ラグビー成年男子、釜石SW主体 岩手6位入賞〜7人制では本県最高成績

2016/10/12|カテゴリー:復興釜石新聞 スポーツ

敗者戦の秋田戦で快足を飛ばしトライを決める関東申峻

釜石市民の熱烈な声援を背に、敗者戦の秋田戦で快足を飛ばしトライを決める関東申峻(新日鉄住金釜石)=5日、釜石市球技場

 

 いわて国体ラグビー成年男子は4、5の両日、釜石市甲子町の市球技場で行われ、釜石シーウェイブス(SW)を主体に臨み地元優勝を目指した岩手は予選プールを全勝で決勝トーナメントに進んだものの、1回戦で鹿児島に惜しくも19―21で敗退。5、6位決定戦でも広島に7―22で敗れ、6位入賞に終わった。とはいえ、2013年の東京国体での7人制導入後では本県の最高成績。桜庭吉彦監督(新日鉄住金釜石、釜石SWゼネラルマネジャー)は3年後に迫ったラグビーワールドカップ(W杯)釜石開催を見据え、「多くの方にラグビーの魅力を伝えられたのではないか」と収穫を強調した。

 

“強み”封じられ 決勝トーナメント1回戦 敗退

 

 鹿児島が相手となった決勝トーナメント1回戦。地元ファンの大きな声援を背にしながら、よもやの敗退に小野航大主将(釜石SW)は「上手にボールを動かされ、フィジカルで勝る自分たちの強みを出し切れなかった」と悔しさをにじませた。

 

 前半3分、中野裕太(釜石SW)のトライで先制したが、前半終了間際にトライを返され逆転される。後半開始早々、さらにトライを浴び、5―14。その後1トライずつを奪い合い、終了間際に小野主将のトライ(ゴール)で2点差まで迫ったものの、終了のホーンが鳴り万事休した。

 

 5、6位決定戦の相手は、予選プールで下した広島。この試合も中野のトライで先制するも、その後は一方的に4トライを浴びノーサイド。優勝が期待された地元開催は6位入賞にとどまった。

 

 主力の釜石SWが公式戦(トップイーストリーグ)を戦うシーズン中に迎えた国体。15人制と7人制の違いもあり、小野主将は「フィジカル的にもメンタル的にも難しさはあった」と調整の難しさを口にしつつも、「練習時間が少なかったことは言い訳にならない。地元の応援も受けながら、結果で恩返しできなかった」と頭を下げた。

 

秋田との敗者戦で後半2分にトライを決める菅野朋幸(新日鉄住金釜石)

秋田との敗者戦で後半2分にトライを決める菅野朋幸(新日鉄住金釜石)

 

 桜庭監督も「身体の強さやプレーの精度といった強みを発揮できなかった。ベストは尽くしたが、期待に応えられず申し訳ない」。一方で、スピード感あふれるプレーで奮闘した村井佑太朗(新日鉄住金釜石)ら若手選手の活躍を明るい材料に挙げ、「気持ちを切り替えイーストリーグに持っていきたい」と、さらなる成長に期待した。

 

地元応援団の熱い声援に手を挙げて感謝する岩手の選手ら

地元応援団の熱い声援に手を挙げて感謝する岩手の選手ら

 

◇ラグビー成年男子(7人制)
▽予選プールⅢ 
岩手 40―17 広島
岩手 33―12 福井
岩手 26―11 和歌山
▽決勝トーナメント1回戦
鹿児島 21―19 岩手
▽敗者戦
岩手 29―15 秋田
▽5、6位決定戦
広島 22―7 岩手

 

(復興釜石新聞 2016年10月8日発行 第527号より)

 

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