五月人形で釜石にエール〜国体トライアスロン勇気づける、釜石大会に13回出場 駒崎さん寄贈

2016/05/07|カテゴリー:復興釜石新聞 地域

鎧飾りを喜ぶかまいしこども園の園児、釜石トライアスロン協会のメンバーら

鎧飾りを喜ぶかまいしこども園の園児、釜石トライアスロン協会のメンバーら

 

 「こどもの日」(5月5日)を前に、埼玉県さいたま市の駒崎和広さん(54)が五月人形を釜石市天神町のかまいしこども園(藤原けいと園長、園児92人)に贈った。28日、橋渡しをした釜石トライアスロン協会(小林格也会長)のメンバーが同園を訪れ、駒崎さんの「元気に健やかに育って」との願いを園児らに伝えた。

 

 贈られたのは、かぶとや鎧(よろい)、刀、弓矢などがそろう鎧飾りで、男の子は目を輝かせて見入っていた。桝澤大輝君(5)は「かっこいい。強そう」と笑顔を見せた。

 

 駒崎さんは2009年まで、釜石はまゆりトライアスロン大会に13回連続出場した。競技終了後に会場のテントなどの撤去作業も手伝い、小林会長や地元のトライアスロン協会メンバーと交流を深めていたという。

 

 震災直後には現地の状況やメンバーらの無事を確認するため連絡があったほか、食料や衣服、日用品など物資を送るなどサポートを継続。今回の寄贈の話を受けた小林会長は震災前の大会運営に同園の前身、釜石保育園が協力していたことから、贈り先に決めた。

 

 小林会長は「震災があったのに被災地は頑張っている。被災した子もいると思うが、かぶとのように強く、頑張ってもらいたい」と駒崎さんの思いを伝えた。

 

 東日本大震災の影響で中断した釜石トライアスロン大会は2012年、3競技のうちスイム(水泳)だけを実施する形で復活。その後、ラン(長距離走)、バイク(自転車)を加え、昨年は岩手国体のリハーサル大会として開催した。小林会長は「鎧の寄贈は子どもだけでなく、10月に行われる国体のトライアスロン競技を勇気づけるものだ」と感謝した。

 

(復興釜石新聞 2016年4月30日発行 第483号より)

 

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