スポーツで地域に元気を!功績と活躍たたえ表彰 釜石市民体育賞 さらなる飛躍を期待

各種スポーツで活躍した受賞者と釜石市体育協会関係者ら
スポーツの全国大会や各種大会で優秀な成績を収めた選手や、普及に貢献した指導者らの功績をたたえる釜石市体育協会(小泉嘉明会長)の2025年度市民体育賞表彰状授与式が14日、同市大町の釜石ベイシティホテルで開かれた。20人、7団体が受賞し、出席者が賞状や盾などを受け取った。

釜石市内のホテルで開かれた市民体育賞表彰状授与式
功労賞にはスポーツ振興や選手の育成に尽力した2人と1団体が選ばれた。ラグビーを通じた青少年・次世代の育成に力を注いでいる大畑勇さん(71)は「好きなラグビーを長くやってきただけ」と謙遜しながら、「釜石はラグビーのまちと言われているが、競技人口は少なくなっている。盛り上げる意味でも根っこの部分、小さいうちから競技に触れる機会、場を残し続けたい」と熱く語った。

功労賞を受けた大畑勇さん(右の写真)、釜石SWジュニアの及川勝加さん
大畑さんが校長を務める釜石シーウェイブス(SW)ジュニアは本年度、創立50周年を迎えた。同時に体育賞を受賞し、うれしさは倍増。団体を代表し表彰を受けた、事務局長で指導員の及川勝加(かつのり)さん(58)と晴れやかな笑顔を重ねた。かつて日本選手権7連覇を遂げ「北の鉄人」と称された新日鉄釜石ラグビー部OBらが立ち上げたスクールの活動を脈々と継ぎ、改めて歴史の重みを実感。2人は「ジュニアの子どもたちが、(中学生対象の)アカデミー、高校と競技を続け、ラグビー選手としての活躍につながるよう指導し支えたい」と思いも重ね合わせた。
奨励賞は、選手18人と6団体を選出。自転車競技のBMX(バイシクルモトクロス)で活躍する越野杏音さん(小佐野小5年)は「励みになる」とはにかんだ。JOCジュニアオリンピックカップBMXレーシングの女子11~12歳の部で優勝。全日本選手権でも2位に入るなどしており、オーストラリアで開催されるワールド大会への出場切符を持つ。今年10月には大船渡市で全日本選手権の開催が予定され、やる気は上昇中。「優勝する」と目の奥を光らせた。

奨励賞の受賞を喜ぶ越野杏音さん(右)、同級生の住久悠仁さん
岩手県内の各種相撲大会で優勝を重ねている住久悠仁さん(同)は「この場所(体育賞の表彰の場)に来れてうれしい」と素直に喜ぶ。相撲の魅力は「一対一の体のぶつかり合い」で、今年の目標は「わんぱく相撲盛岡場所での3連覇」と「全国大会ベスト8に入ること」。そして「またこの場所に来る」と力を込めた。

緊張した面持ちで式に臨む受賞者ら

小泉嘉明会長から表彰状を受け取る受賞者
受賞者を代表し、第42回岩手県小学生バレーボール育成大会女子の部で優勝した栗林ラビーバレーボールスポーツ少年団の金野歩海主将(鵜住居小6年)が謝辞。この優勝が目標としていた全国大会出場につながり、「今までに経験したことのないレベルの場所だった。『全国で1勝』という目標は達成できなかったが、1番楽しい試合ができた」と感激を振り返った。「表彰は苦しい時も支え合い、必死に頑張ってきたみんなの努力の成果」と強調し、「素晴らしい賞をありがとうございます」と胸を張った。

受賞者を代表して金野歩海さん(左)が謝辞を述べた
小泉会長は「皆さんは元気にはつらつと活動するスポーツを通して社会をつくっているのだと思う。練習をいっぱいして、物事を考えてさらに成長を。そして、これからも自分を磨きながら、スポーツの輪を広げてほしい」と激励した。
大畑さん、釜石SWジュニア、越野さん、住久さん、栗林ラビーを除いた受賞者は次の通り。
■功労賞
▽バウンドテニス=長柴チヨさん(83)
■奨励賞
【個人】
▽卓球=安久津吉延さん(85)
▽レスリング=岩﨑大輔さん(39)、岩﨑花乃さん(鵜住居小4年)
▽空手道=藤原凪さん(鵜住居小5年)、川崎煌聖さん(釜石東中1年)、阿部汰星さん(双葉小2年)、柏統利さん(平田小2年)、照井陽己さん(同3年)、阿部希彩さん(双葉小5年)、木村有那さん(大平中1年)、照井心陽さん(同3年)、松坂優利さん(小佐野小1年)、藤元来珠さん(平田小3年)、髙橋愛里さん(釜石高3年)
▽相撲=荒屋和成さん(甲子中2年)
▽ボクシング=菊地瑠衣さん(釜石高3年)
【団体】
▽弓道=釜石弓道会
▽スポーツ雪合戦=ウル虎セブン
▽空手道=釜石高男子空手道部、同女子空手道部
▽ボクシング=釜石高ボクシング部

釜石新聞NewS
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