釜石中学校 歌を絆に 心の復興〜あんべ光俊さん ふるさとの後輩にエール、東北希望コンサート

2016/06/28|カテゴリー:復興釜石新聞 文化・教育

釜石中で開かれた「東北希望コンサート」

釜石中で開かれた「東北希望コンサート」。生徒らはあんべ光俊さんと一緒に歌を楽しんだ

 

 音楽の力で被災地の子どもたちの心の復興を応援する「歌を絆に~東北希望コンサート」(同実行委主催)が17日、釜石中(川崎一弘校長、347人)で開かれた。全校生徒のほか、地域住民ら約40人も招待。釜石市出身のシンガー・ソングライターあんべ光俊さんがギターの弾き語りで歌声を届けた。

 

 あんべさんは自身が作詞作曲した同校の校歌「心に翼」や「力は無限大」「トビウオ」などを披露した。「予定」という曲は”熊本・釜石に帰ったら”バージョンにアレンジ。共に被災地となった熊本県の光景や、生徒が地元釜石に帰ってからやりたいことを歌詞にして生徒と一緒に熱唱した。

 

「スクラム組んで仲間とともに歩んでほしい」と古里の後輩たちを激励するあんべさん

「スクラム組んで仲間とともに歩んでほしい」と古里の後輩たちを激励するあんべさん

 

 お礼として生徒は「道」を合唱。歌声を聴いたあんべさんは「古里の後輩たちがどんなことがあっても歩んでいく姿が見えた。ありがとう。被災地はみんないろんなことで頑張っている。音楽で応援していきたい」と語りかけた。

 

 音楽や体を動かすことが好きという藤原和(のどか)さん(2年)は「あんべさんは気さくな方で、一緒に歌えて楽しかった。自分たちで考えた歌詞や校歌を大人になって釜石を思う時に思い出せたらいいなと思う」と笑顔を見せた。

 

 同コンサートは東日本大震災の被災3県のラジオ局などが中心となって2012年5月から被災地の小中学校で開いてきた。今回はちょうど50回目。このコンサートの模様はIBC岩手放送で7月23、30、8月6日の3週にわたって放送する予定。

 

(復興釜石新聞 2016年6月22日発行 第497号より)

 

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