ふるさと復興にエール〜釜石応援団 東京で5回目のサミット

2016/03/12|カテゴリー:復興釜石新聞 地域

震災から5年。釜石の現状に理解を深める「応援サミット」の参加者

震災から5年。釜石の現状に理解を深める「応援サミット」の参加者

 

 東日本大震災から5年目を迎える「ふるさと釜石」の復興にエールを送ろうと、第5回「釜石応援サミット」が2月27日、東京都千代田区の明治大学紫紺館で開かれた。首都圏在住の釜石出身者などでつくる有志団体、釜石応援団あらまぎハート(松田哲大代表)が主催。釜石を応援する有志や震災後に釜石でボランティア活動に取り組んだ人など80人余りが集い、釜石の現状に理解を深めた。

 

 会場では、震災後の釜石をさまざまな角度からカメラで追い続ける菊地信平さん(67)=釜石市只越町、菊地写真館=がミニ写真展を開催。震災直後から撮影し続けた写真約70点を示しながら現状を報告した。釜石の街と人、5年間の歩みをつぶさに見てきた菊地さんの話に、参加者は熱心に耳を傾けた。

 

 続いて釜石応援団のメンバー下村達志さん(40)=釜石まちづくり株式会社事業課長=が、まちづくりの現状や可能性について報告。ハード、ソフト両面から分かりやすく説明した。

 

 交流会では、釜石の高校生らが取り組む「マグネット塗り絵プロジェクト」が紹介され、ワークショップも行われた。また、釜石情報交流センター釜石PITで開催中の「てっぱんフェスタ」の会場とインターネットで中継。3月11日に釜石で行われるタイムカプセルに入れるメッセージカードの作成も行われた。

 

 鹿児島市在住のため今回が初参加となった松田代表(40)は「震災から5年がたち、釜石から遠く離れた人たちは具体的な支援、応援をどうしたらいいか難しい現状がある。釜石応援団ができることは、釜石の状況を少しでも知ってもらい、頑張っている人を紹介し、応援する対象を案内することだと思う」と話す。松田代表に代わり同サミットをまとめてきた及川健智副代表(40)は「支援者に求められる役割は変わり続けていると思うが、年に一度、懐かしい顔が集まり、震災の犠牲者を追悼する。その一点だけでも意義がある」と強調した。

 

(復興釜石新聞 2016年3月9日発行 第468号より)

昨日27日、第5回釜石応援サミットを無事開催することができました。ご来場いただいた皆様、ありがとうございました!菊地写真館の菊地さんの写真を見ながらお話をお伺いし、あの頃の気持ちがよみがえりました。この長いような早かったような5年間…

釜石応援団あらまぎハート(釜石を想う ふるさとプロジェクト)さんの投稿 2016年2月28日

 

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