海の生物とふれあい体験〜水産技術センター「公開デー」に家族連れ

2017/07/31|カテゴリー:復興釜石新聞 文化・教育

大勢の親子連れでにぎわう県水産技術センターの公開デー。さまざまな海の生き物との触れ合いを楽しんだ

大勢の親子連れでにぎわう県水産技術センターの公開デー。さまざまな海の生き物との触れ合いを楽しんだ

 

 釜石市平田の県水産技術センター(煙山彰所長)は22日、「公開デー」として庁舎を一般開放した。「きて・みて・学ぼう いわての海」をテーマに、三陸沿岸に生息する魚介類、養殖水産物などを展示して同センターの研究内容を紹介。大勢の子ども連れが訪れ、多様な海の生物とのふれあい体験を楽しみながら海や水産業に理解を深めた。

 

 ヒトデなど海の生物に触れられる展示や魚をスケッチして図鑑を作る企画、アワビの稚魚など貝類やビーズを使った写真立てやアクセサリー作り、塩蔵ワカメの芯抜き作業体験などのコーナーを設置。生き物の名前を当てるクイズは人気を集め、大人も子どもも熱心に水槽をのぞき込んでいた。

 

 ワカメの粉末を練り込んだ薄焼きの試食や裏千家社中による抹茶サービスも。震災時の県内湾域の底質環境と底生生物の変化をパネルで紹介したほか、漁業指導調査船「岩手丸」も公開された。

 

ワカメの芯抜き作業を体験する親子ら

ワカメの芯抜き作業を体験する親子ら

 

 理科や生き物が大好きな小笠原愛光君(栗林小3年)は、顕微鏡を使った砂の中の小さな貝殻探しに夢中。「1ミリの小さな貝殻がすごかった。世界が広がった感じ。夏休みの自由研究の参考になるものを見つけたい」と笑った。母親の美香子さん(49)は「普段目にするのは山ばかり。地域のことを知る機会になった。(愛光君には)体験を通していろんなことに興味を持って伸び伸び成長してほしい」と見守った。

 

 煙山所長は「海の生き物に興味を持ってほしい。魚をよく見て、触って、知って、魚を好きな子が増えてほしい」と期待した。

 

(復興釜石新聞 2017年7月26日発行 第608号より)

関連情報 by 縁とらんす
岩手県水産技術センターWeb

 

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