じがあったんですが、シーズンが深まっていく中で、発言する事も増え、自分の事だけではなく他の選手に対する思いやりとか、声掛けなども出来ていました。
やっぱり、若いリーダーだから出来る事ってあると思います。僕なんかおっさんですし、言えてあたり前なんですけど、若い選手でちゃんと言える選手ってなかなか少ないですよね。
2人にとってすごく良い経験になったんじゃないかと思いますね。2019年シーズンはもっともっと自信を持って、更に積極的に行って欲しいですね。はっきり言って、これからの釜石の“核”になる選手だと思うので。
高橋:裕雅さんは、常にチームを鼓舞する存在で、さっき「話すのが苦手」っておっしゃっていましたけど、決してそういう事はないと思うんです。裕雅さんの話すことって、すごくチームのみんなに届くんですよね。これまでの経験に加えて、常に自分を追い込んでいる姿を他の選手も見ていますので、“全力出している選手の言葉はチームに響くんだな”と、裕雅さんを見て感じています。裕雅さんが居る時といない時ではチームの盛り上がりもすごく違いましたし。
良真とは同い年で、2年目で一緒にリーダーをやらせてもらう中で、高卒の若手と上の世代の架け橋というか、若手からチームを盛り上げていく事が僕らの使命だっていう事を話して来たのですが、どうすればいいのか?と話す時に常に建設的な意見を出してくれました。
プレーの中でも、自分のやりたい事、やって欲しい事をどんどん口に出している姿を見て、“同い年のこいつに出来て俺に出来ないじゃ不甲斐ない”と思ってすごく励みにもなりましたし、常に僕が頑張る原動力の一つが良真でした。
中村:裕雅さんは、僕が今まで色々なリーダーを見て来た中で、一番っていう程“話す事”が上手いなぁと。もちろん、言葉の前に行動でも厳しさを持って示して下さる存在で、裕雅さんが来た事によって釜石の遠慮がちな気持ちの部分が変わって行きましたし、自分自身も裕雅さんや航大さんのリーダーシップを見て、こういうチームの引っ張り方、アプローチの仕方もあるんだと勉強になりました。
中村良真選手
聡太郎とは、とにかく物怖じせずにやって行こうと話しました。2人ともまだ年齢は若いので、最初の頃はどうやってリーダーシップを取っていこうかと迷って考えたんですけど、とにかく“自分が持っているモノを全て出す”“行動で示す”という事を二人で話して、自分が迷った時にも聡太郎のそういう姿を見て頼りにしている部分があって、いい関係の中で1年やれたと思います。
小野:裕雅さんが釜石に来て、僕にはどうやっても難しい事が裕雅さんには出来るっていう事がありましたね。
ゲーム中に、グラウンドの中で修正する部分や細かい事が色々あると思うんですけど、まぁ理屈じゃない所も含めて、何て言うんですかね・・・“闘魂注入”みたいな。
シーズン序盤に裕雅さんがケガでグラウンドにいなかったゲームで、FWが上手くいかない時に、まとまり切れず修正に苦しむ場面があって、僕とか良真とか後ろから気にかけてはいるんですけど、僕はポジション的にまず一番距離が遠いですし、FWからしたら「お前らは黙っとけ!」みたいになる所は正直あると思うし(笑)。
でも、裕雅さんがいるとそこにエナジーが注がれて、FWが盛り上がってパワーが溢れてくるのを、ゲーム中に後ろで何度も感じていました。裕雅さんがいるのといないのじゃ全然違いましたね。
若いリーダー2人は、良真が最初に言ってくれたように、トレーニング中の声掛けだったり、周りの選手への気配りだったりを僕らがあんまりしなくてもいいようにやってくれていましたね。チームのスタンダードな部分は、この2人が引き上げてくれたと思います。若手の盛り上げの部分とかも。
そのおかげで、僕や裕雅さんは少し余裕も持てて、トレーニングの質を向上させるとか、他の所に力を入れる事が出来ました。
チームが一つになった日~鵜住居復興スタジアムこけら落とし~
ーー2018年シーズン、一番印象に残っている試合とその理由を教えてください。
小野:やっぱり、8月19日の鵜住居復興スタジアムこけら落とし試合が一番良かったんじゃないですかね(3人も頷く)。試合内容は決して良くなかったというのはありますけど。ヤマハのメンバー見ても正直勝てるゲームだったと思いますし。
東日本大震災の事、その震災がきっかけでラグビーワールドカップの誘致活動があって、開催が決まって、鵜住居にスタジアムが出来て・・・という事を十分に知らないメンバーも増えた中で、「震災で津波が来て・・・」という話を聞いても実感しきれなかった部分もあると思うので、こういう形で試合が出来て、何となくそれまで“フワッと”していたチームが、ここで一つにまとまったと感じました。
やっぱりあれだけの人が観に来てくれて、釜石のラグビーに対する想いだったり、エナジーだったり、そういうものをたくさん感じましたし、グラウンドに立った時に、普段の試合とはまた違う感じで気が引き締まるというか、あの場所で、いろんな想いがあって・・・。それをチームの全員が感じる事が出来た試合だったと思います。
・・・それか、“栗田”の試合かどっちかですね。
※2018年11月4日 1st 第7節 栗田工業戦 鵜住居復興スタジアム 目標の第1段階、1stステージでのTOP4入りの為に勝利が欲しい試合でしたが、結果は12対40。痛い敗戦となりました。
ーーあの試合は率直にいうと、どんな感じだったというか、チームに何が起きていたんですか?
小野:栗田工業さんが力のあるチームで、難しいゲームになる事をみんな覚悟してあの試合に臨んだんですけど、ここぞと言う試合での今年のチームの課題が出てしまい・・・。チーム全体が気負った時に、外国人選手をはじめ、一人ひとりがどうにかしようとし過ぎて、チームとして機能しなくなってしまって。
システム的な所もある程度は自分達に任せられる、かなり自由度の高い戦術だったので、チームの枠から外れているわけではないんですけど、何となくいつもと違うと言うか・・・勝ちにこだわり、勝とうとし過ぎて、“カラ回った”部分がああいう結果になってしまったのかなと感じます。
相手もある事なんで、そもそも“いつも通り”というのも難しいんですけど、その中でも“普通にやる”という事が課題として残ったシーズンでした
ーー2018年シーズンで得たもの、収穫は?
高田:こんなん言うと笑われるかもしれないですけど、僕は“仲間”ですね。
32歳になって知らない土地にやって来て、不安しかなかったですからね。右見れば山、左見れば海、たまに鹿が出てくる(全員笑)。そういう所でやっていけるんかな?っていうのもあったんですけど、釜石の素晴らしい仲間に出逢えた事は、間違いなくこの先の僕にとって最高の財産になると思っています。
高橋:すごく色々な事を考える事が出来たシーズンでした。1年目は自分の事で手一杯で「自分は何をすればいいんだろう?」と、ベクトルが内側だけを向いていたんですけど、リーダーをさせてもらった事で、自分へのベクトルとチームへのベクトルを同時に持って考えるという事を、1年間通して出来た事が非常に大きな収穫でした。
自分自身を見つめなおす事で、チームに対してこう働きかけるべきだと気付く事もあるし、チームのみんなを見ていて、自分がどうするべきかに気が付くという事もあったので、それが良い経験になりました。
高橋聡太郎選手
小野:まず、選手として普通にラグビーしている時よりも5倍くらい考えましたし、どんなにしんどくても先頭に立って体を張るというのを1年間やりきれたというのは、キャプテンを務めていたからこそ出来た事だと思います。いちラグビー選手として良い経験となりました。
それと、今年集まったチームだったけど、しっかり一つのチームになれた事も大きかったなと。
やっぱり、コミュニケーションの向上だったり、練習やゲームが思うようにいかない時、グラウンド内だけの関係性ではなく、たまに“飲みニケーション”を取るとかを裕雅さんが率先してくれて、腹を割って話が出来て。これだけ新しいメンバーが多いチームが一つになれたのは、正直、そういう場のおかげもあったと思います。
それはもちろん、根本的な所でチームをずっと引っ張ってくれている、佐伯さんと益基也さん(井上)の存在があってのことなんですけど。
さっき裕雅さんも“仲間”と言いましたが、チームとしての絆や繋がりはリーダーをやるにあたってやっぱりこだわる部分だったし、それが収穫だったと思います。
中村:周りの人から得たものが多かったという事が、自分にとっての一番の収穫でした。新しい人がたくさん来て、それぞれの“色”があって、さっきの“飲みニケーション”もそうですけど、新しい人が新しい事をどんどんチームに還元してくれて。ラグビーのグラウンド内、プレーの面でもすごく収穫はあったんですけど、グラウンド外でのコミュニケーション、繋がりの部分はすごく勉強になりました。濃いシーズンでした。
来季へ向けて~チームに必要なこと~
ーーTCL上位に入る為、チームに必要な事は?
小野:今シーズンも惜しいには惜しいシーズンで、TOP4に入るという意味だけで言えば正直チャンスはありましたし、チームの力としては可能だったかなと思います。
ただ、やはりTCLの上位チームやトップリーグ(TL)のチームと試合をした中で、TOP4入っても入替戦に進むだけ(TL昇格は難しい)になってしまう・・・と感じている人は正直多かったと思いますし、“入替戦に勝ってTLに昇格する”にベクトルを向けてやって行かないと、TOP4に入る意味がないのかなと思っています。
今のチームのスタンダードでは無くて、より高いレベルに持っていかないとやっぱり勝負出来ないと思うので、“このチームのスタンダードをどのレベルに定めるのか?”“TLに勝つレベルに達する為に何が必要なのか?”という目指す所を明確にし、プロ選手を中心に全ての選手に見せて伝える事が必要だと思います。
小野航大選手
そして、全ての選手に理解してもらう為にも、経験がある選手から僕らがもっと引き出してあげなきゃならなかったと思います。
将利さん(星野)は、そのスタンダードについて鬱陶しいと思われるくらいに良くしゃべってくれていましたけど、それで良いと思うんです、TLから来る選手にはそういう事も求められていると思うので。
中村:“チームの基準をどこに持つべきなのか”という事を統一して、共通意識を持って、そこに向かって行く事が必要だと思います。
中村良真選手
若い選手を見ていてそこが足りないと感じていたので、「釜石で何の為にラグビーをやっているのか?」という事を、もう少し高い意識を持ってやって欲しかったというのがありました。簡単ではないと思うんですけど、出来なくてもそこに向かって努力する姿勢が必要というか、SWというチームでラグビーをやっている以上は同じ基準を見てやって欲しい、そういう意識に持って行かなければと感じています。
高橋:航大さんが言った事が全てだと思います。釜石の全員がTLに昇格する意識になっていないというか、そのイメージを持つ段階まで来ていないのが現実で、それがさっき言った“TLに勝っていく為に何が必要なのか?”が明確に出来ていない事に繋がっているのかなと。
高橋聡太郎選手
コーチから伝えられる事もそうですし、自分自身で考える事の全てがそこを目指す為だというのがもっと明確になれば、TL昇格が単なる夢物語ではなくて、しっかりした目標に変わっていくと思います。
高田:戦術の部分で同じ画を見れているか?とか、バックグラウンドの違いを活かすとか、そういうのも全部ひっくるめて、やっぱり上がブレたらいけないと思うんですよね。上というのは、はっきり言うとコーチ陣です。
高田裕雅選手
目指す所の画が変わったら、そのつどみんなを集めて伝える、落とし込む。選手はそれを理解して練習に出て行く、試合をする。・・・という事が必要だと思うんですけど、今年はリーダー陣にだけにその画を見せて来たと思うんです。チームには高いレベルを経験した選手から高卒の選手までいるので、一体感を作っていく為には、一人ひとりに“目指す所の画”を見せて行かないと。そこが大雑把になっていたんじゃないかと感じます。
どのメンバーが出ても遜色ないレベルにまでしておかないと、TLに勝つ、TLに昇格するという所まで追いついて行かないと思うんですよね。本音を言わせてもらえばそういう感じですね。
ーーサポーター、ファンの皆さんへメッセージをお願いします。
中村:日頃から応援やサポートを頂いている事が目に見えて分かるチームなのは、一昨年入ってきた時から思っていて、釜石の人たちにすごく支えられていると思いながら練習や試合に臨んでいますし、“釜石の誇り”を持ってやっています。
どんな時でも、チーム状態が悪い時でも変わらずに応援して頂ける事が、僕たちの頑張る原動力になります。こらからもよろしくお願いします。
高橋:2019年は、釜石にとっても、釜石ラグビーにとっても非常に重要な年。大きな意味で、釜石ラグビーが今後どうなって行くのかが決まる年だと思います。“ラクビーのまち”の伝統を引き継ぐチームとして、釜石ラグビーの盛り上がりの為に勝利を目指す事、それを力に頑張っていきたいと思います。
高田:釜石に来てまず思ったのは、“地域密着型”と言うか、ファンの多さです。熱量が他とは全然違うとすごく感じました。練習場に毎日のように通ってくれる人が、負けた試合の後でも「お疲れさま!」と声を掛けてくれるんですよね。本当に熱いファンの皆さんのおかげで、今自分がここにいるんだなとすごく思っています。来季のチーム目標はまだ出ていませんけど、決まったらその目標に対して愚直に、そして皆さんと一緒に闘っていけたらなと思っています。
小野:良真や裕雅さんが言っているように、他のチームにはないくらい熱く応援してくださっている方がたくさんいるチームなので、そういう方々に「応援していて良かった!」と思ってもらえるようなシーズンにしたいです。
その為には、釜石がただの寄せ集めの強いチームになっては意味がないと思いますし、ここでラグビーをやることの意味だったり、SWの存在価値だったりを感じてもらえるようなゲームをして、“観ている人が熱くなるチーム”目指して頑張りたいと思います。