おでんせ釜石

釜石市について

釜石市東部地区 全景

 

釜石市は、都道府県では北海道に次ぐ広い面積を持つ岩手県の南東部に位置し、青森県南部から宮城県北部に至る「三陸復興国立公園」のちょうど中心部にあたります。寒流の千島海流と暖流の日本海流が交わる世界三大漁場の1つ北西太平洋漁場の一角を為す三陸沖に面しており、海岸沿いは小さな入り江と起伏が続くリアス式海岸が一面に広がり、この地域特有の景観を作り上げています。

 

日本で初めて西洋式高炉が建造され鉄鉱石製錬による出銑に成功し、国内初の製鉄所が操業を開始したのも釜石で、「日本の近代製鉄発祥の地」としても知られています。2015年には、市内西部に現存する橋野高炉跡、鉄鉱石の採掘場跡、運搬路跡などの関連資産と共に「明治日本の産業革命遺産」の構成資産として、ユネスコ世界遺産への登録が期待されています。

 

ラグビーのまちとしても広く知られており、全国社会人ラグビーフットボール大会において、前人未到の7連覇を果たした新日鉄釜石ラグビー部の活躍は、”北の鉄人”という愛称とともに日本のラグビー史に刻まれています。長らく景気低迷によりラグビー部が廃部となってからは、市民クラブ「釜石シーウェイブスRFC」がそのDNAを引き継ぎ、トップリーグ昇格を目指して奮闘を続けています。釜石市は、2019年に日本で開催されるラグビーワールドカップの開催地の1つにも選定されました。

 

2011年3月11日に発生した東日本大震災では、釜石市も津波による未曾有の被害を受けました。地域の産業や文化、人々の営みや暮らしの再建と復興を目指し歩み始めています。

 

「おでんせ」とは、岩手県に広く伝わる方言で、”おいでください”という意味です。市内で古くから祝いの席などで唄われている「釜石小唄」でも印象的に使われているフレーズです。鉄と魚とラグビーのまち釜石にぜひとも一度はおでんせ。