濱幸水産サンマ船、新造船が釜石入港〜80トンを初めて水揚げ

2016/10/03|カテゴリー:復興釜石新聞 産業・経済

釜石港にサンマを初水揚げする浜幸水産の新造船・第65欣栄丸

釜石港にサンマを初水揚げする浜幸水産の新造船・第65欣栄丸

 

 遠洋マグロ漁を主力とする釜石市の浜幸水産(浜川幸雄社長)が新造した大型サンマ漁船・第65欣栄丸(山中東一郎漁労長、17人乗り組み)が21日、母港釜石港に初めてサンマ80トンを水揚げした。わがまちの大型新造サンマ船の水揚げに浜は活気づき、今後に期待した。

 

 同船は8月16日、釜石港から出漁、20日から北海道沖の漁場で操業を続けている。浜幸水産によると、水揚げしたサンマは中型が大半だった。新造サンマ船の母港初水揚げに市場は活気づき、野田武則市長も出向いて祝った。

 

 浜幸水産は創業から80年余り、世界中の海に出漁し、マグロはえ縄漁一筋で日本の食を守ってきた。経営体質強化の一環で、昨年から1隻でサンマ漁に参入した。

 

 四半世紀ぶりに新造した大型サンマ船の第65欣栄丸は最新、ハイテク設備を導入し、運用コストの軽減を具現した。今年は、購入した第58欣栄丸(大崎雅仁漁労長、18人乗り組み)と2隻を加え、サンマ漁の水揚げ拡大を目指している。新たな乗組員の大半は、県内から採用した。

 

 同水産は、新造船での釜石港初水揚げに、「これまでの水揚げは北海道・花咲港が中心だ。漁場との距離など条件が整えば、釜石に揚げたい。漁場はしばらく北海道沖にあり、南下するにしても、先になる」と見込んでいる。サンマ漁は例年、11月末まで続く。

 

(復興釜石新聞 2016年9月28日発行 第524号より)

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