釜石道路・定内トンネル着工、来年5月貫通目指す〜地元小・中学生代表もくわ入れ

2015/09/25|カテゴリー:復興釜石新聞 地域

定内トンネルの安全祈願祭でくわ入れする野田市長ら

定内トンネルの安全祈願祭でくわ入れする野田市長ら

 

 東北横断自動車道・釜石花巻道路のうち釜石市内を東西に横断する釜石道路(釜石西インターチェンジ―釜石ジャンクション間、6キロ)に整備する仮称・定内トンネル(808メートル)の工事安全祈願祭が16日、釜石市甲子町のトンネル西側坑口で行われた。釜石道路でただ一つのトンネルで、来年5月の貫通を予定。釜石道路は2018年度内の開通を目指す。 

 

 工事を発注した国土交通省南三陸国道事務所の佐藤和徳所長や施工する大林組東北支店の高槻幹雄支店長ら工事関係者や地元町内会の代表など約80人が出席。神事を行い、野田武則市長や甲子、小佐野、双葉3小学校と甲子中の児童・生徒の代表も加わり、くわ入れで工事の安全を祈った。

 

 釜石道路は、07年に開通した仙人峠道路の東端に当たる釜石西インターチェンジと、三陸沿岸を縦貫する三陸沿岸道路との結節点に当たる釜石ジャンクションを結ぶ「復興支援道路」として整備が進む。定内トンネルの工事費は約23億5千万円で、釜石道路の総事業費は約43億5千万円。

 

 安全祈願祭で、野田市長は「釜石港のコンテナ取扱量は県内の記録を塗り替えるほど急増しているが、道路が整備されると、さらに優位性が増す。釜石全体の将来像にも影響する」と今後の整備促進に期待を寄せた。

 

 南三陸国道事務所によると、釜石道路には8つの橋とトンネル1本を整備するが、これまでに100メートル以上の3橋を含む5橋に着手。定内トンネルの着工により、100メートル以上の大きな構造物のすべてに着手したことになるという。

 

 国土交通省東北地方整備局は今年5月、釜石道路を含む東北横断自動車道・釜石花巻道路を2018年度までに全線開通させるとの目標を宣言している。南三陸国道事務所の佐藤所長はこれを受け、「41人の小さな事務所だが、一日も早い開通を目指し全力で頑張りたい」と力を込めた。

 

(復興釜石新聞 2015年9月19日発行 第420号より)

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