釜石高甲子園出場後援会、選手の健闘たたえ解散〜支援の募金、目標上回る

2016/06/09|カテゴリー:復興釜石新聞 スポーツ

釜石高甲子園出場後援会解散

釜石高甲子園出場後援会の総会で、支援に感謝を述べる佐々木偉彦監督

 

 第88回選抜高校野球大会に21世紀枠で出場した釜石高野球部の甲子園出場後援会(会長・神林知明同窓会長)は5月31日に総会を開き、解散した。20年ぶりに土を踏んだ甲子園で悲願の初勝利。支援の募金などにも目標を大きく上回る8700万円余りが寄せられた。後援会の関係者は「多くの方々に夢と希望をもたらすことができた」と釜高ナインの健闘をたたえた。

 

 ホテルサンルート釜石で開かれた総会には名誉会長の野田武則市長ら10人が出席。神林会長は「甲子園に勝利の校歌が響き渡ったのが何よりの感激。本日をもって後援会を閉じさせていただく」とあいさつした。

 

 佐々木偉彦監督は「選手が笑顔でプレーできたのは、みなさんの支援のおかげ」と感謝しつつ、「連続出場は難しいと言われるが、今後もチャンスはあると思っている」。小谷地太郎部長は「戸惑うことも多かったが、選手はプレーに集中し1勝することができた。夏にまた甲子園に帰りたいと取り組んでいる」と、さらなる支援を求めた。

 

 同後援会はセンバツ出場決定後の1月30日に設立。遠征や応援費などととして6千万円を目標に掲げ、全国に約3万人いる同窓生を中心に支援の募金を呼びかけた。

 

 事務局がまとめた中間報告によると、企業や団体、同窓生、野球部OB会などから6640万円余りの寄付があった。これに自治体や高野連の補助などを加え、収入は8730万円余りに上った。これら支援金は、愛知県東海市で行った合宿など選手派遣費や甲子園での2試合にわたる応援費、選手の用具費などとして活用。今後は記念誌の発行や寄付者への記念品発送費に充てるほか、20年前の甲子園初出場時に整備した屋内練習場の修繕費などとして活用する。

 

(復興釜石新聞 2016年6月4日発行 第492号より)

 

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