釜石鵜住居復興スタジアム「世界トップ20」に〜震災乗り越えW杯開催を評価、英国ラグビー専門紙選出
ラグビーW杯開催が実現した釜石鵜住居復興スタジアム=昨年9月
英国のラグビー専門紙「The RUGBY Paper(ラグビーペーパー)」は、世界最高のラグビースタジアムトップ20に、昨年のラグビーワールドカップ(W杯)の会場となった釜石鵜住居復興スタジアムを選出した。
5月18日にインターネットで配信した紙面で、「ファンが最も楽しめる世界トップ20のラグビースタジアム」を紹介。鵜住居スタジアムは日本で唯一選ばれた。アジアでは香港スタジアム(15番)も選出された。
この記事では「新日鉄ラグビー部の本拠地である釜石は、過去に自然災害(2011年の地震)に見舞われたが、それを乗り越え、小さなスタジアムを建設し、ラグビーW杯2019開催都市の使命を果たした。そこはウルグアイがフィジーに劇的な勝利を飾るという歴史的出来事が起きた舞台となった」としている。
同紙はラグビー発祥の地の英国などで週1回発行される著名な専門紙。市は「釜石鵜住居復興スタジアムの広く効果的な発信につながる」と期待する。
(復興釜石新聞 2020年6月13日発行 第890号より)
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