【インタビュー】第9回 全国虎舞フェスティバル

インタビュー2019/02/01

第9回 全国虎舞フェスティバル

 

第9回 全国虎舞フェスティバル
https://en-trance.jp/event/18659.html
開催日:2019年2月10日(日) 10:00〜
会場:釜石市民ホールTETTO ホールA
インタビュー:(一社)釜石観光物産協会 事務局次長 佐々木一伸さん、釜石市商工観光課 観光おもてなし係主任 山﨑可奈子さん 

 

第9回 全国虎舞フェスティバル

 

釜石の郷土芸能“虎舞”。市内外から絶大な人気を誇り、様々なイベントの目玉になる事もしばしばです。
特に三陸沿岸の各地域に伝統が受け継がれ、盛んに活動が行われている虎舞ですが、市外や県外の団体の演舞を観る機会はそう多くない中で、この「全国虎舞フェスティバル」は貴重な場となっています。
東日本大震災を乗り越えて続いて来た「全国虎舞フェスティバル」のこれまでと、今回の開催についてお聞きして来ました。

 

ーーイベントはどのようなきっかけでスタートしたのでしょうか?

 

平成22年(2010年)から開催しています。
それまでは、釜石まつりでの“郷土芸能大競演祭”や各地域のお祭り、そして色々なイベントで披露されたりする事はありましたが、虎舞団体が一同に会して、さらに市外・県外の虎舞団体を呼んでご覧頂ける機会はありませんでしたので、この年が“寅年”だったこともあり、これを契機にという事で始めました。

 

その翌年(2011年)の東日本大震災津波では、多くの団体が大きな被害を受けました。
そうした中でも、伝統芸能分野から支援金や道具の寄贈を頂いたり、日本財団からは開催費用自体も支援して頂くなど、郷土芸能を守って行こうという動きは速かったです。

 

会場としていた旧・釜石市民文化会館も被災して使用出来なくなる等、様々な困難がありましたが、出来る範囲で何とか続けて行こうと、そういった支援や補助金制度などを活用させて頂きながら、絶やす事なくここまで毎年開催しています。

 

第9回 全国虎舞フェスティバル

 

ーー開催目的としてはどんな事があげられますか?

 

一番の目的は、やはり“伝統芸能の継承”ですね。
市内の登録団体は現在14団体あるのですが、「出演したいが当日人が集まらない」「若い世代の担い手不足」等の理由からなかなか出演がかなわない事などもあり、全ての団体の出演はまだ実現できていません。
こうした理由は、虎舞を継承していくうえで多くの団体が抱えている問題だと思います。

 

第9回 全国虎舞フェスティバル

 

ですので、この虎舞フェスティバルでは、市内の幼稚園、保育園、小学校にも出演してもらっています。
小さい頃から虎舞を初め、それがそれぞれの地域の虎舞を継承していく事に繋がってくれたらという想いがありますし、子供たちにとっては、普段の練習の成果を一般の皆さんに観て頂く発表の場になればとも思っています。

 

第9回 全国虎舞フェスティバル

 

ーーこれまで出演団体について。

 

虎舞団体の多くは、岩手・青森・宮城の三陸沿岸地域に多くありますので、釜石市以外の団体はこれらの地域から多数お越し頂いていますが、その他では、これまでに横須賀、静岡、山梨からもご出演頂きました。
今回初参加となる愛媛県松山市が、これまでの中では一番南からの参加になります。

 

ーー今回開催について。

 

市内から6団体、大槌町から1団体、県外からは3団体が出演します。
日ヶ久保(ひがくぼ)虎舞(青森県おいらせ町)は2回目、古三津(ふるみつ)虎舞(愛媛県松山市)、長者山麓八戸虎舞(青森県八戸市)は初参加です。

 

第9回 全国虎舞フェスティバル

 

ーー注目ポイントは?

 

オープニングセレモニー後に、県立釜石高校のスーパーサイエンスハイスクール(SSH)ゼミ活動の中の一つ、「髙橋ゼミ」の“南部藩の虎舞の起源”を題材にした研究発表(第12回全国高校生歴史フォーラム優秀賞受賞)を行って頂きます。今回の出演団体に関係するお話も出て来ますので、ぜひ発表をご覧頂きたいと思います。

 

また、イベントの映像を毎年DVDにしているのですが、過去の開催分も当日会場で販売しています(在庫限り)。その他にもロビーでは、釜石の特産品販売やRWC2019PRブースの出展もあります。

 

一口に“虎舞”と言っても、釜石市内でも各団体によって違いはありますし、県外の団体は虎頭から踊りの意味合いなどが釜石の虎舞とは大きく異なりますので、その辺を楽しみながら様々な“虎舞”をご覧頂ければと思います。
入場無料ですので、皆さまぜひお越しください。

 

第9回 全国虎舞フェスティバル

開催日時

2019年2月10日(日)
開場 9:30 開演 10:00 終演15:00(予定)

会場

釜石市民ホールTETTO ホールA

入場料

無料
※客席が満席になる場合は、入場規制を行う場合があります。

学習発表

岩手県立釜石高等学校 SSH地理公民 髙橋ゼミ 
第12回全国高校生歴史フォーラム優秀賞・知事賞受賞
「南部藩の虎舞の起源を探る~虎舞はどこで生まれ、どのように広まっていったのか~」

出演団体

市内・県内団体
尾崎青友会、錦町青年会、只越虎舞、平田青虎会、箱崎虎舞保存会、かまいしこども園、向川原虎舞(大槌町)
県外団体
古三津虎舞(愛媛県松山市)、日ヶ久保虎舞(青森県上北郡おいらせ町)、長者山麓八戸虎舞(青森県八戸市)

お問い合わせ

釜石観光案内所 0193-22-5835

縁とらんす

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縁とらんす編集部による記事です。

問い合わせ:0193-22-3607 〒026-0024 岩手県釜石市大町1-1-10 釜石情報交流センター内

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