マスク姿で元気に再開〜市内小中学校 3学期始業
釜石市内の小中学校は19日までに、3学期を迎えた。新型コロナウイルス感染拡大の懸念が一層高まり、例年にない寒さが続く中で、学びやに児童生徒の明るい声が戻った。
19日は小学校5校で始業式が行われた。嬉石町の白山小(熊谷直樹校長、児童37人)では、早朝まで降った粉雪が強風に舞う中、自由研究や作品を抱えた児童が集団登校した。
始業式は体育館で行われ、熊谷校長が「今年は丑年(うしどし)。心と体の健康を守り、牛のように粘り強く、あきらめない気持ちと、優しい心遣いで学校生活を送ろう」と呼び掛けた。
川﨑新士君(5年)は「3学期は算数をがんばる。児童会活動では気持ちのいいあいさつを続け、ラストスパートを全力で駆け抜けたい」と意気込んだ。
教室に戻り、健康チェック。冬休み中の出来事を語り合い、自由研究などの作品を披露した。
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