釜石商議所青年部創立30周年、釜石PITで記念式典〜復興まちづくり決意新たに

2016/01/26|カテゴリー:復興釜石新聞 産業・経済

青年部OBも多数出席し、経済人としてまちづくりに貢献することへ意欲を高めた記念式典

青年部OBも多数出席し、経済人としてまちづくりに貢献することへ意欲を高めた記念式典

 

 釜石商工会議所青年部(石田英人会長、会員25人)の創立30周年記念式典が16日、釜石市大町の釜石情報交流センター多目的集会室「釜石PIT」で開かれた。市内の各種団体の代表、岩手、秋田両県の商議所青年部会員ら約100人が出席。祝福を受けた釜石の部会員は、関係団体と連携し復興まちづくりの力となるべく、決意を新たにした。

 

 震災犠牲者に黙とうした後、開式。石田会長(51)=石田モーター=は「復興には多くの課題がある。会員が切磋琢磨(せっさたくま)し力を合わせることで、地域の役に立ちたい」とあいさつ。親会の釜石商議所、山崎長也会頭は「若い情熱と英知、行動力は新たな釜石を築いていく大きな原動力。リーダーシップを発揮し地域づくりに貢献してほしい」と青年部に期待した。

 

 釜石商議所青年部は1985年3月に県内6番目の青年部として創立。経営基盤強化、地域経済活性化などを目指し、研修や交流、地域貢献活動を展開してきた。岩手、秋田の12のまちをつなぐ「北緯40度Bライン連携軸推進協議会」設立に尽力。この横軸連携で横手市のかまくらを釜石に出前するイベントが企画され、現在の冬の味覚まつりに継承されている。市内の家庭や支援学校を訪問するチャリティーサンタ活動、イベント出店などにも精力的に取り組んできた。

 

 式典では第20代(2005年度)から29代(14年度)までの歴代会長7人に感謝状を贈った。謝辞に立った20代会長の鈴木久さん(58)=アイ・デン=は最近10年間の釜石の動きを振り返った上で、「豊かな郷土のため、夢や無限の力を信じ今後の活動を推進していってほしい」と後輩にエールを送った。

 

30周年にあたり感謝状を贈呈された歴代会長ら

30周年にあたり感謝状を贈呈された歴代会長ら

 

 震災では青年部の多くの会員が被災し、1人が犠牲になった。「震災以降、事業所の再建など会員は本当に忙しく、青年部活動の時間がなかなか取れなかったが、何とか30周年を迎えられた」と石田会長。自身も会社と自宅が津波で流され、苦労の末、再建に至った。今後、青年部の卒業も迎えることから、「今年は国体もある。いろいろ関わっていく部分があるだろう。若いメンバーに一層頑張ってもらいたい」と願った。

 

 感謝状を贈呈された21~29代の会長は次の通り。
 ▽21、22代=木村敏文(木村架設工業)▽23代=小鯖利弘(小鯖船舶工業)▽24、29代=石田英人(石田モーター)▽25代=見世研一(見世社会保険労務士行政書士事務所)▽26代=沼里勇弘(沼里建設)▽27、28代=伊東公一(松草塗装工業)

 

(復興釜石新聞 2016年1月20日発行 第454号より)

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