岩手暮らしの魅力発信、しゅみしゅみマルシェ三陸編〜趣味を切り口に定住促す、沿岸各地から46人集う

2017/03/01|カテゴリー:復興釜石新聞 地域

いわてしゅみしゅみマルシェ三陸編

趣味の話で盛り上がる参加者。友達の輪を広げ、岩手暮らしを楽しむきっかけを得た

 

 本県にU・Iターン(移住)した人たちに岩手暮らしの魅力を発信し、定住促進の一助とするイベント「いわてしゅみしゅみマルシェ三陸編」が19日、釜石市大町の青葉ビルで開かれた。任意団体の「岩手移住計画」(手塚さや香代表)が企画し、沿岸地域でさまざまな趣味を楽しむ人たちと参加者が交流。新たな出会いと仲間作りの場に笑顔が弾けた。

 

 参加対象は本県に引っ越して5年目程度までの人。30人の定員で募集したが、予想以上の反響があり、釜石・大槌地区を中心とした沿岸各地と遠野市、住田町から46人が集まった。会では「岩手暮らしを楽しむ達人」として、U・Iターン経験者ら5組のゲストが趣味や交流活動について話した後、グループに分かれて参加者と歓談した。

 

 埼玉県出身で2013年から釜石市に住む三木真冴さんは、四季を通じた登山や沢登り、山から山への縦走、現在の住まいとなっている空き家のリノベーションを紹介。山田町の魅力を楽しむ部活動を展開する「やまだくじら大学(仮)」の道又夕夏さんと佐藤健さんは、探検部、海鞘(ほや)部、ビール部など興味のあることに集う活動をアピールした。このほか、白いスニーカーに絵を描いて世界に1足のアート靴に仕上げる女性、音楽DJやバーベキューを得意とする男性らが登場。参加者は互いに自己紹介し、ゲストから個性豊かな趣味の面白さを聞いた。

 

 12年に山口県萩市から大槌町に復興支援に入り、現在も支援団体に所属しながら、まちのコミュニティー再生などに取り組む生利望美さん(35)は「趣味を極めている人たちのすごく楽しんでいる姿が印象的。このような会は大槌では少ないので、人脈の輪も広げたい」と目を輝かせた。

 

 岩手移住計画は、釜石リージョナルコーディネーター(釜援隊)として釜石地方森林組合で勤務中の手塚代表が、県内のU・Iターン仲間と14年10月に立ち上げた。15、16年に盛岡、釜石、大槌で岩手移住者交流会を開催。メンバーから「趣味という切り口でやってはどうか」と提案があり、昨年11月に盛岡編を開催した。

 

 「趣味の話題だと話しやすいようだ。仲間うちの活動は外からは知る機会が少ないので、こういう場で互いのマッチングができれば。参加者同士がつながって具体的な体験企画などで交流を深めていければ」と手塚代表。

 

(復興釜石新聞 2017年2月25日発行 第566号より)

 

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