目標達成を今後の飛躍の糧に、釜石シーウェイブス納会・感謝会〜退団・引退選手の前途にエール

復興釜石新聞2020/03/04

退団のあいさつをする星野将利選手(右から2人目)ら退団選手は13人

退団のあいさつをする星野将利選手(右から2人目)ら退団選手は13人

 

 釜石シーウェイブス(SW)RFCの2019年度納会・感謝会は25日、釜石市大町のホテルサンルート釜石で開かれた。選手やサポーターのほか、支援する企業などの関係者ら約150人が出席。本年度限りで退団・引退する選手13人、スタッフ2人の前途にエールを送った。

 

 今季の釜石SWは、初の試みとして行われたトップリーグカップ(TLC)に参戦し2勝3敗。ラグビーワールドカップ(W杯)終了後からスタートしたトップチャレンジ(TC)リーグでは3勝1分け3敗の4位と目標の「トップ4」を達成し、これまでで最高の成績を残した。本年度は、日本ラグビー協会がトップリーグ(TL)に代えて来年秋に立ち上げる新リーグへの参入を目指して取り組む。

 

 納会で小泉嘉明理事長は「W杯で日本ラグビーの立ち位置が明らかになり、今後はトップリーグも変わっていく。SWは今季の目標は達成できたが、今後のチームの方向性を明確にしながら前へ進んでいこう」と呼び掛けた。

 

 今季からチームの指揮を執るスコット・ピアースヘッドコーチ(HC)はシーズンを振り返った上で、「チームとして90%ぐらいの力を出すことができ、何とか目標は達成できた。まだまだ上に行ける」と今後の可能性に期待を託した。

 

 桜庭吉彦ゼネラルマネジャー(GM)は「TCリーグ3年目で、一番いい成績を残すことができた」とした上で、今季限りでチームを離れる選手やスタッフを紹介。新天地での活躍にエールを送った。

 

 退団するメンバーのうち、TLのリコーから移籍して2季プレーした星野将利選手(34)は「10年にわたるTLでの経験をSWで生かそうとしたが、思いを伝えることはなかなか難しかった」と反省。新リーグ参入へ向け、「選手がチームの目指すべき方向性をよく理解し、サポーターと一体となって前へ進むことを願う」と飛躍を託した。

 

 市内の中学校で講師をしながら2季プレーした二宮昂生選手(24)は「教員としてラグビーの指導者になりたい。釜石での経験を今後の財産にしたい」と退団に至った経緯を述べた。

 

 最大のスポンサー企業である日本製鉄釜石の竹内正守総務部長(SW副理事長)は「W杯を通じ、釜石にはラグビーの力が必要と痛感した。釜石に多くの選手が集まり、巣立っていく環境を整えたい」とした上で、「引き続きSWの支援を」と呼び掛けた。

 

退団選手は13人
▽ホラニ龍シオアペラトゥー(PR/18年~)日本製鉄釜石▽水本裕也(PR/14年~)同▽マット・マフィ(HO/18年~)同▽中川亮(HO/16年~)同▽コーリー・トーマス(LO/18年~)同▽高田裕雅(FL/18年~)釜石SW▽ケイン・コテカ(FL/18年~)日本製鉄釜石▽二宮昂生(SH/18年~)甲子中▽村山千里(SH/18年~)小規模多機能ホームやかた▽村田オスカロイド(CTB/16年~)釜石SW▽星野将利(WTB/18年~)日本製鉄釜石▽ユーゲン・フィサー(FB/18年~)同▽コディ・レイ(UB/18年~)同

 

(復興釜石新聞 2020年2月29日発行 第871号より)

 

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