警察協力者に感謝状 釜石署 2団体12個人、気持ち一心「励みに」「もっと真面目に」

警察活動への協力で感謝状を受けた釜石市や大槌町の住民、団体の代表者ら
釜石市中妻町の釜石警察署(日山良則署長)で1日、警察協力者感謝状贈呈式があり、犯罪や交通事故の防止活動などで警察業務に尽力した2団体、11人に署長感謝状を贈った。小佐野交番連絡協議会員として長年にわたり地域安全、交通安全などの活動に協力している佐々木伸一さん(81)=釜石市=には岩手県警本部長感謝状が伝達された。
日山署長はあいさつの中で管内の治安状況に触れ、わいせつ犯罪の認知件数や多額の現金をだまし取られる特殊詐欺被害が増加傾向にあること、高齢者の交通事故率も高くなっていることを説明。「早急な対策が必要な情勢。警察として地域の人が安全で安心して暮らせるまちづくりを目標に各活動を推進していく。引き続き、それぞれの立場で力添えを」と協力者に呼びかけた。

警察業務への協力に対し感謝を伝える釜石署の日山良則署長

日山署長が一人一人に感謝状を手渡して気持ちを伝えた
県警本部長感謝状を受けた佐々木さんは、小佐野交番の開所当初から地域安全活動に協力。「こんなうまい話 あるわけねぇ」などと特殊詐欺被害防止の標語を考えたりしている。交通安全協会野田分会長として事故防止の啓発活動にも尽力。「特段、褒められるようなことはやっていないけどなあ。もっと真面目にやれ、とプレッシャーをかけられたのだろう」と前向きに捉え、気を引き締めた。

岩手県警察本部長感謝状を受けた佐々木伸一さん
釜石署長感謝状を受けた八幡幸子さん(75)=大槌町=は大槌交番連絡協議会員として各活動を支援。今年4月に町内で発生した大規模山林火災では避難所や同交番で炊き出しを複数回行い、警察官の火災対応を後押しした。下校時の子どもたちを見守るボランティアにも仲間とともに取り組み中。「(活動を)見てくれている人がいると感じられ、うれしい気持ち。『ただいま』と声をかけてくれる子どもたちの姿を励みに、できるうちは頑張りたい」とほほ笑んだ。

出席者は互いの活動をたたえ合い、継続へ気持ちを新たにした
感謝状を受けた個人、団体は次の通り。
【県警察本部長感謝状】▽地域安全=佐々木伸一さん(釜石市)
【釜石警察署長感謝状】▽交通安全=エノモト岩手工場(大槌町)▽地域安全=釜石山正福寺(釜石市)、箱石忠男さん(同)▽犯罪捜査協力=青木健一さん(同)▽交通安全活動・地域安全=及川節雄さん(同)、佐々木民生さん(同)、三浦一志さん(同)▽生活安全・地域安全=佐々木成子さん(大槌町)、佐藤秀富さん(釜石市)、谷藤ミキ子さん(大槌町)、八幡幸子さん(同)▽生活安全=藤原貞志さん(釜石市)▽生活安全・交通安全=三浦文雄さん(大槌町)

釜石新聞NewS
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