釜石シーウェイブス 帝京(大学王者)に完敗、IBC杯ラグビー〜小村HC、多難な船出

2017/05/22|カテゴリー:復興釜石新聞 スポーツ

釜石SWが帝京大ゴールまで迫ったのは前後半合わせても数度に終わる=盛岡市・いわぎんスタジアム

釜石SWが帝京大ゴールまで迫ったのは前後半合わせても数度に終わる=盛岡市・いわぎんスタジアム

 

 県ラグビー90周年記念、第52回IBC杯招待試合は14日、盛岡市のいわぎんスタジアムで行われ、釜石シーウェイブス(SW)RFCは帝京大に0―52と大敗した。大学選手権8連覇中の”絶対王者”を前半は1トライに抑えたものの、後半はディフェンスが崩れ一方的に7トライを浴びた。新しいシーズンに向けた調整ぶりを占うIBC杯ラグビーで釜石が完封を喫したのは新日鉄釜石時代を含めて初めて。

 

 「タックルミスが多く、これではトップチャレンジ(TC)リーグで通用しない。基本的な部分をもう少ししっかりやらないと…」

 

 新設のTCリーグを勝ち抜きトップリーグ昇格を目指す小村淳・新ヘッドコーチ(HC)にとっては多難の船出となった。

 

 風上に立った前半はキックで敵陣に攻め込みゴールまで迫る場面があったものの、後半はスピード感あふれる帝京大アタックの防戦に追われた。複数の主力がけがや体調不良で欠場するなどの準備不足も大敗に影響した。

 

 「相手キックのチェイス(追跡)を怠り、点差を広げられた。もっとハードワークしないと」と小村HCは厳しく指摘。一方で、「限られたメンバーの中でスクラムは健闘したのではないか」と収穫も挙げた。

 

 チーム最年長、46歳になっても現役を続行する伊藤剛臣は「7年ぶり」というナンバー8のポジションで奮闘。FW最後列から「最後まであきらめるなよ」とメンバーに声を掛け、先頭に立ってボールを追い続けた。

 

 神戸製鋼で伊藤とチームメートだった小村HCは「若い連中は、もっと見習わないと」と苦言。「歴史あるチームにやって来て、ファンの声援の熱気を感じた。大味なゲームになってしまい申し訳ない」とチームの改革へ向け意を新たにした。

 

■釜石SW出場メンバー
①高橋拓也②吉田竜二③水本裕也④畠山克己⑤佐々木陽丞⑥佐々木拓磨⑦木村優太⑧伊藤剛臣⑨南篤志⑩中村良真⑪菅原祐輝⑫森山裕樹⑬村田オスカロイド⑭関東申峻⑮村井佑太朗【交代】權正赫(森山)ロコツイ・シュウペリ(関東)マヘ・トゥビ(吉田)伊藤大輝(佐々木拓)井上益基也(村井)小野航大(村田)佐々木和樹(水本)井越慎介(佐々木陽)前川紘(南)

 

(復興釜石新聞 2017年5月17日発行 第588号より)

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