釜石SW チーム熟成 秋田を圧勝 〜テクレンバーグ 4トライ、公式戦開幕まで1ヵ月

2015/08/20|カテゴリー:復興釜石新聞 スポーツ

7月に加入したばかりのテクレンバーグ

7月に加入したばかりのテクレンバーグ。地元ファンが見守る中、いきなり4トライとブレイクした

 

 釜石ラグビッグドリーム2015は8日、釜石市甲子町の市球技場で行われ、釜石シーウェイブス(SW)RFCが同じトップイーストリーグに所属する秋田ノーザンブレッツに54―12(前半19―5)で大勝した。南アフリカ出身で7月に新たに加わったばかりのフランカー、ワーウィック・テクレンバーグ(28)が4トライを荒稼ぎする大活躍。公式戦開幕まで1カ月と迫る中、「やっとチームが熟成してきた」と三浦健博ヘッドコーチを喜ばせた。

 

 南半球の強豪クラブチームが参加する世界最高峰リーグ「スーパーラグビー」でプレー経験があるテクレンバーグ(189センチ、107キロ)が、地元ファンが見守る中でいきなり底力を見せつけた。

 

先制トライを決めたロック伊藤剛臣

先制トライを決めたロック伊藤剛臣。44歳になる今季も衰えを知らない

 

 奪った4トライはいずれもモールを押し込み、インゴールで押さえたもの。三浦ヘッドコーチは「モールの内側にいても前に出る力がある。ディフェンスもしつこい。何度かターンオーバーもあった」と新しい”助っ人”のブレイクを喜んだ。

 

 須田康夫主将は「南アの激しいラグビーを体現する彼のハードワークは、味方には大きな力になり、相手には大きなプレッシャーになる」と期待する。

 

 春先からチーム状態は決して良くはなかった。5月のIBC杯で慶大に敗れ、6月の北上招待ではサニックス(トップキュウシュウ)に敗れている。7月末に東京で行ったサマーキャンプでは、同リーグの日野自動車、学生王者の帝京大にも敗れた。

 

 しかし、今季、地元での初戦となったこの試合では、6月のオープン戦で接戦の末敗れている秋田を圧倒。44歳のロック伊藤剛臣の先制トライを皮切りに前半3、後半5の計8トライを奪い、きっちりとお返しした。

 

 シーズン序盤は、あえてチームを壊し、新しいシステムづくりに挑んできた三浦ヘッドコーチ。「けが人が戻り、層が厚くなった」と手応えを認めつつ、「自陣に長くくぎ付けとなる時間帯もあった。9(SH)、10(SO)、15(FB)を中心にエリアを取り、強いFWを前に出したい」と、公式戦へ向けさらなる底上げに取り組む。

 

 須田主将も「ここにきていい流れになっている。けが人が戻り、2チームに分かれて試合形式で練習ができるようになった。開幕に向けたこれから1カ月の伸び代は昨季より大きいはず」と自信を膨らませる。

 

(復興釜石新聞 2015年8月12日発行 第410号より)

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