釜石市初の国際交流員、豪州からハラムズさん着任〜ラグビーW杯見据え

2016/08/12|カテゴリー:復興釜石新聞 地域

国際交流員として着任したエミリー・ハラムズさん

国際交流員として着任したエミリー・ハラムズさん

 

 釜石市初となる国際交流員として、オーストラリア出身のエミリー・ハラムズさん(24)が着任した。1日、市役所で野田武則市長から辞令を受け取り、「市民と仲良くなり、国際交流を進めたい。楽しく仕事をしたい」などと抱負を語った。

 

 3年後のラグビーワールドカップ(W杯)釜石開催を見据えた対応で、市は外国人の受け入れ態勢の強化などへの貢献を期待。野田市長は「釜石と世界をつなぐ懸け橋になってほしい。不自由なく楽しく試合を観戦し、釜石の歴史や自然に触れる環境を整える取り組みの先頭に立ってもらえれば。遠慮なくトライしてほしい」と歓迎した。

 

 ハラムズさんは首都キャンベラ出身。オーストラリア国立大学では日本語、北東アジア学を専攻し、昨年卒業した。学生時代に関西大(大阪府)へ1年間の留学経験があり、日本語も堪能。

 

 オーストラリアでは日本のアニメ、マンガなどが人気で、「日本は近く、政治的に良い関係があり、日本語を学ぶ人が多い」とハラムズさん。中学生の頃から授業の一環で日本語の勉強を始めた。修学旅行で福井県などを訪れ、日本の文化、歴史、伝統などにも興味を持ったという。

 

 釜石に赴任し、世界遺産橋野鉄鉱山の見学や市内の飲食店にも立ち寄ってみて、「美しい自然を見て感動。人もすごく優しい。世界の人にすてきな釜石を伝えたい」と意欲を高める。テニスや水泳に親しみ、さまざまなスポーツの観戦も好きだといい、「もちろんオーストラリア人としてラグビーも好き」と笑顔を見せる。

 

 非常勤職員としてラグビーW杯2019推進室と総合政策課オープンシティ推進室に兼務として配属。外国人の受け入れ環境のコーディネート支援、英語ボランティアの育成、市民や職員への英語研修などを担当する。

 

 国際交流員の採用は、外国語指導助手らを仲介する外国青年招致事業(JETプログラム)を活用。任期は1年で、最長5年まで更新できる。

 

(復興釜石新聞 2016年8月6日発行 第510号より)

 

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