園児ら短冊に願い込め〜釜石駅に七夕飾り
願い事を書いた短冊を飾り付けた園児ら
釜石市鈴子町のJR釜石駅(工藤冨士雄駅長)に七夕の笹(ささ)飾りがお目見えし、利用者を和ませている。25日、天神町のかまいしこども園(藤原けいと園長、94人)の園児が訪れ、願い事を書き入れた短冊を笹竹に結び付けた。
年長児14人が駅員らと一緒に笹竹4本に短冊を飾り付け。「七夕さま」を元気いっぱいに歌って、七夕ムードに盛り上げた。
子どもたちの願いは「あしがはやくなりますように」「てつぼうができるようになりたい」「おともだちとたくさんあそべますように」など、さまざま。中には「ラグビーボールをじょうずにけることができますように」「五郎丸選手のようになりたい」と、「ラグビーのまち」にちなんだ、かなえたい夢を書いた子もいた。
荒屋柚ちゃん(5)は「おえかきじょうずになりますようにって書いた。結ぶの楽しかった。みんなのお願いもかなうといいな」とはにかんだ。
同駅では利用者や地域の人に駅を身近に感じてもらおうと、数年前から駅構内に七夕の飾り付けや笹の設置を行っている。自由に願い事を書いて飾り付けることができるよう、短冊を用意。同駅では「皆さんの願い事も短冊に託してほしい。ひとつでも願いがかなうよう、応援しています」と呼び掛けている。
笹飾りは7月7日まで設置する予定。
(復興釜石新聞 2019年6月29日発行 第803号より)
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