釜石市民体育館こけら落とし、岩手ビッグブルズ12月に公式試合〜釜石出身 澤口選手、勝利プレゼント誓う

復興釜石新聞2019/09/20

ボールを手に笑顔を見せる(左から)澤口選手、野田市長、水野社長、伊藤選手

ボールを手に笑顔を見せる(左から)澤口選手、野田市長、水野社長、伊藤選手

 

 釜石市が鵜住居町に建設を進めている市民体育館は今月末に完成し、12月1日から一般利用を開始する。「こけら落とし」として、同14、15日に日本プロバスケットボール男子Bリーグ3部(B3)、岩手ビッグブルズの公式試合が行われる。このほどチームと市が合同で開いた会見で発表した。

 

 会見は10日に市役所で行われ、岩手ビッグブルズの水野哲志社長(35)、釜石市野田町出身のG澤口誠選手(27)、PG伊藤良太選手(27)が出席した。

 

 野田武則市長は釜石で初めてとなるBリーグの試合に、「ビッグゲームの醍醐味(だいごみ)を感じてほしい。多くの市民に体育館を見てもらい、健康や体力づくり、スポーツ振興の拠点として活用してほしい」と期待。水野社長は「スポーツを通じ、復興やにぎわい創出に貢献できれば」と強調した。

 

 澤口選手は「生まれ育った場所でプロとして試合できるなんて」と意気揚々。身長186センチ、体重90キロの体形を生かし、外国人選手を相手に積極的に向かっていき、当たり負けしないプレーが持ち味といい、「子どもたちに元気を与える試合をしたい。勝利というプレゼントを新体育館に贈れるよう、頑張ります!」と力を込めた。

 

 こけら落としでは、石川県の金沢騎士団(カナザワサムライズ)と対戦。開催時間や料金など詳細は今後、市と調整して決める。

 

 市民体育館は鉄骨一部鉄筋コンクリート造り2階建てで、延べ床面積は約3510平方メートル。観客席は車いす用6席を含む776席を設ける。バスケの試合時はコートを囲むように席を設ける予定で、約1200人が観戦できるという。ラグビーワールドカップ(W杯)開催時はボランティアの休憩所などとして活用する。

 

 チームは今月から、男女小中学生を対象としたアカデミー沿岸校を開校。大槌町で実施しているが、市民体育館完成後は会場を移して続ける方針だ。また、被災地の保育園などで震災の教訓を伝える読み聞かせも行っている。

 

(復興釜石新聞 2019年9月14日発行 第824号より)

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