釜石SW、新HCに小村淳氏〜「新リーグ王者」目標に掲げ

2017/03/23|カテゴリー:復興釜石新聞 スポーツ

(右から)松原コーチ、小村ヘッドコーチ、桜庭ゼネラルマネジャー、池田コーチ

(右から)松原コーチ、小村ヘッドコーチ、桜庭ゼネラルマネジャー、池田コーチ

 

 今季から全国の8チームでスタートするラグビーの新リーグ、トップチャレンジ(TC)リーグに参入する釜石シーウェイブス(SW)RFCは14日、昨季で退任した三浦健博ヘッドコーチの後任に、元日本代表で昨季まで明大HCを務めた小村淳氏(46)が就任すると発表した。このほかFWコーチには、昨季までコーチ兼フッカーとして釜石SWをけん引した松原裕司氏(37)、バックスコーチには小村氏とともに明大のバックスコーチを務めた池田渉氏(41)が新たに就任する。桜庭吉彦ゼネラルマネジャー(GM)は「3人とも日本代表として国際試合の経験も豊富。釜石でもいい成果を」と期待する。

 

 小村HCは函館市出身で、函館大有斗高、明大から1992年に神戸製鋼入り。フランカーとして活躍し、日本代表キャップ4。02年に現役引退した後、日本代表AやキヤノンのFWコーチなどを経て、13年から4年にわたり母校明大のHCを務めた。

 

 小村氏のHC起用について、桜庭GMは「コーチング経歴が豊富で、個人に加えて組織的な強化も図ることができる。指導力、ポリシーもあり、選手を第一に考えるコーチとして明大FWを強化した実績もある」と説明した。

 

 釜石SWのクラブハウスで記者会見に応じた小村HCは「新リーグの初代王者を目標に掲げ、精進していきたい」とトップリーグ(TL)昇格を誓った。

 

 TCリーグではこれまで以上に厳しい試合が続くと予想されるが、「プロ選手から会社員もいる難しい環境の中で、チームが一つにまとまることが必要。クラブチームとして初めてTLに昇格し、日本のラグビー文化に新しい風を吹かせたい」と意気込みを示した。

 

 チームづくりについては「昨季は多く得点したが、失点も多かった。まずはしっかりとしたディフェンスを植え付けたい」とした上で、スクラムやラインアウトなどの改善もポイントに挙げた。

 

 2年後に開催されるラグビーワールドカップ(W杯)に向けては「釜石の選手が日本代表として一人でも出場することがSWの発展、未来につながる」とした。

 

 小村HCと同じく明大卒で日本代表キャップ23、昨季限りで現役を引退した松原FWコーチは「同じ明大出身者として気心はよく知っている。SWでこれまで2年間プレーしてきた経験をもとに全力でサポートしていきたい」と抱負を述べた。

 

 一方、池田バックスコーチは石巻市出身で、日本代表キャップ14。宮城水産高、流通経済大卒後、三洋電機(2000~07年)、リコー(08~14年)などでプレーした。

 

 強豪との対戦が続く新シーズンに向け、桜庭GMは「これまで以上にタフさが要求される」とし、新たに10人以上の選手を補強することも明らかにした。新加入選手は4月初めに発表される。

 

(復興釜石新聞 2017年3月18日発行 第572号より)

 

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