釜石市が「シェアリングシティ」に認定されました
シェアリングシティ認定授与式にて
平成29年11月8日に釜石市を含む15自治体が「シェアリングシティ」として、一般社団法人シェアリングエコノミー協会より認定を受けました。
■一般社団法人シェアリングエコノミー協会ホームページ
https://sharing-economy.jp/ja/
シェアリングシティとは
「シェアリングシティ」とは、空き家や交通渋滞、働き方や労働力不足、子育て環境の不足といった地域が 抱える問題を、シェアリングエコノミーの活用によって解決しようと取り組む自治体を表します。
日本では、一般社団法人シェアリングエコノミー協会が認定するシェアリングエコノミーサービスを2つ以上導入していることがシェアリングシティの認定要件となります。
海外では積極的にシェアリングエコノミーを促進し、地域課題の緩和・解決に向けて取組む先進的なシェアリングシティが存在します。その先進的なシェアリングシティとして、韓国・ソウルやオランダ・アムステルダム等があげられます。
■海外事例(韓国・ソウル、オランダ・アムステルダム )
https://sharing-economy.jp/ja/city/
シェアリングエコノミーとは
シェアリングエコノミーとは、個人などが所有する有形無形の遊休資産(モノ、スペース、スキル等)の遊休資産を、インターネットを介してシェアする(=共有・交換する)サービスによって生まれる経済活動のことです。シェアリングエコノミーは、インターネットやスマートフォン等のIoT技術の普及によって誕生し、今後その市場規模は拡大し、日本全体が取組む地方創生をはじめとした地域課題の解決に貢献するとされています。
上図は「内閣官房シェアリングエコノミー促進室ホームページ」より引用
具体例をあげると、当市と提携を結んでいるAirbnb(エアビーアンドビー)があります。空き家や空き部屋といった遊休資産と、その土地ならではの家に泊まりたいという旅人をつなぐサービスです。これは「空間のシェア」分野にあたり、Airbnbはシェアリングエコノミー市場におけるホームシェアリング分野(民泊)で海外最大手といえます。また、昨今話題のフリマアプリ「メルカリ」もシェアリングエコノミーのサービスのひとつです。「メルカリ」は、まだ使えるけど使わなくなった服やインテリア雑貨を売りたい人と、購入したい人を、インターネットを介して結びつけるサービスであり、これは「モノのシェア」分野にあたります。
シェアリングエコノミーは大きく5つの分野に分類されています。「空間のシェア」「モノのシェア」「スキルのシェア」「移動のシェア」「お金のシェア」です。それぞれの分野で様々なサービスが展開されています。
上図はシェアリングエコノミー協会ホームページより引用
当市が連携しているシェアリングエコノミーサービス
■Airbnb(エアビーアンドビー)
ホームシェアリングのマッチングサービスを提供する世界最大手の「Airbnb」と連携し、2019年のラグビーワールドカップを見据えた、国内外からの訪問客の促進による民泊事業の推進を図るため、観光促進に関する覚書を平成28年10月20日に締結。
https://www.airbnb.jp/
■TABICA(タビカ)
地域ならではの観光体験を掲載・予約できるマーケットプレイス「TABICA」と連携し、平成29年3月の「Meetup Kamaishi 2017」開催事にTABICAのサイトに当市の体験プログラムを掲載した特集ページを組むなど、全国的なプロモーションを実施。
https://tabica.jp/
■COGICOGI(コギコギ)
市内の2次交通の利便性向上に向けて、IoT活用おもてなし実証事業「三陸おもてなしステーション」の実証実験として、コギコギ株式会社とが、三陸鉄道釜石駅にシェアサイクルポートを導入し、街中の移動手段を提供。
https://cogicogi.jp/
■シェアのり
株式会社シェアのりが、個人所有の車をシェアし、来訪者等への移動手段として提供。
https://sharenori.com/
釜石市 総務企画部 オープンシティ推進室 戦略推進係
〒026-8686 岩手県釜石市只越町3丁目9番13号
電話:0193-27-8463 / Fax 0193-22-2686 / メール
元記事:https://www.city.kamaishi.iwate.jp/shisei_joho/keikaku_torikumi/chihousousei/detail/1215342_3278.html
釜石市
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