魚河岸テラス・鵜の郷交流館「ホタテ縁日」盛り上がる〜10連休スタート、新施設にぎわう

復興釜石新聞2019/05/09

大きなホタテを釣り上げ大喜び!!=鵜の郷交流館、28日

大きなホタテを釣り上げ大喜び!!=鵜の郷交流館、28日

 

 新天皇の即位と改元による最大10日の大型連休がスタート。4月27日の釜石市内は冷たい雨と低温で冬に逆戻りしたかのような気候となったが、28日は青空が広がり、最高気温も11度台まで回復した。今春オープンした釜石魚河岸にぎわい館「魚河岸テラス」と鵜住居駅前の観光交流拠点施設「鵜の郷(さと)交流館」は初の大型連休を迎え、27、28日にそれぞれ「ホタテ縁日」を開いた。

 

 釜石産のホタテを観光客らにアピールしようと、両館の指定管理者「かまいしDMC」が釜石東部漁協と連携して企画。鈴子町のサン・フィッシュ釜石を加えた3施設で計3240円以上の買い物、食事をした人を対象に縁日券を配布し、3種の“ホタテチャレンジ”を楽しんでもらった。

 

 半球状のざるを放る「輪投げ」と玩具の弓矢を使った「射的」は、それぞれ3回挑戦。ひもとつないだリングで貝をすくい上げる「釣り」は、制限時間30秒内に何枚捕れるかが勝負。老若男女が体験し、歓声を上げた。

 

 野田町の齋藤匠さん(33)一家4人は今春、岩泉町から転入したばかり。秋田県から訪れた妻睦実さん(30)の両親と28日、初めて鵜の郷交流館に足を運んだ。見事、ホタテをゲットした長男駿君(4)は「輪投げポンと釣るの、楽しかった。今日の夕ご飯で食べる」とにこにこ顔。同館の前には、ラグビーワールドカップ(W杯)の会場、釜石鵜住居復興スタジアムも見学した。

 

 睦実さんの父遠藤勇人さん(60)は10月13日の観戦チケットが取れ、「W杯は絶対見たかった。スタジアムも下見し、かなり楽しみ」と声を弾ませた。秋田からは東北横断道を運転し来釜。「昔の仙人峠に比べると本当に快適。新しい道路や施設ができ、復興の進展を感じる」と話した。睦実さんは「連休中、釜石市内をいろいろ回ってみたい」と新天地の生活に期待を膨らませた。

 

 かまいしDMCの河東英宜・取締役事業部長によると、3月23日にオープンした同交流館と津波伝承施設「いのちをつなぐ未来館」の合計来館者数は2万人を突破。同所は三陸沿岸を回るツアーでコースの一つに組み込まれ、全国からの団体客も多い。4月13日オープンの魚河岸テラスも好調で、内陸部から車で訪れる客が後を絶たないという。

 

 「3館とも予想を上回る滑り出し。(縦横の)高速道路や三陸鉄道の開通効果を実感する。今後も市内の他イベントと日程調整しながら、魅力ある企画で誘客につなげられたら」と河東部長。なお、水曜定休の鵜住居の2館は1日も営業する(交流館は一部店舗の休業あり)。

 

(復興釜石新聞 2019年5月1日発行 第787号より)

 

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